12月は【Barong Family強化月間】ということで、Mightyfools(マイティフールズ), Moksi(モクシー), Chace(チェイス), Kayzo(ケイゾー)と紹介してきましたが、本日はBarong Familyの主要人物のひとり、Cesqeaux(セスコー)の紹介をしたいと思います!
Cesqeaux(セスコー)は日本でも好きな人が多いのではないでしょうか。
知らなかった人は是非この機会に覚えておいて下さい!
目次
- 1 Cesqeauxとは
- 2 Afrojackらとのコラボも間近!?
- 3 Barong Familyはかけがえのない存在!
- 4 Cesqeauxのオススメ曲
- 4.1 Yellow Claw & Cesqeaux – Legends Ft. Kalibwoy
- 4.2 Cesqeaux & Mightyfools – Murder
- 4.3 Cesqeaux & San Holo – Who Am I
- 4.4 Cesqeaux & Kayzo – Home
- 4.5 Cesqeaux & Wiwek – Twist
- 4.6 Mike Cervello & Cesqeaux – Smack!
- 4.7 Cesqeaux – Wylin
- 4.8 Cesqeaux & Chace – Work It
- 4.9 Cesqeaux – Colossal
- 4.10 Moksi – The Dopest (Cesqeaux Remix)
- 4.11 San Holo – Still Looking (CESQEAUX Remix)
- 4.12 Modestep & Trolley Snatcha – Sing (Yellow Claw & Cesqeaux Remix)
- 5 おわりに
Cesqeauxとは
Cesqeaux(セスコー)とは、オランダ出身のDJ / プロデューサーです。
本名はDaniel Francesco Tupariaで、現在22,23歳くらいとまだ若き才能の塊と言えます!
彼のステージネームである「Cesqeaux」ですが、ミドルネームである「Francesco」の“cesco”から取って文字ったものとなています。
はじめなんて呼ぶのか少し戸惑いませんでしたか?笑
Cesqeauxはアメリカのベースシーンも母国オランダのダッチハウスの両方を取り入れているそうですが、常に新しいテンポ、スタイルに挑戦しているとのことで、トラップや、ムーンバートンなど様々なジャンルを混ぜ合わせたハイブリッドなサウンドとなっています。
幼少期に遡りますが、音楽家系で育ったCesqeauxは7歳の頃からドラムを習い始めます。
父親はギターを弾くミュージシャンで、母親はとにかく音楽オタクだったため、Cesqeauxは小さい頃から集めたレコードを見せられたり、ダンスの教え方や音楽の楽しみ方をみっちり教わってきたとのこと。笑
そのおかげか、小さい頃から音楽がどのようにできるのかという部分に強い興味を示したそうです。
ちなみにDJとして活躍する前にドラムだけでなくもっと音楽について理解するためにアーバンコミュニティのひとつでもあるラップにもかじっていた過去もあります。
レコードだと何を言っていても気にしないのに、ラップだと小さいことでも突っ込んでくるラップに対する人々の厳しい反応を知り、ラップを辞めて楽曲を作ることを決意しました。
そしてとにかく色んな曲を作ってはSoundCloudにアップしたのがCesqeauxとしてのスタートだと言います。
アップした音楽のクオリティの高さは業界の人たちにすぐ気付かれ、ある日起きて携帯を見るとDJコンテストの通知が大量に送られており携帯がめちゃくちゃ熱くなっていたときもあったのだとか。
しかしCesqeauxは皆に自分の音楽を楽しんでもらえるよう全部無料でダウンロードできるようにしていました。
この瞬間、自分は人々の心を動かすような曲を作れるのだと自信を持ち、プロデュースを続けていくことを決めます。
そして16歳のときに「Minerva Art Academy」という音楽やアートを学ぶ学校に通い、そこで音楽そのものやシーンについてなど多くのことを学びます。
このクラスで一緒だった女の子がYellow Claw(イエロー・クロウ)について話していて、彼らのライブにも連れて行ってくれたのですが、そこでヒップホップやR&B、ハウスやハードスタイル、トラップなどクロスオーバーなプレイスタイルに衝撃を受け、「なんとしても彼ら(Yellow Claw)と接触したい!」と思ったそうです。
そして彼らのところへ近づき声を掛けたところ、曲をいくつか送るよう言ってくれたのがYellow Clawとの初めての出会い。
プロデューサーからスタートしたため、DJの技術も磨くためバーでプレイしていたCesqeauxは客をコントロールする能力を習得するため2,3年間練習に励み、その後ようやく自分を売り出しました。
2012年にはYellow Clawとコラボしたナンバー“Make It Clap”は、BBC1Xtraでエアプレイされ、Diplo(ディプロ)などトップDJたちからもサポートされ、彼の名前が一躍世に広がることになります!
2013年にはふたたびYellow Clawと“IBETCHU”を発表!
