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大ブレイク中の最旬DJにしてハウス界の次世代スター John Summitが待望の初来日!9月30日(土)に新宿のZEROTOKYOでパフォーマンス!

大ブレイク中の最旬DJにしてハウス界の次世代スター John Summitが待望の初来日!9月30日(土)に新宿のZEROTOKYOでパフォーマンス!

ダンスミュージックファンであれば、もはや John Summit の名前を知らない人はいないでしょう。元・公認会計士という異例のキャリアを持ちながらも世界的な活躍を見せる John Summit が、2023 年 9 月 30 日(土)に新宿歌舞伎町の人気クラブ「ZEROTOKYO」にて初来日公演を行います!

直前予習として、 John Summit について経歴や代表曲などを簡単にまとめてみたので、イベント概要と併せて読んでみて下さい。

John Summitとは

John Summit とは、アメリカ・シカゴ出身の DJ /プロデューサー。本名は  John Schuster で、1994 年 7 月 29 日生まれの現在29歳です。

Spotify だけで、全世界で 4 億 3,000 万回以上のストリーミングを記録し、月間 700 万人のリスナーと熱心なファンから絶大な支持を得ており、次世代スターと言っても過言ではありません。

シカゴ郊外で芸術的才能に恵まれて生まれ育った John Summit は、3 歳からスキーをはじめ、また幼い頃からピアノのクラスも受講し、高校時代にはアマチュア映画製作に夢中なったりと好奇心旺盛な青年でした。

John Summit がダンスミュージックに興味を持つきっかけとなった曲が、deadmau5 と Kaskade による 2008 年のヒット曲 “I Remember” で、2011 年、当時まだ高校 3 年生だった John Summit は Lollapalooza に出演した deadmau5 が人生で初めて見たショーとなり、そこで影響を受け趣味として音楽を作り始めます。

ちなみに、リリースから 15 年が経過した今年 7 月、John Summit が最も影響を受けた “I Remember” の公式リミックスを発表したのも感慨深いです。

deadmau5 & Kaskade – I Remember (John Summit Remix)

 

それから会計学の学位を取得するために、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校に通いながら週末は音楽フェスに参加したり、ネット上に自分で作った音楽をアップする日々を過ごしていたのですが、SoundCloud で徐々に注目を集めるようになります。

大学 2 年生のときに地元のバーでバーテンダーとしてアルバイトをしていて、DJ が必要だという理由で解雇されかけましたが、下手だったものの「DJもできる!」と言って留まることに成功し、DJ スキルを磨きながら、キャンパス周辺のバーでもオープンフォーマットのスタイルで DJ をするようになりました。

この頃、キャンパス近くのクラブに Cash Cash が出演したときに前座を務めたのですが、出番の数分前にステージネームを尋ねられ、スキーと山が好きだったこともあり、咄嗟に「Johnny Mountains」を名乗りましたが、ダサいという理由で却下。差別化できる名前にしたいと思い付いたのが、Summit というワードで、Google 検索でヒットするために John を付けて「John Summit」が生まれたのです。

YouTube のチュートリアル動画はもちろん、約1年半ほど、週 3 日で Zoom で Ableton のクラスを受講して音楽制作を学んできたこともあり、スタジオセッションをするのは好きではなく、自身のヒット曲 “Where You Are” をはじめとしたコラボ曲も Zoom で他のアーティストとやり取りしながら進めているそうです。

フォロワーを増やすために、Electric Forest や Dirtybird Campout といったフェスでブッキングされなくても、そのフェスに登場して自分のセットを披露したり、といった地道な努力も積み上げてきました。

そして彼の人生が大きく変わる転換点となる2020 年、後の代表曲 “Deep End” を Defected Records からリリースすると、これが爆発的ヒットを記録し、John Summit の名を世界中に知らしめました!

John Summit – Deep End (Official Video)

 

Beatport で 2020 年最も売れたレコードにもなった”Deep End”は、Splice のサンプルを使ってたったの 24 時間で完成させたのですが、当時、Defected Records に約 2 か月間、返信がなくても毎日のようにデモを送り続けていた曲のひとつで、”Deep End” のデモを送ると A&R から Zoom 招待のメッセージが届き、10 人ほどが通話に参加していて、曲の契約に至ったそうです。

同時にパンデミックが起きたこの 2020 年はショーもなく、とにかく音楽制作に打ち込み、1 年で 100 曲以上制作したそうで、制作スキルを研ぎ澄ませました。

音楽制作だけでなく、今まであまり触れてこなかった音楽理論についても学んだため、”Where You Are” などパンデミック以降にリリースされた曲を聴けば、以前の作品に比べてシンセが複雑だったりと圧倒的にサウンドが成長しているのが分かります。

