毎回、次世代サウンドのアーティストを招聘している ZEROTOKYO の人気パーティー “Lost Controll” が、D J N ² 主催の次世代型パーティー “きゅんです” とコラボして過去最大規模で 3 月 9 日(土)に開催されます!
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この日は、スペシャルゲストとしてメルボルンが世界に誇るハイパーポップシンガー daine が出演しますので、今世界が注目している daine の魅力に迫りたいと思います。
目次
ハイパーポップ界の大注目株 daineとは
オーストラリア・メルボルン出身のフィリピン系オーストラリア人アーティスト daine。
Tigers Jaw, Sunny Day Real Estate, American Football, Basement, Turnstile などのミッドウェスト・エモやハードコア/メタルシーンにも強い影響を受けた daine は、そういった 2000 年代初期のアイコンから得たすべての感情を利用し、それらの洗練された雰囲気をほろ苦いエッジを加えながら現代風にアレンジしています。
13 歳のときにメルボルンにある地元のハードコア・フェスティバル Invasion Fest に行ったときからハードコアに夢中になり、Tumblr と YouTube に一日中費やしていた十代の頃にエモにどっぷりとハマったのですが、高校時代はボーカルにまったく自信がなかったため、自分のギターを録音し、ボーカルにオートチューンを大量に加えていたそうです。
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常に孤独を感じ、エーラース・ダンロス症候群(EDS)及び、体位性頻脈症候群(POTS)と闘ってきた daine は、高校でのバンド活動を経た後、16 歳のときに Soundcloud に出会い現実逃避の手段やトラウマを処理するための出口として音楽を作り始めましたが、彼女にとって、音楽は自分自身を再発見し、人々と繋がることができる場所でした。
人々と繋がりのために自分が持っているすべてを投入し、ラップトップとマイクを使って音楽制作に真剣に取り組み出すのですが、その結果は早く形となり、2020 年にリリースしたデビュー・シングル “Picking Flowers” を含む最初の 2 枚のシングルは爆発的にヒット。
Warner Music Australia などのメジャーレーベルからも注目されるのに時間はかからず、コネも何もなく努力と才能で自力で契約を獲得しました。
自分自身を証明しなければならないという計り知れないプレッシャーも伴い、キャラクターという独自の鎧を作り演じていましたが、いつしかそれこそが自分が求めていた姿であり、パフォーマンスアート作品となったのです。
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12 歳上の 2 人の兄弟の影響から、幼少期はイギリスのロックバンド Bring Me The Horizon の音楽で溢れる家庭で育った daine にとって、彼らは憧れの存在でもありましたが、そんな Bring Me The Horizon のフロントマン Oli Sykes と 2021 年に自身の楽曲 “SALT” でコラボしたほか、今年 2024 年には、オーストラリア全土をまわる Bring Me The Horizon のアリーナツアーのサポートを行うことも決定しています!
daine が作る音楽はすべて超直感的で、サウンドの方向性やジャンルを念頭に置いておらず、自分のやりたいことや好きなことにとことんチャレンジしているので、今後の進化が尚更楽しみです!
ミックステープは各方面から大絶賛!
2022 年、daine が 19 歳のときに 2000 年代初頭のミッドウェスト・エモとメルボルンのハードコアシーンにインスピレーションを得たデビュー・ミックステープ『Quantum Jumping』を、翌年 2023 年にはセカンド・ミックステープ『shapeless』を発表。
前者は 16 歳のときに初めて書いた曲を中心としたタイムカプセルのような作品で、過去の自分との決別・解放のために世に放たれて話題となりましたが、特に後者の 8トラックのミックステープ『shapeless』では、daine の不定形な音楽センスを堪能することができます。
90 年代のユーロダンスからモッシュピットを誘う “doom” など、『shapeless』は巧みに制作されており、音響的にまとまりがありながらも、それぞれの曲が独立しており、ポップというジャンルの変動する性質を見事に取り入れています。
メロディックだけど熱狂的で、最先端且つ心地よい仕上がりで、全体を通してハイパーポップを基軸としているあたりから、daine のエモルーツの側面も垣間見えます。
大注目のハイパーポップ・デュオ 100 gecsとも共演
“ハイパーポップの寵児” の異名も持つ Dylan Brady と Laura Les によるデュオ 100 gecs は、過去には Skrillex ともコラボするなど、ジャンルやボーダーを超えて人々から愛されていますが、daine もまた色んな形で 100 gecs と共演しています。
daine が 2021 年にリリースした大ヒット曲 “boys wanna txt” では、100 gecs の Dylan Brady と Ryan Jacob が共同でプロデュースしているほか、100 gecs がシドニーとメルボルンで行ったショーにてサポートを務めたこともあります。
彼女はハイパーポップからヘヴィメタルまでさまざまなジャンルを魅惑的なボーカルを交えて披露するスタイルを確立しており、100 gecs の音楽とも共通点があることから、彼らのオープニングアクトに選ばれたのも納得です。
Charli XCXとは師弟関係!?
@d41n3 bouta #slay tho @Charli XCX 🎵 performing at Pryzm in london tonight see you soon🎵 #epic #minions #swag #girlboss #cringe #hyperpop ♬ original sound – mhide90
daine は自分をポップミュージックに夢中にしてくれた存在として、真っ先に Charli XCX の名前を挙げています。
子供の頃、あまりポップミュージックを聴いてこなかった daine にとって衝撃を受けた最初の女性ポップアーティストだったそうで、ステージ上の彼女の自信だったり作品そのものを尊敬していると語っています。
そんな Charli XCX と 2019 年の Laneway Festival で共通の友人を通じてついに知り合い、その後シドニーで一緒にミニゴルフまで行い、今では仕事でもプライベートでも仲が良く、Charli XCX のロンドン公演でサポートアクトとして出演したこともあります。
Charli XCX は daine のことを弟子と呼び、daine も Charli XCX のことを師匠、指導者とあがめており、労働倫理などたくさんのことを教えてもらったそうです。
ZEROTOKYOのスペシャルコラボイベントに出演!
冒頭でもお伝えした通り、3 月 9 日(土)、次世代サウンドのアーティストが大集結する ZEROTOKYO の人気イベント “Lost Controll” と D J N ² 主催の次世代型パーティー “きゅんです” によるコラボイベントに、daine がスペシャルゲストとして出演することが決定しました!
この日は、ミックスジャンルの音楽とあらゆる肩書きに囚われないポジティブなエネルギーを持つ国内アーティストも集結しますので、刺激ときゅんで溢れ、誰もが居場所と感じられる新空間の提供を肌で感じてみて下さい。
KYUNDESU × Lost Controll
03/09 (土) 23:00 – 04:30
OPEN 23:00
HP:https://zerotokyo.jp/event/kyundesu-x-lost-controll0309/
DOOR:¥3,500-
FASTPASS TICKET:¥3,000-
【B4 Z HALL】
SPECIAL GUEST:daine
LIVE:MANON / REIKKO / KAMIYA
DJ:N ² / MARZY x JOMMY / E.O.U. / ViDA x 6.do
PERFORMERS:SUNNYBUNNY / MIA SCANDALS / ariseikatsu
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