ヒップホップやR&Bの曲を聴いていて、ときどき曲のはじめや合間なんかに『Let me see(レッミシー)!』というフレーズが入っているものがありませんか?
実はこのフレーズ、Nic Nac(ニック・ナック)というプロデューサーが手掛けたというタグ付けみたいなものなんですが、彼が手掛ける曲はほぼほぼ大ヒットしているという大注目のヒットメーカーなんです!
本日はNic Nac(ニック・ナック)について、および彼がプロデュースしたオススメの曲をいくつか紹介します!
目次
- 1 Nic Nacとは
- 2 恋人は今注目のあのアーティスト!?
- 3 Nic Nacプロデュースのオススメ曲
- 3.1 Sean Kingston – Beat It ft. Chris Brown, Wiz Khalifa
- 3.2 Chris Brown – Loyal (Explicit) ft. Lil Wayne, Tyga
- 3.3 Chris Brown, Tyga – Ayo
- 3.4 Omarion Ft. Kid Ink & French Montana – I’m Up
- 3.5 Chris Brown, Tyga – B****es N Marijuana ft. ScHoolboy Q
- 3.6 Mally Mall – Wake Up In It ft. Sean Kingston, Tyga, French Montana, Pusha T
- 3.7 Ray J – I Hit It First ft. Bobby Brackins
- 3.8 Kid Ink ft. R. Kelly – Dolo
- 3.9 Chris Brown – Came To Do ft. Akon
- 3.10 Mase – Nothing ft. Eric Bellinger
- 3.11 Kevin Gates ft August Alsina – I Don’t Get Tired (#IDGT)
- 3.12 Zendaya – My Baby
- 3.13 Tinashe – Watch Me Work
- 4 おわりに
Nic Nacとは
Nic Nac(ニック・ナック)とは、アメリカ出身のレコード・プロデューサーです。
本名はNicholas Balding(ニコラス・バルディング)で、1989年7月5日生まれの現在まだ26歳なのですが、バリバリの売れっ子です!
2000年代はじめに「Go Dav」というグループとして、その後「Starting Six」というグループとして活動した経歴を持っています。
彼のプロデューススタイルは、まずビデオゲームっぽいメロディーを作り、そのメロディーの下にR&B要素のコードを加えるといったもので、高校当時から現在もなお変わらないそうです。
14歳の高校生のときにFL Studioを使って音楽のプロデュースを始めたNic Nac。
高校在学中に4人のラッパーと1人のシンガーで構成された「Go Dav」というグループを結成しました!
“Ride Or Die Chick”などの人気曲を生み出し、このグループで活動するなかでさらに音楽キャリアへの関心を高めました。
その後自身の住むカリフォルニアの東海岸を拠点とする新たなグループ「Starting Six」を結成。
このグループはBig Steve、Young Feez、Riggs、Ry Bread、GooseというNic Nacの昔からの友人6人で構成されており、2009年に遊びで“Thirsty”という曲を作ったのが始まりです。
自分たちの家族や親戚、友人たちぐらいにしか見られないだろうと全員が思っていたそうですが、現在YouTubeで200万回以上の再生数を誇るほど注目を浴びました!
- Starting Six – This Ain’t Water (Thirsty Pt.2) ft. Mann
Starting Six
価格: 150円
posted with sticky on 2015.12.28
- Starting Six – Yogi
- Starting Six – Mixin’ Liquor ft. Bobby Brackins, K00L J0HN
Starting Six
価格: 150円
posted with sticky on 2015.12.28
- Starting Six – On Me Feat. Feez, Shugz & T-Wag
どれも3年前から6年前くらいの曲なんですが、今聴いてもまったく色褪せないお洒落なヒップホップ・ナンバーばかりですね!
そんなNic Nacが単体で最初に注目されたのは、2010年にプロデュースしたBobby Brackinsの“143”でしょう。
ちなみにこの曲で稼いだお金で母のいる実家を初めて出て、ロサンゼルスに拠点を移したそうです。
それからは、Chris Brown(クリス・ブラウン)やSean Kingston(ショーン・キングストン)、Kid Ink(キッド・インク)といった人気アーティストたちの曲を次々とプロデュースしてはヒットさせ、その名を世界中に知らしめました!
恋人は今注目のあのアーティスト!?
Nic Nacはグアム出身の美人シンガーソングライターでモデルもこなすPia Mia(ピア・ミア)と付き合っています!
2014年から交際を始めたそうですが、現在も変わらずラブラブみたいです。
めちゃくちゃ羨ましいっす!!笑
Chris Brown(クリス・ブラウン)とTyga(タイガ)をゲストに迎えたPia Miaの一番の代表曲、“Do It Again”のプロデュースもしていましたね!
この曲も勿論、冒頭に『Let me see』フレーズが入っていますよ!
そのほかにも“F**k With U”や“Fill Me In”といった楽曲のプロデュースも手掛けています!
今後もNic Nac×Pia Miaのタッグによるヒット曲を期待できそうですね!
>>>Pia Miaについては『“Do It Again”で人気沸騰中!新歌姫Pia Mia(ピア・ミア)とは?』の記事もチェック!
Nic Nacプロデュースのオススメ曲
Sean Kingston – Beat It ft. Chris Brown, Wiz Khalifa
Chris Brown(クリス・ブラウン)とWiz Khalifa(ウィズ・カリファ)をゲストに迎えたSean Kingston(ショーン・キングストン)のナンバー。
PVの3:49くらいにNic Nac本人も出演しています!