2021 年に Beatport の全ジャンルで最も売れたアーティストとなった John Summit は、これまでに Lollapalooza、Coachella、EDC、Ultra といった数多くの有名フェスティバルに出演し、2023 年 5 月14 日にはアーティストであれば誰もが憧れるアイコニックな屋外ベニュー「Red Rocks Amphitheatre」にて初となる単独公演を開催。

コラボしたいアーティストとして、Dua Lipaや、John Summit 自身がラテン音楽が好きということもあって Rauw Alejandro や Bad Bunny といったラテンアーティストの名前を挙げており、次のステップとしてアルバムを出すことだと強く主張していますが、ゆくゆくは自身主催のフェスを開催したり、自分のイベントを海外に持ち出したいとも語っており、こういった具体的な目標と、しっかりとした野心を継続的に持ち続ける性格が最短最速での成功に繋がっているのだと感じます。

John Summit の補足情報ですが、音楽制作には Ableton Live を使っていて、u-he のシンセサイザープラグイン Diva や FabFilter の Saturn、Soundtoys の Decapitator、reFuse Software の Lowender を重宝。自宅でもショーでも愛用しているセットアップは、Pioneer DJ の CDJ-3000 とミキサーの DJM-V10 で、中低域~低域を調整でき、EQ でボーカルの音質を調整できるのが気に入っているのだそう。Pioneer DJ のエフェクター RMX-1000 はライダーに乗ってはいるもののあまり使う機会はないのですが、イビサなどで演奏するときに、スネアロールやエコーなどのエフェクトを追加する際に RMX を使用しています。

元・公認会計士という異例のキャリアの持ち主

現在のようにフルタイムで DJ /プロデューサーとして働く前は、ロンドンを本拠地とし世界各国で会計、税務、コンサルティングなどのプロフェッショナル・サービス事業を展開する企業 Ernst & Young の公認会計士として働いていました。

しばらくの間、シカゴ市内で DJ の仕事を引き受けながら、日中は公認会計士として働くという生活を両立させましたが、音楽制作に時間を費やしすぎたのと、酒浸りの日々が原因で 2019 年 3 月に解雇されたのです。

クビになったとき、そろそろ本業(公認会計士)を辞める時期だとは思っていたそうで、クビになる半年前に、当時、自分の目標としていた2つのレーベル Dirtybird と Repopulate Mars と契約し、そのおかげで月 1 で週末ツアーをスタートさせたり、ビッグアーティストのサポートアクトを務めたりするまでに成長。公認会計士時代の労働時間は週に 80 時間以上で、ワーク・ライフ・バランスが取れていませんでしたが、解雇されたことで時間に余裕ができ、フルタイムで DJ /プロデューサー活動に臨む覚悟もできたそうです。

上述しましたが、John Summit はイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の卒業生ですが、同じ大学の卒業生で、シカゴ・ハウス界のレジェンド Green Velvet(Cajmere)にインスピレーションを受けた部分が大きいそうで、John Summit はそこで会計の修士号を取得、一方、Green Velvet は工学分野の修士号を取得したのですが、John Summit に言わせると、在学中に学位を取得しながら1992 年に傑作 “Percolator” を制作したのは頭がおかしい(褒めてる)そうです。

リブランディングした自身のレーベル Experts Onlyを運営

John Summit は 2022 年 5 月に「制限のないハウスミュージックとイベント」という理念のもと、自身のレコード・レーベル「Off The Grid」をローンチし、同年 6 月に第一弾シングルとして、故郷であるシカゴに敬意を表したトラック “In Chicago” をリリースしました。

John Summit – In Chicago

 

ダンスフロア向けのハウス、テックハウス、テクノのハブとしての役割を果たしながら、新進気鋭の才能を擁護することを目的に、自身の作品だけでなく、Avila や Mau P, Max Styler, Deeper Purpose といったほかのアーティストの楽曲リリースにも精力的で、そのほか、レーベルイベントも多数開催してきました。

しかし、商標権侵害の申し立てにより「Off the Grid」のリブランドを発表し、2023 年 9 月に「Experts Only」に名前を変えて再ローンチしたのです。

Extreme Skiing Double Black Diamond Terrain with Warning Sign

 

「超上級者のみ、最上級コース」という意味のレーベル名もスキー好きな John Summit らしい発想で、ネーミングもダブルブラックダイヤモンドのデザインもスキー場で急勾配や転倒リスクのある区域など上級者向けコースに設置されている看板に由来しています。

ローンチしたばかりの「Experts Only」からの第一弾シングルとして、ODD MOB と OMNOM のコラボ曲 “Losing Control” をリリースしましたが、今後、John Summit 自身の作品のリリースも多数控えており、豪華なヴォーカル・トラックやアンセムばかりでなく、自身のルーツでもあるアンダーグラウンドな真のクラブレコードにも取り組みたいと語っているので、今後のレーベルの動向にも期待です!

