本日は日本でも絶大な人気を誇るプロデューサーのひとり、RetroVisionについて紹介します。
過去何度か来日したこともあり、ご存知の方も多いかと思いますが、2019年夏に新曲を準備しているとの情報もキャッチしたのでチェックしてみて下さい!
目次
- 1 RetroVisionとは
- 2 今まで最も印象的だったショーは東京!
- 3 RetroVisionのオススメ曲
- 3.1 RetroVision x Raven & Kreyn – Nobody Else
- 3.2 RetroVision – Found You
- 3.3 RetroVision – House Beat
- 3.4 RetroVision – Waves
- 3.5 Retrovision – Get Down
- 3.6 RetroVision – We Like To Party
- 3.7 RetroVision – Here We Go
- 3.8 RetroVision – Hope
- 3.9 Don Diablo – I Got Love (RetroVision Flip)
- 3.10 Lucas & Steve – Say Something (RetroVision Remix)
- 4 おわりに
RetroVisionとは
RetroVisionとは、フランス出身のDJ/プロデューサー。
よくカセットテープやCDを買ってきては家で音楽を流していた母親の影響で、幼い頃から音楽に溢れた環境で育ったRetroVision。
現在も毎晩欠かさずゲームをしているほど大のゲーム好きとして知られていますが、Playstation 1の自分で曲を作ることができるゲームがきっかけで音楽プロデュースに目覚めます。
自分で音楽を作り始めた頃から現在でも最も影響を受けたアーティストとしてSkrillexの名前を挙げています。
自分で音楽を作りネット上にアップし始めた頃は、メルボルンバウンスからプログレッシブハウス、エレクトロハウス、ハードスタイル、トラップ、ダブステップまで幅広いジャンルの楽曲を作っていたのですが、これは他人とは違う自分だけのサウンドを追い求めるために敢えて色んなジャンルの曲に挑戦し、自分の主軸となるジャンルに徹する前に色んなジャンルの曲を作って音楽プロデュースのスキルを高めたかったためでもあります。
多数のチュートリアル動画で勉強しながら自分のサウンドを確立させたRetroVisionは、自身のプロジェクトが徐々に大きくなるのを感じ、自分の全ての時間を音楽プロデュースに捧げることを決意して学校を退学し、プロのDJ/プロデューサーになったのですが、もし上手くいかなかった場合はサウンドエンジニアになることも考えたそうです。
ちなみに「RetroVision」というステージネームは、ある日の真夜中、自分のステージネームについて考えていたときに偶然思いついた名前だそうです。笑
レーベルと契約していなかった頃から、MrSuicideSheepやHouse NationといったYouTubeやSoundCloudの音楽キュレーターに曲をピックアップしてもらったりして、多くのリスナーに認知されるようになり、2016年にNCSからリリースした“Puzzzle”でブレイク!
現在ではTiestoのレーベル Musical FreedomやDon Diabloのレーベル Hexagon, Arminn van Buurenのレーベル Armada Deepからも曲をリリースするまでに急成長しました。
「1001Tracklists」が発表した2018年最もサポートされたプロデューサーのランキングでは61位にランクインしています!
RetroVisionは2019年3月にDon Diabloのレーベル Hexagonのマネージメントとアーティスト契約も結び、Hexagonのチームと一緒に仕事することが多いのですが、2018年にセルフでリリースした“Galaxy”に関しては全くプロモーションをしなかったにも関わらずSpotifyで300万回以上再生され、数ヶ月間はSpotifyにあるRetroVisionの曲の中で最も再生された曲にまでなりました。
現在、RetroVisionはマネージャーと共にオリジナルトラックのリリース頻度について慎重に考えており、あまり多くの曲を連発しないようにしているため、ひとつひとつの曲をちゃんとプロモーションして、息を長く持たせることができているそうで、次のオリジナルトラックを出す前に時々リミックスを公開することで、ファンのみんなにちゃんとプロジェクトがアクティブ状態であることも示しているのです。
今年のTomorrowlandでは2週目のHexagonステージに初出演することを発表したばかりのRetroVisionですが、夏には新曲のリリースも予定しており、沢山の愛情を注ぎ込んだ1曲になっているとのこと。
さらにその新曲をリリースした後、幾つかのコラボレーションも予定しているとのことなので楽しみですね!
今まで最も印象的だったショーは東京!
2017年のCore Club Festivalで初来日を果たし、2018年12月にはDropgunとともにWARP ShinjukuとClub Piccadillyに出演したRetroVision。
2019年5月に「The QR Network」のインタビューで、”今まで1番印象に残っているパフォーマンスは?”という質問に対して、”東京のWARP Shinjukuに出演したとき”だと回答しています!
