大阪を基盤に数多くのアーティスト招聘イベントを企画してきた「ATG Management」。
今夏開催されたATG Sessionのインタビューでも語られた第二章が2020年いよいよスタートします。
これまでATGは、Lucas & SteveやMesto, Manseなど今では人気アーティストの初来日を数多く企画してきましたが、ATG Sessionを一区切りとしATG第二章に進みます。
では「AXIS」とはどのようなイベントなのか?目指すところはどこなのか?オーガナイザーのWALTさん, TAKUさんの2名にインタビューさせていただきました。
🔥初来日 & 世界初公演🔥
〜 Years & KAY 大阪単独公演決定 〜
日程: 1月31日(金) 22:00〜
会場: @club_joule“Years” @YearsOfficial
ErosやBelongそして伝説のID”Bliss”を送り出したYearsが待望の初来日!“KAY”
Years新たなHouseユニット”KAY”の世界初公演が決定!https://t.co/ckygId6hV7 pic.twitter.com/zEHYVaTxqF
— AXIS from ATG (@axis_from_atg) 2019年11月28日
また昨日解禁となった2020年1月31日(金)に登場するYears, KAYのブッキング経緯を、ATG Management代表のNaoki Katayamaさんにも聞いてみたのでチェックしてみて下さい!
①まずはWALTさん, TAKUさんの自己紹介をお願いします。
WALT: Third Party, Oliver Heldens, Arty, MANSE, Matisse&Sadko, Sam Feldtなど数多くの海外アーティスト公演にも出演してきました。また大阪でレギュラーパーティーもあり、Progressive House を軸にプレイしています。
TAKU: 約1年前にATGのメンバーに加わり、現在は主にATGのプロモーションを担当しながら活動を続けています。
今はBass HouseやProgressive Houseをメインにプレイしています。
②AXISとはどのようなイベントですか?
TAKU: ATG代表のNaokiさんと一緒に動いてるのでATGイベントと何ら変わりはありません。しかし今後はデイタイムでは無くナイトタイムイベントに切り替わります。AXIS from ATGはProgressive HouseやGroove Houseを軸に大阪にもっと根付かせる動きをWALTさんと共にスタートします。
WALT: TAKUから新しいイベントを仕掛けるのにWALTと一緒にしたいとオファーをもらいました。
僕の表現したい音楽も彼とは分かち合えるので、新しいイベントをスタートしようと決心しました。
僕は、毎週土曜日Club Piccadillyのレギュラーパーティーがあるので金曜日のナイトタイムイベントだけになりますが、大阪の音楽ファンに更なるいい刺激があり楽しんで貰えるイベントの1つにします。
③AXISの路線としてなぜProgressive HouseやGroove Houseを軸にしようと考えたのですか?
WALT: Progressive HouseやGroove Houseを中心に楽しめるイベントが大阪では極端に少ない印象がありました。
大阪でもProgressive HouseやGroove Houseをもっと広めたいという思いもあり、我々が新たにイベントを作り上げることにしました。
④AXISの名前に込められた想いを教えて下さい。
TAKU: AXISは直訳すると「軸」という意味です。今後、我々AXISが大阪でProgressive HouseやGroove Houseの軸になっていくという思いが込められています。そして、AXISはATGの第二章でもあります。
今後ATG全体がより大きなイベントになるための軸の一つになればという思いも込められています。
⑤ Years, KAYのブッキングはどのような経緯で決まったのですか?
