去年、東京と大阪で開催され多くの盛り上がりを見せた「Axtone Night」が、6月30日(土)にageHaで開催されることが決定しました!
今回Axwell率いる「Axtone Records」の注目株とも言えるShapovとNEW_IDの2名が同時に出演するので、それぞれの簡単な紹介、および「Axtone Records」についても説明したいと思います!
目次
- 1 「Axtone Records」とは
- 2 Shapovとは
- 3 Shapovのオススメ曲
- 4 NEW_IDとは
- 5 NEW_IDのオススメ曲
- 5.1 NEW_ID & SOVTH – Step Inside
- 5.2 NEW_ID & Years ft. Moses York – Fly Forever
- 5.3 NEW_ID & Tom Staar – Disappear
- 5.4 NEW_ID & First Day – Lovestruck
- 5.5 NEW_ID & Jesse Kiis ft. Anabel – Aftermath
- 5.6 Marcus Schossow & NEW_ID – Ada
- 5.7 Pauls Paris feat. Moses York – Make Your Mind Up (Axwell & NEW_ID Extended Remode)
- 5.8 NEW_ID ft. Josha – Stay With Me Now
- 6 6月30日(土)、ageHaで「Axtone Night」が開催!
- 7 おわりに
「Axtone Records」とは
「Axtone Records(アクストーン・レコーズ)」とは、Swedish House MafiaやAxwell Λ Ingrossoとしても活動するスウェーデン出身のDJ、Axwellが2005年に設立したレコード・レーベル。
当初はAxwellが自身の曲をリリースする目的で設立しましたが、現在では自身の曲だけでなく色んなアーティストの曲をリリースしており、代表的なアーティストとして、Dirty South, Hard Rock Sofa, Klahr, Kryder, MEG \ NERAK, NEW_ID, Shapov, Sick Individuals, Tom Staarなどが挙げられます。
2018年2月には「Axtone Records」から記念すべき100作目となるナンバー、Tom Staarの“Come Together”がリリースされたのも記憶に新しいかと思いますが、多くのアーティストのサポートも積極的に行っているのが分かります。
この100作目は「Axtone Records」がいつもサポートをしてくれているファンの皆に感謝の気持ちを込めて、「Axtone Records」のファン(#AxtoneFamily)から送ってもらった個人的な写真を多数散りばめた特別仕様のアートワークとなっています。
「Axtone Records」は所属するアーティストはもちろんファンのことも大事に想ってくれるAxwellの優しさが垣間見えますね。
今年で20周年を迎えた「Ultra Music Festival」でSwedish House Mafiaが再結成を果たし、AxwellとSebastian Ingrosso, Steve Angelloの3人が同じステージに立ちましたが、彼らのセットでも最近「Axtone Records」からリリースされたMagnificenceの“Cobra”などがかけられました。
また世界各国のビッグフェスやイベントで専用のステージまで設けられることも多く、最近だと今年のMiami Music Week期間中には「Axtone Records」がホストを務めるパーティー「Axtone Miami 2018」が開催され、8月にはスペインのMedusa FestivalでAxtoneステージが登場します。
ベルギーで毎年開催される世界最高峰のフェス、Tomorrowlandでは2016年から「Axtone Stage」が登場し、今年2018年のTomorrowlandでも7月21日に「Axtone Stage」が登場することが決定しています。
Bringing the @Axtone stage back to @tomorrowland 🌈 pic.twitter.com/oXxAAJDqEU
— Axwell (@Axwell) 2018年1月17日
冒頭で述べたように、2017年には東京と大阪でそれぞれ3回に渡って「Axtone Night」が開催され、「Axtone Records」と関係の深いアーティストたちが複数名来日。
さらに2018年2月には日本盤コンピレーションアルバム『Axtone Loves Japan』まで発表するなど、「Axtone Records」が日本に特別な想いを馳せてくれているのが感じられます!
今回は会場をageHaに変えてスケールもアップし、ShapovとNEW_IDという去年の「Axtone Night」とは違った組み合わせで来日するので、大いに盛り上がること間違いないでしょう!
