今年2015年ブームを引き起こしたEDMの新しい形、「Future House(フューチャー・ハウス)」を代表するDJ、Don Diablo(ドン・ディアブロ)。
フューチャーハウスシーンで活躍するDJとしてTchami(チャミ)やOliver Heldens(オリバー・ヘルデンス)などがいますが、また一味違ったメロディアス寄りなサウンドが多くの人の心を掴んでいます!
本日はそんなDon Diablo(ドン・ディアブロ)について紹介します!
目次
- 1 Don Diabloとは
- 2 チケットは完売!注目度No.1DJ!
- 3 新プロジェクト『The Hexagon』を始動!
- 4 常に片手に何かを持ってる!?
- 5 チャリティーにも率先!
- 6 Don Diabloのオススメ曲
- 6.1 Tiësto & Don Diablo – Chemicals feat. Thomas Troelsen
- 6.2 Don Diablo – On My Mind
- 6.3 Don Diablo & Khrebto – Got The Love
- 6.4 Don Diablo & Matt Nash – Starlight
- 6.5 Don Diablo – Back To Life
- 6.6 Don Diablo feat. Emeni – Universe
- 6.7 Don Diablo – AnyTime
- 6.8 Don Diablo feat. Kris Kiss – Chain Reaction (Domino)
- 6.9 Don Diablo – Back In Time
- 6.10 Don Diablo feat. Maluca – My Window
- 6.11 Don Diablo – Origins
- 7 リミックスも併せてチェック!
- 8 おわりに
Don Diabloとは
Don Diablo(ドン・ディアブロ)とは、オランダ出身のDJ / EDMプロデューサーで、本名はDon Pepijn Schipperといい、1980年2月27日生まれの現在35歳です。
幼い頃から音楽が好きだったDon Diabloは、15歳のときから曲をプロデュースしはじめ、レコード会社とも契約を結びました!
父親が亡くなる直前に言っていた言葉が彼の人生論を形成しており、人生において時間は非常に限られたものだと悟り、自分らしい生き方をすることを父親に誓いました。
そして自分の昔からの夢だった音楽の道へ歩むことを決心したそうです。
そこから上に登りつめるまで時間はかかりませんでした。
2005年のおわりには、自身のレコード・レーベルでありイベント・ブランドでもある「Sellout Sessions」を設立。
その後、“Hooligans”や“Animale”、“Blow”など数々のヒット曲を連発し、母国オランダだけでなく、世界じゅうにその名が広まりました!
https://www.youtube.com/watch?v=e47H-n0f0WQ
ちなみにDon Diabloは、ジャーナリズムの学士号まで取得しています。
確かにジャーナリストっぽさがありますよね。笑
チケットは完売!注目度No.1DJ!
アメリカの音楽情報サイト「The Hype Machine」によると、Don Diabloは「Most Blogged Artist(世界で最も記事を書かれているアーティスト)」に何度も選ばれていることから、世間がどれだけDon Diabloに注目しているか伺えますね!
その後、ラスベガスの人気クラブ「Light」のレジデントDJを務めたほか、イビサ島の人気クラブ「Departures」のクロージング・パーティーでAxwell(アックスウェル)とSebastian Ingrosso(セバスチャン・イングロッソ)と共にプレイし、NIcky Romero(ニッキー・ロメロ)のUKツアーにも同行、ニューヨークで行われた「Pier94」ではAlesso(アレッソ)とも共演を果たしました!
もちろんアジアやアメリカなどでのソロツアーのチケットは即完売!
Tomorrowland(トゥモローランド)やUMF(ウルトラ・ミュージック・フェスティバル)などの人気フェスにも出演しました!
人気DJランキングがわかる「DJ Mag Top 100 DJs」では2014年に初登場して82位にランクイン!
今年の2015年にはなんと52も順位を上げて30位にランクインしましたが、1年でこんなにランクアップしたDJは今まで例を見ない躍進ぶりです!
新プロジェクト『The Hexagon』を始動!
Don Diabloは、2014年に新しいビジュアル・コンセプトのレーベル「The Hexagon(ザ・ヘキサゴン)」を打ち立てました!
ロサンゼルスを拠点に活動するビジュアル・カンパニーの「VSquared Labs」とタッグを組んでいるだけに、視覚的にも楽しめるショーとなっています。
この“Hexagon(ヘキサゴン)”とは”六角形”という意味で、Don Diabloのロゴマークもそれにちなんで六角形になっています!
またこの「VSquared Labs」は、Skrillex(スクリレックス)のロゴやアニメーターを担当したり、Krewella(クルーウェラ)のライブセットや装飾等を担当したこともあります。
ちなみにDon Diabloは、「Hexagon Radio(ヘキサゴン・ラジオ)」というラジオ番組のホストも務めています!
常に片手に何かを持ってる!?
Don Diabloの写真を見たら分かると思うのですが、常に片手に“モノ”を持って映っているんです!
あるときは、サボテンだったり、
あるときは、三角コーナーだったり、
またあるときは、ピカチュウだったり、
さらにはドライヤーのときもあります!
今度は何を持ってきているか予想するのもまたファンにとって楽しみのひとつでもあります!笑
今後も彼の手元を注意深く見てみて下さい!
チャリティーにも率先!
Don Diabloは、エイズを広めない活動をするチャリティー団体「Dance4Life(ダンス・フォー・ライフ)」の最初のアンバサダーを務めた人物でもあります。
南アフリカのいくつかの「Dance4Life」の支所を直接訪れ、プロジェクトを推進してきました。
この様子はMTV Networksのドキュメンタリーでも取り上げられました。
またオランダ出身のDJ、Tiesto(ティエスト)も「Dance4Life」のアンバサダーを務めたことがあり、 ムーブメントを起こすためにMaxi Jazzとともに“Dance4Life”という曲をプロデュースしたことでも話題になりました!
