2018年の「EDC Las Vegas」でパフォーマンスデビューしたThe Binchesをご存知でしょうか。
The Binchesとは、Kayzo, Ookay, Yultron, そしてDotcomの4人によるスーパーグループなのですが、彼らがツアーを行う前に今一度どういったグループなのか、紹介したいと思います!
The Binchesとは
The Binchesとは、上でも述べたようにKayzo, Ookay, Yultron, Dotcomによるユニット。
4人ともアメリカ出身のDJ/プロデューサーで、数年来に渡ってプライベートでも仲の良い友人同士でもあります。(本人たち曰く、友達というより兄弟のような感覚に近いとのこと。)
The Binchesは、今から6年前の2012年にOokayが毎年3月にアメリカで開催されているフェス「South by Southwest」でYultronに会ったときに計画されました。
そこで初めて会った2人は似た考えを持った者同士ということもあってすぐに意気投合し、Ookayがロサンゼルスに引っ越してからも2人は「Roosevelt Hotel」でプールパーティーなどを開いていました。
このプールパーティーは2人以外にKayzoとDotcomも出演しており、Ookayはこのときの雰囲気を「まるでハリウッドにいる気分だった」と形容するほど、それぞれにとって最高に楽しいパーティーだったそうです。
その後4人はみんなロサンゼルスに住んでいたこともあって頻繁に会っていたそうで、ある日、韓国BBQのお店に集まったときにOokayが皆のことを「hey biiiiiiinch」と呼んだことが、グループ名の「The Binches」に由来しているのだとか。
この様子は当時スナップチャットのストーリーに挙げられたそうで、そう呼んでいるのをファンが気付いたそうです。
ちなみに「Binch」は「Bitch」をちょっとクリーンにした言い方で、「尻軽女」的な意味だけでなく仲間内なんかでフザけて呼び合うときにも使ったりもします。
Ookay曰く、これが初めて呼んだ日ではなく、前々からお互いのことをそう呼んでいたと語ったこともあって、それ以来ファンは彼らのことを「Binchstreet Boys」や「The Binches」と呼ぶようになりました。
そして「L.A. club Exchange」で行われたショーで共演を果たしたのです。
その後、Yultronが2016年に出したEP『Sushi, Friends & Everything Awesome』にも収録されている“Tempura Roll”ではKayzo, Ookay, Dotcomとコラボしており、事実上The Binchesとしてのナンバーとなっています。
この曲を4つの異なったドロップを持っているのですが、Kayzo, Ookay, Yultron, Dotcomそれぞれが1つのドロップを担当してできあがった曲なのですが、それぞれ異なったスタイルやサウンドがどのように変化していくかその様を楽しむことができます!
EDC等を手掛ける「Insomniac Events」のCEO、Pasquale Rotellaがホストを務めるラジオショー「Night Owl Radio」にも出演したことがあります。
そして2018年2月にはThe Binchesとして「EDC Las Vegas 2018」に出演することが発表され大きな話題に!
EDC Las Vegas, we’re back Binches pic.twitter.com/JtdE2dlGts
— ookay (@Ookay) 2018年2月15日
Kayzo, Ookay, Yultron, Dotcomという単体でも豪華なメンツが結成したユニットが出演するのはもちろん、Dotcomが久しぶりにフェスで回すということも珍しく多くのファンが歓喜しました!
「EDC Las Vegas 2018」のフルセット動画を挙げてくれているユーザーがいたので載せておきます!
彼らのセットを聴いてもらったら分かるように、Kayzo, Ookay, Yultron, Dotcomそれぞれの曲も満遍なくかけています。
KayzoとDotcomによるIDやTYNANとKayzoによるID、Ookay & SlushiiによるID、その他アーティストも不明のID4曲をかけていたので、ここらへんの詳細も気になりました。
また「EDC Las Vegas 2018」に出演した際、スペシャルゲストとしてMarshmelloを登場させた演出も観客を盛り上げました!
The BinchesのショーにMarshmelloがゲストで登場!!
昨夜「EDC Las Vegas」にDotcomとKayzo, Ookay, Yultronによるユニット「The Binches」が出演した際、Marshmelloが登場しました!
Marshmelloの正体はDotcomだとほぼ決まっているので、中身は違いそうです
動画▶️https://t.co/xocZlKljc5 pic.twitter.com/TJJFp6mOVA
— MNN (@Music_News_Net_) 2018年5月21日
ただMarshmelloはDotcomによる別名義だとほぼ確定しており、今回Marshmelloが登場したときもMarshmello自体何も声を発していなかったので、替え玉の可能性が高いですが。笑
そして「EDC Las Vegas 2018」出演後、OokayとKayzoは自身のSNSでThe Binchesのツアーを匂わせる投稿を行っています。
I miss this already. @TheBinches
Maybe we should tour… pic.twitter.com/3NVIOideEo
— ookay (@Ookay) 2018年5月26日
Should @TheBinches go on tour??? @Ookay @iamDOTCOM @yultron pic.twitter.com/Hy18kak2WF
— kayzo (@KayzoMusic) 2018年5月26日
ちなみにThe Binchesは、ぞれぞれのメンバーがキャラクター性を持っており、Ookayは「Bobo」, Yultronは「Wise Yogul」, Kayzoは孤高の旅行者「Kaynkle」, Dotcomは賢い教授「Mr. Crims」という設定となっています。笑
それぞれ人形までありますが、これはそれぞれのミート&グリート時にファンから貰ったそうで、このThe Binchesがキャラクター性を持った方が良いというのもファンから得たアイデアだそうです。
OokayはThe Binchesの仲間と一緒にいるときが一番素の自分でいれるそうで、これはお金でも買うことができなければ、作ろうと思って作ることもできないものだと語っています。
お互いを理解し合い自然体でいられることが曲を作るうえでも上手く働き、またどんなにお互い忙しくても親友でい続けられる大事なポイントなのでしょう。
おわりに
いかがでしたか。
上のエピソードからも分かるようにThe Binchesはファンが作りだしたもので、一種のムーブメントであり、ファンも関わることができるグループだと語っています。
結成から6年経った今それぞれのメンバーがシーンで名を上げましたが、関係は変わらず「EDC Las Vegas 2018」で共演を果たしたのは、本人たちにとってもとても嬉しい事だったのが感じられますね!
The Binchesはメンバーそれぞれがかなり有名になったので正直ギャラは高そうですが、もしツアーをするのなら日本にも来て欲しいですね!
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