タイトルにある通り、本日紹介するアーティストは音楽学校で出会った2人。
そのためピアノなど多くの楽器を弾けるだけでなく、大きなコンサートで指揮をとるなど音楽の知識に長けた2人がタッグを組んだだけに、私たちの心を動かすようなサウンドを創り出してくれます。
そんな芸術性の高い音楽をお送りしてくれるデュオ、Mako(マコ)について紹介したいと思います。
目次
- 1 Makoとは
- 2 あのSteve Angelloも彼らの音楽に感動!
- 3 今のMakoがあるのは彼らの父親のおかげ!?
- 4 Makoのオススメ曲
- 4.1 Mako – Our Story
- 4.2 Mako feat. Madison Beer – I Won’t Let You Walk Away
- 4.3 Mako – Smoke Filled Room
- 4.4 Sander van Doorn, DubVision Vs. MAKO feat. Mariana Bell – Into The Light
- 4.5 Mako – Way Back Home
- 4.6 Mako – Ghosts
- 4.7 Mako, Paris & Simo – Not Alone
- 4.8 Mako – Sunburst
- 4.9 Warsongs – Piercing Light (Mako Remix)
- 4.10 Mako – Into The Sunset
- 4.11 おわりに
Makoとは
Mako(マコ)とは、アメリカ出身で同じ音楽学校に通っていたLogan Light(ローガン) と Alex Seaver(アレックス)からなるベテランDJユニットです。
発音は「メイコ」の方が近いかもしれません!笑
この写真だと、シャツだけ着てる方がローガン、背広も着ている方がアレックスですね。
彼らの音楽はメロディックかつハイエナジーなサウンドのものが多いですが、最近ではしっとりとした涙を誘うような歌モノも増えてきています。
超名門の音楽学校に通っていただけに2人ともギターやピアノまで弾き、歌の実力も非常に高いという非の打ちどころのないミュージシャンでもあります!
もともとEDMへの興味が強かったローガンは、2011年にラスベガスで開催された「Electric Daisy Carnival(エレクトリック・デイジー・カーニバル)」にアレックスを誘いました。
今までクラシック音楽ばかり聴いていたアレックスにはEDCで見るもの聴くもの全てが衝撃的だったようで一気にEDMの虜になり、その後すぐに2人で「Mako」を結成したそうです!
ちなみにデュオット名である「Mako」の由来なんですが、急いで名前をつける必要があり、思い付いたビデオゲーム名から取ったそうです。笑
学校を卒業した2人はデモを制作し始めましたが、今まで経験したことの無いジャンルの音楽を作るアレックスにとってはかなりハードルが高かく難しいことでした。
しかしそれ以上の情熱を持っていた2人はそんな困難を乗り越え、デモを作り上げ、多くのプロダクションや企業へ送りました。
そのなかのひとつ“Head Up”は、アメリカの製造会社「Fruit of the Loom(フルーツ・オブ・ザ・ルーム)」のオリンピックのキャンペーン・ソングにも選ばれました!
この曲をきっかけに彼らの知名度は徐々に上がっていき、作曲やリミックス作業に取り組んでいたなか、ファーストソングである“Beam”で人気はついに大爆発!
YouTubeでは700万回以上の再生を誇り、アメリカのデジタルラジオ番組「シリウスXMラジオ」でも使用されました!
聴いたことがある方も多いのではないでしょうか?
MNNもこの曲めちゃくちゃ大好きです!!
オランダ出身のDJ、Dannic(ダニック)がリミックスしたバージョンもかなりオススメで、「MNNのお気に入りソングTOP50」に間違いなく入りますね!笑
現在では、「Lollapalooza」や「Electric Zoo」、「Ultra Music Festival」、「Coachella」など数々の人気フェスにも出演しています!
あのSteve Angelloも彼らの音楽に感動!
元Swedish House Mafia(スウィディッシュ・ハウス・マフィア)のメンバーであるSteve Angello(スティーヴ・アンジェロ)。
Makoを知らなかった方でも、彼が2015年に出した人気曲“Children Of The Wild”にフィーチャリングされたことで、その名を知ったという方もいるのではないでしょうか。
もともと自分たちの曲用で作詞・作曲をしていたMakoでしたが、自分たちの新しいマネージャーがSteve Angelloを知っており、彼が新しいアルバム『Wild Youth』用の曲を探しているという情報をキャッチ。
2人はすかさずこの曲を送ったところ、Steve Angelloの心に響いたそうで、すぐにでもMakoに会って一緒にこの曲を作り上げたいと熱望!
その数日後に、スタジオで初対面し何度もセッションを重ねた末、この曲が出来上がりました。
この曲をきっかけにSteve Angelloとプライベートでも仲良くなり、彼の自宅で彼の家族と一緒にスパゲッティを食べたこともあるそうです!
映像の凝ったPVも見応えがあります!
今のMakoがあるのは彼らの父親のおかげ!?