それだけでなく“IBETCHU”も収録されたYellow Clawとの共同EP『Legends』まで制作し、トラップとダンスホールをフュージョンしたこのEPはDJ達の間でも話題になりました!
彼はJustin Timberlake(ジャスティン・ティンバレイク)やTrey Songz(トレイ・ソングス)などR&B系の曲のリミックスも手掛けているので聴いてみて下さい。
その後、Dance ValleyやFusion of Danceなどさまざまなフェスやイベントにラインナップ。
オランダの人気テレビ番組「DWDD」のゲストにも登場するなど国民的人気はもちろん世界中から支持されるアーティストにまで成長。
2015年にはEP『EAUXMYGOD』をリリースし、Mysteryland, Ultra Music Festival, Tomorrowlandなどのビッグフェスにも数々出演するなど人気急上昇中のDJのひとりです!
David GuettaやAfrojackとも一緒にスタジオで作業するなど大物DJたちからも注目されているのが分かります!
Such a great vibe with @cesqeaux , I love Amsterdam!!! pic.twitter.com/K7N4SCtE55
— David Guetta (@davidguetta) October 19, 2016
EP『EAUXMYGOD2』ではWiwek(ウィーウェック)と、EP『EAUXMYGOD3』ではKayzo(ケイゾー)とのハードな曲もあれば、San Holo(サン・ホロ)とのメロディックな曲も収録されていて、今後もとにかく色んなアーティストとコラボして幅広いサウンドを届けたいと語っています。
そのほかにもNGHTMRE(ナイトメア)やAfrojack(アフロジャック)とコラボ済みとのことなので今後リリースが楽しみです!
Afrojackらとのコラボも間近!?
CesqeauxはAmsterdam Dance Event期間中にDavid Guetta(デヴィッド・ゲッタ)から呼び出されてスタジオに一緒に言った際、Afrojack(アフロジャック)に初めて合わせてくれたそうです。
AfrojackはYellow ClawのJim(ジム)から色々話を聞いており、曲もたくさん聴いてくれていたそうで、その日にAfrojackとDavid Guettaと23時から夜中の3時まで一緒にスタジオで作業したそうですよ!
ちなみにそのときスタジオにはDavid GuettaにAfrojack、さらにMartin Garrix(マーティン・ギャリックス)までいたそうで自分の曲を聴かせるのにとても緊張したとのこと。
その後もAfrojackから何度か呼ばれて彼のスタジオやマンションに行ったそうですが、彼のランボルギーニやフェラーリの隣に自分の普通の車を停めたときに場違いなのじゃないかと心配したとも言っていました。笑
その後AfrojackがUltra Music Festivalに出演したとき、「Cesqeauxとのコラボ曲ももうすぐ出す!」と叫んでいました!
このことがきっかけで「Miami Music Week」では最もブッキングされたDJにもなり、24時間以内にAfrojackのパーティー、Laidback Lukeのパーティー、Slanderのパーティー、NGHTMREのパーティー、そしてYellow Claw/Barong Familyのレーベルナイトと5つのショーをこなしていたのも印象に残りました!
Barong Familyはかけがえのない存在!
「Barong Family」は本当の家族のような存在だと語るCesqeaux。
プロデュースに関して自分ひとりで作業する人が多いが、そうやって自分ひとりで築き上げようとするとサポートも受けにくいと考えているそうです。
アメリカ・テキサスにいたとき、みんな誰かをサポートしてその人だけがどんどん有名になっていくのが怖くて誰もお互いに干渉し合わない状況を見てきたとのこと。
しかしオランダではすでにTiestoやMartin Garrix, Hardwellなど多くのDJたちがいて、そういったことを気にする人は誰もいなかったそう。
CesqeauxはすでにYellow ClawのJimと親交があり、Jimは自分のマネージャーのような存在だったそうで、同じ様なルーツをたどってきたこともあって兄のように慕っていました。
そんなある日、Jimから「Barong Family」の話を詳しく聞き、常にレーベルメイトみんながお互いのことを思い遣り、一緒にコラボしたりリミックスを作ったりし、どんな曲を作ろうが自由だけどそれに対して本人のためにみんなでフィードバックしサポートをする、そんな密な関係に憧れ「Barong Family」に入ることに決めました!
またCesqeauxには5,6年一緒にいる彼女がいるそうで、お互いいろんな面でサポートしあっているとのこと。
さらに2匹のウサギをペットとして飼っているそうで、DJ/プロデュース以外のときはそんな彼女やペットと一緒に過ごすのが至福の時間だそうです。
そういう一途で可愛らしい面もCesqeauxの魅力のひとつですね!
