Spinnin’ Recordsから数多くのヒット曲を生み出してきたDante Kleinのソーシャルメディアを最近見た人は気付いたかと思いますが、以前アイコンに映っていた人物と顔が変わっていて異変を感じたのではないでしょうか。
世界中のファンからこの手の質問が多数寄せられたそうで、Dante KleinのInstagramで真相を明らかにしました。
DJ Mag Germanyのインタビューによると、実はDante Kleinというのは、Patrick ArvaiとFabian Lenssen、そしてMax Krulの3人によるプロジェクトで、これまではMax Krulがフロントマンとして活動しており、Patrick ArvaiとFabian Lenssenは裏方で活動していたとのこと。
Dante Kleinは2014年にSpinnin ‘Deepからファーストシングル“Ertesuppe”で一躍有名となり、多数のシングルやリミックスを発表し、21歳という若さでTomorrowlandにも出演したほか、Cheat Codesとコラボした“Let Me Hold You(Turn Me On)”はSpotifyで約4億回再生されるほどのヒットを記録しました。
2018年11月には初来日も果たし、全てが順調かのように思えましたが、今までフロントマンを務めてきたMax Krulがこれ以上スポットライトを浴びたくないという理由からメンバー全員が納得した上で、Dante Kleinプロジェクトから脱退。
残りのメンバーであるPatrick ArvaiとFabian LenssenがDante Kleinプロジェクトを引き継ぎ、新たにKevin van der Burgtという人物を新しいフロントマンとして迎えて活動していくことになりました。
ちなみにMax KrulはDante Kleinプロジェクトから去ったものの、今後も変わらず音楽業界で働いていくそうです。
今回、Dante Kleinの新しいフロントマンとなったKevin van der Burgtですが、Dante Kleinとは過去に何度か一緒に仕事をしたことがあり、彼のプロダクションスキルやステージパフォーマンスの高さを買われて、Dante Kleinのパフォーマンスパートを任されることになったそうです。
Kevin van der Burgtについて少し調べてましたが、幼い頃から独学でキーボードやドラム、キーボード、ギターを習っており、Brainpower, Partysquad, Ali B, Yes R, Daryll, Sjaakといったアーティストたちと一緒に仕事をしたり、主に母国オランダやベルギーで100以上もの公演をこなしていました。
その後、オランダ各地の人気クラブでギグを行い、オランダの人気テレビシリーズ「Goede Tijden, Slechte Tijden」ではゲストDJとして出演したこともありましたが、2017年からは「Chase Miles」というステージネームで、フューチャーハウスやプログレッシブハウスの曲をリリースしており、TiestoやNicky Romeroなどからも称賛されています。
Dante Kleinに加わるため、Chase Milesプロジェクトは2020年1月で終了させたようです。
すでに新体制となったDante Kleinで、クラブトラックやラジオ受けの良いポップソングの制作にも取り掛かっているとのことなので、近いうちに新曲も聴けるでしょう!
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