本日はMike Williams(マイク・ウィリアムス)やDastic(ダスティック), Mesto(メスト),Justin Mylo(ジャスティン・マイロ)といったフューチャーハウスが好きな方にオススメのアーティストを紹介したいと思います。
そう、彼の名前はBrooks(ブルックス)!
まだ知名度は決して高いとは言えませんが、今後確実に人気が出てくるとMNNは確信しているので今回取り上げてみました!
まだ彼に関する情報が極めて少なくボリュームは少なめですが、この記事で少しでもBrooks(ブルックス)の良さを分かっていただけたら幸いです。
目次
- 1 Brooksとは
- 2 Martin Garrixとのコラボの可能性もアリ!?
- 3 Breathe Carolinaとのコラボ曲も近々リリース!?
- 4 Brooksのオススメ曲
- 4.1 Martin Garrix & Brooks – Byte
- 4.2 Bassjackers & Brooks – Alamo
- 4.3 Bassjackers & Brooks – Joyride
- 4.4 Jonas Aden & Brooks – Take Me Away
- 4.5 Brooks – Make Your Move
- 4.6 Brooks – Hold It Down (ft. Micah Martin)
- 4.7 Brooks – If Only I Could
- 4.8 Fifth Harmony ft. Ty Dolla $ign – Work From Home (Brooks Remix)
- 4.9 IZECOLD ft. Molly Ann – Close (Brooks Remix)
- 4.10 Morgan Page ft. Angelika Vee – Safe Till Tomorrow (Brooks Remix)
- 5 おわりに
Brooksとは
Brooks(ブルックス)とは、オランダ出身のDJ / プロデューサーです。
本名はThijs Westbroekといい、2016年の4月15日に21歳の誕生日を迎えていたので現在(この記事を書いた2017年3月17日)も21歳です。
オランダで生まれオランダで育ったBrooksは、Nederlandse Pop Academie(オランダポップ・アカデミー)という芸術部門を得意とする有名な大学出身ということで、そこでDJやプロデューサーになるための知識を学びました。
そして現在「2-Dutch」というオランダのレーベル且つ音楽グループに所属する期待の新人なのです!
ちなみにこの「2-Dutch」にはShowtek(ショーテック)やSTADIUMX(スタディアムエックス), Tom Swoon(トム・スウーン), Daddy’s Groove(ダディーズ・グルーヴ), Felguk(フェルグク)などが所属しており、彼らのマネージメントやブッキングなどを行っています。
彼は独自のフューチャハウスサウンドで有名ですが、リズミカルなエレクトロハウスやメロディックなビッグルームも作れるため今後の伸びしろは未知数です!
Brooksが注目され始めたきっかけは、ドイツ出身のDJ、Azzido Da Bassの“50.000 Watts”のリミックスを手掛けたことに始まります。
彼にとって初の公式リリース曲ともなったこの曲は、いきなりFedde Le Grand(フェデ・ル・グランド)やQuintino(クインティーノ), Dimitri Vegas & Like Mike(ディミトリ・ベガス&ライク・マイク)といったトップDJたちからサポート!
それだけでなくPoint Blvnkのレーベル、Pyro Recordsのチャートでは3位にランクインし、Beatportの「10 Must Hear Club Tracls(絶対にチェックすべきクラブナンバー10曲)」にも選ばれたのです!
同じくオランダ生まれの人気デュオ、Showtek(ショーテック)もまたこの曲をサポートした人物のひとりで、当時“Booyah”を出して人気絶頂だった彼らがBeatport上で付けたランキングにも入れていました。
さらに本人たちからこの“Booyah”の公式リミックスの依頼を受けて制作すると、リリースで1日も経たずに再生回数1万回を突破、1週間で10万回の再生回数を突破したことで話題になりました!
Showtek
価格: 200円posted with sticky on 2017.3.17
これらのリミックスによってShowtekから一目置かれたBrooksは、ついには彼らが参加したイベントのサポートアクトとして招かれ一緒にプレイするまでに話は発展!
しかもこのShowtekと共演したイベントが人生初のギグだったそうです!