Cesqeauxのオススメ曲
Yellow Claw & Cesqeaux – Legends Ft. Kalibwoy
Barong Familyのボス、Yellow Claw(イエロー・クロウ)とのコラボで、オランダ出身のアーティスト、Kalibwoyをフィーチャーしています。
ダンスホールサウンドのクリエイターでもあるKalibwoyをフィーチャーしているだけにダンスホール要素もあり、ピアノのサウンドも取り入れるなど一見相いれないサウンド同士が混じり合い上手くまとまっています!
Cesqeaux & Mightyfools – Murder
Barong Family所属でオランダのEDMデュオ、Mightyfools(マイティフールズ)とのコラボ・ナンバー。
エフェクトの入った男性ヴォーカルからはじまり、徐々にダークなサウンドが入ってきて一気に盛り上がっていく構成が素晴らしい!
このドロップののサウンドはもはや反則です!
Cesqeaux & San Holo – Who Am I
Barong Family所属でオランダ出身のDJ、San Holo(サン・ホロ)とのコラボ・ナンバー。
メロディックなトラップスタイルのサウンドとなっています!
PVにはある意味を含んでおり、コメント欄でも色んな推測が飛び交っていますが、結局常に努力している夫と努力していない妻の結果ということでしょうか。
Cesqeaux & Kayzo – Home
アメリカ出身のDJ、Kayzo(ケイゾー)とのコラボ・ナンバー。
CesqeauxのEP『Eauxmygod, Vol. 3』のオープニングトラックでもあるこの曲は、なんといってもドロップのクレイジーさがたまりません!
ロボットのようなヴォーカルサンプルからのヘッドバンキング不可避なドロップで、インターバルは落ち着かせ再び盛り上がっていくという構成も最高です!
Cesqeaux & Wiwek – Twist
オランダ出身のDJ、Wiwek(ウィーウェック)とのコラボ・ナンバー。
これまたユニークな1曲ですが、ジャングルテラー×トラップ要素のあるムーンバートンといったところでしょうか。
不気味な雰囲気を醸し出しているヴォーカルもアクセントになっています!
Mike Cervello & Cesqeaux – Smack!
Barong Family所属でオランダ出身のDJ、Mike Cervello(マイク・セルベロー)とのコラボ・ナンバー。
Mike CervelloのファーストEP『SMACK』に入っているタイトルナンバーでもあるこの曲は、徐々にサウンドが変化していくのですがドロップも1回目はMike Cervello色が強いですが、2回目のドロップはCesqeaux色が強いですね!
Cesqeaux – Wylin
EP『Eauxmygod』収録ナンバーのひとつ。
軽快でテンポの良い部分とドロップの奇天烈なサウンドとのギャップがあり過ぎてまったく予想ができず面白いです!
Cesqeaux & Chace – Work It
Barong Family所属で中国出身のDJ、Chace(チェイス)とのコラボ・ナンバー。
Barong Familyのワールドツアーに先駆けて作られた新曲15曲が詰まったアルバムのなかの1曲。
ギターのコードやドロップのユニークなサウンドが印象的で、面白い構成になっています!
Cesqeaux – Colossal
EP『EAUXMYGOD2』収録のソロナンバー。
トラップ、ムーンバートンっぽいですが、鉄琴っぽい音も入れたりとユニークなCesqeauxスタイルとなっています!
Moksi – The Dopest (Cesqeaux Remix)
Barong Family所属でオランダ出身のEDMデュオ、Moksi(モクシー)のナンバーをリミックスしています。
この曲は自身のお気に入りの1曲だそう。
というのもこの曲のリミックスを趣味で作ったそうですが、ある日スタジオで遅くまで作業していたときに疲れていてスタジオで寝ることに決めたとき、寝る前に今ままでしたことのない新しいものを作っていよう!と思ってできた1曲だからだそうです。
San Holo – Still Looking (CESQEAUX Remix)
San Holoのナンバーをリミックスしているのですが、普段のCesqeauxっぽくはないメロディック要素強めなアレンジで斬新です!
この【Barong Family強化月間】でSan Holoも紹介出来たらと思います!
Modestep & Trolley Snatcha – Sing (Yellow Claw & Cesqeaux Remix)
イギリスのダブステップ・ロックバンド、Modestep(モードステップ)とイギリス出身のDJ、Trolley Snatcha(トロリー・スナッチャ)のコラボ曲をYellow Clawとともにリミックスしています。
ハードスタイル要素も垣間見えるトラップサウンドにアレンジされています!
それにしてもPVのライブ映像の盛り上がりはヤバいですね!笑
Modestep & Trolley Snatcha
価格: 250円posted with sticky on 2016.12.20
おわりに
いかがでしたか。
Cesqeaux(セスコー)がどういう人物か少しはわかっていただけたでしょうか。
ちなみにCesqeauxはファッション雑誌にも載ったりとモデル的なこともしているんですよ!
ちなみにBarong Familyのシンボルのようにシーサーが彼のトレードマークでもあり、このロゴが載った服なども販売されているので是非チェックしてみて下さい!
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