本日ご紹介するアーティストは、UKの人気ハウスプロデューサー、Chris Lake(クリス・レイク)!
11月25日(土)に東京のSOUND MUSEUM VISIONはじめ、大阪、名古屋でも来日公演が決まっているので予習がてらチェックお願いします!
また今回、なんと「ステキElectronic Musicをオスソワケ」でお馴染みの人気ブログ「EDM Banana」さんにオススメ曲コーナーを担当していただき、クロスメディア的な記事に仕上げましたので、どうぞお楽しみください!!
目次
- 1 Chris Lakeとは
- 2 数々のレーベルを設立!Skrillexとのコラボプロジェクトも話題に!
- 3 Chris Lakeのオススメ曲 by EDM Banana
- 3.1 Chris Lake – I Want You
- 3.2 Chris Lake – Operator (Ring Ring) Ft. Dances With White Girls
- 3.3 Chris Lake – Chest
- 3.4 Chris Lake & Chris Lorenzo – Nothing Better
- 3.5 John Newman – Olé (Chris Lake Remix)
- 3.6 Chris Lake – Piano Hand
- 3.7 SNBRN feat. Kaleena Zanders – California (Chris Lake & Matroda Remix)
- 3.8 Chris Lake x Anna Lunoe – Stomper
- 3.9 Chris Lake – Sundown
- 3.10 deadmau5 & Chris Lake – I said (Michael Woods I Said It Again Re-Edit)
- 3.11 Steve Aoki, Chris Lake & Tujamo – Boneless
- 3.12 Chris Lake feat. Jareth – Helium
- 3.13 EDM Banana
- 4 11月25日(土)、VISIONに出演決定!
- 5 おわりに
Chris Lakeとは
Christopher LakeことChris Lake(クリス・レイク)は、イギリス出身のハウスDJ/プロデューサー。
まず2002年頃、The Prodigyの“Climbatize”やLeftfieldの“Phat Planet”, Eurythmicsの“Sweet Dreams”のブートレグ(リミックス)が評価され、人気を集めることになるのですが、このときはまだ「Cristophe D’Abuc」というステージネームで活動していました。
その後2006年に今の「Chris Lake」名義で“Changes”をリリースすると、これがUKシングル・チャートで最高27位に、Billboardのホットダンス・チャートでも10位にランクインし、あのFat Boy Slimからもサポートされ、Dirty SouthやFunkagendaらもリミックスを手掛けるほどの人気ナンバーに!
Chris Lake featuring Laura V.
価格: 250円posted with sticky on 2017.11.15
翌2007年に出したトランス要素を含んだハウスナンバー“Carry Me Away”も同様にBillboardのチャートでトップに入り、Armin van Buurenの人気コンピレ―ショナルバムシリーズ『A State of Trance 2007』にも収録されました。
しかしなんといってもChris Lakeの名を世界に知らしめたきっかけと言えば、deadmau5とコラボし彼のアルバム『4×4=12』に収録された“I Said (Michael Woods Remix)”で間違いないでしょう!
この曲はアルバムのメインの曲のひとつで、2010年にリリースされましたが、2006年、2007年頃にはすでに作り上げていたそうで、最終的に2012年のグラミー賞にノミネートされました!
ちなみにdeadmau5とChris Lakeは、イビサ島のAmnesiaの人気イベント「deadmau5 & Friends」で一緒にレジデントを務めたり、deadmau5のイベントにも度々参加したりと信頼されているのが分かります。
deadmau5のDJセットでこんな居眠りができるなんて相当仲が良いとできない所業ですよね!笑
話が逸れてしましましたが、その後出した“Only One”, “If You Knew”はともにUSダンス・チャートでトップ10入り。
あまり知られていないですが、昔は他のアーティストの曲のプロデュースをしていた時期もあり、2010年にCalvin Harrisのレーベル、Fly EyeからリリースされたMr.Blinkの“Gecko”も実はChris Lakeが手掛けた作品なのです!
