2018年10月2日、オーストラリア出身のDJ/プロデューサーデュオ、SCNDL(スキャンダル)がFacebookでメンバーのAdam AmusoがSCNDLを抜けることを発表しました。
SCNDLはTom Grant(トム・グラント)とAdam Amuso(アダム・アムーソ)によるデュオなのですが、Facebookで出された声明は以下の通り。
SCNDLにとってもファンにとっても悲しいことですが、AdamがSCNDLとしての活動をやめるということを皆に伝えないといけません。
Adamはこのプロジェクトのスタート時からSCNDLにとって欠かせない存在で、彼の脱退を受け入れるのには少し時間がかかると思います。
しかし今後はTomがソロでSCNDLのプロジェクトを続行していく予定です。
Adamの決断は決して簡単なことではありませんでしたが、Adamが自分の人生において次のステップへと進むために何ヶ月も考えに考えた上での決断です。
まだ沢山の新曲や計画中のツアーなどSCNDLの活動は盛りだくさんなので、楽しみにしていて下さい。
最後にAdamへ、今日までSCNDLをここまで成長させてくれて本当にありがとう。心から愛してる。
Adam AmusoがSCNDLを去る具体的な理由は明かされておらず、今後もTom GrantによるソロプロジェクトとしてSCNDLは存続しますが残念ですね。
ハードスタイルばかり聴いていたTomとAdamは、もともとソロでDJをしていましたが、イベントのアフターパーティーで出会い酔った勢いで一緒に曲を作る約束をしたのがきっかけでSCNDLを結成。
2013年にリリースした“Gypsy”がDada LifeやPorter Robison, TJRらからサポートされ、Beatportのチャートで3週間トップ10入りしたほか、オーストラリアの音楽セールスチャート「ARIAチャート」でも3ヶ月以上に渡ってランクイン。
またMAKJの“Hold Up”を公式リミックスすると、Beatportのエレクトロハウスチャートでトップ20に入りその名をシーンに知らしめました。
その後も同郷のTimmy Trumpetとコラボした“Bleed”はじめ、VINAIとコラボした“Frontier”やDeorroとコラボした“Sonar”, Henry Fongとコラボした“Ass Up”など「Spinnin’ Records」や「Monstercat」といった大手レーベルからも多くのヒット曲をリリ-ス。
そのほかTJRやBob Sincla, Dimitri Vegas & Like Mike, Timbaland, Flo Rida, Stafford Brothersといった色んなジャンルのアーティストの楽曲もメロボルンバウンス/エレクトロハウスへとアレンジしてきました。
2015年にオーストラリアで行われたEDMシーンで最も影響力のあるアーティスト50人を決める「inthemix Power 50」では11位にランクインし、この年に初来日も果たし、WOMBで躍動感溢れるプレイを見せてくれました。
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