本日はベースハウスが好きな人には是非オススメしたいアーティスト、Holy Goofをピックアップします。
JauzやZincとのコラボ曲やMartin Garrixの楽曲の公式リミックスを提供していることから名前を見たことがある方も多いと思いますが、簡単に紹介したいと思います!
目次
- 1 Holy Goofとは
- 2 Holy Goofのオススメ曲
- 2.1 Jauz & Holy Goof – Back Again
- 2.2 Holy Goof – Eyes On You
- 2.3 My Nu Leng & Holy Goof – Gully ft. Takura
- 2.4 Holy Goof – Nasty ft Blacks
- 2.5 Holy Goof x Chris Lorenzo – Shutdown
- 2.6 Holy Goof x Notion feat. Face – Harder
- 2.7 Skepta – It Ain’t Safe (Holy Goof Bootleg)
- 2.8 Drake – Gods Plan (Holy Goof Bootleg)
- 2.9 Martin Garrix feat. Khalid – Ocean (Holy Goof Remix)
- 2.10 Tiësto & Dzeko ft. Preme & Post Malone – Jackie Chan (Holy Goof Remix)
- 3 おわりに
Holy Goofとは
Holy Goofとは、イギリス出身のDJ/プロデューサー。
イギリスのウェスト・ミッドランズ州にあるコヴェントリーで生まれ育ったHoly Goofは、父親の勧めもあってボクサーに熱を注いでおり、15歳のときにイギリスのチャンピオンシップで優勝した経験まで持ってます。
ボクシングと同じように昔からベースラインやハウスなどの音楽が好きで、DJコントローラーを買った瞬間に虜となりますが、週5日の激しいボクシングのトレーニングがあるため、機材を触る暇がなく一度は売ってしまいますが、音楽への想いを抑えることができず、ついにジムを去りDJ/プロデュースの道を進むことを決意しました。
Holy Goofは今まで音楽のレッスンを習ったこともなければ、学校でも音楽の先生が辞めて誰も代わりがいなくなってしまい、数学に置き換えられてしまうなど全く音楽のバックグラウンドを持っていませんが、ボクシングで培った精神鍛練とマインドセットが今の音楽をプロデュースする面でも役に立っているそうです。
ヒップホップやレイヴミュージック満載のHelter Skelterシリーズを経て、2000年代はじめからグライムをずっと聴くようになり、その後2007年頃からベースラインにハマって聴いていました。
この2つのサウンドが今の彼を形成していると言っても過言ではなく、現在アグレッシブなベースハウスにグライムやベースライン、UKガラージなどを織り交ぜたスタイルが人気を博しています。
ちなみにステージネームの「Holy Goof」は、オリジナルの名前を思い付くがままに紙にたくさん書いていたときに友人が選んでくれたひとつだそうで、込められた意味は何もないそうです。笑
またロンドンに拠点を置くクラブ、Fabricの金曜日の人気イベント「Fabriclive」をそのままDJ Mixにしたアルバム『FABRICLIVE』に大きな影響を受けたというHoly Goof。
なかでも2007年にCaspa & Ruskoが担当した37回目のコーナーに最もインスパイアされたそうですが、そんなHoly Goofも『FABRICLIVE』の97回目のコーナーを担当しました。
「Holy Goof」プロジェクトをスタートしたての2014年頃、Royal TやFlava Dが“Girls”を自身のセットでかけるなど活動初期の頃からサポート。
2015年にはHoly Goofとしてのファーストシングル“Telling You”をCertified Bangersからリリース。
この“Telling You”のヒットがきっかけで、Party Like Us RecordsやTumble Audio, Four Forty Recordsといったレーベルからも曲をリリースし、DJ Zincと“Push It”でコラボまで実現しDJ Zincのレーベル、Bingo Bassからリリースしたことまであります。
※“Push It”はVIPバージョンもあるので聴き比べてみて下さい。
その後Detonate & TTCはじめ、Glastonbury FestivalやBanghai Palaceといったフェスにも出演し、ロンドンやノッティンガムでのヘッドラインツアーやロンドンの人気クラブ、PrintworksでのショーはSOLD OUT。
Detonate & TTCではWookieやChris Lorenzoと一緒にプレイしましたが、Wookieの“Battle”や“Scrappy”, “Far East”などの楽曲に影響を受けたことがあるそうです。
またベースハウス系のアーティストだけでなく、Chase & StatusといったドラムンベースアーティストともB2Bセットを披露。
BBC 1XtraやKiss FM, Rinse FMなどのラジオ局でもゲストMIXを披露しており、今ではZincだけでなくTQDやMy Nu Leng, AC Slaterといったベースミュージックシーンの重鎮からもサポートされており、自身のレーベル「HGMusic」まで設立しました!
