本日もMNNが最近特にキテると感じているアーティストを紹介したいと思います。
そのアーティストとは、先日Martin Garrixとコラボ曲をリリースしたLoopers(ルーパーズ)!
彼の中毒性のあるサウンドにやられてしまったので、ぜひ皆さんとも共有したいと思い取り上げたのでチェックしてみて下さい!
目次
- 1 Loopersとは
- 2 Martin Garrixとコラボ済み!
- 3 2017年の「Core Club Festival」で来日!
- 4 Loopersのオススメ曲
- 4.1 Martin Garrix & Loopers – Game Over
- 4.2 Steve Aoki & Loopers – Pika Pika ft. Vinnie Jones
- 4.3 Dyro × Loopers – Set Me Free
- 4.4 Loopers x Goja – Back To The Future
- 4.5 Florian Picasso x Loopers – Suwave
- 4.6 Loopers – Grind
- 4.7 Loopers – The Riddle
- 4.8 Loopers – Blaze It Up
- 4.9 Loopers – Playing Games
- 4.10 Loopers – Tell Me
- 4.11 Loopers – Higher
- 4.12 Steve Aoki & Ricky Remedy – Thank You Very Much (Dyro & Loopers Remix)
- 5 おわりに
Loopersとは
Loopers(ルーパーズ)とは、オランダ出身のDJ/プロデューサー。
本名はKhazarで、1992年4月4日生まれの現在26歳です。
音楽のジャンルはエレクトロ/ハウスで、なんといっても中毒性のあるあのパワフルなドロップがウケて、今多くのビッグアーティストたちからもサポートされています。
ちなみにステージネームの「Loopers」はターンテーブルで実行中のトラックの一部を繰り返し再生演奏する「ループ」からきており、複数形になっているのは現在のソロでの活動しか知らない人がほとんどだと思いますが、もとはデュオとしてスタートしたため「Loopers」となっているのです。
イラン家系で生まれたLoopersは両親から多くの自由を与えてもらい、15歳のときに従兄弟がパソコンでミキシングしているのを見て音楽のプロデュースに興味を持つようになります。
その後、音楽製作ソフト「Fruity-Loops」を購入してプロデュースを始めると同時に、従兄弟に付いて回ってDJのスキルについても学びました。
そして2010年から本格的にキャリアをスタートしたLoopersは、2012年にYves VとJacob van Hageとコラボした“Amok”をSpinnin’ Recordsからリリースすると、HardwellやAfrojack, Steve Aoki, W&W, R3hab, Diplo, Ferry CorstenなどのトップDJたちからサポートされ、同時にLoopersの名前が注目されるきっかけとなりました。
この年のTomorrowlandでは、Yves Vがホストを務めるステージ「V-Sessions」にJacob Van HageとともにB2Bで出演し、早々にTomorrowlandデビューを果たしたのです!
また翌年2014年もYves VとSander van Doornがホストを務めた「V-Sessions vs DOORN Records」ステージに出演しています。
2015年は彼自身にとって変革の1年とも言え、Fedde Le Grandのレーベル Flamingo RecordingsやLaidback Lukeのレーベル Mixmash Recordsやそのサブレーベル Ones To Watch Recordsなどから曲を多数リリース。
さらに同年、Dyroとコラボした“Jack It Up”のリリースはさらに彼のキャリアを加速させました。
Loopersの才能に早くから注目したDyroは、2013年の時点で“Monster Talk”でコラボしたり、Dyro自身もLoopersの“Dealbreaker”のリミックスを手掛けており、その後Dyro自身のレーベル WOLV Recordsから“Tell Me”などのシングルを発表。
またDyroが2016年に出したEPのタイトルナンバーでもある”Set Me Free“では再びDyroとコラボしています。
この“Tell Me”はDyroだけでなく、Hardwellが自身のラジオショー「Hardwell On Air」でもプレイされるなどサポートされました。
Dyroは「DJ Mag Japan」の独占インタビューでも、自身のWOLV Recordsと契約したLoopersをかなり推しているのが分かります。
※このインタビューでLoopersとともにオススメしているGojaというイタリア出身のプロデューサーデュオも、Martin Garrixのレーベル STMPD RCRDSから曲やEPを出しています。
LoopersはDyroだけでなくLaidback Lukeからも昔からプッシュされており、活動初期の頃にLaidback Lukeによる厳選のトップ10チャートでピックアップされたり(LoopersとBilly The Kitのコラボ曲“Ready”)、彼のレーベルと契約したほか、2014年のMiami Music Week期間中に行われたLaidback Lukeがホストを務めるプールパーティー「Mixmash Pool Party」や「Super You & Me」などにも出演しました。
下の章で話しますが、Martin Garrixからもその才能を認められており、STMPD RCRDSからシングルを出したり、ついにはコラボ曲までリリースしました。
またMartin Garrixが7月から8月にかけてイビサ島のUshuaïaで行うショーにSTMPD RCRDSのメンバーのひとりとして出演することが決まっています!
Super excited for @ushuaiaibiza this summer!
Tickets: https://t.co/LuzbmmuXYi pic.twitter.com/SR7gukTfAK
— MARTIN GARRIX (@MartinGarrix) 2018年6月14日
Loopersは最もリスペクトしているアーティストとしてSkrillexの名前を挙げているので、いつかSkrillexとのコラボも実現して欲しいですね!
Martin Garrixとコラボ済み!
LoopersはMartin Garrixのレーベル STMPD RCRDSからシングル“Blaze It Up”を出したり、Martin GarrixとDua Lipaのコラボ曲“Scared To Be Lonely”で公式リミックスを提供したことがあります。
Martin Garrix & Dua Lipa
価格: 250円
posted with sticky on 2018.6.20
このように以前から関わりがあった2人ですが、2017年のTomorrowlandでMartin GarrixがLoopersとコラボしたと思われるIDを初披露して大きな話題となりました。
このIDはMartin Garrix及びLoopersが自身のセットで度々プレイし、2018年4月に“Game Over”というタイトルでSTMPD RCRDSからリリースされました!