“Booyah”だけでなく“Cannonball (Earthquake)”や“Sun Goes Down”のリミックスも手掛け、Showtekのレーベル「Skink Records」や「Spinnin’ Records」からリリース。
デヴィッド・ゲッタ & Showtek
価格: 200円posted with sticky on 2017.3.17
その後もShowtekのイベントに何度も出演するなど、とても可愛がられているのが分かります!
もちろんShowtekだけでなくスイス出身のDJ Antoine(アントワーヌ)の“Crazy World”のリミックスなど多くのDJたちからリミックスのオファーを受けるなど、彼のリミックスセンスは各方面から高い評価を受けています!
人気音楽雑誌「Clublife Magazine」などメディアでも取り上げられ、母国オランダのクラブやHome-town Festivalといったフェスにも出演し、2014年にイギリスのクラブ、Lush!においてBrooksメインのイベントが開催されました。
2015年には自身初のオリジナルナンバーとなるオランダ出身のデュオ、Multiplayersとコラボした“Get Down”をDeal Recordsからリリース。
この曲は「Hardwell On Air」でもかけられ、Hardwell(ハードウェル)からのサポートを受けました!
そして同年、オランダ出身の人気デュオ、Bassjackers(ベースジャッカーズ)とコラボした“Alamo”で一気に大ブレイク!
HardwellはじめMartin GarrixやAfrojack, Nicky Romeroなど蒼々たるメンツに絶大なサポートを受け、YouTube再生回数は2,3日で50万回を突破、「1001tracklists」のランキングでは堂々の1位を獲得したのです!
同じく2015年、ドイツで4日間に渡って開催されるEDMフェス、Open Beatz Anthem 2015に出演し、このフェスのアンセムソングになったGigo’n’Migoの“Stand By You”のリミックスも手掛けたり、イビサ島のクラブからも出演オファーがかかったりと活躍の幅をグンと広げました!
そして2015年の11月、「Future House Music」と契約し、“Pinball”をリリース!
※「Future House Music」とは2014年にできたその名の通りフューチャーハウスに特化したチームで、2016年からレーベルとしても機能し、専用のSoundCloudページやYouTubeページから曲を配信、またツアーやイベントも開催しています。
最初に「2-Dutch」の期待の新人といいましたが、この「2-Dutch」とは2016年に契約し「2-Dutch」にとっても1発目のリリース曲となる“Make Your Move”を発表。
この曲はSpotifyのチャートで12位を記録し、David Guetta(デヴィッド・ゲッタ)やDon Diablo(ドン・ディアブロ), Oliver Heldens(オリヴァー・ヘルデンス)などにサポートされすでに数百万回再生されています。
その後もBlasterjaxx(ブラスタージャックス)やQuintino(クインティーノ), Tom Swoon(トム・スウーン), Yves V(イヴ・ヴィー)らにサポートされた“Hold It Down”含め、「Future House Music」からオリジナルからリミックスまで立て続けにリリース!
2016年にはBassjackersとは3万人規模のフェスで一緒にプレイしたこともあり、ヨーロッパのフェスやクラブを中心にすでに先までスケジュールがいっぱい。
海外の人気EDMサイト「YOUR EDM」が選んだ、“Top 40 Artists To Watch in 2017(2017年注目すべきアーティスト40人)”でBrooksの名前も挙がっています!
その他39人は以下の通りとなっています。
Slushii(スラッシー) | Joyryde(ジョイライド) | Grey | Goja | DROELOE | Grabbitz | Elohim | Whethan
Rickyxsan | Echos | Ducky | Um.. | Kandy | High Kalliber | Lione | PRXZM
LZRD | Callie Reiff(キャリー・リーフ) | Oolacile | Fatherdude | Myrne | StéLouse | Alon Mor
Point Point | A Boy & A Girl | Subtact | Crankdat | AWAY | Petit Biscuit
Mike Williams(マイク・ウィリアムス) | Hotel Garuda | Brooks(ブルックス) | No Mana | ARMNHMR
※読み仮名を付けているDJはMNNで以前紹介したことのあるアーティストで、リンクから紹介ページに飛べます。
SNSを見る限り、Mike Williams(マイク・ウィリアムス)やMesto(メスト)、Suyanoなどとのコラボも制作しているみたいなので今後の活躍が大いに期待できます!
