ビッグ・ビートサウンドの火付け役としても活躍した伝説のプロデューサーのひとり、Fatboy Slimが過去に音楽キャリアを諦めて、もうひとつの夢であった消防士になろうと考えていたことを明かしました。
現在57歳のFatboy Slimもキャリアをスタートしてすぐに売れたわけではなく、数々の苦境を乗り越えた後に、1996年にリリースしたアルバム『Better Living Through Chemistry』で名声を博し、数々のショーに出演するようになり、“Praise You”や“Right Here, Right Now”,“Eat, Sleep, Rave, Repeat”などの名曲を生み出しました。
Fatboy Slimの地元ホヴやブライトンを中心に発行されているイギリスの地元新聞「The Argus」によると、先日、消防士のチャリティーイベントに参加したFatboy Slimはスピーチで「人生のほとんどすべてを音楽ビジネスに費やしてきたけど、たくさんの浮き沈みもあった。ある沈んでいた時期に周りのみんなから”お金がないんだから、ちゃんとした職に就いたほうがいい。”と言われたこともあった。そんなときに自分がしたい仕事について考えたこともあったが、自分でもよく分からなかった。でも前々から消防士になりたいというビジョンはあった。」と語ったそうです。
また「長い間、同じ仲間たちと一緒にいて、お互いニックネームで呼び合うような環境から突然離れて何か別の事をするというのはとても重要なことだと思う。僕がしようとしたことは少し軽薄かもしれないけどね。それに消防士のユニフォームはカッコいいし、女性は皆あのユニフォームが好きだからね、、ちょっとおふざけが過ぎたね。」とミュージシャンでいることと消防士として働くことを冗談ぽっく悩む様子も見せました。
We’re looking for new firefighters – @FatboySlim we would love you on board!
Check out our website for recruitment info and why you shouldn’t rule yourself out! https://t.co/qnRehzgLhehttps://t.co/3cdlksolqM
— East Sussex FRS (@EastSussexFRS) July 2, 2021
さらに続けて「冗談はさておき、僕はかなり真剣に考えていたし、医療に携わるとはどういうことかも理解することができたけど、僕は歳をとりすぎていた。実際に胸郭周辺の筋群の数値をチェックしたりもした。その後、幸いにも演奏権保護協会の小切手を手に入れて食べていくことができ、ヒット曲もとばすことができたんだ。今、自分の歳で消防士になるのは遅いけど、消防隊に対しては今も変わらず大いに尊敬している。救急や警察、消防はまだまだ過小評価されていると思っているよ。」と自身の過去と意見も述べました。
Fatboy Slimは新型コロナウイルスの感染拡大の中で仕事をするNHS(国民保険サービス)の医師、看護師、介護士、運送業者、清掃業者、さらに救急士や警察、消防士に対して感謝の気持ちを込めて、2021年11月11日(木)にブライトン・センターで無料ライヴを行うことも決定しています。
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