そして2013年、Steve AokiとTujamoとともに出した“Boneless”でその名を知ったという方も多いのではないでしょうか。
スケボー対決をするというミュージックビデオでSteve Aokiチームと対抗していたチームのリーダー役がChris Lakeでしたね!笑
2015年には音楽スタイルを変更し、“Chest”や“Piano Hand”を聴いて分かるようにその曲で本当に重要な要素のみ引き立てるため、余計な音を削ぎ落とした曲を目指しました。
続いて発表したAnna Lunoeとのコラボ“Stomper”は、海外の人気EDMサイト「YourEDM」でも“a charging house tune that received play throughout the entire festival circuit(今後開催されるフェスでプレイされまくるハウスナンバー)”と称賛されました。
その読みどおり、この曲がリリースされた7月23日以降、例えば9月に行われたアメリカのほぼ全てのフェスで、この“Stomper”がかけられたのです!
また同時期に3ヶ月の北アメリカツアーを行う一方、Hard Day of the Dead, Foundation Nightclub, U Street Music Hallといった格式ある会場でもパフォーマンスを行い、Chris Lorenzoとのコラボ曲“The Calling”も発表。
直後にはCalvin HarrisとDiscipleのコラボ曲“How Deep is Your Love”のリミックスを提供し、累計8000万回以上再生され、Soundcloudでこの年最も人気の高いハウスリミックスにもなりました!
カルヴィン・ハリス & Disciples
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2016年に入ってからもJess GlynneとCraig Davidのコラボ曲“Nothing Like This”の公式リミックスを手掛けると、こちらもヨーロッパを中心に多くのDJたちからサポートされました。
しかしこれらを凌ぐこの年1番のリミックスと言えば、Missy Elliotの“WTF (Where They From)”のリミックスで異論はないでしょう!
ミッシー・エリオット
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彼のリミックスの人気ぶりによって、このMissy ElliotのリミックスEPはトップセールスを記録し、EDCなどを運営するプロモーション会社、Insomniacに取り上げられ大絶賛されました!
またChris LakeはOliver Heldensとも仲が良く、Oliver Heldensのショーでスペシャルゲストで出演したり、「Heldeep Records」のレーベルパーティーや今年2017年のTomorrowlandでもOliver Heldensがホストを務める「Heldeep Stage」に出演していましたね。
そして今年5月にはSkrillexとコラボしてコンピレーションアルバム『HOWSLA』を発表しましたが、ここらへんのお話は下の章で詳しくお伝えします!
数々のレーベルを設立!Skrillexとのコラボプロジェクトも話題に!
Chris Lakeは2002年に立ち上げた「Rising Music」と「Rising Trax」という2つのレーベルのオーナーとしても有名です。
「Rising Music」に関しては、もともと自分の曲を自由に発表するために作ったそうですが、その後他のアーティストの楽曲ともサインしリリースするようになりました。
その後に作った「Rising Trax」では逆に自分ではなく他のアーティストの曲メインでリリースすル目的でスタートし、ちなみにロシア出身のDJ Gradの“Piano 99”が最初のリリースとなりました。
2014年にどちらのレーベルの活動を休止するまで、TJRの“Funky Vodka”やNom De Stripの“The Game”, John Dahlbackの“Panic”など数々の名曲をリリースしてきました。
2017年には新しいレーベル「Black Book Records」を発表!
この新レーベルからの記念すべきファーストシングル“Operator”は、マイアミのクルーズ船上で行われる人気フェス、Holy Ship!の公式テーマソングにも使用されました。
クリス・レイク
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ちなみにこのChris Lakeが新しく立ち上げたレーベル「Black Book Records」は“Operator”リリースの3日前に設立したそうですよ。
さらに自身のレーベル活動とは別に、OWSLAのレーベルオーナーであるSkrillexとともにキュレートしたコンピレーションアルバム『HOWSLA』を発表!
Skrillexとの出会いですが、今から約5年前、2012年にdeadmau5から彼を紹介され、そこからお互い連絡を取り合う仲になったそうです。
このアルバムはBillboardから大特集されたほか、iTunesのエレクトロニック・チャートでも1位を獲得するなどかなり話題になったのも記憶に新しいかと思います!
