トランスシーンのレジェンド、Ferry Corstenといえば、「System F」や「Gouryella」はじめ、「Moonman」や「Pulp Victim」,「Albion」, Markus Schulzとのサイドプロジェクト「New World Punx」などなど複数の別名義を持っていることでも知られています。
ここ数年は、主に「Ferry Corsten」,「System F」,「Gouryella」の3つを使い分けて、曲を出したりイベントを開催したりしてきましたが、これら3つのプロジェクトを全て持ち込んだ初のツアー『What The F』を行うことを発表しました。
「WHAT THE F?」と題した24秒のティザームービーも公開されましたが、ロボットのようなキャラクターがスプレーで“What The F – All In One Night / Gouryella, Ferry Corsten, System F”と書いており、バックにはFerry Corstenのクラシックが流れています。
I’ve been producing music under many aliases – Ferry Corsten, Gouryella, System F & more. For a long time I’ve had a vision of bringing all these projects to the stage for one massive show of my own music open to close. This will be a night to remember! This will be WHAT THE F. pic.twitter.com/gASn2xHd7l
— Ferry Corsten (@FerryCorsten) February 5, 2020
このショーでは、3つの名義の懐かしのクラシックから最新曲、更には未発表曲までミックスした、1人でオープンからクローズまでプレイするOpen To Closeセットを披露することも決定しており、“full audio-video experience”とも記載されているので、ホログラフィックな映像やレーザーなどビジュアルにも拘ったスペシャルなショーが期待できそうです。
Ferry Corstenの音楽はハードコアガバにはじまり、その後トランスへ移行しましたが、現在Ferry Corsten名義の曲は、テクノからEDMまで制限のない自由なスタイルとなっており、System Fはパーティー向けのパンチの効いたトランスに特化したプロジェクト、Gouryellaはスピリチュアルで現実離れしたトランスとなっており、これらをひとつのショーでどのようにひとまとめにするのか注目したいところです。
発表されたばかりの第1弾のツアー日程は、4月から8月にかけてアメリカの9都市で開催される予定となっていますが、興味がある人は是非参加してみて下さい。
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