Martin Garrixとのコラボの可能性もアリ!?
Martin Garrix(マーティン・ギャリックス)はFifth Harmony(フィフス・ハーモニー)の“Work From Home (Brooks Remix)”をTomorrowlandでかけたり、2016年のお気に入りナンバーをミックスした「Year-End Mix」の19曲のなかにも入れました。
“Alamo”などのオリジナルナンバーもサポートしましたし、リリースされたばかりのMartin Garrixの“Scared To Be Lonely”のリミックスも前々からセットでかけたりとBrooksのサウンドを気に入っているのが分かります。
#ScaredToBeLonely remixes OUT NOW!! @musicbybrooks @dubvisionmusic @zndrlng @alpharockmusic @funkinmatt @julienearle https://t.co/LBW50nHH1Z pic.twitter.com/E0eXwOkBfH
— MARTIN GARRIX (@MartinGarrix) March 17, 2017
“Scared To Be Lonely”のリミックスに関しては、Brooksのスタジオに一緒にいる様子をSNSにアップしていましたし、プライベートでも仲が良いみたいです!
また先日、Martin Garrixのレーベル「STMPD RCRDS」と数曲契約したことをSNSで発表!
リリースが待ち遠しいですが、なにより同じオランダ出身で今後も一緒にスタジオ入りする機会も作りやすそうですし、2人のコラボが実現して欲しいですね!
【追記】
その後、念願のMartin Gariixと初のコラボ曲“Byte”がリリースされました!!
Breathe Carolinaとのコラボ曲も近々リリース!?
MNNはEDMの新曲を探すときに「EDM Troop」というYouTubeチャンネルのお世話になることがあります。
このチャンネルはDJのポッドキャストからラジオ番組でのプレイなどとにかく色んなミックスを聴き漁っているため、だいたいリリースの数か月前にIDの詳細が分かったりします!
そこに上がっていたのがBreathe Carolina(ブリーズ・キャリライナ)とBrooksのコラボで、恐らくイギリス出身のプロデュサー、Pillface(ピルフェイス)をフィーチャリングしたという“Heroes”。
https://www.youtube.com/watch?v=-bswn2ZmB9c
もちろんまだ正式にリリースされていないIDですが、2017年の1月にDon Diabloのラジオショー「Hexagon Radio」でかかり、EDMにおいては世界最大級のデータベースを有する「1001 Tracklists」でアーティスト名とタイトルも明かされています。
さらにMesto(メスト)が2016年12月20日にオランダのラジオ「SLAM!」に出演した際に披露したミックスのなかでも使われていました!
「EDM Troop」はリリース1ヶ月を切ると精度はかなり高めですが、数か月も先のIDだと違うこともあって、Breathe CarolinaとBrooksの”Heroes”もはじめは「MestoとのID」として紹介されていました。
https://www.youtube.com/watch?v=SolJoD7nTPs
しかしこの付近のBreathe CarolinaのTwitterをチェックしてみたら見事ヒット!
https://twitter.com/BreatheCarolina/status/811458064037466113
Breathe CarolinaとBrooksのコラボで間違いありません!
MNNの大好きな2組なので名前を見た瞬間テンションが上がりましたが、このドロップのサウンドは中毒性高めでオススメです!
みなさんも是非「EDM Troop」を活用して一足先にIDをチェックしてみて下さい!
Brooksのオススメ曲
Martin Garrix & Brooks – Byte
待ちに待ったMartin Garrixとのコラボ・ナンバー。
Martin Garrixの“Scared To Be Lonely”のリミックスで感じていましたが、この2人のサウンドの相性は抜群です!
メロディアスなメロディとフューチャーバウンスなドロップの組み合わせが最高で、思わず飛び跳ねたくなります!
