本日は多くのトップアーティストたちのリミックスを手掛け、毎回美しいエレクトロポップを聴かせてくれるJustin Carusoについて紹介します。
キャッチーでメロディアスなサウンドで且つダンサンブルなドロップを兼ね備えた楽曲ばかりなので是非聴いてみて下さい!
目次
- 1 Justin Carusoとは
- 2 トップアーティストたちの楽曲も積極的にリミックス!
- 3 Justin Carusoのオススメ曲
- 3.1 3LAU & Justin Caruso – Better With You ft. Iselin
- 3.2 Justin Caruso – More Than A Stranger ft. Cappa & Ryan Hicari
- 3.3 Justin Caruso – Caving ft. James Droll
- 3.4 Justin Caruso – Love Somebody ft. Chris Lee
- 3.5 Justin Caruso – High Enough ft. Rosie Darling
- 3.6 Justin Caruso – Don’t Know You ft. Jake Miller
- 3.7 Justin Caruso – If We Stay ft. Ivy Adara
- 3.8 Justin Caruso – Talk About Me ft. Victoria Zaro
- 3.9 Kap Slap & Gazzo – Rewind (Justin Caruso Remix)
- 3.10 X Ambassadors – Unsteady (Justin Caruso Remix)
- 4 おわりに
Justin Carusoとは
Justin Carusoとは、アメリカ・LA出身のDJ/プロデューサー。
高校に入るまではプロのバスケットボール選手になることを目指してバスケに打ち込む毎日を送っていましたが、高校1年生のときにバスケの試合で膝の怪我をしたことで、スポーツから離れざるを得なくなります。
その後、高校のインターンシップでアメリカの大手レーべル、Interscope Recordsに行ったことで大きなインスピレーションを受けて、バスケの代わりに音楽制作に情熱を注ぐことを決め、初心者向けの音楽制作ソフトウェア GarageBandを使ってマッシュアップを作り始めるようになります。
ZeddとSelena Gomezの“I Want You To Know”のリミックスがSoundCloudにアップした1番最初の曲になるのですが、このリミックスが多くのDJたちにサポートされ、いきなりブレイク!
3LAU, The Chainsmokers, X Ambassadorsといったアーティストたちの楽曲のリミックスを公開すると、これがリスナーやアーティストたちの間でも話題となり、2017年にCreative Artists Agency(CAA)と契約しデビューシングル“Talk About Me”をリリース。
この“Talk About Me”はDance/Mix Show Airplayで36位にランクインしたほか、Hype Machineのチャートで2位を獲得し、Spotifyでも400万回近く回っています。
リミックスが評価されてこれまで3LAUやThe Chainsmokers, Gryffinといったアーティストのツアーでオープニング/クロージングアクトも務めてきましたが、2017年の秋には自身初となるツアー、Can I Drop Out Yet? Tourを敢行。
Justin Carusoは幼稚園に行くのが嫌でいつも泣きながら両親に連れて行かれていたほど学校を楽しいと思ったことがなかったのですが、大学では音楽産業を専攻し、音楽プロデューサーになってツアーをしたいという夢があったため、優先順位は2番目だったものの、色んなコネクションも生み出してくれたとのこと。
南カリフォルニア大学ソーントン音楽学校に通っていたのですが、とにかく音楽のプロデュースに時間を割いて練習し続けることが自分にとって1番良いと感じ、最終的には中退することを決意し、「Can I Drop Out Yet?(訳: もう中退していい?)」ツアーが誕生したそうです。
ちなみにデビューシングルの“Talk About Me”でヴォーカルを務めたVictoria Zaroも南カリフォルニア大学出身で、そこで出会ったそうで、Justin Carusoのマネージャーのひとり、Alexは実の兄の親友で、Blakeもまた南カリフォルニア大学に在学中も一緒だった先輩なのです。
このツアーでは3LAUやTiesto, NGHTMRE, Slushiiといった豪華アーティストたちとも共演しました。
2018年には自身のDrop Outツアーを行ったほか、Tiëstoとともにアメリカの各都市でショーを開催しました。
2019年に何度もショーやツアーで共演した3LAUとついにコラボ曲“Better With You”をリリースしましたが、Justin Carusoにとって3LAUは親友のひとりであり兄のような存在だそうです。
現在はEDC Las Vegas, Summerfest, Billboard Hot 100 Festといった各国の大きなフェスティバルにも多数出演しています。
1番はエレクトロポップ路線を突き進みつつもサウンドの幅は広めていき、パフォーマンス面も高め、ゆくゆくは自身のレーベルも持ってアップカミングなアーティストも輩出していきたいとのことで今後の更なる活躍にも期待です!
トップアーティストたちの楽曲も積極的にリミックス!
Justin Carusoはそのリミックスセンスの高さも評価されており、X Ambassadorsの“Unsteady”をリミックスしたバージョンは、現在Spotifyで1700万回以上再生されるほどのヒットを記録しています。
The Chainsmokersの“Until You Were Gone”をリミックスしたバージョンに関しては、The Chainsmokers自身がMemories Do Not Openツアーなどでもかけたことでも話題となりました。
ほかにも“Everybody Hates Me”の公式リミックスを担当したり、“Closer”や“Until You Were Gone”などThe Chainsmokersの楽曲を多数リミックスしています。
The Chainsmokersだけでなく、Martin GarrixやMarshmello, Justin Bieber, Sander van Doorn, DVBBSなどトップアーティストたちの人気楽曲というハードルの高いラインを攻めていますが、見事Justin Carusoワールド全開のサウンドにアレンジされています!