Naoki: Yearsとは2018年の春頃から連絡を取っていました。2019年夏にBeginningとコラボしたSessionsのProgressive House枠の1人でした。しかしYearsから「KAYのプロジェクトをスタートさせるので今は特にショーは出来ない。そしてショーのオファーは金額では決めない」と約2年間断られ続けていました。
9月初旬WhatsAppに1件のメッセージが届きました。「YearsはKAYとして新しいプロジェクトをスタートする。そして”Bliss”も2020にリリースする事が決まった。KAYのID 4曲を送るから感想聞かせて欲しい」との内容でした。
電車に乗ってたので途中下車し、すぐ彼に電話をしました。「KAYの世界初公演は俺にやらせて欲しい。そしてKAY, Yearsの2 Showを1日でして欲しい」と伝えました。どうしても彼を大阪に連れて来たかった思いでした。
” Years & KAY 大阪単独公演 “
昨年の春頃からずっと彼に連絡していました。ショーをしてくれないアーティストの1人だったので色々ありました。
Yearsを知らない人も見てもらえると嬉しいです😊
Years – Bliss & Belong(Axwell & Years Remode) Played by Axwell
みんなで手拍子しましょ👐 pic.twitter.com/Uo87khu2kx
— Naoki Katayama (@naoki_katayama_) 2019年11月28日
「OK!金額はNaokiが決めていいから、大阪だけでショーをしよう。そしてお互い新たなスタートにしよう」と言ってもらいました。OKの返答をくれた背景には長期間のコンタクトそしてオファーだけでなく、日本に対して色々思う事があるのかなと感じます。実はMNNさんがYearsの記事を出したタイミングが大阪公演が決まった日だったんです。
また、WALTとTAKUの招聘したいアーティストリストに載っていたので話も早かったです。Jouleオーナーからも以前同様「お客さんが喜んでくれるやろ?ならやらなあかんやろ。◯日と◯日が今のところ空いてるから決めて」との返答を頂き着地しました。
“Progressive House ファン待望のYears, そしてKAY世界初公演を大阪だけで”が実現した瞬間でした。
また、彼からFrance Opiumのショー音源を貰いました。音楽評論家じゃないのでうまく伝わらないかもしれないですが、Kryder, Axwell, AlessoのセットをMixした感じで最高です!笑
彼は現段階でショーを断り続けているので、海外に行ってもなかなか見れないアーティストの1人です。もしかすると日本人のProgressive Houseファンも彼のセットを聞いた事が無いかもしれません。超激レアなのでぜひ見に来て欲しいです。
⑥今後の考えや展開を教えてください。
WALT: アーティストブッキングは都度相談しながら変わらず攻めていこうと思います。AXIS from ATGでしか招聘しないアーティストを引き続き企画していきます。ローカルDJもそれぞれ自分の色を出してもらい1回目よりも2回目。2回目よりも3回目と、AXISにしかできないエンターテインメントを演出していきます!
TAKU: ATGは前回のSessionsを一つの終着点として歩んでいました。また今年の夏頃には年末まで多くのアーティストが来日するという情報が入っていたので、地盤を固める事だけに集中し約半年間イベント企画をしないとATG主幹メンバーの打ち合わせで決まっていました。
そして半年の準備期間を設け、いよいよスタートするのがAXISです。これからも我々しか招聘しないアーティストでもっと驚くような事を企画していきます。
そしてこれを機にATGは、今まで以上に活動の幅が広がると思います。ATGを応援してくださっている皆様を始め、今後ATGを知ってくださる皆様にも今まで以上に楽しんでいただけるようなイベントにしていきます。日々進化するATGにぜひご期待ください!
Naoki: ATG Sessionsを最後にオーガナイズから離れブッキングだけに力を注いでいます。「最近何してんの?」とよく聞かれますが、約4ヶ月間2週に1度の間隔で韓国などアジア諸国に行きブッキング活動やアーティスト公演イベントの作り込みを勉強していました。
アーティストとクラブにとって良い条件を模索する事が僕の仕事です。大阪在住でEDM系の呼び屋さんは僕ぐらいか、大阪が基盤となると居たとしても少ないので、僕は大阪の事しか考えていません。
オーディエンスも演者もクラブ関係者そしてアーティストも”楽しかった”と言ってもらえるイベントを作り込みたいです。そして今後の公演に関しても大阪単独を視野に入れています。
【AXIS presents Years & KAY】
開催日時:2020年1月31日(金)
会場:大阪 club joule
開催時間:OPEN: 22:00 CLOSE: 5:00
料金 ADV: ¥2,700- DOOR: ¥3,500- (別途 ¥700/1D)
ACT:Years, KAY, WALT, TAKU, Alessa, Arcana, dejinosuke, Gemma, Goat, GOSHIMA, HoRus, JohNN, Kanon, N015E, Salmon $ato, THIRD FLOOR, T.T.O, UP, USAGI, yakosaaan, Yona, YUHEY, Yusёi, Yuto, YU-MA and GRAVITY
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