オランダ出身のDJ/プロデューサー、Todd Helderとオランダ出身のDJ/プロデューサー、Cesqeauxが再びコラボ曲を制作している様子をSNSにアップしました。
Making Bass Music Cool Again w/ @toddhelder pic.twitter.com/PaTLrwELR7
— CESQEAUX (@CESQEAUX) 2019年10月31日
再びと言っても、最初のコラボ曲“Mic Drop”もまだリリースされていませんが、Martin Garrixが今年、RAI Amsterdamで行った「THE ETHER」で披露したことで話題となりました。
「THE ETHER」のセットでは1日目も2日目もどちらも、Martin Garrixが自身の“Oops”の後にかけていましたね。
今回新たにコラボした楽曲もTodd Helder特有の8ビッドチップチューンとCesqeauxらしいベースミュージックをブレンドしたサウンドになることが予想されます。
make 8bit music great again w/ @CESQEAUX pic.twitter.com/KTLPc1Py9M
— Todd Helder (@toddhelder) 2019年10月30日
Todd Helderについては2018年5月に紹介記事を書きましたが、以前の記事では伝えていなかった部分を追加情報などを交えて紹介したいと思います。
Todd HelderことFrank Van den Eijkelは、オランダ出身のDJ/プロデューサーで、1998年8月3日生まれの現在21歳。
上の写真を見て分かるように、Todd Helderは双子(?)で、同じくSTMPD RCRDSからリリースしている「HL:DR」はTodd Helderの別名義ではないかと噂されていますが、この双子の兄弟 Fredによるプロジェクトだというのが最も有力です。
Todd Helderと言えば、あのファミコン風BGMのような8ビッドチップチューンとアートワークが印象的ですが、これはTodd Helderが「Minecraft」の大ファンでよく友人とプレイしていたときに偶然思い付いて生まれました。
今でもスタジオで作業していないときはよく友人とビデオゲームをしているそうで、「Minecraft」や「GTA 5」, 「Rainbow 6 Siege」, 「Clash Of Clans」などを好んでプレイしているそうです。
Todd HelderはMartin Garrix本人からもサポートされ、“I Need”を初めてSTMPD RCRDSからリリースすると、その8ビットとトラップ、ヒップホップなどを融合させたハイブリッドなサウンドが斬新で多くの人々の心を掴みました。
Todd Helderは2018年10月にSTMPD RCRDSと契約しましたが、彼らの常に新しい才能あるアーティストに関心を持ち、彼らの音楽を信じてくれるスタンスを気に入っており、現在もSTMPDのスタジオによく立ち寄ってチームに曲を聴かせてフィードバックやアイデアを貰うようにしているのだそうです。
2019年11月現在、最後にSTMPD RCRDSからリリースしたのは7月に出した“Trapped”ですが、この曲もリリースしてすぐにSpotifyで100,000回以上再生されるほどヒットしています。
この最新曲だけに限らず、Todd Helderはどの曲もリスナーを異次元の旅へ導くような未来感のある雰囲気を大事にしているそうで、彼の全ての曲の出だしにはライザーエフェクトがかけられており、リースベースというシンセベース音色も使われているのも特徴です。
今年もTomorrowlandやUshuaia Ibiza, Don’t Let Daddy Knowといったビッグなステージに出演しており、TomorrowlandではCMC$とB2Bを披露しましたが、代表曲のひとつである“Ride It”をかけたときに多くの観客が歌っていたシーンを見て、この1年でファン層が一気に拡大したのを感じました。
9月にBrooksやJay Eskarなども所属する2-Dutch Music Groupとマネジメント契約を結んだばかりで、2019年11月現在、34もの進行中のデモがあるとのことなので、今後も奇想天外なソロ/コラボ曲を聴かせてくれそうですね!
ok got about 34 non-garbage demos in a folder. who should I try to collab with? tag them pls pic.twitter.com/XaAdjmM7jC
— Todd Helder (@toddhelder) 2019年10月26日
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