本日MNNがオススメしたいアーティストは、CMC$(シー・エム・シー・エス)。
DVBBSとコラボした“Not Going Home”や“Parallel Lines”でも知られていると思いますが、実はあのMartin Garrixともとても仲良しでリスペクトもされているんです!
CMC$について紹介し、一体どういうことなのか説明したいと思います!
目次
- 1 CMC$とは
- 2 Martin Garrixとのコラボも間近!?
- 3 キャッチーなヴォーカルや歌詞を重視!
- 4 CMC$のオススメ曲
- 4.1 DVBBS & CMC$ – Not Going Home feat. Gia Koka
- 4.2 DVBBS & CMC$ – Parallel Lines feat. Happy Sometimes
- 4.3 CMC$ ft. Jalise Romy – Keys
- 4.4 CMC$ ft. Stevie Appleton – Those Lights
- 4.5 CMC$ & Conor Maynard – Understand Me
- 4.6 CMC$ – Won’t Let You Go
- 4.7 Moksi – Getting Higher (CMC$ Remix)
- 4.8 Lady Bee ft. Rochelle – Return Of The Mack (CMC$ Remix)
- 4.9 Firebeatz & Chocolate Puma feat. Bishøp – Lullaby (CMC$ Remix)
- 4.10 Major Lazer & MOTi – Boom feat. Ty Dolla $ign, Wizkid & Kranium (CMC$ Remix)
- 5 おわりに
CMC$とは
CMC$(シー・エム・シー・エス)とは、オランダ出身のDJ/プロデューサー。
本名はYael Naharで、現在まだ22、23歳くらいのようです。(2017年10月現在)
ちなみにステージネームの「CMC$」は「See Me Counting Stacks」の略で、Sがドル表記になっているように結構お金絡みのVJやイメージを押しているように思えます。
作り出す音楽はヒップホップやR&B、ソウルの要素をハウスやフューチャーベース、トラップと掛け合わせたスタイルです。
軽く経歴について話しますと、幼い頃から音楽が好きだったCMC$は、14歳のときにDJになりたいという夢を実現すべく、親からお金を借りて簡易的なDJ機材を購入します。
そして15歳のときに自分自身の音楽をプロデュースを開始。
2013年から本格的にキャリアをスタートさせましたが、すでにSpinnin’ RecordsやMad Decent, Barong Family, Mixmash Recordsといった人気レーベルからも曲をリリースしています。
2014年にはオランダ出身のデュオ、Sin City Statusとコラボして“Hypo”という曲を初めてリリース。
2015年にリリースしたファーストシングル“Wake Up Call”はトラップとフューチャーベースを絶妙にブレンドしており、この頃ほぼ無名だったにも関わらずiTunesのチャートで最高4位を獲得しました!
https://www.youtube.com/watch?v=Ei9bp7jP-h0
2015年にはSpotifyとSpinnin’ Recordsの共同企画でオランダ出身のトリオ、Kris Kross Amsterdamの“Until The Morning”をリミックスしたことでも話題に!
そのほか過去にはLaidback Luke, Firebeatz, Jay Hardway, GTA, Major Lazer, Chocolate Pumaといった人気アーティストの公式リミックスまで手掛けています。
冒頭でもお伝えしましたが、2016年DVBBSとコラボした“Not Going Home”をリリースしたのをきっかけに大ブレイク!
この曲は現在YouTubeだけでも1000万回以上、Spotifyでは8000万回以上再生されるほど大ヒットしました!
この“Not Going Home”ができるまでの過程ですが、まずCMC$のマネージャーにDVBBSとコンタクトをとってもらい、CMC$がどんな音楽を作っているか聴いてもらう為リンクを送ったそうです。
するとDVBBSはCMC$が作っている音楽をすぐに気に入り一緒にコラボしようと持ち掛けてくれ、一緒にスタジオに入って“Not Going Home”の制作に取り掛かったというわけです。
といってもこの曲の原型はすでにCMC$が2015年に制作しており、当時この曲の原型を毎回自身のセットでかけるくらい、彼自身も今まで作った曲のなかで1番お気に入りだったそうです。
しかしリリースすることはなく、その約1年後にDVBBSによるアレンジも加わりリリースに至りました!
