世界の人気DJランキング『DJ Mag Top 100 DJs』で、2015年にトップ3入りしたMartin Garrix(マーティン・ギャリックス)。
現在まだ19才というのに才能に満ち溢れていますね!
そんなマーティンが、この前オランダのテレビ番組「DINO」に出演した際、自身のレーベル『STMPD RCRDS』を立ち上げることを発表しました。
本日はマーティンのレコード・レーベルについての情報をお送りしたいと思います!
所属していた大手レーベルを脱退!新たな一歩へ!
去年2015年に、16歳のときから所属していたEDMシーンの最大手レーベル「Spinnin’ Records(スピニング・レコーズ)」を脱退したことで、世界じゅうのEDMファンを驚かせたMartin Garrix(マーティン・ギャリックス)。
すんなり脱退というわけにはいかず、マネージメントも担当していた「Spinnin’ Records」と「MusicAllStars Management(ミュージック・オール・スター)」と何度も話し合いがなされました。
というのも契約当時、まだ業界に関して全く無知だったマーティンは何も知らずに契約書にサインしてしまったため、彼の音楽の著作権は全てレーベルが持つことになっていました。
そのため、マーティンが「自身の楽曲の権利をすべて自分で管理したい」と何度も交渉しましたが、レーベルはなかなか首を縦に振らず、ついには音楽の著作権をめぐって訴訟まで起こしました。
NEWSDue to rumours in the music industry I think it is necessary to inform everyone as follows.It is correct that I…
Posted by Martin Garrix on 2015年8月26日
色んな噂が流れてますが、皆に説明する必要があるのでここに記します。今までリリースしていた、Spininn’ , MSとの契約を破棄したことは事実です。契約に関して意見の違いがありました。これまでお世話になってきたSpininn, MSチームと長年仕事出来て楽しかったですが、お互いが納得することが出来ませんでした。
SpinninとMSを信頼しており、今年に入ってからずっと楽曲の権利をもらおうとしていましたが、相談した結果、何も変わらなかったのがとても残念でなりません。
ここが人生の一区切りになります。ただ今後この話はしたくないので、皆がこの話題に触れないでいてくれることを願います。
今も新しいトラックを一杯作っていて、面白いプロジェクトも控えてるので10月「ADE」で色んないいニュースを発表できたら嬉しいです。
いつもサポートしてくれて有り難う、また会えるのを楽しみにしてます。
-Martijn Garritsen
長引きはしましたが最終的には「Spinnin’ Records」がマーティンに著作権の譲渡に合意したため、訴えは取り下げられました。
やはりこの行動も自分のレーベルを立ち上げるためだったんですね。
無事に著作権を取り戻したマーティンは、現在有名なスタジオ・デザイナーのJean Morel(ジャン・モレル)に自分のスタジオ作りを依頼するなど本格的にレーベル設立に取り組んでいます!
WOOooohooohooOo so happy to finally announce my own label! Can't wait for all of you to hear the new music x Martijn pic.twitter.com/3Imr6SATdx
— STMPD RCRDS (@stmpdrcrds) March 4, 2016
- Martin Garrix – Bouncybob (Feat. Justin Mylo & Mesto)
気になる『STMPD RCRDS』の全容!
マーティンは自身のレーベル『STMPD RCRDS』では、EDMだけに限らず幅広いジャンルを取り扱っていきたいとのこと!
またレーベルの目的を以下のように発表しています。
“My aim with STMPD RCRDS is to foster an artist first community to support great music. It’s important for young, undiscovered talent and veterans alike to have a support system that is invested in and dedicated to their success above all else.”
『STMPD RCRDS 』をまだ発掘されていなかったり、素晴らしい才能をもったアーティストたちを育てていくような場所にし、彼らを全力でサポートできるようなシステムを整えたいと語っています。
そんな 『STMPD RCRDS 』から早速、新曲“Now That I’ve Found You”を3月11日にリリースする予定になっています!
Trailer for my first song on my new record label STMPD RCRDS, ‘Now That I’ve Found You (feat. John & Michel)’, is up now!Coming March 11 2016.
Posted by Martin Garrix on 2016年3月4日
なんともドラマティックなトレイラーに仕上がっていますね!
以前、ヴォーカルの入っていない“Don’t Crack Under Pressure”という曲をメキシコの「EDC(エレクトリック・デイジー・カーニバル)」でプレイしましたが、その曲にヴォーカルが乗ったヴァージョンがこの“Now That I’ve Found You”です!
フィーチャリングしているスウェーデン出身のシンガーソングライター、John Martin(ジョン・マーティン)のインディーロック風なヴォーカルがハマっています!
John Martinといえば、Swedish House Mafia(スウィディッシュ・ハウス・マフィア)ともコラボしたことでも有名なアーティストですね。
メランコリックなギターとピアノの旋律が特徴的で、マーティンのメロディックなサウンドとパワフルなドロップの絶妙なバランスを保っているプログレッシブチューンで、これからのフェスシーズンでヘビープレイされること間違いなしです!
Justin Bieberともコラボ!?
2年位前にマーティンが「Scooter Braunプロジェクト」と契約してから常に噂されていたのがJustin Bieber(ジャスティン・ビーバー)とのコラボ!
※Scooter Braunとは、アメリカのタレント・マネージャーで、「School Boy Records」と「Raymond-Braun Media Group (RBMG)」の2つのレーベルを運営しており、レーベルにはジャスティンとマーティンも所属しています。
そんな噂がついに実現しそうなのです!
というのもマーティンのレーベル『STMPD RCRDS』が、公式Twitterでその噂を肯定しました!
@bieberxgarrix true, working on some ideas!
— STMPD RCRDS (@stmpdrcrds) March 4, 2016
クラブで行われたジャスティンの21歳のバースデーパーティーのときには、自らマーティンをステージに招くなど親交もあるようです!
https://www.youtube.com/watch?v=spq-vxDOSoI
『STMPD RCRDS』からJustin Bieber×Martin Garrixの夢のコラボ・ナンバーがリリースされる日も近いかもしれません!
おわりに
いかがでしたか。
ワクワクするニュースばかりではないですか!?
First STMPD RCRDS party is going down during #MMW.
Tickets @ https://stmpd.co/stmpdmiami
Posted by Martin Garrix on 2016年3月7日
マーティンはマイアミの「WMC」の期間に、『Story』というショーステージを開催すると発表しており、ArtyやJay Hardway, Julian Jordan, Matisse & Sadkoといったマーティンと馴染みのあるDJも駆けつけ、サプライズゲストも登場する予定とのこと!
また3日間開催される本場マイアミの「Ultra Music Festival」の最終日18日(金)の最後のトリを飾ることになっているので、是非生マーティンを見に行ってみてはいかがでしょうか。
これからも彼の行動から目が離せません!
コメントを残す