※OWSLAのHouse(ハウス)コンピアルバムということで「HOWSLA」。
この「HOWSLA」はChris LakeがSkrillexから直々にお願いされてキュレートしたそうで、Alex MetricやAutoErotiqueといった才能に満ち溢れたアーティストたちによる何年後か先に聴いても色褪せない未来的なハウスミュージックを集めています。
なんでもアーティストの知名度はなく、今後のハウスシーンに大きな影響を与えるであろう人物をハウスミュージックが大好きなChris LakeとSkrillexが厳選した12曲となっているのです!
「HOESLA」はChris LakeとSkrillexによるいわば最初のプロジェクトのようなものとも言うことができ、今後も何かしらの活動を行っていきたいと語っています!
Chris Lakeのオススメ曲 by EDM Banana
冒頭でお伝えした通り、EDM BananaさんにChris Lakeのオススメ曲をピックアップしてもらい、コメントを書いていただきました!
この曲紹介コーナーを見て、そして聴いて、当日のChris Lake公演に参加すれば何倍も楽しめること間違いなし!
MNNさんとのクロスメディア企画として、Chris Lakeのオススメ曲を書かせていただきますBananaです。
どうぞよろしくお願いします。
Chris Lake – I Want You
コンピレーションアルバム「HOWSLA」からの代表曲。今年を象徴する曲の一つですねー。地味すぎることもなく、派手すぎることもなく、かっこいいHouseトラックです。今年はクラブでもかかりまくっていましたね。来年以降もこの曲を聴くと2017年を思い出すことになりそうな、記憶に残る一曲です。ちなみに1991によるドラムンベースリミックスも超おすすめです。
Chris Lake – Operator (Ring Ring) Ft. Dances With White Girls
この曲を最初に聴いた時は、面白いテイストの曲をリリースしたんだなという程度にしか思っていなかったんですが、その後徐々にハマり大好きになりました。こちらも「HOWSLA」に収録されています。アガり方が個性的で面白い作品。
Chris Lake – Chest
Chris Lakeファンとしては遅咲き(?)のBananaは、この曲を聴いて目覚めましたね。2015年にUltra Recordsから出た5枚のリリースはどれも本当に素晴らしいんですが、Bananaはこの「Chest」でやられました。余計な要素がないサウンドで、EDMのように抑揚もそこまでなくてリピート多めなのに、めちゃくちゃアガる、Houseのかっこよさを実感した一曲ですね。ジャケットもこの時期のシンプルだけどインパクトのあるデザインはいいですね。
Chris Lake & Chris Lorenzo – Nothing Better
Chris Lakeの最新曲です。Chris Lorenzoとは仲良しなのか、以前から何度かコラボ曲をリリースしていますね。女性ボーカルが印象的な、クールでハウシーな作品。ドロップ部分のかっこよさが秀逸ですね。
John Newman – Olé (Chris Lake Remix)
John Newmanのスローな曲を最高にかっこいい感じのHouseリミックス。Bananaが一番好きなChris Lakeのリミックスですね。これぞクラブ用途のリミックスという感じですね。流れるようなテンポで、じわじわ上がる極上のリミックスです。好きすぎて、紹介文を書きながら、5回くらいリピートで聴いてしまいましたw
Chris Lake – Piano Hand
Chestと同じく2015年にUltra RecordsからリリースされたHouseトラック。こちらも素晴らしいクオリティです。2014年までの作風とは大きく変わってるんですよねえ。
SNBRN feat. Kaleena Zanders – California (Chris Lake & Matroda Remix)
SNBRNの爽やかトラックをChris LakeとMatroda(先日来日していましたね)がリミックス。もはや原曲よりこちらが有名なのではないかというくらい有名になったリミックスです。
Chris Lake x Anna Lunoe – Stomper
こちらも2015年にUltra Recordsからリリースした作品。Anna Lunoeのボーカルとハウスが完全融合って感じでクールですね。
Chris Lake – Sundown
2011年のリリース。この曲がリリースされた頃はBananaはそこまでダンスミュージックを聞いてなかった(2011年の途中くらいに色々聴き始めた)ので、その頃のシーンでどんな感じの曲だったのかわかりません。歌ものでとっても綺麗な曲です。6年前の曲ですが、今聞いても全然いい曲ですね。Swedish House Mafiaの初期の頃の香りがするような、しないような…?Chris Lake自身によるハウシーなリミックスもオススメです。
deadmau5 & Chris Lake – I said (Michael Woods I Said It Again Re-Edit)
