2020年2月10日(月)、スウェーデン出身のDJ/プロデューサー・デュオ、Wasted Penguinzのメンバー、Jon Brandt-Cederhällがグループを抜けることを発表しました。
Wasted PenguinzはPontuz BergmanとJon Brandt-Cederhällからなるデュオで、はじめは2人ともソロでユーロダンスなどを制作していましたが、2006年にネットを通じて知り合い、2008年にデュオを結成。
HeadhunterzとAbjectのコラボ曲“Scantraxx Rootz”に大きな影響を受けてからはハードスタイルを作ることを決め、ScantraxxやDirty Workzなどのレーベルから数多くのヒット曲を生み出し、Euphoric Hardstyleのパイオニアとも言われ、ハードスタイルシーンに大きく貢献してきました。
しかし、2020年2月10日(月)に自身のYouTubeチャンネルにファンに向けた動画をアップし、メンバーのJon Brandt-Cederhällがメンタルヘルスの問題でWasted Penguinzを去り、今後はPontuz BergmanのみでWasted Penguinzプロジェクトを進めていくことを報告したのです。
Wasted Penguinzはここ数年間、自身のメンタルへルスの問題をオープンにしており、アルバム『Clarity』にも収録されている“Make It One Day”の歌詞でも感情を表現していました。
YouTube動画の中で、Jon Brandt-Cederhällはメンタルヘルスの問題に加え、ハードダンスミュージックへの情熱を失ってしまったことも告白しましたが、Wasted Penguinzからは抜けるものの、音楽活動は続けて今後は違う名義で曲も出していくそうです。
Wasted Penguinzがきっかけでハードスタイルにハマったという人も多いと思いますし、ファンにとってこの報告やすでにPontuz BergmanのみのSNSアイコンに変わっているのを見るのは悲しいですが、Wasted Penguinz自体は無くなりませんし、またJon Brandt-Cederhällの違う形の音楽を聴ける日を楽しみにしましょう。
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