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Barong Familyファン必見!痺れるようなダークサウンドで有名なSnavs(スナーブス)が人気のベースパーティ「BLACK OUT」に出演!

Barong Familyファン必見!痺れるようなダークサウンドで有名なSnavs(スナーブス)が人気のベースパーティ「BLACK OUT」に出演!

久しぶりのアーティスト紹介記事となります。

本日はBarong FamilyやSpinnin’ Recordsなどから曲を出しているトラップシーンの新鋭DJ、Snavs(スナーブス)について紹介したいと思います!

というのも7月29日(土)に渋谷のWOMBで行われる「BLACK OUT」に出演が決定。

Snavsがどんな人物でどんな音楽を作っているのかよく知らない方のために、分かりやすく解説するのでこれを読んでイベントに参加されて下さい!

Snavsとは

Snavs(スナーブス)とは、デンマーク出身のDJ/プロデューサーです。

デンマークのコペンハーゲンで弁護士の母親と経済学者の父親の間で生まれたSnavs。

さぞ厳格な家庭かと思いきや両親ともに家の中でも外でも色んな音楽をたくさん聴くほど音楽が大好きだったそうです。

また長年ギターの演奏をしていた父親からギターの弾き方を教えてもらったりしたこともあって常に音楽に触れて過ごしていましたが、徐々にヒップホップに惹かれていくようになります。

ヒップホップにハマって聴き込んでいたSnavsですが、 Skrillexに大きな影響を受け今度はダブステップに興味を持ち始め、ダンスミュージックのダークなカッコよさの虜になったのです。

そして18歳のとき体育館で友人から音楽制作ソフトのLogicを見せてもらったのをきっかけに、すぐにソフトウェアの使い方をマスターして自分の曲を作ることを決意。

それからは曲をプロデュースしてはネットにアップするという作業を毎日続けていたのですが、そのときもまだダブステップが大半を占めていました。

その後徐々にトラップの持つバイブスやエネルギーに魅了され、トラップの曲のプロデュースもスタート。

新しいテクニックを習得するために毎日仕事のように練習を欠かさなかったそうですが、彼にとってはストレスよりも幸福感の方が大きかったと語っています。

そうした努力を2,3年続けた頃から色んなギグに呼ばれるようになります。

当時DJの仕方はあまり分からなかったそうですが、声をかけてくれたギグには全て出演するようにし、何度か失敗したことがあるものの直接ステージで経験値を積んだのです。

そして2013年の4月にデビューEP『808%』をSoundcloudにフリーで出したのをきっかけに人気が広まり、今のような立派なDJ/プロデューサーへと成長したのです!

Snavs – Anthem (Original Mix)

 

Snavsの曲やセットの特徴を分析してみました!

ステージネームの「Snavs」という言葉は母国のデンマーク語だそうで、英語だと「Filth/Dirt」という意味。

この「Filth/Dirt」とは「腐敗、堕落」という意味で、彼が作り出す音楽を聴けば、たちまちダークで不気味なワールドに足を踏み入れたような、ゾクゾクとワクワクもさせてくれるそんなサウンドをコンセプトに付けています。

彼はお客さんに自身のアツいエネルギーを感じてもらうため、1時間のセットで60曲以上もかけます。

1時間のセットで常に盛り上がる曲ばかりかけていてはお客さんが疲れてしまうので、ほとんどのDJはブレイクダウンとなるような曲を入れて緩急を出すのですが、Snavesの場合、そのブレイクダウンで退屈な思いをさせないようヒップホップバンガーやヒット曲などを挿んでくるのも面白いです。

またEP『Armageddon』など聴いても分かるかと思いますが、彼は音の波長の終わりが低音のものを多くチョイスすることで、今にも何か不吉なことが起きそうな、そんな雰囲気を漂わせ私たちを違った意味でも楽しませてくれます!

これもステージネームの持つコンセプト通りですね。

また作る音楽はそのときの天候や季節に影響を受けることも多いそうで、EP『Armageddon』は薄暗い冬のある日に制作したそうで、“Time”なんかは夏の晴れたハッピーな日に制作したとのこと。

[Trap] – Snavs – Time [Monstercat Release]

 

そのため基本的に冬は暗めの曲が多く、夏は明るめの曲を多くなるそうですが、もちろん冬でも明るい曲、夏でも暗い曲も作ることもあり、1番はそのときの自身のムードとインスピレーション次第だそうです。笑

ユニークで変化に富んだサウンドにこだわっているため、1曲を作るのに結構な時間を費やしています。

1曲のなかでも絶対に同じドロップを繰り返すことはなく、イントロとドロップ、どっちに重きを置いた曲かによってシンセをイントロに合わせるか、ドロップにあわせるか決めて進行していくなど彼の音楽に対する真剣さが伝わってきます!

