2014年、2015年と人気DJランキング「DJ Mag Top 100 DJs」にランクインしたことで注目度も更に上がったDJ、KURA(クーラ)。
ついこの間、ファッションビルのなかを歩いていたら偶然、KURAの代表曲である“King Kong”が流れていて彼について書こうと決意しました。笑
というわけで、きっかけは浅いですがオススメのDJであることは間違いので、KURAについて紹介します!笑
KURAとは
KURA(クーラ)とは、ポルトガル出身のDJ / EDMプロデューサーで、音楽のジャンルはエレクトロ / プログレッシブ・ハウスを得意としています。
本名はRuben de Almeidaといい、1987年8月21日生まれの現在28歳です。
彼のスキルの高さからとにかく多くのレーベルと契約しており、大手レコード・レーベルの「Ultra Music」をはじめHardwell(ハードウェル)の「Revealed Recordings」や、Ferry Corstenの「Flashover Recordings」、Nicky Romeroの「Protocol Recordings」そしてArmin Van Buurenの「Armada Music」などの人気レーベルから曲をリリースしています。
KURAのEDMとの出会いは11歳の頃、友達のウォークマンでイギリス出身のDJ、Carl Cox(カール・コックス)のコンピレーションアルバム『Fact 2』を聴いたのが初めてで、これを機に一気にEDMにハマり込むことになります。
2000年代はじめにはクラブにも行きはじめ、フランス出身のDJ、Martin Solveig(マーティン・ソルヴェイグ)やエレクトロデュオのDaft Punk(ダフト・パンク)といったDJに影響を受けたそうです。
それにしても2000年って、まだKURAは13歳ですよね?クラブデビュー早すぎじゃないですか?笑
そして高校の放送室で自身が選曲したレコードを流したのが、KURAのDJとしての1歩となりました!
2005年から首都リズボンのにあるビーチ近のスケートショップでバイトを始めたKURAは、偶然店内にターンテーブルがあるのを発見し、店内にお客さんがいないときを見計らっては機材に触れて練習したそうです。
それからリズボン西部の街カスカイスのにあるクラブ「Coconuts」でパーティーを主催し自身はDJとしてプレイしたのをはじめに、「Bahaus」というクラブのレジデントも3年間務めました!
それだけでなくリズボンの「Kapital」やサマークラブの「Tamariz」、1500人のキャパを誇る「Gossip」など次々とポルトガルにあるクラブのレジデントDJを務め、彼の名前はポルトガルじゅうに広まっていくことになります!
その後リリースした“Polaris”や“Love Will Find You”といった曲は、アメリカの出身のDJ、Roger Sanchez(ロジャー・サンチェス)やオーストリア出身のDJ、Thomas Gold(トーマス・ゴールド)にも注目され、彼らがプレイしたほか、Hardwell(ハードウェル)やNicky Romero(ニッキー・ロメロ)からのサポートも受けたことで知名度は世界クラスになりました!
https://www.youtube.com/watch?v=_8FYWhP6Vxw
2013年以降には、“Bumbershoot”などBeatport(ビートポート)のチャートで上位に食い込む数多くのヒット曲を飛ばし、Hardwell(ハードウェル)やAxwell(アックスウェル)、Afrojack(アフロジャック)といったトップDJに多くの支持を受け、ついに母国ポルトガルを飛び出し、ブラジルやイタリア、スイス、ルクセンブルクなどでもパフォーマンスを行い、人気DJの仲間入りを果たしました!
日本でもプレイしたことがあるKURAですが、お寿司が大好物のようですね。笑
ちなみに世界の人気DJランキングの「DJ Mag Top 100 DJs」では2014年に42位という高さで初ランクインし、2015年は61位にラインクインしました!
毎年ポルトガルで開催される5日間のフェス「Meo Sudoeste」の2014年のときのフルセット動画を載せておくので、そんなプレイをしているかチェックしてみて下さい!
家族想いの優しい男!
世界トップクラスのDJのひとりにもなり、多忙な毎日を過ごすKURAですが、家族との時間を大切にするというハートフルな一面もあります。
感謝の気持ちとともに母親との写真をよくSNSにアップするだけでなく、ステージにも一緒に立つくらい母親想いのKURA。
親戚も含めた家族旅行も毎年欠かさず参加しており、従兄弟や姪っ子たちとも遊んであげる面倒見の良さも垣間見えます。
また家族の一員であるペットにも多くの愛情を注いでおり、KURAの優しく思い遣りのある性格が見て取れますね。
カッコいいだけでなく、こういった人柄の良さもKURAの魅力のひとつと言えます!