Holy Goof自身が注目しているアーティストとしてNotion, Bassboy, Skepsis, Skue-Kの名前を挙げているので、彼らの音楽もぜひチェックしてみて下さい!
Holy Goofのオススメ曲
Jauz & Holy Goof – Back Again
アメリカ出身のDJ、Jauzとのコラボ曲。
Jauzのアルバム『The Wise And the Wicked』収録曲のひとつですが、Holy Goof色強めのベースハウスとなっています!
Holy Goofは2018年4月にJauzのオーづとラリアツアーに同行したこともあります!
Holy Goof – Eyes On You
BPM131のエネルギー全開のベースハウスアンセム。
リードサウンドはホルンですが、ピッチをコントロールしてよりレイヴ向きの音に仕上げています!
My Nu Leng & Holy Goof – Gully ft. Takura
イギリス出身のデュオ、My Nu Lengとのコラボで、Takuraをフィーチャーしたナンバー。
オールドスクールなベースハウスとフレッシュなベースラインが融合した中毒性高めな1曲となっています!
TakuraはChase & Statusの“No Problem”でもフィーチャリングされていますね!
Holy Goof – Nasty ft Blacks
Blacksをフィーチャーしたナンバー。
Jauzのレーベル、Bite This!からリリースされ、Jauz本人やZeds Dead, Sikdopeらからもサポートされました!
Holy Goof x Chris Lorenzo – Shutdown
イギリス出身のプロデューサー、Chris Lorenzoとのコラボ・ナンバー。
UKガラージやベースライン、グライムを織り交ぜたBPM130のサウンドに仕上がっています!
Holy Goof x Notion feat. Face – Harder
イギリス出身のプロデューサー、Notionとのコラボで、Faceをフィーチャーしたナンバー。
こちらもUKガラージやベースライン、グライムを織り交ぜたタイトルどおりBPM130のハードなサウンドとなっており、Holy Goof自身のレーベル「HGMusic」からリリースされました!
Skepta – It Ain’t Safe (Holy Goof Bootleg)
イギリス出身のグライムアーティスト、Skeptaのナンバーをリミックスしたもの。
このブートレグはHoly Goofが自身のセット専用に作ったそうですが、このブートレグが多くのUKベースラインファンの心を掴み、彼の知名度を押し上げるきっかけにもなりました!
Drake – Gods Plan (Holy Goof Bootleg)
アメリカ出身のラッパー、Drakeのナンバーをリミックス。
2018年を代表するブーチレグのひとつと言っても過言ではないクオリティで、TiestoやNetsky,Steve Aokなどがもセットでかけたことでも人気が広がりました!
Martin Garrix feat. Khalid – Ocean (Holy Goof Remix)
オランダ出身のDJ、Martin Garrixとアメリカ出身のR&Bシンガー、Khalidのコラボ曲をリミックス。
R&Bテイストのしっとりした原曲を物の見事にベースハウスにアレンジしており、これが意外とハマっているので聴いてみて下さい!
Tiësto & Dzeko ft. Preme & Post Malone – Jackie Chan (Holy Goof Remix)
オランダ出身のDJ、Tiëstoとカナダ出身のDJ、Dzekoとのコラボ曲を公式リミックス。
この曲や上の“Ocean”もそうですが、メインストリームなEDMをHoly Goofに公式でリミックスを依頼する件数も徐々に増えてきたのが感じられます!
おわりに
いかがでしたか。
Holy Goofがどんなアーティストか少しは分かっていただけたでしょうか。
Holy Goofはかなり中毒性高めな曲ばかりなので、彼をきっかけにベースハウスやベースライン、グライムにハマる方も多いはずですので、こういったジャンルにあまり馴染みがなかった方もぜひ聴いてみて下さい!
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