6月8日(金)・9日(土)・10日(日)の3日間に渡って、韓国で「Ultra Korea」が開催されました!
今年で通算7回目となる「Ultra Korea」には、ZeddやAxwell Λ Ingrosso, Steve Angello, The Chainsmokers, David Guetta, Nicky Romero, Galantis, Above & Beyondなど海外のトップDJたちが大集結。
またKSUKEやKOHH、AMPM等、日本を代表するアーティストやCL、DOK2、DRUNKEN TIGERなど地元アーティストのライブも大盛況でした!
会場となった蚕室(チャムシル)総合運動場 オリンピックスタジアムには、約15万人のダンスミュージック・ ファンが国内外から集結し、韓国でも定番となった本イベントは、カルチャーとしての成熟を感じさせました。
今年も4つの特設ステージが設けられ、 広大なスタジアムに設置された「MAIN STAGE」、屋内の「RESISTANCE」に加え、ULTRA KOREAが誇る巨大な「LIVE STAGE」、チルアウトをできる砂浜が設置された「MAGIC BEACH」と、それぞれのステージが独特の個性を放っていました。
目次
ZeddやThe Chainsmokers, David Guattaの人気が一際目立ったメインステージ!
世界を代表するDJが出演するなか、ひときわ特別だったのがZeddやThe Chainsmokers, そしてDavid Guetta。
初日に“Beautiful Now”のイントロで登場したZeddは、“Stay”や“Break Free”など改めて彼のヒットナンバーの多さが目立つセットとなりました。
中盤の”Spectrum”で盛り上がりを作ると、最新のヒット曲“The Middle”のアカペラ部分ではオーディエンスが熱唱。
途中からMarc Benjaminによるリミックスバージョンに切り替え一気にアッパーチューン に持っていくと畳みかけるように“Clarity”で仕上げにかかり、完全に会場をひとつにまとめあげました!
またすでに「Billboard」なでも話題となっていますが、日本で活動する21歳のアーティスト、BUNNY(@DJ_BUNNYJP)さんによるBTSの“Fake Love”リミックスをかけたのも印象に残っています!
.@Zedd played FAKE LOVE at Ultra Music Festival in Korea. pic.twitter.com/waGjDYOnOt
— BTS ARMY (@btschartdata) 2018年6月8日
2日目は小雨が降る場面も見られましたが、The Chainsmokersが“Sick Boy”のイントロで登場するタイミングでは雨も上がりス タジアムは最後方までパンパンに。
持ち味である、DJだけでなく ボーカルとしても魅せる形で“Everybody Hates Me”ではラップも披露。
またマイアミのUltra Music Festivalでも披露したSayMyNameとコラボしたIDやBoombox CartelとコラボしたID, StoltenhoffとコラボしたIDも投下!
攻撃的なトラップなどもところどころ混ぜながら盛り上げつつ、 人気曲“Something Just Like This“や“Closer”がかかると地鳴りがするような大合唱が会場を揺らしました!
観客が撮影したフルの映像があるのでチェックしてみて下さい!
最終日となる3日目に登場したのは長年シーンの最前線で活躍し続けるDavid Guetta。
Martin GarrixとBrooksとコラボした人気ナンバー“Like I Do”のイントロで登場し、自身の“Titanium”とBrooksの“Lynx”を掛け合わせたマッシュアップを披露。
またBrooksとコラボした未発表曲“When You’re Gone”を初披露して観客を沸かせました!
David GuettaがBrooksとコラボした新曲を披露!!
先日、David Guettaが「Ultra Korea」に出演した際、Brooksとコラボした未発表曲”When You’re Gone”を披露しました!
“ファイナルバージョン”とも書いてあるので、リリースも近いもしれません! pic.twitter.com/pwWJs0nEfX
— MNN (@Music_News_Net_) 2018年6月11日
“Bad”や“Bang My Head“などのヒット曲も織り交ぜつつ、CesqeauxとコラボしたIDをプレイした後、Showtekと“Bad”のヴォーカルを務めたVASSYとコラボしたIDもかけたりと今後の新曲にも期待させてくれました!
+ a solo by him pic.twitter.com/M2a7zUCRi6
— (@Fivetagg) 2018年6月10日
New @davidguetta & @SHOWTEK played at #umfkorea pic.twitter.com/NehEnsYa4c
— (@Fivetagg) 2018年6月10日
またZeddは“Levels”を、The Chainsmokersは“Levels (ID Remix)”、David Guettaは“Wake Me Up”と、3人とも自身のセットの中で追悼の意を込めてAviciiの曲をプレイ。
またNicky RomeroはAviciiの未発表曲“Heaven”を流してくれたのも感動的でした。
巨大な「LIVE STAGE」はUltra Koreaならではの魅力!
運動場に設置されたLIVE STAGEは今回もバンドやHIP HOPのセットが多くのダンスミュージックファンを魅了していました。
ZHUのようにキーボード、ギター、 トランペットで幻想的に魅せるライブや、ModestepのようにDJとドラムのシンプルな構成ながらも、 会場内でモッシュが起きるほど圧倒的な破壊力で展開するLIVE など様々なスタイルが見受けられました。
EDM、ハウス、テクノ、トラップ、ダブステップからHIP HOPとバリエーションが豊富で、ファンを飽きさせないステージ構成はUltra Koreaが国民的な人気イベントになったひとつの原動力と言っても過言ではないでしょう。
また日本のラップシーンで大活躍中のラッパー、KOHHも登場して日本だけでなく海外でも注目されているのが肌で感じられました!
地元韓国のアーティスト達の活躍からも目が離せない展開に!
韓国HIP HOPシーンで活躍するDOK2やDRUNKEN TIGERなどのラッパー、そしてDJ Sodaなどの注目を集めるアーティストが登場。
客席は地元ならではの活気が満ち溢れ、 グローバルコンテンツである「ULTRA」とローカルのアーティスト達のバランスが見事な融合を遂げたイベ ントに仕上がっていました。
特に、DRUNKEN TIGER WITH YOONMIRAE × BIZZYのLIVEには度肝を抜かれた人も多いでしょう!
始まる前からかなりの人数がLIVE STAGEに集まり、登場を待ちわびていました。
LIVEが始まると 終始スキルフルなライブ展開を見せ、Yoonmiraeの楽曲“Get it in”で観客全員がサビの部分で飛び跳ねながら一緒に歌う光景は、 地元のアーティストならではのファンとの強い結びつきを感じました!
おわりに
「Ultra Korea」では“LIVE ART ACTIVATION”としてライブペインティングが様々なエリアで行われ、スポンサーブースも含め、フォトスポット満載なので昼間から音楽以外の面でも充実して過ごせるような空間となっていたのも素敵でした。
そして9月15日(土)、16日(日)、17日(月・祝)には「ULTRA JAPAN 2018」が開催されるので、まずは近日発表されるラインナップにも注目です!
コメントを残す