Barong Familyとは緊密な関係!

Snavsは2016年にYelow Clawのレーベル、Barong FamilyからEP『Anarchist』をリリースしました!

彼の持つダークなバイブス感じるトラップとハッピーなフューチャーベース等を混ぜ合わせたユニークな曲ばかりで、レーベルの主宰を務めるYelow Clawとのコラボ曲も収録されています。

Barong FamilyのメンバーであるCesqeauxとはイベントで何度か共演したことがあるほか、Cesqeauxの最新EP『The Infamous』収録の“Where My Money At”にもMike Cervelloとともに参加しています!

Cesqeaux, Snavs & Mike Cervello – Where My Money At (Official Full Stream)

また2017年8月5・6日にオランダで開催されるSolar Weekend Festivalでは今回初めて登場するBarongステージでメンバーと一緒に出演することも決まっているなど、Barong Familyメンバーと言ってしまっても過言ではないでしょう!

Barong Familyだけでなく、2017年に入って“For You”“Dreams”, “End With You”とオランダの最大手レーベル「Spinnin’ Records」から立て続けに曲を出すなど人気の高さが伺えます!

Snavs & ReauBeau – Dreams (Official Lyric Video)

フォロワー数は関係ない!自身のレーベル「Riotville Records」では質を重視!

Snavsは自身のレーベルRiotville Recordsを運営しており、自身の曲や他のアーティストの曲のリリースも行っています。

このレーベルではサウンドのクオリティを最も重視しており、たとえそのアーティストのフォロワーが10人だろうと10,000人だろうと音楽そのものが基準で、ジャンルも関係なくEDMからポップまで幅広い音楽をリリースしているのです。

「今のダンスミュージックシーンは本当に滑稽で理解しがたい。レーベルが決めたタイミングで指定された曲を出すのも馬鹿げてる。今売れているアーティストのなかでも本当に素晴らしい音楽を作っているのは全体の20パーセントしかいないよ。Soundcloudでフォロワーが500人にも満たないけど真の才能を持ったアーティストを何人も見てきたし、素晴らしい音楽とそのアーティストのフォロワー数というのは決して比例していないからね。」     – Snavs

こう語るようにSnavsは現在のダンスミュージックの流行りに物申すような、そんな精神を具現化するためにこの「Riotville」という名前を付けたそうです。

確固たる信念を持つSnavs自身が聴き、そして認めた曲のみをリリースしている「Riotville Records」、チェックする価値は十分にあるだろう!

今注目のベースパーティ「BLACK OUT」にSnavsが登場!

CesqeauxやKayzoといったベースシーンの注目アーティストを招聘してきたTCPTプレゼンツの注目パーティ「BLACK OUT」

※先日、iFLYERでも「BLACK OUT」が紹介されていたので参考にしてみて下さい。

7月29日(土)、そんな今注目のベースパーティ「BLACK OUT」にSnavsの出演が決定致しました!

会場は渋谷のWOMBで、2017年のTomorrowlandへの出演も決まっているSnavsを日本で、しかもクラブで堪能できる機会は滅多にありません。

すでに9月15日(金)Kayzoもかなり話題となっており、Barong Familyファンはもちろんベースミュージック好きの方はどちらも参加されて下さい!


【2017.7.29(土) TCPT presents BLACK OUT feat.SNAVS】

venue : 渋谷WOMB
open : 22:30
genre :TRAP│BASS│EDM
charge : door/3500yen
前売りチケット : 2800yen

http://tcpt.net/blackout2

Snavsのオススメ曲

Snavs – Roar

Snavs – Roar

SnavsがBarong Familyから出したEP『Anarchist』収録曲のひとつ。

個人的にはこのEPのなかで1番好きなトラックです!

ジャングルテラーとトラップをミックスさせた、まさにBarong Familyらしい様々なジャンルのサウンドが入り混じった1曲です!

Snavs & Yellow Claw – Jungle Fever

Snavs & Yellow Claw – Jungle Fever

Barong FamilyのボスであるYellow Clawとのコラボ・ナンバー。

Snavsのダークなトラップとフューチャーベースを組み合わせた斬新なサウンドとなっています!