こういった慈善活動にも積極的に取り組む心優しい人間性も高く評価されています。
Don Diabloのオススメ曲
Tiësto & Don Diablo – Chemicals feat. Thomas Troelsen
オランダ出身のDJ、Tiësto(ティエスト)とのコラボで、デンマーク出身のシンガーソングライター、Thomas Troelsen(トーマス・トールセンをヴォーカルに迎えたナンバー。
力強いピアノの旋律とバウウシーなベースライン、そして透き通るようなThomas Troelsenのヴォーカルが清々しい1曲になっています!
インターバルの部分もメロディアスで非常に親しみやすいと思います!
ティエスト & ドンディアブロ
価格: 250円
posted with sticky on 2015.12.4
Don Diablo – On My Mind
リズミカルでテンポも良く、一度聴いたら病み付きになるナンバーです。
PVは1年のツアーで廻った42カ国のライブ映像などをつないだものとなっています!
Don Diablo & Khrebto – Got The Love
Khrebtoとのコラボ曲。
この曲は、Candi Statonが1986年にリリースした”You’ve Got The Love”のヴォーカルをサンプリングしています!
メロディアスかつバウンシーなハウス・トラックとなっています!
Don Diablo & Matt Nash – Starlight
Matt Nashとのコラボ曲。
女性ボーカルがインパクトのあるメロディアスなナンバーですが、ドロップは打って変わってバウンス感が強く、そのギャップがたまりません!
この曲は、Swedish House Mafia(スウィディッシュ・ハウス・マフィア)の最後のコンサートで初めてプレイされ話題になり、その後メンバーのAxwell(アックスウェル)が自身のレーベル「Axtone」と契約を結びました。
ドンディアブロ & Matt Nash
価格: 250円
posted with sticky on 2015.12.4
Don Diablo – Back To Life
スナップの効いたシンセとメロディアスなサウンド、そして耳に残るエフェクトのかかったヴォーカルすべてがマッチした1曲です。
PVのはじめに2068年とありますが、Don Diabloが連れて来られたという設定でしょうか?
年老いたDon Diabloがクラブでプレイしてストーリーは終わりますが、最終的にマスクを脱いでいますね。笑
Don Diablo feat. Emeni – Universe
Emeniをヴォーカルに迎えたナンバー。
甘いピアノの旋律とクールなサウンドが織りなされたメロディック・ハウスとなっています!
Don Diablo – AnyTime
この曲は、イギリスのチャートで1位を獲得しました!
「HouseTime is AnyTime and AnyTime is House!」というヴォーカル部分は一緒に叫びたくなります!笑
PVにはたくさんのEDMアーティストたちのほかDon Diabloの母親や祖母までカメオ出演しています!
Don Diablo feat. Kris Kiss – Chain Reaction (Domino)
Kris Kissをフィーチャーしたナンバー。
オールド・スクール風ハウスをエネルギッシュに仕上げており、Kris Kissによるラップと上手くマッチしたヒップ・ハウスです!
Don Diablo – Back In Time
ビッグ・ルーム的な要素も入ったグルーヴィーなハウス・ナンバーとなっています。
1:54から2:32までの優しいメロディー部分との落差が面白いです!
Don Diablo feat. Maluca – My Window
Malucaをゲストに迎えたナンバー。
ダークで不気味なサウンドが逆にクセになります!
PVは、日本を代表するダンスアーティスト集団「WRECKING CREW ORCHESTRA(レッキン・クルー・オーケストラ)」による、電飾コスチュームを着た近未来的な新しいユニット「EL SQUAD」のパフォーマンスとなっており、かなり見応えがあります!
Don Diablo – Origins
メロディックなビルドアップ部分やヴォコーダーによるヴォーカルのループが特徴的な1曲。
Batmanのゲーム「Arkham Origins」のトラックとしても使われており、PVも随所にバットマンが登場します!
リミックスも併せてチェック!
Alex Adair – Make Me Feel Better (Don Diablo & CID Remix)
イギリス出身のDJ、Alex Adair(アレックス・アデア)のナンバーをリミックスしています!
The Wombats – Give Me A Try (Don Diablo Remix)
イギリス出身のバンド・グループ、The Wombats(ザ・ウォンバッツ)の曲のリミックスも手掛けました!
Ed Sheeran – Don’t (Don Diablo Remix)
イギリス出身のシンガーソングライター、Ed Sheeran(エド・シーラン)のナンバーもDon Diabloテイストにアレンジされています!
Tiësto & KSHMR – Secrets Feat. Vassy (Don Diablo’s VIP Mix)
Tiësto(ティエスト)とKSHMR(カシミア)によるコラボで、MNNも大好きなトラックもリミックスしてくれました!
原曲は勿論素晴らしいのですが、リミックス・バージョンもまた違った良さがありますね!
おわりに
いかがでしたか。
「フューチャー・ハウス」という聞き慣れないジャンルですが、キャッチーなサウンドが多いと思いませんか。
Don Diablo(ドン・ディアブロ)は2014年は、渋谷の「SOUND MUSEUM VISION」に、2015年は京都にオープンしたばかりのクラブ「KITSUNE KYOTO」プレイして多くの観客を沸かせました!
また2015年1月4日(日)に幕張メッセで開催された国内最大のEDMフェスティバル「electrox(エレクトロックス)」にも出演したことも記憶に新しいと思います!
人気DJランキングも前例のない急上昇ぶりで間違いなく知名度も上がったDon Diablo(ドン・ディアブロ)のプレイを生で体験できる機会があれば是非参加して味わってみて下さい!
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