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日本人初!KombがTimmy Trumpet主宰のレーベル SINPHONYから新曲 “Warning” をリリース!ポーランドを代表する人気プロデューサー Sikdopeとのコラボが実現!

日本人初!KombがTimmy Trumpet主宰のレーベル SINPHONYから新曲 “Warning” をリリース!ポーランドを代表する人気プロデューサー Sikdopeとのコラボが実現!

本日 3 月 28 日(金)、日本人 DJ /トラックメイカーの Komb が Sikdope とコラボした新曲 “Warning” を Timmy Trumpet のレーベル SINPHONY からリリースしました!

Komb は現在東京を拠点に活動しており、Electric Fox, Maxximize Records, Barong Family, Welcome Records といった海外の著名レーベルから次々と曲をリリースし、過去に記事でもピックアップしたこともありますが、SINPHONY からの日本人初デビューを果たした Komb 本人に制作の裏側や Sikdope とのコラボ秘話などをうかがいました!


― Maxximize Records につづき、日本人初の SINPHONY からのリリースおめでとうございます。

ありがとうございます!いつか Hard Techno を自分のサウンドに取り入れたいと思っていたので、試行錯誤を重ねた末に最高の形でリリースできて本当に嬉しいです。Spinnin’ グループからのリリースは “Ritual” 以来約 4 年ぶりなので、とても感慨深いですね。

― 今作は、サイレンの音が響き渡るとてもユニークなサウンドに仕上がっていますね。どのように制作されたのでしょうか?

近年、Bigroom Techno や Hard Techno はすっかり定番となりましたが、正直似たようなサウンドばかりだなと感じていました。そこで、「Hard Techno に Donk ベースを取り入れたら面白いんじゃね?」という発想から制作をスタートしました。Donk ベースは、初期の ALRT の楽曲が証明しているようにサイレンの音と非常に相性が良いので、その組み合わせは自然に決まりましたね。

MY LEVEL [NRG Records]

 

実は、サイレンの音そのものをリードとして使うアイデア自体は、2019 年に開催された EDC Japan のオーディション用に作った楽曲からの流用なんです。その楽曲は一次選考で落選してしまいましたが、アイデア自体は気に入っていたので、ずっとストックしていました。約 6 年越しに供養できて本当によかったです。ブレイクには、制作当時、別の案件で手がけたばかりの Trance サウンドを取り入れ、Bigroom Techno界のトレンドにもマッチするよう仕上げました。途中で入る M1 ピアノは、気づいた方も多いかもしれませんが、“Robert Miles – Children” リスペクトです笑

Robert Miles – Children (Official Video)

 

また、ボーカルは ChatGPT で台本を作成し、Text to Speech(テキストをリアルな音声に変換するサービス)を使って生成しました。AI 技術の進歩には本当に感謝です。

― 今回は EDM 界の重鎮 Sikdope とのコラボという点でも話題になっています。彼との出会いや、今回のコラボに至った経緯を教えてください。

Sikdope との最初の接点は、今から約 6 年前。当時 Twitter(現 X )で、彼から「君の “Booyah” の Edit を送ってくれ!」とリプライをもらったのがきっかけでした。ちょうどその頃、Ben Nicky が僕の Edit を何度もサポートしてくれていたので、それを通じて Sikdope にも届いたんだと思います。

その後も Sikdope は僕の Bootleg をいくつかサポートしてくれたのですが、特に印象的だったのは、彼がフェスで MK/Shadw さんとのコラボ曲 “Break Outside The Lines” をサポートしたときですね。

「オリジナル曲もサポートしてくれるなら、コラボの提案もいけるかも」と思い、思い切って当時のとっておきのデモを彼に送りました。結果、彼も気に入ってくれて、一度目のコラボがスタートしました。

― 「一度目のコラボ」と言いますと?

実は今回の “Warning” の前に、リリース直前までいったコラボ ID があったんです。でも、僕のこだわりの強さが原因で意見がぶつかってしまい、結果的にお蔵入りになってしまいました。

この件があって、しばらく Sikdope との交流は途絶えていました。しかし、”Warning” を制作していく中で、このサウンドが彼と絶対にマッチするという確信が持てたので、1st バージョンが完成したタイミングで彼に送ってみました。すると、予想通り彼も気に入ってくれて、再びコラボが実現しました。彼の Techno Kick と Rolling Bass に置き換え、さらに普段は僕がほとんど担当しているミキシングやマスタリングまで手掛けてくれたので、僕のアイデアを最高の形に仕上げてくれたと思います!

― リリースに至るまでの経緯や制作過程まで教えいただきありがとうございます!今月からより一層新曲リリースに注力するとのことで楽しみにしています!


【プロフィール】

BootlegやEditの制作からキャリアをスタート。SoundcloudのBootlegは世界中から高く評価され、Timmy Trumpet、Ben Nicky、Da Tweekaz、Darren Stylesなど名だたるアーティストからのサポートを受ける。その後は、世界的人気レーベルから立て続けにオリジナルトラックをリリース。Maxximize Records (Spinnin’ Records)、Barong Family、Electric Fox(Dirty Workz)、Skink、Welcome Recordsからのリリースを果たし、2022年にはavex EDMよりユーロビートの名曲”NIGHT OF FIRE”のカバーをリリースする。2023年、Tatsunoshinと共に”ウッーウッーウマウマ(゚∀゚)”でお馴染みの”Caramelldansen”の公式リミックスを行い話題に。2024年にはULTRA KOREA 2024へ出演を果たす。また、別名義Whac-A-Meとして、KONAMI社の人気音楽ゲームDanceDanceRevolutionやbeatmania IIDXへの楽曲提供も行っている。

Contact: kombjp@gmail.com
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