本日ご紹介するアーティストは、日本でも大人気のDJ、Avicii(アヴィチー)好きの方なら間違いなくドストライク、そうでない方でも彼の美メロの虜になること間違いなしのDJ、Syn Cole(シン・コール)です!
日本のクラブでも何度かプレイしたこともあるので、曲を聴いたらピン!とくるかもしれません。
それでは早速Aviciiも推しているSyn Cole(シン・コール)について紹介したいと思います!
Syn Coleとは
Syn Cole(シン・コール)とは、エストニア出身のEDMプロデューサー / DJです。
EDMシーンではオランダ出身のDJが多いなか、エストニア出身と言いう時点で珍しいですよね!
本名はRene Paisといい、1988年生まれの現在28歳ということで、Aviciiならびに私より1つ先輩です。笑
詠み方は限りなく”サイン”に近い“シン”なのですが、ここでは「シン・コール」と表記しておきます!
幼い頃から音楽学校に通いピアニストを目指していたSyn Coleは、友人からカセットテープで有名なダンス・トラックをいくつか聴かされエレクトロ・ミュージックの魅力にハマりこみプロデューサーへ転身。
音楽学校での経験は決して無駄ではなく新しいメロディを容易に思い付いたり、色んな楽器を弾いたりと、今の活動の基盤となっていると大いに感じているそうです。
2007年、彼が19歳位の頃から曲を作り始め、当初は「DNS Project」という名前でトランス系の曲を制作していたそうですが、それから現在のハウスミュージックへと移りました。
ドイツ出身の作曲家、Hans Zimmer(ハンス・ジマー)やJohn Williams(ジョン・ウィリアムス)といったクラシックな音楽家やDaft Punk(ダフト・パンク)やJustice(ジャスティス)といったエレクト・アーティストなどから影響を受けただけに、彼の音楽にはクラシックからモダンまで多くの要素が取り込まれています。
基本はキラキラしたプログレッシブなものが多いですが、ビッグルームやメロディック・ハウスといった曲もあります。
「エレクトロ」、「ファンキー」、「プログレッシブ」の融合としても知られる彼のサウンドは、後にスウェーデン出身のDJ、Avicii(アヴィチー)の心も奪うことになります。
2012年にはイングランドで開催される大規模なエレクトロニック・ダンス・ミュージック のフェスティバル「Creamfields(クリームフィールズ)」のメインステージのヘッドライナーに大抜擢!
その後、「Tomorrowland」や「Ultra Music Festival」、「Electric Daisy Carnival」といった大人気フェスに出演し、イビサ島の人気クラブ「Ushuaia」やその他ヨーロッパを代表する数多くのクラブでもプレイしました!
あのAviciiが太鼓判を押したDJ!
Syn Coleはプログレッシブ・ハウスの曲を作り出してから、Aviciiのレーベル『LE7ELS』にデモをいくつか送ったものの、はじめはなかなか評価してもらえなかったそうです。
しかし、めげずに送り続けたなかで“April”という曲を送ったところ、これがついにAviciiにもヒットし『LE7ELS』との契約に至ったそうです!
またAviciiの名曲の数々のリミックスまで担当しており、そのリミックス・バージョンは、Avicii自身も気に入り色んなフェスでプレイしたほか、多くのラジオ局でも流れるほどの人気ぶりを見せました!
- Avicii – Silhouettes (Syn Cole Creamfields Remix)
- Avicii – Hey Brother (Syn Cole Remix)
https://www.youtube.com/watch?v=6pCUuwgMbXA
ちなみにステージネームである「Syn Cole」は、Aviciiのマネージャーで自身も曲のアドバイスを受けているAsh Pournouri (アッシュ・ポアノーリ) と一緒に考えた名前とのことで大変気に入ってるみたいです。
それにしてもAsh Pournouriは、AviciiにSyn Cole、そしてスウェーデン出身のEDMデュオ、CAZZETTE(カゼット)を世に放つなど音楽において先見の明が鋭いですね!
>>>CAZZETTEについては、『Aviciiのマネージャーが放つ!カセットテープの被り物で有名なCAZZETTE(カゼット)とは!』の記事もチェック!
ちょくちょく来日してる!?
意外にも今まで3度以上、来日したことのあるSyn Cole。
2013年に「Double Tokyo」、2014年は7月に「V2 Tokyo」、10月には渋谷の「Club Camelot 」、六本木の「SIX TOKYO 」そして名古屋の「X-HALL」の3個所と色んなクラブでプレイしました!
