メロディアスかつエネルギッシュなサウンドで世界中のパーティーピーポーを楽しませてくれるBingo Players(ビンゴ・プレイヤーズ)。
後世にも残るようなヒット曲を多く生み出したのですが、2013年に相方を失うという悲劇にも見舞われました。
しかし、Bingo Playersは現在もなお健在です!
本日はそんなBingo Players(ビンゴ・プレイヤーズ)について紹介したいと思います。
目次
- 1 Bingo Playersとは
- 2 ラスベガスの有名クラブ「HAKKASAN」のレジデントにも抜擢!
- 3 相方であるPaul Bäumerの死
- 4 ポップなシンボルマーク!
- 5 Bingo Playersのオススメ曲
- 5.1 Bingo Players ft. Far East Movement – Get Up (Rattle)
- 5.2 Bingo Players – Cry (Just A Little)
- 5.3 Bingo Players – Knock You Out
- 5.4 Bingo Players – Out Of My Mind
- 5.5 Bingo Players – Curiosity
- 5.6 Bingo Players – Nothing to Say
- 5.7 Bingo Players – Devotion
- 5.8 Bingo Players – L’Amour
- 5.9 Bingo Players – Buzzcut
- 5.10 Bingo Players – Mode
- 6 おわりに
Bingo Playersとは
Bingo Players(ビンゴ・プレイヤーズ)とは、オランダ出身のDJ / EDMデュオです。
もとはPaul BäumerとMaarten Hoogstratenによるデュオでしたが、Paul Bäumerの死により現在はMaarten HoogstratenひとりでBingo Playersとしての活動を続けています(上の写真で左:Maarten・右:Paul)。
友人を通じて1990年代半ばに知り合った2人は2006年に「Bingo Players(ビンゴ・プレイヤーズ)」を結成。
イギリスのテクノ/エレクトロロック・バンド、Prodigy(プロジディー)にインスパイアを受けた2人は2011年ごろまではテックハウス中心のサウンドでしたが、それ以降現在ブームのEDMへとシフトしていきました。
世界中でDJをし、多くの曲をプロデュースおよびリミックスする一方で、『Hysteria Records』という自身のレコード・レーベルも立ち上げています!
このレーベルから自身の曲だけでなく、Bassjackers(ベースジャッカーズ)やMAKJ(マックジェイ)、Sandro Silva(サンドロ・シルヴァ)など、勢いのあるDJやプロデューサーの曲もリリースしています。
またTomorrowland(トゥモローランド)やElectric Zoo(エレクトリック・ズー)、Ultra Music Festival(ウルトラ・ミュージック・フェスティバル)など世界中のビッグフェスにも出演!
2012年には人気DJランキングの『DJ Mag Top 100 DJs』で初登場にして66位にマーク、2013年には52位に、2014年は96位にランクインしています!
ラスベガスの有名クラブ「HAKKASAN」のレジデントにも抜擢!
ラスベガスにある一流のDJしかプレイを許されない人気のクラブ「HAKKASAN(ハッカサン)」。
ゴージャスな内装然り、大物DJたちにも高額なギャラを支払っていることでも有名です。
過去にはAfrojack(アフロジャック)やTiesto(ティエスト)、Calvin Harris(カルヴァン・ハリス)といった皆が知っているようなトップDJたちがレジデントを務めてきましたが、2013年にBingo Players(ビンゴ・プレイヤーズ)もレジデントを務めました!
このことからもBingo Playersがすでに世界のトップDJとして認められていることが分かりますね!
相方であるPaul Bäumerの死
2013年の7月19日にFacebookページで、Paul Bäumerは自身がガンであることを告げ、Maarten Hoogstratenが1人で残っているツアーを回ることを発表しました。
Paul Bäumerも自身のレーベル『Hysteria Records』の運営のため、治療を受けながらスタジオで活動は続けると述べました。
しかし、2013年の12月17日、一年以上の闘病の末、Paul Bäumerは静かに息を引き取りました。
翌日の18日にMaarten HoogstratenがFacebookページで報告し、世界中が悲しみました。
Paul Bäumerと親交が深かったChuckie(チャッキー)は、2013年のTomorrowlandで追悼の意を込めて1曲プレイしました。
その後、Maarten Hoogstratenは仲間を失った悲しみから予定されていたステージを全てキャンセルし、Bingo playersの存続が危ぶまれましたが、2014年のはじめにBäumerの意思のためにもMaarten HoogstratenがソロでBingo Playersを続けることを発表しました!
ソロとして再スタートしたBingo Playersですが、全く衰えることなく“Knock You Out”をはじめエレクトロニック・ミュージック・チャートでトップにランクインする曲を次々と生み出しています!
ポップなシンボルマーク!
Bingo Playersといったら、目が稲妻になったスマイリーフェイス(にこちゃんマーク)のようなシンボルマークが有名ですよね!
