少し更新が空いてしまい申し訳ありません。

台北のオススメクラブについて書いた記事の確認も兼ねて台湾に行っておりました。

＞＞＞【世界のクラブから】台湾のおすすめクラブ10選！

そんな台湾に行く飛行機の座席のモニターにスウェーデン出身のEDMデュオ、Galantis(ギャランティス)のアルバムが収録されており、彼らの良さを再確認しました！

というわけで本日はGalantis(ギャランティス)について紹介します！

Galantisとは

Galantis(ギャランティス)とは、スウェーデン出身のEDMデュオで、シーンでは有名なChristian Karlsson（通称：Bloodshy）と、Linus Eklöw（通称：Style of Eye）の2人で構成されています。

スタジオなどでちょいちょい顔を合わしていた2人ですが、Bloodshyが組んでいるスウェーデンのインディー・ポップバンド「Miike Snow（マイク・スノウ）」が自身の“Animal”という曲のリミックスをStyle of Eyeに依頼したのがきっかけです。

https://www.youtube.com/watch?v=mVWeqAPQUXc

 

その後、一緒にスタジオに入って曲の制作をしたりするうちに2012年に「Galantis(ギャランティス)」を結成しました！

彼らのスタイルは他のDJたちとは違う部分があり、ギターとピアノで曲を書いて、そのトラックの上に、Bloodshyがヴォーカルを乗せるという独自の方法をとっています。

「まず裸に近い状態の曲をつくり、その後洋服でいうと自分にあうピッタリの1枚を見つけるのように、その下地にサウンドを乗せていく」

これがGalantisのやり方だそうです。

そしてリリースした初のシングル“Smile”は、アメリカ出身のDJ、Kaskade（カスケード）など多くのDJによりリミックスされたことで話題になりました。

2014年2月に出したシングル“You”もまたトップDJたちに絶賛され、多くのリミックスが制作されたほか、最もShazam（シャザム）されたトラックトップ10にも選ばれました！

その後も勢いは増し、同年4月に大型音楽フェスのCoachella（コーチェラ）への出演も果たしました！

そして自身が「“精神の安定”という理想に近づくための、超越的自己治療を探求するなかで発見した13曲」と豪語する待望のデビューアルバム『PHARMACY』を発表し、世界中にその名を知らしめました。

もちろんその衝撃は日本にも到来し、2015年7月には「フジロックフェスティバル 」でプレイし、多くの観客を沸かせました！

ちなみに2015年の世界の人気DJランキング『DJ Mag Top 100 DJs』では98位にランクインし、今後さらなる飛躍が期待されています！

それぞれのメンバー紹介！

Style of Eyeとは

Style of Eye（スタイル・オブ・アイ）は、スウェディッシュテクノの時期スターとの呼び声も高く、イギリス出身の女性シンガー、Charli XCXをフィーチャーしたIcona Pop（アイコナ・ポップ）の大ヒットナンバー、”I Love It”の共作者としても有名です！

 

小さい頃からジャズやソウルといった音楽を聴いて育ったStyle of Eyeは、10歳のときからドラムセットをプレイしていました。

15歳の頃にはじめてコンピューターソフトを買ってからはテクノサウンドに魅了されたり、ドラム＆ベースの曲をプロデュース・DJをしてきましたが、音楽のスタイルや幅を広げるため現在はハウスミュージックもプロデュースしています。

Bloodshyとは

（写真左がKaskade・右がBloodshy）

Bloodshy（ブラッドシャイ）は、グラミー賞を獲得したこともあるポップシーンの最重要人物のひとりでもあります！

制作した曲のなかでも有名なのが爆発的ヒットしたBritney Spears（ブリトニー・スピアーズ）の“Toxic”で、この曲のプロデューサーとして数々の賞にノミネートされました！

 

作詞作曲を手掛けるデュオ「Bloodshy ＆ Avant」としても活動しているほか、 Katy Perry（ケイティ・ペリー）やJennifer Lopez（ジェニファー・ロペス）、Madonna（マドンナ）、Kylie Minogue（カイリー・ミノーグ）などのプロデュースも手掛けています。

また2012年にはスウェーデンのレコード･レーベル『INGRID』を立ち上げています。

それだけでなく、「Miike Snow」というスウェーデンの3人組インディー・ポップバンドを2007年に結成しており、さきほどの「Bloodshy & Avant」とアメリカ出身のシンガーでプロデューサーのAndrew Wyattによって構成されています。