Martin GarrixによるメロディアスなサウンドとLoopersらしいユニークなドロップが上手く融合した爽快なエレクトロハウスとなっており、2人でバトミントン(ゲーム)の対決をしているPVも見所で、Martin Garrixの別名義とも言われているAREA21も出演しています。
またLoopersは2018年6月18日に再びSTMPD RCRDSから新曲“All On You”をリリースしたばかりですので、こちらもチェックしてみて下さい!
2017年の「Core Club Festival」で来日!
Loopersは2017年11月3日(金)に東京のTK SHIBUYA、11月4日(土)に大阪のOWLで開催された「Core Club Festival 2017」で初来日を果たしました。
このときはまだリリース前でしたが、Martin Garrixとコラボした“Game Over”もかけてくれたそうです!
正直このイベントに行かなかったのを今更ながら非常に後悔しています。
2018年の5月、6月にはベトナムや中国、台湾、ミャンマーなどを回るツアーを行っていましたが、またアジアに来てくれないでしょうか。
ちなみにLoopersが初めてアジアでプレイしたのは、2014年に韓国・ソウルのクラブ Octagonに出演したときで、このときソウルの街並みや文化にインスピレーションを受けて、“Seoul”というタイトルの曲を制作しています。
この“Seoul”はLaidback Lukeのレーベル Ones To Watch Recordsからリリースされ、Beatportのエレクトロハウスチャートでトップ30にランクインしたほか、ZeddやFirebeatz, Bassjackers, D.O.D, Laidback Lukeなどからもサポートされました!
2018年はageHaで開催されたこの「Core Club Festival」は、次回開催を計画中だと発表しているので、次はどんなラインナップを揃えてくれるのか楽しみです!
次回開催計画中!
Planning next event!
Coming Soon!![📷:@YAKA_music ]#coremusicfestival pic.twitter.com/bXApK2c5Vk
— Core Music Festival | DJs (@CMFdjs) 2018年6月2日
Loopersのオススメ曲
Martin Garrix & Loopers – Game Over
オランダ出身のDJ、Martin Garrixとコラボしたヒットナンバー。
2017年のTomorrowlandでMartin Garrixがかけてましたが、そのときの“Animals”からのドロップ部分でこの“Game Over”に変えたあの瞬間がカッコよすぎて何度も見返したのを覚えています!笑
Steve Aoki & Loopers – Pika Pika ft. Vinnie Jones
日系アメリカ人DJ、Steve Aokiとのコラボで、Vinnie Jonesをフィーチャーしたナンバー。
この曲はSteve AokiのEP『5OKI』に収録されており、なんといっても「ピカピカピカピカ」というヴォーカルサンプルがカッコ可愛いです!笑
Dyro × Loopers – Set Me Free
オランダ出身のDJ、Dyroとコラボしたナンバー。
DyroのEP『Set Me Free』のなかでも個人的に1番好きなトラックで、このエレクトロなビートが昔のDyroのスタイルを思い起こさせてくれます!
Loopers x Goja – Back To The Future
イタリア出身のデュオ、Gojaとのコラボ曲。
BPM128のエレクトロハウスで、Loopersのヴォーカルサンプルを駆使したメロディとGojaによるドロップ部分のベースが上手くマッチしています!
Florian Picasso x Loopers – Suwave
ベトナム出身のDJ、Florian Picassoとのコラボ・ナンバー。
BPMは128でバイオレンスなエレクトロサウンドがカッコイイです!
Loopers – Grind
2015年に出したナンバー。
当時は今のようなエレクトロハウスではなく、フューチャーハウスも手掛けていました!
Loopers – The Riddle
こちらも2015年に出したナンバー。
上の“Grind”に似たエレクトロよりのフューチャーハウスですが、この当時からユニークなスタイルは健在です!
Loopers – Blaze It Up
2017年にMartin Garrixのレーベル STMPD RCRDSからリリースしたナンバー。
BPM128のエレクトロハウスで、当時Martin Garrixが自身のラジオショーで何度もこの曲を紹介していたことからも推しているのが分かります!
Loopers – Playing Games
2017年にWOLV Recordsからリリースしたナンバー。
BPM130のベースハウス要素も垣間見えるエレクトロハウスで、軽快な女性ヴォーカルサンプルがアクセントとなっています!
Loopers – Tell Me
2015年にWOLV Recordsからリリースしたナンバー。
BPM128のエレクトロハウスで、「Tell me where ya from」というヴォーカルサンプルのループも中毒性を高めています!
Loopers – Higher
2015年にリリースしたナンバー。
BPM128のプログレッシブハウスとなっており、Loopersはエレクトロハウスを主軸にビッグルームやフューチャーハウスなど色んなジャンルのサウンドを組み込むのが上手いですね!
Steve Aoki & Ricky Remedy – Thank You Very Much (Dyro & Loopers Remix)
日系アメリカ人DJ、Steve Aokiとアメリカ出身のプロデューサー、Ricky Remedyのコラボ曲をDyroとともにリミックスしたナンバー。
BPM130のフューチャーハウスとなっており、久々にLoopersのフューチャーハウススタイルを聴くことが出来ました!
スティーヴ・アオキ & Ricky Remedy
価格: 250円
posted with sticky on 2018.6.20
おわりに
いかがでしたか。
Loopers(ルーパーズ)がどんなアーティストが少しは分かっていただけましたでしょうか。
2017年に来日しましたが、また近く来日してくれることを願っています!
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