本日ご紹介するDJは日本でも知っている方は結構いるのではないでしょうか。
というのもタイトルの通り、DJすると同時にトランペットも演奏するアーティストなんて彼以外にはいないですからね!
というわけで本日はTimmy Trumpet(チミー・トランペット)について紹介したいと思います!
目次
- 1 Timmy Trumpetとは
- 2 実力と名声が伴うオーストラリアでナンバーワンのDJ!
- 3 サイドビジネスも展開!
- 4 同郷であるWill Sparksと大の仲良し!
- 5 迫力のライブに会場はTimmy Trumpetでいっぱいに!?
- 6 Timmy Trumpetのオススメ曲
- 6.1 Carnage feat. Timmy Trumpet & KSHMR – Toca
- 6.2 MAKJ & Timmy Trumpet Feat. Andrew W.K. – Party Till We Die
- 6.3 Carnage x Timmy Trumpet -PSY or DIE
- 6.4 Timmy Trumpet & ANGEMI – Collab Bro
- 6.5 Nervo – Anywhere You Go ft. Timmy Trumpet
- 6.6 Timmy Trumpet – Mantra
- 6.7 New World Sound & Timmy Trumpet – The Buzz
- 6.8 Timmy Trumpet – Nightmare
- 6.9 Timmy Trumpet & SCNDL – Bleed
- 6.10 Timmy Trumpet & Chardy – Hipsta
- 7 おわりに
Timmy Trumpetとは
Timmy Trumpet(チミー・トランペット)とは、オーストラリア出身のDJ / プロデューサーおよびトランペット奏者でもあります。
本名はTimothy Jude Smithといい、EDMにジャズ要素を取り入れるという独自のスタイルで有名で、過去にジャズミュージシャンとしても活躍していた時期もあります!
生い立ちについてですが、オーストラリア・シドニーで生まれたTimmy Trumpetは、オーストラリアの有名な音楽学校「Sydney Conservatorium of Music」に入学し、音楽に関する知識も技術も本格的に学びました。
またマーチングバンドにも所属しており、もちろんその頃からトランペットを演奏!
しかし卒業はしておらず9年生(日本でいう中学3年生)のときに学校を辞めたのですが、なんでも学校の火災報知機をイタズラで作動させたのが原因だとか。笑
その後、公立の学校に転校しジャズ音楽にどっぷりはまり込むことになり、ジャズバンドとして活動したりラジオなどで即興のジャズ演奏をしていたある日、ハウスミュージックと出会いDJのパフォーマンスを目の当たりにして今までにない衝撃を受けます。
そしてそのギグが終わって家路につく途中に自分が残りの人生したいのはコレだ!と感じEDMの世界に入り込むこみ、得意であったトランペットとDJを掛け合わせるという独自のスタイルを築いたのです!
EDMにハマるきっかけとなった人物として同じくオランダ出身のDJ、Joel Fletcher(ジョエル・フレッチャー)を挙げています。
現在母国のオーストラリアを拠点に活動していますが、彼の部屋から望めるシドニーの景色最高じゃないですか!
オーストラリア出身ということで同郷のEDMデュオ、DVBBS(ダブズ)も遊びにくることもしばしば!笑
実力と名声が伴うオーストラリアでナンバーワンのDJ!
Timmy Trumpetはイビサ島でDJをしながらEDMの曲に生のトランペット演奏を加えるという斬新なパフォーマンスを披露して話題になります。
そして2014年にリリースしたSavage(サーヴェイジ)とのコラボ曲“Freaks”で大ブレイクし、Armin Van Buuren(アーミン・ヴァン・ブーレン), Carl Cox(マール・コックス), Fedde le Grand(フェデ・ル・グランド), Dizzee Rascal, Fatboy Slim(ファットボーイ・スリム)といった大御所DJからもサポートを受けます!
この“Freaks”の大ヒットは彼の人生を大きく変えることになった思い入れのある1曲でもあるため、そのタイトルからとって自身のラジオショーのタイトルを『Freaks Show』としています。
Timmy Trumpetは過去にオーストラリアの人気DJを決める投票ではトップ3に何度も入ったことがあり、世界をリードするダンスミュージックのコミュニティ「inthemix50 People’s Choice Awards 2015」では、Will Sparks(ウィル・スパークス), MaRLo(マーロ), Tigerlily(タイガーリリー)といった実力派のアーティストを差し置いて堂々の1位に選ばれました!