なによりパンチの効いたドロップ部分がカッコイイです!

Snavs – Into The Wild feat. Sebastian Lind

[Trap] – Snavs – Into The Wild (feat. Sebastian Lind) [Monstercat Release]

Sebastian Lindをフィーチャリングしており、カナダの人気レーベル、Monstercatからリリースしています。

Sebastian Lindの美しいヴォーカルから始まり、エモーショナルなサウンドかと思いきや、ドロップでハードなトラップに豹変!

このコンビネーションが意外にもマッチしており、良い意味で裏切られました!

Snavs – For You

Snavs – For You

2017年に「Spinnin’ Records」と契約してレーベルから出した1発目のシングル。

メロディックさを持っていますが、ハードなドロップもあり対照的なサウンドをミックスした斬新な1曲となっています!

Snavs feat. KING – End With You

Snavs feat. KING – End With You (Official Music Video)

同じくデンマーク出身の女性シンガーで友人でもある、KINGをフィーチャリングしたナンバー。

上で説明した”For You”, そして“Dreams”に続く「Spinnin’ Records」からは3枚目のリリースとなるナンバー。

メランコリックなバイブスを持ったポップにしたいというSnavsの思惑通りのサウンドで、KINGのヴォーカルも良い味を出しています!

心の内にある悪魔の囁きを押し殺す内容のリリックもヴォーカルとサウンドによってより雰囲気が出ています!

Snavs & Fabian Mazur – Wolves

Snavs & Fabian Mazur – Wolves

Fabian Mazurとコラボしたナンバーで、Tiestoのレーベル、Musical Freedomからリリースしています。

トラップとフューチャーベースをミックスしたサウンドで、グラグラした不安定なベースラインがユニークでオススメです!

Snavs – Riot

Snavs – Riot

「Riot(暴動)」というタイトルの通り狂暴的なドロップの音が魅力的!

なんでもこの曲はイントロは一瞬で作り上げたものの、ドロップの完成に相当な日数をかけたそうです。

一方、“Luxor”という曲はドロップ部分は1時間以内に作り終わり、逆にイントロ部分の制作に1週間以上費やしたそうで、曲によってそれぞれ力を入れる箇所が違うみたいです!

https://www.youtube.com/watch?v=y4o2mv2H2AA

Snavs & Fabian Mazur – Murda

Snavs & Fabian Mazur – Murda

Fabian Mazurとのコラボしたナンバー。

ヴォーカルサンプルがエモーショナルさを引き出していますが、すぐに多様な音が重なったトラップへと変化する様が面白いです!

これぞトラップ × フューチャーベースでSnavsらしい1曲と言えます!

Martin Garrix & Bebe Rexha – In The Name Of Love (Snavs Remix)

Martin Garrix & Bebe Rexha – In The Name Of Love (Snavs Remix)

Martin GarrixとBebe Rexhaのヒット曲のリミックスも手掛けています。

このリミックスではSnavsのダークではなくハッピーな部分がサウンドに現れていますね!

ドロップの音・リズムも一度聴いたら頭から離れないほどキャッチーです!

Krewella – Ammunition (Snavs Remix)

Krewella – Ammunition (Snavs Remix)

Krewellaのナンバーをリミックスしています。

ジャングルテラーのようなムーンバートンのようなフューチャーベースのような定義が難しいミックスされたサウンドが素敵です!

Yellow Claw – We Made It (feat. Lil Eddie) [Snavs Remix]

Yellow Claw – We Made It (feat. Lil Eddie) [Snavs Remix]

Yellow Clawとコラボもしていますが、リミックスも手掛けておりYellow Clawの『Blood For Mercy (Remixes)』に収録されています!

テンポもアップしドロップもキャッチーで口ずさみやすく、オリジナルバージョンとはまた違う雰囲気の仕上がりとなっています!

Yellow Claw – We Made It (feat. Lil Eddie) [Official Music Video]

おわりに

いかがでしたか。

Snavs(スナーブス)について少しは分かっていただけたでしょうか。

よい意味で期待を裏切られるユニークな彼の音楽、そして細部まで考え尽くされた彼のセットは本当にオススメできます!

当日は彼のセットから放たれる独特の雰囲気に是非酔いしれて下さい!

コメント & トラックバック

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  1. Musical Freedom は、HardwellではなくてTiestoのレーベルではないでしょうか、、?

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