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Mike Williamsも推すフューチャー・ハウス界の期待の新人、Dastic(ダスティック)とは!

Mike Williamsも推すフューチャー・ハウス界の期待の新人、Dastic(ダスティック)とは!

本日は、フューチャー・ハウスシーンの期待の新人、Dastic(ダスティック)について紹介したいと思います!

情報がまだ少ないのですがどうしてもMNNが紹介したかったDJでもあります!

そのためいつもより短めの記事ではありますが、是非彼のことを覚えて帰ってください!笑

Dasticとは

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Dastic(ダスティック)とは、オランダ出身のDJ / プロデューサーです。

本名はDamian Bast(ダミアン・バスト)といい現在19歳(2016年11月時点)で、Damian Bastから「Dast」を抜きだし、「ic」を付けて「Dastic」としています。

幼い頃から音楽への好奇心が盛んだったDasticは、10代半ばには自分の曲のプロデュースを開始。

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自分の納得のいく美しいサウンドを追求すべく、メロディックなフューチャーハウスにスイートなヴォーカルを掛け合わせたサウンドが特徴となっています!

彼のユニークなサウンドは音楽に対する情熱と音楽をひとつのジャンルで定義したくないという考えから生まれているのです。

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14歳のときに地元のクラブで初めてDJのプレイを目の当たりにして「自分がしたいのはコレだ!」と直感的に思ったというDastic。

音楽製作ソフトのFL Studioを使ってプロデュースしたり、未成年も参加できるイベントで実際にプレイしたりしていたところ、オランダ出身のDJ、Mike Williams(マイク・ウィリアムス)と偶然出会い、彼から注目されたのがきっかけです。

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>>>Tiësto激推し!次確実にくるDJと言われるMike Williams(マイク・ウィリアムス)とは!

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確かにMike WilliamsとDasticは2人ともフューチャーハウスを得意としており、何かサウンドも似たものを感じます!

Mike Williams – Take Me Down (Official Video)

2016年はじめにEDMの最大手レーベルの「Spinnin’ Records」と実力者ばかりを揃えるアーティストマネジメント会社「MusicAllStars Management」と契約したDasticは、「Spinnin’ Records」から“Go Home”をリリース。

Dastic – Go Home

この曲は、Spotifyで60万回以上のストリーミング、YouTubeでも43万回以上の再生回数を記録!

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またTiësto(ティエスト), Oliver Heldens(オリバー・ヘルデンス), Don Diablo(ドン・ディアブロ), Dillon Francis(ディロン・フランシス), Dimiti Vegas & Like Mike(ディミトリ・ベガス&ライク)など多くのトップDJたちからもサポートを受け、彼のデビューシングルにして大ヒット曲となりました!

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2016年にはSpinnin’所属のアーティストのひとりとして初めてADE(アムステルダム・ダンス・イベント)にも出演し、会場につくられた「Spinnin’ Pop Up Store」で多くのファンと触れ合いました。

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そのほかにもMike WiliamsやMesto(メスト), Justin Mylo(ジャスティン・マイロ)らの紹介で地元オランダのフェスやイベントにもいくつか出演し、2017年の1月28日にはペルーで行われるSomnium 2017-Ayacuchoでプレイすることが決まっています!

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このように10代にしてすでに数多くのアーティストたちから注目されているのです!

コラボしたいアーティストとしてMestoの名前を挙げていますが、これはMNN的にも実現して欲しいです!!

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Spinnin’ Recordsからの2作目もオススメ!

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Spinnin’ Recordsからの1作目“Go Home”は大ヒットしましたが、2作目も好調な売れ行きです!

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2作目であるCadeとのコラボ曲“Let Me Love You”はR&Bシンガー、Mario(マリオ)の同タイトル曲をサンプリングした耳当たりの良いナンバーに仕上がっています!

Dastic featuring CADE – Let Me Love You (OUT NOW)

この“Let Me Love You”ですが、ある日友人とドライブしながらMario(マリオ)の“Let Me Love you”を聴いていたというDastic。

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Mario – Let Me Love You (Official Music Video)

そのとき「今すぐにこのリメイクを作りたい!」と思いそのまま車でスタジオへ直行し、1時間足らずでサウンドを作り上げたそうです。

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その数ヵ月後にアメリカ出身で現在19歳のシンガーソングライター、Cade(ケイド)のヴォーカルを入れ完成しました。

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この曲はいつもとは全く違ったサウンドを作りたいと思って臨んだそうで、今までの自分のサウンドになかった完全に新しいスタイルの1曲と言えるそうです。

現在、LAにてPVの撮影中とのことで公開が楽しみです!

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最近は、昔の曲(特にR&Bやヒップホップ)をよく聴いており、ハウスミュージックとは全く違ったジャンルの曲を聴くことでインスパイアを受けるとのこと。

そういった曲のサンプルから新しい曲のアイデアが沸いてくるそうで、今後もシンガーソングライターやミュージシャンたちとコラボして自分の曲にポップな要素を入れていきたいと語っています。

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ちなみにお気に入りだというMatomaとBecky Hillの“False Alarm”も聴いてみて下さい!

Matoma & Becky Hill – False Alarm [Official Music Video]

今後の目標とプロデューサーを目指す人たちへメッセージ!

