2018年11月、心身ともに限界を迎え療養に専念するためSNSで活動休止を発表したグアテマラ出身のDJ/プロデューサー、Carnage。
活動休止して約3ヶ月半が経った2019年2月26日、SNSに“THANK YOU FOR EVERYTHGING”というメッセージとともに活動復帰する旨を伝えた動画を投稿し、同時にアメリカ・ヨーロッパ各国を回る「The Reincarnation of Carnage」ツアーも発表しました!
また今回のツアーで回る国や場所をアメリカのポピュラー歌手、Frank Sinatraの名曲“My Way”に載せて発表。
name the city/country and I’ll be there…. gordo is back. pic.twitter.com/Jbz1dbbydp
— CARNAGE (@djcarnage) 2019年2月28日
まず3月15日(金)にアメリカ・オースティンのStubb’sで開催されるSXSWにて自身のショーケース「HEAVYWEIGHT ROYAL RUMBLE」を披露します。
「HEAVYWEIGHT ROYAL RUMBLE」にはSoulja BoyやLil Mosey, Young Nudy, Calboy 147, NLE Choppaなど多数のラッパーがスペシャルゲストとして登場。
その後、カリフォルニアやマイアミ、ヨーロッパ各国の合計16箇所を3月から7月にかけて回るツアーとなっています。
さらにツアー初日の3月15日(金)、新曲“Letting People Go”もリリースすることを発表しました!
2018年8月にリリースした“El Diablo”ぶりとなる新曲になりますが、今回の新曲は今までとはまるで違うスタイルとなっているとのこと。
Carnageが新曲“Letting People Go”に関して、そして今の自分を形成してくれたアーティストたちに向けた感謝の気持ちを伝えているので下にまとめてみました。
音楽のスタイルをまるっきり変えて次のステップへ移る準備が出来たんだ。今週の金曜日にリリースするPrinze Georgeを迎えた新曲”Letting People Go“をもって更なる飛躍を遂げることになる。この曲は今まで作った曲のなかでも特に気に入った出来になっているから、みんなも気に入ってくれると嬉しいな。そして今の自分を作り上げる手助けをしてくれたみんなには心から感謝している。
まずA-Trakはシカゴのドリル・ミュージックとフェスティバル・トラップのミックスを教えてくれた。
Borgoreは自分はビッグルームを作りたいのにみんな自分に対してトラップミュージックを求めているときも後押ししてくれた。
Tiestoは”Krakatoa”を(Musical Freedomから)リリースさせてくれたおかげで、ハードハウスをメインストリームに持ち込む手助けをしてくれた。Carnage & Junkie Kid – Krakatoa (Original Mix)
Erick Morilloは2014年頃テックハウスについて学んでいたときに気を掛けてサポートしてくれたおかげで、一緒に”Let the Freak Out”をリリースすることができた。ありがとう。
Carnage, Erick Morillo & Harry Romero feat. Mr. V – Let the Freak Out (Official Video)
Coach K(Migosのレーベル、Quality Controlのボスの1人)は自分のビジョンを信じて、Migosとコラボした”Bricks”で音楽のスタイルを変更したときもやり方に賛同してくれて本当にありがとう。この曲は大きなジャンルの壁をぶっ壊した1曲だと感じているよ。
Carnage feat. Migos – Bricks (Official Video) [Explicit]
Timmy Trumpetはクレイジーなアイデアを受け入れてくれてありがとう。一緒にサイトランスを作ろうって話したときのことは今でも覚えているよ。はじめは色んな非難も沢山受けてきたけどいつだってサポートしてくれたね。あれから3年、今や世界中の色んなフェスのメインステージでサイトランスを聴かない日はないよ。これも全部君がチャンスをくれたおかげだよ、Timmy。
Carnage x Timmy Trumpet – PSY or DIE (Official Music Video)
ここで言いたいことは、みんなもリスクを負ってでも思い切って冒険をして欲しいということ。他人の意見なんかで自分の人生は決めないで、自分がやりたい事を好きなだけして欲しい。それが正しいのか正しくないのかなんて決して分からないんだから。
これまでドリル・ミュージックやトラップ、テックハウス、ヒップホップ、サイトランスと色んなスタイルに挑戦してきたCarnageの新曲“Letting People Go”はアメリカのシンセポップ・トリオ、Prinze Georgeをフィーチャーしていることから、今まで挑戦したことのなかった全く新しいサウンドになっていることが予想されます!
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