Chris Brown – Loyal (Explicit) ft. Lil Wayne, Tyga
不貞な女性をテーマにした曲で、French Montana(フレンチ・モンタナ)をフィーチャーしたイースト・コーストバージョンとToo Short(トゥー・ショート)をフィーチャーしたウェスト・コーストバージョンがあります!
クリス・ブラウン
価格: 200円
posted with sticky on 2015.12.28
Keyshia Cole(キーシャ・コール)がSean Kingston(ショーン・キングストン)とLil Wayne(リル・ウェイン)をフィーチャーしたオフィシャル・リミックスも存在します!
Chris Brown, Tyga – Ayo
Chris Brown(クリス・ブラウン)とTyga(タイガ)による間違いないコラボ・ナンバー!
何度も繰り返される「I need you」という女性のヘリウムガスによるヴォーカルのサンプリングも特徴的です!
Omarion Ft. Kid Ink & French Montana – I’m Up
Kid Ink(キッド・インク)とFrench Montana(フレンチ・モンタナ)をゲストに迎えたOmarion(オマリオン)のナンバー。
オートチューンによるFrench MontanaのラップとKid Inkのキャッチーなバースが爽やかなサマー・アンセムとなっています!
Chris Brown, Tyga – B****es N Marijuana ft. ScHoolboy Q
ふたたびChris Brown(クリス・ブラウン)とTyga(タイガ)によるコラボ曲で、ScHoolboy Q(スクールボーイ・キュー)をフィーチャーしたナンバー。
Chris Brown X Tyga
価格: 200円
posted with sticky on 2015.12.28
2015年に出したChris BrownとTygaによるコラボレーション・アルバム『Fan of a Fan: The Album』収録に収録されています!
Chris Brown X Tyga
価格: 1,900円
posted with sticky on 2015.12.28
Mally Mall – Wake Up In It ft. Sean Kingston, Tyga, French Montana, Pusha T
Sean Kingston(ショーン・キングストン)とTyga(タイガ)、French Montana(フレンチ・モンタナ)、Pusha T(プシャ・ティー)という豪華なメンツを揃えたMally Mall(モリー・モール)のナンバー。
今までのNic Nacのサウンドとは一味違ったダークな感じですが、何度も聴きたくなる中毒性があります!
Mally Mall & Tyga
価格: 250円
posted with sticky on 2015.12.28
Ray J – I Hit It First ft. Bobby Brackins
Bobby Brackins(ボビー・ブラッキンズ)をフィーチャーしたRay J(レイ・ジェイ)の甘いナンバー。
この曲はRay Jが過去に関係があり、現Kanye West(カニエ・ウェスト)の妻であるKim Kardashian(キム・カーダシアン)のことを歌詞でネタにしたことでも話題になりました!
Kid Ink ft. R. Kelly – Dolo
R. Kelly(アール・ケリー)をゲストに迎えたKid Ink(キッド・インク)のナンバー。
この曲はKid Inkのアルバム『Full Speed』に収録されているのですが、シングルカットされていいレベルの良曲です!
Chris Brown – Came To Do ft. Akon
https://www.youtube.com/watch?v=HaEeJOr-mCM
Chris Brown(クリス・ブラウン)がAkon(エイコン)をフィーチャーした今までありそうでなかったタッグのナンバー。
Chris Brownのアルバム『X』収録曲です!
Mase – Nothing ft. Eric Bellinger
ロサンゼルス出身のR&Bシンガー、Eric Bellinger(エリック・ベリンジャー)をフィーチャーしアメリカ出身のラッパー、Mase(メイス)によるナンバー。
こういう良い意味でゆるく心地よいサウンドがたまらないです!
Kevin Gates ft August Alsina – I Don’t Get Tired (#IDGT)
August Alsina(オーガスト・アルシーナ)をゲストに迎えたニューオーリンズ出身のラッパー、Kevin Gates(ケヴィン・ゲイツ) のナンバー。
Nic Nacのサウンドはダークな雰囲気でもキャッチーなビデオゲームみたいな音が盛り込まれているので聴きやすくなりますよね!
Kevin Gates
価格: 250円
posted with sticky on 2015.12.28
Zendaya – My Baby
アメリカの女優 / シンガーソングライターのZendaya(ゼンデイヤ)によるナンバー。
TY$(タイ・ダラー・サイン)とBobby Brackins(ボビー・ブラッキンズ)、Iamsu!(アイアムスー)が加わったオフィシャルリミックスもオススメです!
Tinashe – Watch Me Work
https://www.youtube.com/watch?v=dXinoWrBSDU
今最も注目されているロサンゼルス出身の女性R&Bシンガー、Tinashe(ティナーシェ)によるキャッチーなナンバー。
Tinasheといえば、最近リリースしたChris Brown(クリス・ブラウン)をフィーチャーした“Player”もオススメです!
おわりに
いかがでしたか。
上で紹介したNic Nac(ニック・ナック)プロデュースの曲は、どれもヒット曲ばかりですよね。
これが超売れっ子プロデューサー、Nic Nac(ニック・ナック)の才能です!
今の音楽シーンに必要不可欠のNic Nac(ニック・ナック)の今後の曲も楽しみに待ちましょう!
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