Steve Aokiだけでなく、ネズミ先生ともコラボしてます。2010年にリリースされたdeadmau5のアルバム「4×4=12」に収録されています。MNNさんの紹介文でもChris Lakeがブレイクした曲として紹介されていますね。HouseやEDMだけでなく、mau5trapっぽいelectroも作れるのがまたすごいですよね〜。こちらは最近リリースされたre-editバージョンです。
Steve Aoki, Chris Lake & Tujamo – Boneless
曲自体はフェスなんかでよくかかるので曲自体はとてもよく知っていたんですが、Chris Lakeも参加していたことは今回初めて知りました笑
TujamoとSteve AokiとChris Lakeのコラボだったんですねえ。PVにもちゃっかり出演しちゃってて、なんだかお茶目です。
Chris Lake feat. Jareth – Helium
「え、こんなEDMも作ってたんかい!」と驚いた曲。めっちゃ歌ものメロディックEDMですね。Big Room Houseのちょっと前のProgressive House全盛期の懐かしさを感じます。2013年末にリリースとのことですが、まさにその頃のトレンドって感じがしますね。
EDM Banana
「EDM Banana」は、2012年から続く人気音楽ブログのひとつで、「ステキElectronic Musicをオスソワケ」というコンセプトで、Houseだけではなく、Bass Music, Future Bass, EDMなど含めElectronic Music全般を紹介しています。
ウェブでの音楽紹介だけでなく、リアルでの音楽紹介もやっていこうという目的でDJもしており、11月25日(土)のSOUND MUSEUM VISIONの公演で、EDM BananaさんもDJとして出演されるので、こちらも要チェックです!
11月25日(土)、VISIONに出演決定!
2017年11月25日(土)、2014年の来日公演ぶりに東京・SOUND MUSEUM VISIONに、Chris Lakeが帰ってきます!
さらにSkrillexと共に彼の革新的なレーベルOWSLAをつくりあげ、ジェネラルマネージャーとしてSkrillexをサポートし、自身もDJとして世界中を飛び回るBlaise Jamesの来日も決定!
deadmau5やMichael Woods, Sebastien Lege, Steve Aoki, Tujamoといったグローバルシーンの牽引者たちとの良質なコラボレーションを繰り広げるトッププロデューサーのドライヴ感溢れるハウスサウンドを体感して下さい!
またChris Lakeは、11月25日(土)の東京・VISIONだけでなく、22日(水・祝前日)は大阪・joule、24日(金)は名古屋・club JB’Sでも公演を行うのでこちらもお見逃しなく。
【Chris Lake Takeover the Vision supported by Sushi】
OPEN 22:00
¥2500 ADV
¥3500 DOOR
○e+(11/14~発売)
http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002244242P0030001
○iFLYER
https://iflyer.tv/ja/event/295561/
○RA
https://jp.residentadvisor.net/events/1031471
※本公演では20歳未満の方のご入場は一切お断りさせて頂きます。年齢確認の為、ご入場の際に全ての方にIDチェックを実施しておりますので、写真付き身分証明書をお持ち下さい。
公式サイト: http://www.vision-tokyo.com/event/chrislake
おわりに
いかがでしたか。
Chris Lake(クリス・レイク)がどんなアーティストで、またどういった音楽を得意としているか理解していただけたでしょうか。
私個人もファンであるEDM Bananaさんにオススメ曲を紹介していただき、自分で言うのもアレですが非常に充実した内容の記事になっているかと思います!笑
また当日は日本のツアー会場では初となるHOWSLAグッズの販売ブース「HOWSLA CLOTHING CAPSULE」も登場するので是非手に入れて下さい!
Chris Lakeの再来日と共に上陸するHOWSLAのグッズ販売ブース
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HOWSLA CLOTHING CAPSULE
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HOWSLAのグッズ販売は日本のツアー会場での公式開催は初めてとなり、音楽ファンのみならず、ファッションに興味を持つ若者へアプローチする内容となった。
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🗼 @VISIONTOKYO
🏯 @club_joule pic.twitter.com/r6KjQDz4P4— SUSHI RECORDS (@SUSHIRECORDS) 2017年11月10日
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