オーストラリア出身のEDMデュオ、Stafford Brothers(スタフォード・ブラザーズ)のヨーロッパツアー中の生活を描いたリアリティ番組シリーズ『The Stafford Brothers』の主要人物のひとりとして登場したほか、1998年にもオーストラリアのバラエティ番組『Midday』にゲスト出演するなどメディアにも多数出演しており、その明るいキャラクターがまた人気を高めているのかもしれませんね!
ちなみにStafford Brothersとは彼らのワールドツアーに同行し、オーストラリアだけでなくアジアやアメリカ、ヨーロッパーでもパフォーマンスを行ったことがあります。
2011年にはSwedish House Mafia(スィディッシュ・ハウス・マフィア)の初のオーストラリアツアーでサポートをアクトを務めただけでなく、あのStevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)が一度だけオーストラリアで行った公演でサポートアーティストに選ばれたことからも彼の実績が認められていることが分かると思います!
現在までにマイアミの「WMC」やイビサ島の「Pacha」、ロンドンの「Ministry of Sound」といった世界各国の人気クラブで回し、「Tomorrowland」や「Sensation White」などのビッグフェスにも多数出演するなど、1年で200以上のギグをこなすほど彼の人気はもはや世界トップレベルと言えます!
サイドビジネスも展開!
Timmy Trumpetは「Wifebeater(ワイフビーター)」というファッションブランドも展開しており、 このブランドはシングレット(袖なしのシャツ)に特化していて、オーストラリアで活躍するダンスアーティストのキャラクターを起用したポップアートも施された可愛いアイテムとなっています。
また以前はシドニーの「Soho」というクラブで「f#%k fluro」というクラブイベントも開催しており、Stafford BrothersやOliver Twizt(オリヴァー・ツイスト)など国内外から多くのゲストを迎えた人気のパーティーでした!
https://www.youtube.com/watch?v=WhPLUXAbkt0
さらに「Timmy Trumpet for iPhone」というiPhone用のアプリまであるんですよ!
このアプリはiPhoneを使ってデジタルトランペットを操作することが可能で、スクリーンに表示されたトランペットのバルブを押しつつマイクで息を吹き込むことで本物同様の音を鳴らすことができるというアプリになっています。
そのほか上でも軽く触れましたが、『Freak Show』という自身がホストを務めるラジオショーも行っているので、ポッドキャストからも聴いてみて下さい!
同郷であるWill Sparksと大の仲良し!
MNNでも紹介したことがありますが、同じくオーストラリア出身のDJ、Will Sparks(ウィル・スパークス)ととっても仲良し!
>>>メルボルン・バウンス界の若きヒーロー、Will Sparks(ウィル・スパークス)とは!
ツアーを一緒にまわるだけでなく、一緒に何度も曲を制作したことがあるほかプライベートでも頻繁に遊んでいます。
いつかのハロウィンでTimmy TrumpetがWill Sparksの仮装をしていましたが、間違いなく心を許し合うほど仲が良いでしょう!笑
余談ですがスーパーヒーローのコスプレでパフォーマンスをするLaidback Lukeの名物イベント「Super You & Me」ではTimmy Trumpetはホットドッグになっていました!
2人とも似たもの同士でちょっとやんちゃな一面もあります!笑
もちろんふざけてばかりでなく、音楽に対する情熱はハンパなくオーストラリア発祥のジャンル、メルボルンバウンスを代表するDJとしてシーンを盛り上げることにも大きく貢献しています。
過去に「North Amerivcan Bounce Bus Tour」というツアーをWill SparksとJoel Fletcherの3人で行いましたが、3人ともオーストラリア出身のDJですよね。
彼らはアメリカでもメルボルン・バウンスをもっと多くの人に聴いてもらいたいという目的でこのツアーを行ったそうですが、それ位に自分たちの故郷で生まれたサウンドをリスペクトしていることが分かります!
迫力のライブに会場はTimmy Trumpetでいっぱいに!?
Will Sparksの紹介を読んでいただければわかると思いますが、彼は迫力のあるパフォーマンスで有名です!
そしてTimmy Trumpetもまた迫力感では負けていません!
DJブースで客を煽ってからの大ジャンプで、決めのポーズ!
ときにはポールにぶら下がったりなんかしちゃって、からの決めポーズ!
ジャンプ力に関しては親友のWill Sparksも驚くほどの高さです!笑
そしてフロアですが、Timmy Trumpetのトレードマークでもあるトランペットを使ったロゴが見えた赤い帽子と黒縁メガネがセットになった半分のお面が配られることがあります。
その結果、会場にはTimmy Trumpetそっくりの人たちでいっぱいになるのです!