なので彼の事をあまり知らなくても偶然居合わせて、名前を知ったという方もいるのではないでしょうか?
彼の音楽を生で聴くとさらに5割増し位で酔いしれられるので、次回来日の際は狙って行ってみて下さい!
ちなみに前回来日した際は、東京・西麻布にある海外セレブにも人気のお店『権八』を訪れていました。
この『権八』は 映画『キル・ビル』のモデルとなったと言われており、通称『キル・ビル・レストラン』とも呼ばれ、クリントン元大統領やレディ・ガガ、マルーン・ファイブなど多くのセレブも来店したことがあるんです。
Syn Coleはここでお寿司を食べた後、「V2 Tokyo」でのイベントに臨んだということで、満足のいくプレイが出来たのではないでしょうか!
Syn Coleのオススメ曲
Syn Cole – Miami 82 (Vocal Mix) ft. Madame Buttons
LA出身の女性シンガー、Madame Buttons(マダム・ボタン)をヴォーカルに迎えたナンバーで、Billboard(ビルボード)チャートでもトップに食い込んだSyn Coleの代表曲です。
爽やかさ溢れるメロディとリズミカルなドロップが特調的です!
ノルウェー出身のDJ、Kygo(カイゴ)によるトロピカル・ハウスに仕上げられたリミックスやサウンドの奥行きが倍増したAviciiによるエディット・バージョンもオススメです!
Syn Cole – The Daze ft. Madame Buttons
“Miami 82”でヴォーカルを務めたMadame Buttonsと再びタッグを組んだナンバー。
バックで流れるフルートのような音が心地よく、Madame Buttonsの歌声も映える美しい曲となっています!
Syn Cole – It’s You
Syn Coleを知っている方ならこの曲が好きという方も多く、また知らない方でも聴いたことのある方も多いのではないでしょうか。
これまたサウンドがメロディックでヴォーカル含めキャッチーなナンバーとなっています!
改めてSyn Coleのメロディ作りの天才さを感じさせてくれます!
Syn Cole – Bright Lights
メロディックなメロディと哀愁感漂うヴォーカルに感動してしまいました!
しかしドロップ部分はアップリフティングなサウンドとなっており、色んな感情が沸き上がる1曲です!
Syn Cole – May
“May(5月)”というタイトルなだけにSyn Coleの有名曲、“April(4月)”の続編でキャッチーなものかと思いきや、バウンシ―かつエネルギッシュなビッグルーム・サウンドとなっています!
これからの夏にピッタリのナンバーで、フェスやクラブでも盛り上がること間違いなしです!
Syn Cole – Feel Good
盛り上がる部分はないのですが、一定のリズムのループが頭から離れない安定したナンバーです。
部屋のBGMでずっと流していても飽きません!
Felguk & Syn Cole – PUMP!
ブラジル出身のEDMデュオ、Felguk(フェルグク)とのコラボ・ナンバー。
美しいメロディラインからは想像つかないシックなドロップがカッコイイ1曲です!
ハイセンスなSyn Coleリミックス!
リミックスのセンスも抜群のSyn ColeはEDMだけでなく、Katy Perry(ケイティ・ペリー)やEd Sheeran(エド・シーラン)、Coldplay(コールドプレイ)といった他ジャンルの大物アーティストたちのリミックスも手掛けています。
その数あるリミックス曲の中でMNNオススメの6曲を挙げておくので、こちらも聴いてみて下さい!
- Kerli – The Lucky Ones (Syn Cole vs Kerli Club Mix)
Kerli
価格: 250円
posted with sticky on 2016.4.19
- Coldplay – A Sky Full Of Stars (Syn Cole Remix)
- Nicky Romero vs Volt & State – Warriors (Syn Cole Remix)
- Zedd feat. Matthew Koma, Miriam Bryant – Find You (Syn Cole Remix)
ZEDD
価格: 250円
posted with sticky on 2016.4.19
- Katy Perry – Unconditionally (Syn Cole Dub Remix)
- Cold Chilling Collective feat. The Rooks – California Love (Syn Cole Remix)
Cold Chilling Collective
価格: 250円
posted with sticky on 2016.4.19
おわりに
いかがでしたか。
Syn Cole(シン・コール)の音楽もAviciiのようにポップに満ち溢れたメロディのものが多く、万人受けすると思います!
Aviciiの引退が騒がれているだけに、今後シーンが寂しくならないためにもSyn Coleにはもっともっと活躍して欲しいですね!
Syn Cole(シン・コール)のFacebookやTwitterから今後のイベントも把握することができますので是非チェックしてみて下さい!
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