2017年には再びDVBBSとタッグを組み“Parallel Lines”を発表。
この曲でも2組のサウンドの相性がピッタリなのを証明しており、DVBBSが近々リリースす予定のEPにも収録される予定だそうです。
現在はDiploやMajor Lazer, Laidback Luke, Chuckie, Dyro, Martin Garrix, David GuettaなどトップDJたちからもサポートされており、自身がホストを務めるイベント「Cray Cray」も定期的に開催し、世界最大のダンスミュージックカンファレンス、ADEという大きなイベントのプログラムのひとつとなっているほどその地位を確立しています。
CMC$の最終的な目標は、Spotify Worldwideのトップ100やRadio AAなどにランクインするような多数のソロヒット曲を生み出し、世界中の色んなフェスでかけることだそうですが、すでに叶いつつあると言えるでしょう!
Martin Garrixとのコラボも間近!?
あのMartin Garrixも通っていたオランダにあるプロダクションスクール「Herman Brood Academie」は有名かと思いますが、なんとCMC$は当時このスクールにMartin Garrixと一緒に通っていたのです!
Martin GarrixはオススメのアーティストとしてJustin MyloとLoopers、そしてCMC$の3人を挙げています。
Martin GarrixとJustin Mylo、 Martin GarrixとLoopersがコラボしたIDは様々なフェスですでにかけていますが、CMC$とのコラボに関しても2016年12月のインタビューでMartin Garrix自身がSTMPD RCRDSからコラボ曲をリリースする予定だと語っていたので楽しみです!
https://www.youtube.com/watch?v=5DqmlpGRqMc
https://www.youtube.com/watch?v=T8MP0ErCebk
さらに、これはあまり知られていない事実ですが、CMC$はMartin GarrixとBebe Rexhaによる大ヒット曲“In the Name of Love”のプロデュースにも携わっているのです!
また2016年にはMartin GarrixとアムステルダムのRAIで共演したり、2016年、2017年ともにイビサ島の人気クラブ、Ushuaiaで行われたMartin GarrixのショーにBrooksやJustin Myloらとともに出演。
Martin Garrixとプライベートでも仲が良いJulian JordanやJay Hardwayらとも仲が良いことからも親密度が伝わるかと思います。
今後契約しているSTMPD RCRDSからもどんどん曲を出して欲しいですね!
キャッチーなヴォーカルや歌詞を重視!
CMC$は自身の音楽をポップ要素を取り入れたエモーショナルなダンスミュージックと形容しています。
また彼の曲はシンガーとのコラボ曲が多いのですが、これは自身の曲を聴いてハッピーになってもらいたいという気持ちが強く、キャッチーなヴォーカルや心に響くようなリリックにも重点を置いているからだそうです。
インスピレーションを最も大切にしているそうで、ラジオでヒップホップからジャズまで様々な曲を聴いてインスピレーションを高めているとのこと。
そのため影響を受けた特定の人物というのを決めるのは難しいそうですが、強いて言うならCashmere Cat, Flume, Drake, Tiesto, Diploの5名の名前を挙げています。
2017年にSpinnin’Recordsの「New Dance Music」で“Those Lights”がフィーチャーされたことがありますが、この時期CMC$がハマっていた音楽としてDROELOE の“Sunburn”を筆頭に以下の曲をオススメしていたので、こちらも聴いてみて下さい!