Shapovとは
Shapov(シャポフ)とは、ロシア出身のDJ/プロデューサー。
「Shapov」というソロプロジェクトをスタートしたのは2015年からで、もとはDenis Chepikovとともに「Hard Rock Sofa」というデュオを組んでいました。
そのため「Hard Rock Sofa」は2015年以降、Denis Chepikovのみのソロプロジェクトととして現在も活動していますが、2017年にマイアミで開かれた「Axtone Records」のプールパーティーに出演したりと、以前同様レーベルと親交があります。
Shapovは「Hard Rock Sofa」として活動していた2011年からAxwellと一緒に仕事をしており、“Blow Up”という曲のリミックスでAxwellと共演したり、“Here We Go”や“Rasputin”など「Axtone Records」から多数曲を出してきました。
当時からAxwellだけでなくDavid GuettaなどのトップDJからもサポートされており、2014年にはDavid Guettaの人気パーティー「F*** ME I’M FAMOUS」にも出演しました。
そして2015年から新しいソロプロジェクト「Shapov」をスタートするときに、Axwellや「Axtone Records」から今までの実績を認めてもらい、「Shapov」としての曲も「Axtone Records」からリリースするようになったのです。
今ではAxwellとは友人のような関係で、Axwell Λ Ingrossoがイビサ島の人気クラブ、Ushuaiaのクロージングパーティーに出演したときにShapovをステージに登場させるなど、Swedish House Mafiaのメンバーたちからもその才能を高く評価されています。
そして2016年にはShapovの代表曲のひとつとも言える“Belong”で、昔からの夢であったAxwellとのコラボを果たしました!
そんなひとつの夢を実現したShapovは以前インタビューで、同じくロシア出身のデュオで昔から友人でもあるMatisse & Sadkoとのコラボ曲を作りたいと語っていたので、こちらも実現して欲しいところです。
2017年には“More Than Love”や“Some People”などのヒット曲を収録したEP『Four Corners』をこれまた「Axtone Records」からリリース。
収録曲の“Analogue Soul”ではエレクトロハウスに挑戦しており、当時のセットで何度かオープニングナンバーとしてかけていたこともあります。
2018年に入ってからも「Axtone Records」からから“Alternate”をリリースした後、Armin van Buurenととのコラボ曲“The Last Dancer”を発表。
この“The Last Dancer”は、Armin van Buurenが今年のUltra Music Festivalのメインステージに出演した際にかけたのですが、このときShapovもステージに登場しリリース前から大きな話題を呼びました!
4月は台湾やミャンマー、タイとアジア各国でプレイし、7月に開催されるTomorrowlandでは去年に引き続きAxtoneステージに出演することが決定しています。
Happy to be back @tomorrowland! See u @Axtone stage on July 21st! pic.twitter.com/egHg2cPE6f
— Shapov (@ShapovMusic) 2018年4月27日
ちなみに2016年のTomorrowlandではAxtoneステージに、2017年はAxtoneステージとメインステージの両方に出演したりと、2015年にソロプロジェクトをスタートしてわずか数年で一気に実力も人気も上げました!
Shapovは以前MNNでも紹介したことがあるので、下記の記事もチェックしてみて下さい!
Shapovのオススメ曲
最近のShapovのセットリストからよくかける自身のナンバーや代表曲、最近リリースした新曲を幾つかピックアップしてみたので聴いてみて下さい!
Shapov & Beverly Pills – Some People
ロシア出身のデュオ、Beverly Pillsとのコラボ・ナンバー。
後で紹介するShapovの代表曲“Belong”に匹敵するほど美メロなナンバーとなっています!
Armin van Buuren & Shapov – The Last Dancer
オランダ出身のDJ、Armin van Buurenとコラボしたナンバー。
去年、ShapovがTomorrowlandのメインステージに出演したときに初披露したこの曲は、エネルギッシュなドロップとアップリフティングなブレイクダウンを備えたプログレッシブトランスとなっています!