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Dasticはいつか世界の人気DJランキング「DJ Mag TOP 100 DJs」にランクインすることがひとつの夢だそうですが、なにより自分の音楽で人々を楽しませることができたら自分にとっても大きな喜びとのこと。

今後の目標について、「どんどんフレッシュな音楽を作り、世界各地のクラブやフェスでプレイして、自分の曲でひとりでも多くの人々を笑顔にしダンスさせること」と語っており明確なビジョンを持っています!

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「もし音楽の方向に進んでいなかったら今頃何になっていたか。」という質問に対して「“Music is everything to me, I don’t see myself doing something that is not music related I think.”(音楽は自分とっての全てで、音楽以外のことをするのは一切考えられない)」と語るほど音楽一筋。

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今までで最も印象的な経験について、Spinnin’ Recordsと契約して曲を出したときとだと語っており、Spinnin’ Recordsのジャケットに自分の名前が書かれているのを見て感動したそうです。

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現在プロデューサーを目指している人達へのアドバイスとして、「自分が気に入ったサウンドを作り、他の人がしていないことをするのが大事。自分だけのスタイルを見つけるのは本当に難しいと思うけど、音楽において失敗というのはないから時間をかけてでも色んなことを試して欲しい。」と述べています。

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DJ Mag JapanにもDasticのインタビュー記事が特集されており、日本のファンに向けたメッセージ等も掲載されているのでこちらも是非読んでみて下さい!

>>>DJ Mag Japan独占インタビュー:Dastic

Dasticのオススメ曲

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Dastic – Go Home

Dastic – Go Home

上でも説明しましたが、「Spinnin’ Records」から出した1発目の曲にしてヒットを記録したナンバー。

ソウルフルなピアノのコードに陽気なエレクトロビートとキャッチーな女性ヴォーカルがマッチしています!

Dastic featuring CADE – Let Me Love You

Dastic featuring CADE – Let Me Love You (OUT NOW)

アメリカ・フロリダ出身の若手シンガー、Cade(ケイド)をフィーチャーしたナンバー。

R&Bシンガー、Mario(マリオ)の名曲“Let Me Love You”をサンプリングしているのですが、CADEの美しいヴォーカルを迎えスイートでモダンなサウンドにアレンジされています!

R&Bの“Let Me Love You”が好きだった人とってはかなり嬉しいリワークなのではないでしょうか!

Mike Williams & Dastic – Candy

Mike Williams & Dastic – Candy (Original Mix)

オランダ出身のDJ、Mike Williams(マイク・ウィリアムス)とのコラボ・ナンバー。

フューチャー・ハウスとバウンスを良いバランスで保っており、リズミカルなサウンドに思わず飛び跳ねたくなっちゃいます!

Kyfra & Dastic – Magic

Kyfra & Dastic – Magic (Official Music Video)

アメリカ出身のDJ、Kyfraとのコラボ・ナンバー。

キラキラしたアップリフティングなシンセと魅惑的なビートが心地よいのですが、ドロップには力強さが宿っていてそのギャップに思わずやられます!

Jay Hardway – Electric Elephants(Dastic Edit)

Jay Hardway – Electric Elephants (Dastic Edit)

オランダ出身のDJ、Jay Hardway(ジェイ・ハードウェイ)のナンバーをリミックスしているのですが、Avicii(アヴィチー)とNicky Romero(ニッキー・ロメロ)の“I Could Be The One”のヴォーカル部分も混ぜ合わせています!

Avicii vs Nicky Romero – I Could Be The One (Nicktim)

このフューチャーハウス・リミックス、MNNは大好きです!

Years & Years – Desire (Dastic Bootleg)

Years & Years – Desire (Dastic Bootleg)

イギリス、オーストラリア、トルコ出身のエレクトロニカバンド、Years & Years(イヤーズ&イヤーズ)のナンバーをブートレグしています。

軽快なオリジナルのサウンドをシックなドロップが光るフューチャーハウスにアレンジしています!

Years & Years – Desire

 

The Chainsmokers ft. Siren – Kanye (Dastic Future Mix)

https://www.youtube.com/watch?v=WNuyIC0volw

アメリカ出身のEDMデュオ、The Chainsmokers(ザ・チェーンスモーカーズ)のナンバーもリミックスしています。

いつものDasticのフューチャーハウスサウンドとはちょっぴり違ったテイストとなっていて、聴いていて元気が湧いてくるようなリズミカルさが良いですね!

Jelle Slump – Dreams (Dastic Edit)

Jelle Slump – Dreams (Dastic Edit)

現在17歳のオランダ出身のDJ、Jelle Slump(ジェル・スランプ)のナンバーのエディットにも携わっています。

オリジナルとそこまで大きく変わらないですが、ドロップにさらに自分の音を加えたといった感じですかね。

Jelle Slump – Dreams

おわりに

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いかがでしたか。

Dastic(ダスティック)は次の世代を担う人物になりますので、是非覚えておいて下さい。

Dastic(ダスティック)含め、フューチャー・ハウスシーンは若くて有能な人材がたくさんいて今後が楽しみです!

これからも彼のFandastic(ファンタスティック)な曲がリリースされたら、MNNのTwitter等でも随時紹介していきたいと思います!

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