- Illenium – ‘Crawl Outta Love’
- Marshmello – ‘Silence’
- Martin Garrix – ‘Pizza’
- R3HAB – ‘You Could Be’
- Unknow Brain – ‘Looking For Nothing’
- Skrillex – ‘Would You Ever’
- DJ Khaled – ‘Wild Thoughts’ (Medasin Remix)
DJキャレドposted with sticky on 2017.10.17
- Kasbo – ‘Lay It On Me’
- Felix Jaehn – ‘Feel Good’
CMC$のオススメ曲
DVBBS & CMC$ – Not Going Home feat. Gia Koka
カナダ出身のデュオ、DVBBSとのコラボでGia Kokaをフィーチャリングしたナンバー。
オランダ出身のDJ、Mesroによるリミックスバージョンもオススメです!
DVBBS & CMC$ – Parallel Lines feat. Happy Sometimes
こちらもDVBBSとのコラボでHappy Sometimesをフィーチャリングしたナンバー。
ブレイクビートなドラムと美しいシンセにマッチしたHappy Sometimesのキャッチーなヴォーカルが気分を高揚させてくれる爽やかな曲となっています!
CMC$ ft. Jalise Romy – Keys
Jalise Romyをフィーチャリングしたナンバー。
まずメロディックなピアノからスタートするイントロから素敵なフューチャーポップとなっています!
Jalise Romyの歌声と失恋を乗り越え新しいスタートを切ろうとする歌詞もまたマッチしています!
CMC$ ft. Stevie Appleton – Those Lights
Stevie Appletonをフィーチャリングしたナンバー。
繊細なビートにスイートなメロディトシンセ、そしてStevie Appletonのピュアな歌声が光る心地よいサウンドとなっています!
この曲はソングライターたちが集まるキャンプで2名のソングライターと話が合い、実際にギターを弾いてお気に入りのコードやヴォーカル、メロディについて話しました。
そのとき思い浮かんだ良いアイデアをすぐにパソコンに落とし込み、彼ら2人にリリックを考えてもらい、CMC$はビート等を考え、約45分ほどで作り上げたそうです!
CMC$ & Conor Maynard – Understand Me
イギリスの人気シンガーソングライター、Conor Maynardとのコラボ・ナンバー。
Martin Garrixも度々自身のセットでかけていたので聴いたことがある方も多いと思いますが、Conor Maynardの繊細なヴォーカルが美しい中毒性の高い1曲となっています!
この曲はMartin Garrixのレーベル、STMPD RCRDSからリリースされました!
CMC$ – Won’t Let You Go
魅惑的なコード進行と優雅なビート、それらにピッタリ合った女性ヴォーカルが上手く重なった1曲!
この曲はSpinnin’ Recordsからリリースされました!
Moksi – Getting Higher (CMC$ Remix)
オランダ出身のデュオ、Moksiのナンバーをリミックスしています。
まさかCMC$がBarong Familyアーティストの曲をリミックスするとは意外でした!
オリジナルとは全く違ったテイストに仕上がっているので、聴き比べてみて下さい!
Lady Bee ft. Rochelle – Return Of The Mack (CMC$ Remix)
Lady Beeのヒット曲をリミックスしています。
美しく優しい雰囲気漂うサウンドとなっていますが、ドロップ部分はメロディックなトラップ風にアレンジされていて面白いです!
Firebeatz & Chocolate Puma feat. Bishøp – Lullaby (CMC$ Remix)
FirebeatzとChocolate Pumaのコラボ・ナンバーをリミックスしています。
メロディックでスローテンポなナンバーへとアレンジされており、Bishøpの魅惑的なヴォーカルとも非常にマッチしています!
Major Lazer & MOTi – Boom feat. Ty Dolla $ign, Wizkid & Kranium (CMC$ Remix)
Major LazerとMOTiのコラボ・ナンバーをリミックスしています。
原曲に比べテンポを落として、ドロップはCMC$のトレードマークともいえるメロディックなサウンドを差し込んでいます!
CMC$のメロディックなリズムは聴けば聴くほどにクセになります!
おわりに
いかがでしたか。
CMC$(シー・エム・シー・エス)がどんな人物か少しは分かっていいただけました?
今後もっと頭角を現してくること間違いなしで、いずれ来日公演もあるはずなので、今のうちからチェックしておいて損はないです!
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