2024 年 10 月13 日(日・祝前日)、トランス界のレジェンダリーアーティストである Simon Patterson と John Askew が 2 人揃って、新宿 ZEROTOKYO に出演することが決定!
Trance界のレジェンド、Simon PattersonとJohn Askewの両雄がついにZEROTOKYOに登場!
2024.10.13(日) Simon Patterson & John Askew at ZEROTOKYO
OPEN 23:00
HP:https://t.co/IJwBg4n2Hc
DOOR:¥4,000-
FASTPASS TICKET:¥3,000-(優先入場・入場料金含む)
EARLY FASTPASS… pic.twitter.com/RyJdwjYEnc— ZEROTOKYO (@ZEROTOKYO_JAPAN) September 9, 2024
2 人とも DJ /プロデューサーだけでなく、レーベルの A&R としての経験まであり、さらにはメイン名義以外のサイドプロジェクトでも爪痕を残しています。
UnKonscious, Luminosity, Dreamstate, TransmissionA State Of Trance, Creamfields、EDC など世界中のビッグフェスやクラブでヘッドライナーとしてプレイしてきた業績を持つレジェンドたちの紹介とイベントの概要をまとめたのでチェックしてみて下さい!
目次
Simon Pattersonとは
今やトランスシーンに欠かせない存在となったイギリス出身の DJ /プロデューサー Simon Patterson。
テクノ、トランス、エレクトロニカ、ポップなど、あらゆる種類の音楽が好きなだけあって、複数の音楽要素を取り入れたテック・トランスプロデューサーとして知られており、質の高いメロディと深みのある歌詞を持つボーカルトラックからアンダーグラウンドなサウンドにいたるまで幅広く得意としています。
彼の輝かしいキャリアを振り返ると、”Dissolve”, “Now I Can Breathe Again”, “Apex”, “The One”, “Shadows”, “Brush Strokes”, “Northern Lights”, “Here and Now”, “Latika”, “Thump”, “Smack”, “F-16”, “Bulldozer”, “Mood Swing” など、21 回連続でBeatport のチャートで No. 1 を獲得するという偉業を成し遂げたことがあります!
実は 10 代の頃からレーベルの A&R としてキャリアをスタートさせており、Incentive(Ministry of Soundsサブレーベル)や AM:PM(Universal のダンスレーベル)で A&R 業務をこなしたこともあるなど、音楽業界での経験は長く、自ら楽曲を制作する側に転身してからはすぐに頭角を現しました。
2015 年には、Ferry Corsten やATB, Above & Beyond といったレジェンドたちがミックスしてきたヨーロッパのトランスシーンで最も重要なコンピレーションにして、UK 名門の Ministry of Sound が誇る MIX CD シリーズ『Trance Nation』のミックスを担当。
数多くのトップアーティストにサポートされ続けていますが、 その中でも Armin van Buuren からは太鼓判を捺されており、ASTO のショーやラジオにも何度も登場したり、 Armada Music や A State of Trance, Armind からもリリースを重ねています。
Simon Patterson はソロプロジェクト以外にも、Richard Kayvan とともに Dogzilla プロジェクトで活動していた時期もあり、代表曲の “Without You” はたった 1 曲で 2000 年代のトランスシーンを揺さぶることとなりました。また、VII の Will Atkinson や Alex Di Stefano (旧メンバー)も Dogzilla にリミックスを提供するなど、クラブ界全体に衝撃を与え、驚異的な支持を得ました。
最先端でありダークな要素をも兼ね合わせ、ドライブ感、躍動感を感じさせるスタイルを裏付ける Simon Patterson の技術力は、緻密に構成された芸術と言えます!
ラジオ番組にして自身のブランド「Open Up」
Simon Patterson は、高品質なトランス、テクノを世界に向けて発信するラジオ番組にして自身のブランドでもある「Open Up」を運営しており、その高い人気から、Dreamstate や Electric Daisy Carnival, Beyond Wonderland, ASOT, Creamfields, Tomorrowland など、世界中のイベントのダンスフロアを沸かせてきました。
そのほか、ロンドン、シドニー、メルボルン、ブエノスアイレス、バンクーバー、トロント、モントリオール、シカゴ、ニューヨークなどでも「Open Up」のショーを開催しており、2019 年には東京で「OPEN UP TOKYO」として開催されたこともあるのです。
英国 BBC をはじめとする各国のラジオ番組でも定評があり、ラジオ番組に関しては、200 以上のエピソードが放送されていますが、そんな「Open Up」は最先端のトランス、テクノ、サイトランスの代名詞的存在とも言えます。
同胞たちと立ち上げたレーベル「VII」の一員
Simon Patterson は、John Askew, Blazer, Sean Tyas, Astrix, Will Atkinson, Freedom Fighters と一緒に立ち上げたレーベル VII の誇り高いメンバーのひとりでもあります。
John Askew が音楽キャリアを通じて、「メンバーによる独占的で質の高いリリースのみに焦点を当てたレーベルを立ち上げる」という構想のもと 2016 年にローンチされ、メンバーそれぞれのユニークなサウンドで構成されており、「VII Crew」や「Shadows」、「The Sounds Of Seven」とも呼ばれています。
メンバー各々が作品を発表するだけでなく、各自でショーを行ったり、大規模なイベントで独自のステージを持ったりしていることからも、VII はカルト的な人気を誇り、トランスコミュニティで規模を拡大させているのがうかがえます。
まさに、VII のラテン語のロゴのモットー「Adde parvum parvo magnus acervus erit:少しずつ追加することで大きな山になる」の通りとなっており、Tomorrowland や EDC Las Vegas, UnKonscious Festival といった世界各国のフェスでも独自のステージが設けられています!