BloodshyはStyle of Eyeのことを「音の世界を広げる、アメージングなプログラマー兼デザイナー。ある意味、芸術家に匹敵する」と説明すようにお互いがお互いを尊敬し合う非常に良い関係だとわかります！

インパクトのあるキャラクター！

Galantisの写真やPVを見ていたら口元が不気味な猫のようなキャラクターが登場するのですが、これは「Seafox（シーフォックス）」というGalantisのトレードマーク的なキャラクターです。

なんでもイギリスの有名なアート・ディレクター、Mat Maitlandが手掛けており、猫とクラゲをモチーフにしているそうです！

またGalantisは自分たちのファンのことを「Seafox Nation」と呼んでおり、よく「#seafoxnation」というタグでSeafoxのお面や格好をしたファンたちの姿がSNSにアップされています！

Galantisのオススメ曲

Galantis – Runaway (U & I)

Galantisといえば、この曲なしでは語れないでしょう！

世界中のチャートでトップ10入りをしたほか、ビルボードの「Emerging Artists」チャートで1位、Spotifyの「Viral 40」チャートで1位、さらにアメリカのiTunesのダンス・チャートでもトップ10入りした大人気ナンバーです！

 

 

Galantis – Smile

初めて聴いたときに、かなりメッセージ性が伝わってくる深い1曲だと感じました。

サウンド然り、味のあるヴォーカル然り、Galantisの世界の全てが凝縮されています！

PVはちょっぴりセクシュアルな内容となっています。

この曲もまたKaskade（カスケ－ド）によるリミックス・バージョンがあります！

 

Galantis – You

綺麗なピアノの旋律が特徴的で、フック部分は「Galantis filter（ギャランティス・フィルター）」と呼ばれる男性と女性のヴォーカルがブレンドされた声が使用されています！

Tiesto（ティエスト）とTwoloud（トゥーラウド）によるリミックスもあるので聴いてみて下さい！

 

Galantis – Peanut Butter Jelly

聴くと元気が湧いてくるようなポップなナンバーとなっています。

PVは結構意味不明な内容になっていますが、そこも見どころのひとつです！笑

Galantis – In My Head

こちらも「Galantis filter（ギャランティス・フィルター）」がかかった男性と女性のヴォーカルが使用されています。

リズミカルで中毒性のあるトラックです！

またSeafoxたちによるキレッキレのダンスも見応えがあります！

Galantis – Firebird

デビューアルバム『Pharmacy』のなかでこちらも人気が高いナンバー。

アッリフティングなサウンドと、それに乗る女性ヴォーカルが心地よいです！

Galantis – Gold Dust

はじめから繊細なサウンドと力強い男性ヴォーカルに涙を誘われます。

しかし、そこから徐々に盛り上がっていき最高潮に達する部分なんか最高です！

Galantis – Revolution

シンセとビートの効いたサウンドが美しく、「自分の夢を諦めないで！」という強いメッセージが込められています！

Galantis – Help

ソフトなピアノのメロディーとバウンシーなサウンドが混ざり合った、美しいけども踊れるナンバーとなっています！

Galantis – Friend (Hard Times)

ディープハウスな要素が入ったナンバーとなっており、味のあるヴォーカルもアクセントになっています！

Galantis – Forever Tonight

サウンドが面白いと思ったのが、こちらのナンバー。

繊細で美しい音から始まり、ドロップはどんな音がくるのかと思えば、軽めのさっぱりしたものを持ってきたりと予想をいい意味で裏切られる1曲です。

エフェクトのかかったヴォーカルもサウンドに上手くマッチしています！

Galantis – Call If You Need Me

トロピカル・ハウスぽいサウンドが耳に残る爽やかなナンバーです！

エフェクトがかかりまくりのヴォーカルが聴けば聴くほどにクセになります！

おわりに

いかがでしたか。

Galantis(ギャランティス)のオススメ曲をいくつか上げさせてもらいましたが、そのほかすべての曲が美しさと盛り上がりを兼ね備えており、全部がおすすめなんです！

フジロックフェスにも登場したことで、日本での知名度も徐々に上がってきていますが、間違いなく今後さらにいろんな場面で見る機会が増えてくると思われます！

彼らのポップなEDMソングがこれからも楽しみですね！