2人はプロのミュージシャンを目指して入った名門音楽学校のThe Juilliard School(ジュリアード音楽院)で出会いました。
アレックスはその天性の才能から在学中に、多くの有名アーティストと共演し、アメリカ・マンハッタンにあるコンサートホール、カーネギー・ホールで数千人の観客の前でパフォーミングしたことまであります。
一方、ローガンは自分の部屋で密かにDJのスキルを磨いていましたが、その数年後に世界のトップDJたちのパフォーマンスの前座を務めるようになりました。
あのTiesto(ティエスト) やAvicii(アヴィチー)の前座をしたこともあるそうですよ!
音楽というフィールドは同じですが全く違う世界を生きていた2人が一緒になったきっかけは、彼らの父親たちにあります。
というのも、アレックスの父とリーガンの父は、2人ともアメリカ・NYのシラキュース大学に通っており、なおかつルームメイト同士だったんのです!
そして、アレックスは偶然にもローガンの父親とあるプロジェクトで一緒に働いており、ローガンの父親が息子を紹介。
実は小さい頃に会ったことがあるそうなんですが、そんな繋がりもあって36年の時を経て彼らの息子たちは再会を果たしたそうです。
まさに運命的ですね!
Makoのオススメ曲
Mako – Our Story
Makoといったら、まずこの曲が出てくるでしょう!
人生とは何かを深く考えさせられるような曲で、美しいメロディとヴォーカルに涙なしでは聴けません!
Mako feat. Madison Beer – I Won’t Let You Walk Away
アメリカ出身の女性シンガー兼女優のMadison Beer(マディソン・ビアー)をヴォーカルに迎えたナンバー。
ドラマティックなサウンドに乗るMadison Beerのヴォーカルが抜群にマッチしています!
お洒落なPVも必見ですよ!
MAKO
価格: 250円
posted with sticky on 2016.4.13
Mako – Smoke Filled Room
“Our Story”同様、Makoの代表曲のひとつで、こちらも美しいナンバーに仕上がっています!
Makoは本当に美しい曲ばかり作りますね!!
軽やかなエレクトロサウンドが響くドロップだけでなく、ピアノやギターを使用したしっとりしたパートも味があって良いです!
アメリカ・LA出身のDJ、Elephante(エレファンテ)によるリミックス・バージョンも原曲に負けず劣らずの1曲となっています!
Sander van Doorn, DubVision Vs. MAKO feat. Mariana Bell – Into The Light
オランダ出身のEDMデュオ、DubVision(ダブヴィジョン)とオランダ出身のDJ、Sander van Doorn(サンダー・ヴァン・ドーン)とのコラボで、ヴォーカルにオーストラリア出身のシンガー、Mariana Bell(マリアーナ・ベル)をフィーチャーした曲。
優しくしく神秘的な曲調が非常に心地よいナンバーです!
Sander van Doorn, ダブヴィジョン & MakO
価格: 200円
posted with sticky on 2016.4.13
Mako – Way Back Home
EDMという括りでは収まりきらない壮大感を感じるダイナミックなナンバーとなっております!
よりプログレッシブ感が強まりハートフルな仕上がりとなったカナダ出身のEDMデュオ、Paris & Simo(パリス&サイモ)によるリミックス・バージョンもオススメです!
Mako – Ghosts
ドロップの音が特徴的で個人的に大好きですが、リリックもとっても素敵なナンバーとなっています!
「Who are the ghosts watching over us?~」の部分はつい熱唱したくなっちゃいます!笑
Mako, Paris & Simo – Not Alone
カナダ出身のEDMデュオ、Paris & Simo(パリス&サイモ)とのコラボ・ナンバー。
エネルギッシュなドロップとプログレッシブなメロディがフェスにピッタリの1曲!
オランダ出身のDJ、Hardwell(ハードウェル)が自身のイベントでピークタイムに流したこともあって話題を呼びました!
Mako – Sunburst
ポップかつキャッチーなサウンドに心が弾むこと間違いなしの1曲です!
聴いたら元気に、そしてハッピーになれる曲とはまさにこういうものを言います!
Warsongs – Piercing Light (Mako Remix)
PC専用オンラインゲーム「League of Legends」を代表する楽曲のリミックスを集めた公式音楽集「Warsongs」からの1曲。
力強いサウンドが聴く者の魂を奮い立させてくれます!
フェスでかかったら盛り上がりそうですね!
Mako – Into The Sunset
4月22日リリース予定の新曲の予告が届いたので、載せておきます!
癒されるような心地よいサウンドに美しいヴォーカル、早くもヒットの予感です!
早くフルで聴きたいですね!
おわりに
いかがでしたか。
海外ではかなり人気の高いMako(マコ)ですが、意外にもまだ来日はしていないみたいですね。
とはいえ、未だ尚EDMブームが冷め止まない日本ですので、Makoの来日も近いのではないでしょうか!
覚えておいて損はない、否、覚えておいて得なアーティストであることには違いないので、今後の活動もチェックしてみて下さい!
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