彼らのイベントではこのマークが装飾されたりお面まで配布されることもあり、Bingo Playersが出演するフェスに行けば必ずこのマークが入ったボードを作成してたファンがたくさん見られます。
2つの稲妻はそれぞれPaul BäumerとMaarten Hoogstratenを表しているのですが、Maarten Hoogstratenがソロとして活動してからPaul Bäumerの意志を自分が引き継ぐような、このマークが持つ意味が大きく変わったように感じます。
Bingo Playersのオススメ曲
Bingo Players ft. Far East Movement – Get Up (Rattle)
アメリカのヒップホップ・ユニット、Far East Movement(ファー・イースト・ムーブメント)とコラボしたナンバー。
この曲は、2011年にリリースした“Rattle”にヴォーカルを加えたバージョンとして2013年にリリースされたのですが、オランダやイギリスなどヨーロッパだけでなく、オーストラリアやアメリカなど世界中のチャートを騒がせた彼らの人気曲のひとつです!
Bingo Players – Cry (Just A Little)
2011年にリリースした代表曲のひとつ。
この曲は、アメリカの女性シンガーソングライター、Brenda Russell(ブレンダ・ラッセル)が1988年に出したヒットナンバー “Piano In The Dark”のリリックをサンプリングしているのも面白いです!
この曲をサンプリングした曲は他にもいくつかあり、Flo Rida(フロー・ライダー)の“I Cry”なんかも有名ですよね!
Bingo Players – Knock You Out
クレジットされていませんが女性シンガーのKim Vieraをフィーチャーしており、Maarten HoogstratenがソロでBingo Playersを続けることになって初めてのシングルでもあります。
この曲は、初のアメリカのダンスチャートで1位に輝いたナンバーです!
曲中に「My fight is won, Who needs a gun, Boom-boom, Knock you out」という歌詞があるのですが、これはガンと闘ったPaul Bäumerへの追悼の意味が込められています。
オランダ出身のDJ、Hardwell(ハードウェル)によるリミックスも有名ですよね!
Bingo Players – Out Of My Mind
この曲も聴いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
メロディアスながらもドープなナンバーとなており、クラブ受けも抜群です!
スウェーデン出身のEDMデュオ、Dada Life(ダダ・ライフ)によるリミックス・バージョンもあるので聴いてみて下さい!
Bingo Players – Curiosity
今流行りのFuture House(フューチャー・ハウス)よりのサウンドに仕上がっています!
またどこかクラシックな要素も入っているお洒落ナンバーです!
Bingo Players – Nothing to Say
出だしを聴いた段階ではちょっぴり切なさを兼ね備えたポップナンバーかと思いましたが、ドロップに入ると一転してハードスタイルのようなベースラインへと変化します!
美しいメロディとエフェクトのかかったヴォイスの重なりが素晴らしいです!
Bingo Players – Devotion
この曲は2009年にリリースされたのですが、彼らの名曲と言っても過言ではないでしょう。
元ネタはイギリスのハウスミュージック・デュオ、Nomadが1990年に出した大ヒット曲“Devotion”なんですが、BPMを上げてBingo Player風にアレンジされています!
2015年にはオランダ出身のDJ、Quintino(クインティーノ)も同タイトルでサンプリング・大胆アレンジしてリリースしましたね!
Bingo Players – L’Amour
今までのBingo Playersのテイストとは一風違ったロックでバウンシーなナンバーとなっています!
ちょっとサウンドにKrewella(クルーウェラ)っぽさがありませんか?笑
Bingo Players – Buzzcut
重低音の効いたドープなナンバーとなっています!
この曲はなんといっても高音でテンポの良い部分とドロップのアグレッシブなサウンドとのギャップがたまりませんね!
Bingo Players – Mode
‘Cry (Just A Little)’ そして’Rattle’と立て続けにヒット曲を飛ばした後に出したのが、この“Mode”なのですが、こちらもYouTubeで400万回近くされている人気のナンバーとなりました!
彼らの味が良く出たプログレッシブ・サウンドとなっています!
アメリカの女性シンガー、Heather Bright(ヘザー・ブライト)によるヴォーカルが加わり、オランダ出身のEDMデュオ、Firebeatz(ファイアビーツ)によるリミックス・バージョンもまたカッコよくてオススメです!
Bingo Players
価格: 200円
posted with sticky on 2016.1.23
おわりに
いかがでしたか。
Bingo Players(ビンゴ・プレイヤーズ)の曲のなかには聴いたことがあるなというものが結構あったのではないでしょうか。
2014年10月にはDJ Magによる世界の『Top 100 Clubs』に日本から唯一ランクインした渋谷の「WOMB」に登場したこともあります!
またそろそろ来日して欲しいですね!
ときどきPaul Bäumerのことも思い出しながら、今後のBingo Players(ビンゴ・プレイヤーズ)の活動を見守ってきましょう!
コメントを残す