2020年2月6日(木)にスウェーデンの最も重要な音楽賞であるGrammisが開催され、Aviciiの最新アルバム『TIM』がBest Electronic/Dance賞を獲得しました。
さらに『TIM』にも収録されたAloe Blaccとの共作“SOS”もまた、Grammis 2020で最優秀楽曲賞を受賞しました!
この『TIM』はAviciiが生前残した楽曲群やメモ書き、メールのやりとり、テキストメッセージを元に彼の意思を受け継いだ共同プロデューサー陣(Team Avicii)が、世界中のファンたちと共有することを願う家族の強いメッセージと共に完成させたアルバム。
Grammis 2020では、Tim Berglingだけでなく、Team AviciiのメンバーであるSalem Al Fakir, Vincent Pontare, Albin Nedler, Kristoffer Fogelmark, Isak Alvérus, Carl Falk, Joakim Berg, Lucas Von Bahder, Marcus Thunberg Wessel, Martin Svenssonも最優秀作曲家部門でノミネートしています。
同じくTeam Aviciiのメンバーで、『TIM』の“Bad Reputation”はじめ、“Without You”や“Broken Arrows”, “Sunset Jesus”などAviciiを長きに渡ってサポートしてきたスウェーデン出身のソングライター/プロデューサー Carl Falkは、Aviciiの父親 Klas Berglingと授賞式で一緒に映った写真をSNSに投稿。
Carl Falkは授賞式で短いスピーチを行い、アーティストやソングライター、プロデューサーに起こりうる心の病気やストレス、パフォーマンス不安、燃え尽き症候群などについて理解を深めることの重要性について説明。
SNSへの投稿でも、自身含め多くのプロデューサーたちは本当は休みたいときでも、締め切りに間に合わせたり、臨時公演のためならスタジオで余計に作業をするのは好きだけど、常に気丈に振舞っていることの悪い点は、誰も大丈夫か尋ねなくなることだと、当時のAviciiの状況を交えながら語りました。
授賞式のKlas Berglingの笑顔が全てを物語っていますが、2部門受賞おめでとうございます!
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