Odd Mob & OMNOM – Losing Control (Extended Mix)

 

John Summitのオススメ曲 5選

John Summit, Hayla – Where You Are

John Summit & Hayla – Where You Are (Lyric Visualizer)

 

すでに上で何度も取り上げた説明不要の代表曲で、この曲は Delerium と Sarah McLachlan が 1999 年に出した “Silence” の壮大なシンセのブレイクを参考にしています。

Delerium – Silence (ft. Sarah McLachlan) (Airscape Remix) [Official Music Video]

 

Gorgon City や GRiZ なども公式リミックスを提供していますが、あの Zedd までもが公式リミックスを手掛けたことで話題となりました!

John Summit & Hayla – Where You Are (Zedd Remix) [Official Lyric Visualizer]

 

John Summit, Guz – Thin Line

John Summit & Guz – Thin Line

 

Defected Records の姉妹レーベルである D4 D4NCE からリリースされたダンスフロア・ウェポン。

オランダ人プロデューサーの Guz をフィーチャーした、まばゆいボーカルを備えたグルーヴィーなピアノ・ハウスとなっています!

John Summit – La Danza

John Summit – La Danza

 

独特のラテンの雰囲気が印象的で、John Summit のお気に入りのクラブでもあるマイアミの Club Space からインスピレーションを得ています。

きらめくようなトップラインや遊び心のあるローエンドを兼ね備えており、John Summit が身体を揺さぶるテック・ハウスを生み出す天性の才能を持っていることを証明してくれます!

ちにみに、John Summit はこの Club Space で今年 2 月に午前 2 時 30 分から正午までの 10 時間半セットを披露したのも記録に新しいです。

John Summit, Echoes – Human

John Summit – Human (ft. Echoes) (Lyric Visualiser)

 

“Where You Are” と同様、こちらもアメリカのダンス・ラジオ・チャートで No.1 を達成。

人間(Human)の脆弱性を反映した叙情的な作品で、グルーヴとパーカッション主導の要素をうねるベースラインと組み込んでおり、完成までに何ヶ月もかかりましたが、100 を超える要素が含まれているため、途中で何度もパソコンがクラッシュしたそうです。

John Summit, MKLA – Fade Out

John Summit – Fade Out (ft. MKLA) [Official Lyric Visualizer] ft. MKLA

 

上の Club Space での 10 時間半セットでも披露して話題となった人気曲。

John Summit の特徴的なエレクトロニックなノスタルジーをたっぷりと提供しつつ、ハウス/トランスを融合させたような作品で、親しみやすいメロディーと幻想的なトップラインが際立つクラブ向けアンセムとなっています!

ZEROTOKYOで待望の初来日公演が実現!

ギグのチケットが世界中で SOLDOUT 続出!今、世界中から大きな注目を集めている最旬アーティストの John Summit が 9 月 30 日(土)に ZEROTOKYO に登場することが決定し、界隈がザワついています。

ZEROTOKYO は 2023 年 4 月 14 日(金)に世界有数の繁華街である新宿歌舞伎町にオープンして以来、Boys Noize や Eric Prydz, Paul Van Dyk, VINAI といったトップアーティストを多数招聘し、今年 10 月には Nicky Romero、さらに 11 月には Tchami の来日公演も控えています。

9 月 30 日(土)に出演する国内アーティストもこれまた豪華で、PKCZ® の DJ DARUMA、米大手レーベル Ultra records と日本人初の契約を結び、ラジオパーソナリティとしても活躍するCARTOON、Techhouseにおける世界最高峰レーベル Toolroom よりシングルリリースし、日本のみならず海外でも人気を獲得する Vic Yamamoto も出演します。

世界中のユニークな場所で唯一無二のイベントを開催し、同じ志を持つアーティストとファンのコミュニティを創り出す、John Summit の貴重な来日公演をその目と身体で体感して下さい!


■ 2023.9.30(土) SOUNDGATE / John Summit 来日公演

OPEN 23:00
HP:https://zerotokyo.jp/event/soundgate0930/
DOOR:¥8,000-
ADV:¥7,000-

ZAIKO
https://zerotokyo.zaiko.io/e/SOUNDGATE0930
イープラス
https://eplus.jp/soundgate/

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