これを付けたらもはや、誰が誰だか分かりませんね。Nervoも付けちゃってます!笑
とりあえずTimmy Trumpetのこの決めポーズは覚えていておいて下さいね!
Timmy Trumpetのオススメ曲
Carnage feat. Timmy Trumpet & KSHMR – Toca
アメリカ出身のDJ、Carnage(カーネイジ)とLAを拠点に活動するDJのKSHMR(カシミア)とのコラボ・ナンバー。
フェスでめちゃくちゃ盛り上がるドープなサウンドになっています!
Timmy Trumpetによるトランペットのサウンドと、KSHMRの繊細なメロディ、Carnageの力強さとそれぞれの味が上手く活かされています!
MAKJ & Timmy Trumpet Feat. Andrew W.K. – Party Till We Die
https://www.youtube.com/watch?v=szTE8n0cdvo
アメリカ出身のDJ、MAKJ(マックジェイ)とのコラボで、アメリカのミュージシャン、Andrew W.K.(アンドリューW.K.)をフィーチャーしたナンバー。
激しめな曲にも定評があるMAKJとメルボルン・バウンスを得意とするTimmy Trumpetという組み合わせから分かる通り、バウンシー感満載のフェス向けのパーティーチューンとなっています!
Carnage x Timmy Trumpet -PSY or DIE
“Toca”ぶりにCarnageと再びタッグを組んだナンバー。
オールドスクールなバイブスとクールなサウンドを織り交ぜたレイヴにピッタリの1曲!
ピッチを上げたヴォーカルとダークなコード、そしてキャッチーで壮大なメロディの組み合わせも素晴らしいです!
Timmy Trumpet & ANGEMI – Collab Bro
イタリア出身のDJ、ANGEMI(アンジェミ)のコラボ・ナンバー。
いくつものジャンルのサウンドをこの1曲に集約した感じで、基本はドープなビルドアップからの力強いドロップという流れ。
そのなかでトラップ要素が含まれていたり、途中でBPMが変化したりと今まで聴いたことのないテイストを味わうことができます!
Nervo – Anywhere You Go ft. Timmy Trumpet
オーストラリア出身の姉妹デュオ、Nervo(ナーヴォ)のナンバーにフィーチャリングとして参加しています。
というのもTimmy Trumpetが曲中に聞こえるトランペットのサウンドを提供しています!
曲自体も今までのNervoのサウンドは全く違ったチルアウトな雰囲気で聴いていてとても癒されます!
Timmy Trumpet – Mantra
ミステリアスなサウンドが中東や古代エジプト的な雰囲気を醸し出していますね!
この曲にはフィリピン生まれオランダ育ちのDJ、Laidback Luke(レイドバック・ルーク)によるエディットバージョンもあるのですが、こちらはドロップとブレイクダウンにビッグルーム要素を足したサウンドとなっていて聴き比べると面白いですよ!
New World Sound & Timmy Trumpet – The Buzz
オーストラリア出身のEDMデュオ、New World Sound(ニュー・ワールド・サウンド)とのコラボ・ナンバー。
こんなドロップの音は今まで聴いたことがありません!
トランペットとグルーヴィーなビートによって躍動感あるマーチングバンド的な要素すら感じるこれまた面白い曲となっています!
Timmy Trumpet – Nightmare
バウンシーなサウンドに響くカラカラとしたユニークな音が印象的!
タイトル通り不気味さも感じられるシックなナンバーとなっています!
Timmy Trumpet & SCNDL – Bleed
オーストラリア出身のEDMデュオ、SCNDL(スキャンダル)とのコラボ・ナンバー。
Timmy Trumpetのトランペットサウンドがふんだんに使用されたトラックで、ダークなサウンドと融合することでユニークな曲に仕上がっています!
Timmy Trumpet & Chardy – Hipsta
オーストラリア出身のDJ、Chardy(チャーディ)とのコラボ・ナンバー。
サウンドは、バウンス感のあるハードハウスといった感じでしょうか。
メロディは一度聴いたら頭から離れないほど中毒性があります!
おわりに
いかがでしたか。
Timmy Trumpet(チミー・トランペット)がどういった人物か少しは分かっていただけたでしょうか。
すでに初来日を果たしており、2015年に「V2 TOKYO」や「KITSUNE KYOTO」でパフォーマンスをしたTimmy Trumpet(チミー・トランペット)。
そろそろまた日本でプレイして欲しいですね!!
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