東京公演時にはRetroVisionが回しているときに、Lucas & SteveのSteven Jansenがサプライズ登場したことでも話題になりましたね。
Retrovisionの公演中、なんと Lucas & Steve の “Steve” がサプライズ登場!!😍@WARP_SHINJUKU @RetroVisionFR @lucasandsteve pic.twitter.com/rCRFfVQx9p
— RA!NBOWJET (@RAiNBOWJETMUSiC) 2018年12月22日
このショーについて「お客さんが僕がかけた全ての曲を歌ってくれて、みんなで素敵な時間を過ごすことができた!」と語っており、音楽で人々を幸せにしたいというRetroVisionの1番の目標を実現できたショーでもあるそうです。
日本はRetroVisonの曲がApple Musicで最も再生されている国とのことなので、お客さんたちも彼のプレイを心の底から楽しんだことでしょう。
Japan is the country where my music is the most played on Apple Music 😱🇯🇵
— RetroVision (@RetroVisionFR) 2018年10月31日
RetroVisionはスムーズにショーを進められるように、サウンドチェックのときにはDJコントローラーとミキサー、スピーカーをチェックしてLJ(ライトジョッキー)とも話してライトの調整まで行うよう徹底しており、技術面に関するライダー(要件や諸般のリクエストを列記したリスト)も予め送るようにしています。
また近く日本でショーをしてくれる日が待ち遠しいですね!
RetroVisionのオススメ曲
RetroVision x Raven & Kreyn – Nobody Else
フランス出身のデュオ、Raven & Kreynとのコラボ・ナンバー。
キャッチーなコードと優美なギターのリフ、ソウルフルなヴォーカルによって爽快感マックスのフューチャーハウスに仕上がっており、Beatportのトップ100で2位にランクインしました!
RetroVision – Found You
Don Diabloが2018年のEDC Las Vegasで初披露したほかKygoなどからもサポートされましたが、ドロップのヴォーカルチョップがクセになるフューチャーハウスとなっており、RetroVisionが2018年12月にHexagonから出したEP『Get Up』にも収録されています!
RetroVision – House Beat
普段の曲とは違ったハッピーな要素少な目のクラブ向けのサウンドを目指して作っただけに、テックハウスよりのサウンドに仕上がっています!
RetroVision – Waves
最先端且つ歪んだベースラインとシンセが特徴的なアップリフティングなサウンドとなっており、Hexagonからのリリースです!
Retrovision – Get Down
この曲は2018年のEDC Las VegasでMartin GarrixやAlan Walker, Tiestoがかけたり、MestoやBrooks, Tritonal, W&Wなど多くのトップDJたちからサポートされたことでも話題になりました!
モダンなダンスクラシックとなっており、Tiestoのレーベル Musical Freedomからのリリースです!
RetroVisionは同じくMusical FreedomからDropgunとAspyerのコラボ曲“Next To Me”のリミックスバージョンをリリースしましたが、DropgunとRetroVisionのコラボ曲も早く聴きたいですね!
RetroVision – We Like To Party
Alan WalkerやDon Diablo, Hardwellといったトップアーティストたちからサポートされているのですが、オールドスクールなネタをサンプリングしたエレクトロハウスとなっており、こちらもMusical Freedomからのリリースです!
RetroVision – Here We Go
RetroVision独特のハッピーな感情が含まれたフューチャーバウンスとなっており、Future House Musicからのリリースです!
同じくFuture House Musicからリリースされた“Elevate”も人気なので併せてチェックしてみて下さい!
RetroVision – Hope
パーティーのバイブスを取り入れたフレッシュなフューチャーベースよりのサウンドとなっており、NoCopyrightSoundsからのリリースです!
同じくNCSから出した“Campfire”もオススメです!
Don Diablo – I Got Love (RetroVision Flip)
オランダ出身のプロデューサー、Don DiabloのナンバーをRetroVisionがリミックス。
今回リミックスとしてDon Diabloと曲で初共演しましたが、今後コラボレーションもあるかもしれませんね!
Lucas & Steve – Say Something (RetroVision Remix)
オランダ出身のデュオ、Lucas & Steveのナンバーを公式リミックス。
原曲やクラブミックスより個人的に好きなリミックスで、ドロップ部分の躍動感溢れるフューチャーハウスが魅力的です!
おわりに
いかがでしたか。
RetroVisionがどんなアーティストか少しは分かっていただけましたか。
過去にあらゆるジャンルの曲をきちんと作った後に現在のフューチャーハウスを確立させましたが、今後もしかしたら違ったジャンルの要素を取り入れたハイブリッドなサウンドを生み出したりと更なる進化を見せてくれるかもしれませんね!
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