Bassjackers & Brooks – Alamo
オランダ出身のEDMデュオ、Bassjackers(ベースジャッカーズ)とのコラボ・ナンバー。
この曲はタイトルにもなっていますが、「アラモの戦い(メキシコ共和国軍とテキサス分離独立派の間で行われた戦争)」にインスパイアを受けて作っただけに非常にエキサイティングなエレクトロナンバーとなっています!
現在YouTubeでは1000万回以上再生されている人気曲のひとつです!
Bassjackers & Brooks – Joyride
https://www.youtube.com/watch?v=q_fbOc_eivo
こちらもBassjackers(ベースジャッカーズ)とのコラボ・ナンバー。
2017年3月17日現在はまだ正式にリリースされていませんが、リリース間近の新曲です!
Martin Garrixのラジオショー「STMPD Radio」でBrooksがホストを務めたときにもかけましたが、”Alamo”の雰囲気とはまた違ってFlorian Picassoのスタイルにも近いエレクトロハウスに仕上がっています!
Jonas Aden & Brooks – Take Me Away
ノルウェー出身のDJ、Jonas Aden(ジョナス・アデン)とのコラボ・ナンバー。
曲全体の雰囲気はBrooksらしいフューチャーハウスですが、ドロップはしっかりとJonas Adenのユニークなサウンドが現われています!
この曲はDon Diabloのレーベル、HexagonプレゼンツのEP『GENERATION HEX ADE SAMPLER』に収録されました!
ちなみに2人とも「2-Dutch」所属のアーティストです!
Brooks – Make Your Move
David GuettaやDon Diablo, Oliver Heldensなどなどとにかく色んなDJにサポートされた彼の人気曲のひとつ。
美メロなフューチャバウンスで、よくサンプリングで使われるソウルフルなヴォーカルも素敵です!
若干、ドロップのメロディがMike Williamsの”Sweet & Sour”を彷彿とさせます!笑
Brooks – Hold It Down (ft. Micah Martin)
シンガーのMicah Martin(ミカ・マーティン)をフィーチャリングしたナンバー。
上でも言いましたが、BlasterjaxxやQuintino, Tom Swoon, Yves VらにサポートされたBrooksの代表曲のひとつです!
Brooks – If Only I Could
ドロップはBrooksらしいフューチャーハウスですが、ゴリゴリのフューチャーハウスではなくメロディにビッグルーム要素も入った新たなサウンドに挑戦した1曲です!
キャッチーな女性ヴォーカルも抜群にマッチしています!
Fifth Harmony ft. Ty Dolla $ign – Work From Home (Brooks Remix)
アメリカのガール・グループ、Fifth Harmony(フィフス・ハーモニー)の人気曲をリミックスしています。
この曲は色んなDJたちがフェスやラジオなどでかけまくっていましたし、当時めちゃくちゃヘビロテしたのを覚えています!
Martin GarrixもTomorrowlandでかけていました!
ポップソングはじめどんな曲もBrooks色に変えてしまい、クオリティも高いです!
IZECOLD ft. Molly Ann – Close (Brooks Remix)
オランダ出身のプロデューサー、IZECOLDのナンバーをリミックスしています。
原曲はピアノのメロディが心地よい軽快なフューチャーハウスですが、Brooksが手を加えたことでよりパンチの効いたフューチャーハウスに深海、サウンドに深みが出ました!
Morgan Page ft. Angelika Vee – Safe Till Tomorrow (Brooks Remix)
アメリカ出身のDJ、Morgan Page(モーガン・ページ)のナンバーをリミックスしています。
とくにドロップ部分のエレクトロよりのフューチャーハウスがなんともカッコイイ1曲!
アメリカの女性シンガー、Angelika Vee(アンジェリカ・ヴィー)のヴォーカルもハマっています!
おわりに
いかがでしたか。
Brooks(ブルックス)がどれだけ多くのDJたちにサポートされいるか、そして彼の曲のクオリティの高さが分かりましたでしょうか。
言い方悪いかもしれませんが、彼が作る曲は本当にハズレがありません!
フューチャーハウスが好きな人は絶対に押さえておくべきですが、そうじゃない人も覚えておいて損はないですよ!
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