2019年11月現在、“San Frandisco”が話題沸騰中のハウスDJ/プロデューサー、Dom Dollaについて紹介します!
Dom Dollaとは
Dom DollaことDominic Mathesonとは、オーストラリア出身のDJ/プロデューサー。
ギターやサクソフォンを習って育ったDom Dollaは15、6歳のときにダーウィンからメルボルンに移住したタイミングで、ダンスミュージックへと関心が移ります。
それから「bloghaus」と呼ばれる2007年から2009年のインディーダンスやエレクトロハウスにハマり、友人からもらったAbleton Live 7の中古ソフトを使って音楽のプロデュースをスタート。
フレンチ・エレクトロの最重要レーべル Ed Banger Recordsの大ファンで、レーベルに所属しているDJ MehdiやBrodinskiといったアーティストたちから多くのインスピレーションを受けたほか、オーストラリアの音楽シーンが小さいこともあって、Dennis CruzやCamelphat, Billy Kennyといった同じオーストラリア出身のアーティストたちの音楽からも影響を受けたそうです。
もともと音楽のプロデュースやDJをする傍ら、フリーランスでグラフィックデザイナーや印刷技術系の仕事をしていましたが、今(2019年)から6年くらい前から音楽一筋に切り替えたのです。
そして2015年にリリースしたGo Freakとのコラボ曲“Define”でブレイクし、Duke Dumont, Chris Lake, Pete Tongといったアーティストたちからもサポートを受けました。
2017年にリリースしたTorren Footとのコラボ曲“Be Randy”は、オーストラリアの優れた作品を称える音楽賞「ARIA Award」で‘Best Dance Release’賞を受賞。
2016年10月にはソロシングル“You”がこのARIAのクラブチャートで1位を獲得したこともあります。
2019年4月にはBillboard Danceが選ぶ「One’s To Watch(注目すべきアーティスト)」としてピックアップされたほか、BBC Radio 1ではPete Tongから「期待のアーティスト」とまで称されました。
現在ではTomorrowlandやEDC, Coachella, HARD Summer, Electric Zooといった各国のビッグフェスにも出演。
HARDに関してはGary Richards(Destructo)が2007年にフェスティバルをスタートした頃から大ファンだったこともあり、そこでプレイするのを目標にしていたそうですが、すでにその夢を実現。
ちなみにストーリーが伝わってくるようなフックがある曲が大好きだというDom Dollaは、リスナーが何度も聴きたくなるようにフックやソングライティングのスキル向上を常に努めており、自分のセットに他のアーティストの楽曲を入れるときも自分のセットに合うようなエディットやリミックスを作ったりしているため、ずっと踊っていたくなるようなまとまりのあるセットになっています。
Dom Dollaは最新インタビューで、アメリカツアーを一緒に行ったSonny Foderaともコラボ曲を作ったほか、“Circles”というタイトルの楽曲などレーベルからのゴーサイン待ちの新曲が幾つかあると明かしていたのでリリースが楽しみです!
Dom Dollaのオススメ曲
Dom Dolla – San Frandisco
Sweat It Outからリリースしたナンバー。
中毒性のあるキャッチーなヴォーカルとユニーク且つパンチの効いたハウスサウンドが特徴的で、今現在、日本含め世界中で流行っている1曲です!
この曲はWalker & RoyceやEli Brown, Illyus & Barrientosによるリミックスバージョンもあるので聴き比べてみて下さい!
Dom Dolla – Take It
ファンキーなシンセとディープなベースライン、エイリアンのようなヴォーカルサンプルが印象深いダークなサウンドとなっています。
音をミュートにしても見ていたくなるようなサイケデリックなミュージックビデオにしようと思って作ったそうで、踊り続ける小さい奇妙なオジさんのインパクトが大きいです!笑
Sonny Foderaによるリミックスバージョンもオススメです!
Dom Dolla & Torren Foot – Be Randy
オーストラリア出身のプロデューサー、Torren Footとのコラボ・ナンバー。
2人は一緒にTeam Effortツアーを回っている最中に作り上げた曲で、上述したように「ARIA Award」でBest Dance Release賞を獲得しました!
Dom Dolla & Go Freek – Define
オーストラリア出身のデュオ、Go Freekとコラボしたナンバー。
ピアノのメロディとシックなヴォーカルサンプルが秀逸なハウスとなっており、Sweat It Outからのリリースです!
Dom Dolla – You
こちらもSweat It Outからリリースしたナンバー。
ユニークなベースラインが光る奥深いサウンドとヴォーカルが絶妙にマッチした1曲です!
上の“Define”でコラボしたGo Freekもオフィシャルリミックスを担当しています!
Hayden James – Nowhere to Go (Dom Dolla Remix)
オーストラリア出身のシンガー/プロデューサー、Hayden Jamesのナンバーをリミックス。
Hayden Jamesとは長い付き合いの友人同士で、どんな曲が素晴らしい曲なのか話し合っていたときに出てきたアイデアやコンセプトをまとめてリミックスの制作に至ったそうです!
Purple Disco Machine – Body Funk (Dom Dolla Remix)
ドイツ出身のプロデューサー、Purple Disco Machineのナンバーをリミックス。
Dom Dollaの魅力とも言える中毒性の高いベースが炸裂したリミックスで、90年代のディスコのバイブスも感じるノスタルジックなサウンドとなっています!
Dua Lipa – Don’t Start Now (Dom Dolla Remix)
イギリス出身の女性シンガー、Dua Lipaのナンバーをリミックス。
クラブ仕様のキャッチーで滑らかなサウンドにアレンジされているので聴き比べてみて下さい!
おわりに
いかがでしたか
Dom Dollaがどんなアーティストか少しは分かっていただけましたでしょうか。
意外にも2014年に来日しており(恐らく来日公演も行っているっぽい?)、また近く日本に来て欲しいですね!
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