Justin Carusoは、EDMだけでなく、カントリーミュージックやジャズ、ヒップホップなど色んなジャンルの音楽を聴くそうで、こういった幅広いジャンルの音楽への興味が自身の曲にも影響を与えているそうです。
1番大好きなジャンルがカントリーミュージックということもあって、Blake Shelton, Tim Mcgraw, Sam Hunt, Jason Aldeanといったカントリーミュージシャンに大きな影響を受けたそうで、エレクトロニックミュージックシーンだとSwedish House MafiaやPorter RobinsonにインスパイアされたというJustin Caruso。
そのため自身の曲には常にノスタルジーな要素を取り入れたり、カントリーミュージックが素敵なラブストーリーを伝えるように自身の曲にも似た雰囲気のストーリーを描くよう心掛けており、プロデュースをスタートし始めた頃はThe WhoやBen E Kingといった昔のアーティストたちの楽曲をリミックスしていたのもそのためだそうです。
Justin Carusoのオススメ曲
3LAU & Justin Caruso – Better With You ft. Iselin
アメリカ出身のプロデューサー、3LAUとのコラボで、ノルウェー出身の女性シンガー、Iselinを迎えたナンバー。
何度も一緒にツアーやフェスなどで共演し、仲の良い友人同士だった2人がついにコラボしたこの曲は、友人や家族などとの繋がりに感謝するといった内容で、ピアノとギターによるアップリフティングなリズムが印象的なバウンシーなポップナンバーとなっています!
Alan Walkerの“Faded”でもヴォーカルを務めたIselinの歌声にもうっとりさせられます!
Justin Caruso – More Than A Stranger ft. Cappa & Ryan Hicari
アメリカ出身の女性シンガー、CappaとシンガーのRyan Hicariをフィーチャーしたナンバー。
出だしの繊細なピアノのメロディ部分が個人的にお気に入りなのですが、その後のチルなメロディとヴォーカルチョップを混ぜた中毒性のあるドロップも素敵です!
フューチャーベース感を強めたTritonalによる公式リミックスバージョンもオススメです!
Justin Caruso
価格: 250円posted with sticky on 2019.3.12
Justin Caruso – Caving ft. James Droll
アメリカ出身のシンガー、James Drollをフィーチャーしたナンバーで、Justin Carusoにとってのサードシングル。
ダンサンブルなビートとJames Drollによる心温まるリリックと歌声が素敵なキャッチーな1曲に仕上がっています!
自身のA&R、Natalieを通してJames Drollとコンタクトを取り、直接会ってはいないもののメールでやり取りして完成させたそうです!
Justin Caruso – Love Somebody ft. Chris Lee
アメリカ出身のシンガー、Chris Leeをフィーチャーしたナンバー。
魅力的なギターのリフと温かいメロディ、ヴォーカルチョップがそれぞれ絶妙にマッチした1曲なっています!
この曲を敢えて簡単な構成にしているのは、リスナーが聴きやすいように、そしてヴォーカルをリスナーの心にダイレクトに響かせるためとのこと。
自身の過去の恋愛やつらかった時期について書いた歌で、どんなことがあっても愛している人のためなら頑張れるというメッセージ性の強い曲となっています!
Justin Caruso – High Enough ft. Rosie Darling
アメリカ出身の女性シンガー、Rosie Darlingをフィーチャーしたナンバー。
Rosie Darlingのヴォーカルを聴かすとこは聴かせ、ドロップはフロア受けも抜群なアップテンポなサウンドに仕上げています!
Justin Caruso – Don’t Know You ft. Jake Miller
アメリカ出身のシンガー、Jake Millerをフィーチャーしたナンバー。
Justin CarusoとJake Millerは数年来の友人で、前々から一緒に曲を作ろうと話していてようやく実現したそうで、Jake Millerの滑らかなヴォーカルとJustin Carusoのエレクトロポップサウンドが上手く絡み合って気分を高揚させてくれます!
DallasKによるリミックスバージョンもオススメです!
Justin Caruso
価格: 250円posted with sticky on 2019.3.12
Justin Caruso – If We Stay ft. Ivy Adara
LAを拠点に活動する女性シンガー、Ivy Adaraをフィーチャーしたナンバー。
J BalvinとWilly Williamのコラボ曲“Mi Gente”と似たようなヴォイスシンセを使用したしっとりめのサウンドに癒されます!
この曲はAstralwerks RecordsとNinjaがコラボしたコンピレーションアルバム『Ninjawerks』にも収録されました!
Justin Caruso – Talk About Me ft. Victoria Zaro
アメリカ出身の女性シンガー、Victoria Zaroをフィーチャーしたナンバー。
ヴォーカル、メロディともにリラックスさせてくれるようなソフトなタッチとなっており、ドロップ部分はJustin Carusoらしくヴォーカルチョップを駆使したエレクトロポップに仕上げています!
Kap Slap & Gazzo – Rewind (Justin Caruso Remix)
アメリカ出身のプロデューサー、Kap Slapと同じくアメリカ出身のプロデューサー、Gazzoのコラボ曲をリミックス。
自分だけのサウンドというのを初めて見出した作品のひとつということで、自身にとって大きな意味のある1曲とのこと!
Kap SlapとGazzo繋がりでTwo Friendsとのコネクションも生まれたそうです。
X Ambassadors – Unsteady (Justin Caruso Remix)
アメリカのロックバンド、X Ambassadorsのナンバーをリミックス。
この原曲を初めて聴いたときサウンド、ヴォーカルともに惚れ込んだそうで、原曲のピアノの雰囲気とヴォーカルを活かしつつ自身のエレメントを取り入れて見事なエレクトロポップに生まれ変わりました!
おわりに
いかがでしたか。
Justin Carusoは2014年に東京で来日公演を行ったことがありますが、自身の楽曲やリミックスを増やした今、久々に来日して欲しいですね!
コメントを残す