自身のラジオ番組『Ambush Radioshow』!
KURAがホストを務めるラジオ番組『Ambush Radioshow』が2015年11月から始まりました。
1ヶ月に1回アップされ、自身がお気に入りの旬なミュージックをミックスしてお届けしています!
YouTubeでトラック名を確認しながら視聴できるので、あなたのお気に入りの曲を見つけてみて下さい!
KURAのおすすめ曲
KURA & Tony Junior – King Kong
オランダ・ユトレヒト出身のDJ、Tony Junior(トニー・ジュニア)とのコラボ曲。
メロディックなサウンドからドロップにかけて盛り上がっていく過程もたまらないのですが、なんといてもドロップがカッコイイ!
この曲が流れたら体を揺らさずにはいられません!
KURA feat. Sarah Mount – Collide
女性シンガー、Sarah Mount(サラ・マウント)をヴォーカルに迎えたナンバー。
エネルギッシュなエレクトロ・ビートにのる女性ヴォーカルが上手くマッチしています!
KURA – Makhor
1:41部分の繊細なサウンドとクレイジーなドロップとのギャップがグッドな1曲。
強烈なドロップのサウンドが特徴的なエレクトロ・ハウスです!
KURA – NAMEK
タイトルの「ナメック」とPVからも分かるようにドラゴンボールがテーマとなっています。
エキゾチックなメロディーラインとブレイクダウン部分が聴けば聴くほどにハマってしまいます!
このフィギアで戦闘シーンを再現したPVはSNS等でも話題になったので、見たことある方も多いと思います!
KURA – Blow Out
クラブでピークタイムにかかりやすいフロアを盛り上げること間違いなしのナンバーです。
はずみの効いたサウンドとメロディアスなラインが印象的です!
「Imma Get Ready To Blow Out!」という掛け声は一緒に叫びたいところですね!
KURA & Halfway House – Blackmail
アメリカ・ラスベガスを拠点に活動するEDMデュオ、Halfway House(ハーフウェイ・ハウス)とのコラボ曲。
ドロップのエレクトロサウンドが耳に残るビッグ・ルーム系バンガーに仕上がっています!
KURA ft Noubya – Undefeatable
女性シンガーのNoubyaをフィーチャーしたナンバー。
メロディーが美しいプログレッシブ系ですが、ドロップはKURAらしいノリノリなサウンドとなっています!
KURA – Synopsys
このメロディーラインと無機質な重い音との対比がいいですね!
Kura – Sabotage
リズミカルながらもヘビーなサウンドが私たちをダンスに狂酔させてくれるナンバー。
2:16からは壮大な音に展開されており、フェスで聴いたら気持ちよさそうです!
KURAによるリミックス!
Hardwell feat. Chris Jones – Young Again (KURA Remix)
オランダ出身のDJ、Hardwell(ハードウェル)のナンバーをKURAによるアレンジによってバンンシーなエレクトロ・バンガーとなっています!
MAKJ & Lil Jon – Let’s Get F*cked Up (KURA Remix)
アメリカ出身のDJ、MAKJ(マックジェイ)とラッパーのLil Jon(リル・ジョン)によるコラボ曲のKURAによるリミックス・バージョン。
アグレッシブ要素が増えており、原曲よりこちらのリミックスの方が個人的に好きです!
Steve Angello vs. Matisse & Sadko – SLVR (KURA Bootleg)
元Swedish House Mafia(スウィディッシュ・ハウス・マフィア)のメンバーであるSteve Angello(スティーヴ・アンジェロ)とロシア出身のEDMデュオ、Matisse & Sadkoによるコラボ曲リミックスも手掛けています。
SoundClouの公式ページで無料ダウンロードできるので是非ゲットしましょう!
おわりに
いかがでしたか。
曲を聴いていただけたら、KURA(クーラ)が多くのDJのサポートを受けている理由が分かったのではないでしょうか。
上でも言ったようにKURA(クーラ)はすでに来日を果たしており、2015年は「V² TOKYO」で2回もプレイしています!
寿司も大好きなことですし、また近く日本に来るはずです!笑
次回来日の際は是非参加して世界トップDJのプレイを生で味わいましょう!
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