John Askewとは
VII の中心的メンバーとして尊敬を集める、イギリス出身の DJ /プロデューサー John Askew。
Simon Patterson と同じように、Discover や Discover Dark, Perfecto, Perfecto Fluoro, Perfecto / Armada など、多数のレーベルで長きにわたって A&R の経験を積んでいます。
John Askew は昔ロックバンドに夢中で、自身もベース、バスギターが好きになり、10 代の大半をギタリストとしての時間に費やしましたが、音楽を作るのも大好きだったため、バンドを辞めて、DJ /プロデューサーという新しい道を歩むことに。
DJ として地元イギリスでデビューすると、その数ヶ月後には Code Red のレジデントを務め、後に UK 名門の Ministry of Sound のレジデントに就くまでに成長。
伝説的な A&R として John O’Callaghan, Sean Tyas, Bryan Kearney など現在のシーンを代表する存在を次々と輩出する傍ら、トップ DJ たちのピークタイムを支える自身のトラックもリリースするなど、John Askew はアップリフティング・トランスとテック・トランスというジャンルを生み出したパイオニア的存在となったのです。
John Askew としてだけでなく、Activa との共同プロジェクト AA Meeting や、主にハードトランスにフォーカスした Nothing But Rockets 名義でも数々の実績を残しています。
ちなみに、AA Meeting は今後も多数のリリースが予定されており、 2025 年か 2026 年には 8~10 曲入りのミニアルバムのリリースも計画されているなど、数々の名儀を駆使して精力的に楽曲制作に取り組んでいます!
VIIの主宰にして姉妹レーベルも設立
VII は John Askew が中心となって、Simon Patterson, Blazer, Sean Tyas, Astrix, Will Atkinson, Freedom Fighters と一緒に 2016 年に立ち上げたレーベルですが、ボーカル入りのトランスにフォーカスした姉妹レーベル Deep In Thought を 2019 年にローンチしました。
A&R の仕事をしていたのも自分のレーベルを作りたいという目標のためであり、色んなレーベルで働いて得たノウハウを生かし満を持して設立したのが VII や Deep In Thought なのです。
Deep In Thought は、2023 年に目立った活動がありませんでしたが、それは魅力的なデモがなかったのとコロナの影響だったためで、その間にスタジオにこもって沢山の音楽を作り上げたそうで、今年 9 月 27 日にリリースしたばかりのアルバム収録曲もその期間に作ったものが多数含まれています。
Simon PattersonとB2Bを披露
Simon Patterson and John Askew at WORK last weekend
byu/liverichly inavesLA
Tomorrowland や EDC をはじめとする色んなフェスで VII ステージを開催してきましたが、John Askew 自身はフェスよりアングラな雰囲気満載のウェアハウスパーティーの方が好きということで、クロアチアやロンドンなど様々な都市でウェアハウスパーティーも多数開催してきました。
そんな VII 主催のウェアハウスパーティーにおいて、同胞の Simon Patterson と度々 B2B セットを披露してきましたが、今年 8 月には LA で 7 時間に及ぶ B2B を行ったことでも話題となりました。
過去にリミックスでも共演したことのある 2 人ですが、ZEROTOKYO においてもトランス界のレジェンド同士によるステージ上での共演が実現するのではないかと期待しています!
最新アルバム『A Room Full of Pros & Cons』発表
John Askew は 9 月 27 日に最新アルバム『A Room Full of Pros & Cons』をリリースしたばかりで、今回の ZEROTOKYO でのパフォーマンスはアルバムのリリースを記念したジャパンツアーの一環となります。
20 周年を迎えようとしている『Z List Uber Star』以来となるこのアルバムは、John Askew がダンスミュージックシーンのビジネス面で得た半生の観察と経験の集大成となっています。
ハイエナジーなテック・トランスから、テクノ、ブレイク、ダウンテンポミュージック、幾つかのボーカルコラボ作まで収録されていますが、全体的に暗い雰囲気が漂っています。
ですが、これこそが John Askew がずっと作りたかった作品だそうで、本人も納得の出来栄えとのこと。 Shelby Merry, Manika, Lyonheart, Rufus, Sinful Biz とのボーカルコラボだけでなく、John Askew 自らのボーカルが入った作品まで収録されているのです。
各トラックがそれぞれのテーマを物語っており、John Askew の特徴的なサウンドによって支えられているのですが、ただ暗いだけでなく、即応性が高く、粘り強く、フロアに訴えかけるようなサウンドを感じ取ることができます。来日前にこのアルバムは是非とも聴いて欲しいのですが、なぜ John Askew がテック・トランスというジャンルにおいて崇拝されているのかが分かります!
イベント概要/チケット情報
2024.10.13(日) Simon Patterson & John Askew at ZEROTOKYO
OPEN 23:00
HP: https://zerotokyo.jp/event/simonpatterson_johnaskew/
DOOR:¥4,000-
EARLY FASTPASS TICKET:¥2,500-(優先入場・入場料金含む)※規定枚数終了次第終了
FASTPASS TICKET:¥3,000-(優先入場・入場料金含む)
B4 Z HALL
Simon Patterson / John Askew
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