Shapov vs Sam Bagira – Alternate
ロシア出身のプロデューサー、Sam Bagiraとのコラボ・ナンバー。
2018年に入って数ヶ月スタジオにこもって作業していたShapovが、久しぶりに「Axtone Records」から曲を出しました!
Sam Bagiraとのコラボなだけあってヘビーなベースラインが特徴的なベースハウスに仕上がっています!
Shapov vs MEG \ NERAK – Everybody
ロシア出身のデュオ、MEG \ NERAKとのコラボ・ナンバー。
この曲はDiploやAlesso, HardwellらもサポートしたShapovとMEG \ NERAKのEP『Everybody』のタイトルトラックで、ヒップホップ要素の入ったハウスとなっています!
Shapov & MEG \ NERAK – Breathing Deeper
こちらもMEG \ NERAKとのコラボ・ナンバー。
トロピカルハウスよりの滑らかなサウンドとヴォーカルサンプルがマッチしています!
Shapov & Trouze – The Way
アメリカ出身のトリオ、Trouzeとのコラボ・ナンバー。
アップリフティングなピアノのコードが素敵なサウンドとソウルフルなヴォーカルがクセになる1曲です!
Axwell & Shapov – Belong
「Axtone Records」のボス、Axwellとのコラボ・ナンバー。
リリース前の2014年からセットでかけていたこの曲は、去年のTomorrowlandやそれ以前のフェス、1ヶ月前のタイで開催されたSongkranzonicなど、Shapovは現在もだいたいこの“Belong”をクロージングナンバーとしてかけています!
AxwellとYearsによるリミックスバージョンもまた違った良さがあります!
NEW_IDとは
NEW_ID(ニュー・アイディー)とは、オランダ出身のDJ/プロデューサー。
NEW_IDももともとデュオとしてRalph van Vugtとともに活動していましたが、2015年にRalph van Vugtがソロプロジェクト「Ralph Felix」をスタートしたことをきっかけに現在はDevi van der Horstのみのソロプロジェクトとなっています。
Ralph van VugtとDevi van der Horstは別々で活動するようにはなりましたが今でも親交はあり、去年も「Axtone Records」のイベントでRalph FelixもNEW_IDも共演しました。
またRalph Felixは上のフランスで開催されたイベントだけでなく、香港で開催された「Axtone Records」のイベントにもKO:YUやTom Staarらとともに出演するなど、「Axtone Records」との繋がりもあります。
ちなみにデュオ結成当初は「NO_ID」というステージネームで活動していましたが、アメリカ出身のヒップホッププロデューサー、No I.D.と名前が紛らわしいということでいざこざがあり、2014年に現在の「NEW_ID」に変更しました。笑
NEW_IDのデビューきっかけはADEのデモコンテストで、これに見事入賞しファーストトラックとなる“Wurld”をリリース。
2011年に”How R U Feeling Right Now (Michael Woods Re-Edit)”をMichael Woodsのレーベル 「Diffused Music」から出すと、これがAxwellから注目され「Axtone Records」との契約に至りました。
現在ではSwedish House MafiaがセットでNEW_ID(NO_ID)の曲をかけたり、Axwellの単独ライブやAxwell Λ Ingrossoのショーにもスペシャルゲストとして出演。
2012年から2013年に渡って行われたSwedish House Mafiaのラストツアーにも参加するなど、AxwellだけでなくSteve AngelloやSebastian Ingrossoからも気に入られているのが分かります!
Where it all started for☝️ Swedish House Mafia playing our Leave A Light On Remix 🙏🏻 ▲ Welcome back legends! 🌑🌑🌑 #TBT @axtone #🚂🏠 pic.twitter.com/LKw17NeXGk
— NEW_ID ▲ (@officialnewid) 2018年3月29日
同じAxtone Family同士であるNEW_IDとShapovは“More Than Love”のリミックスを通して共演したこともあります。
NEW_IDは2013年の時点ですでにTomorroalandのメインステージへの出演を果たし、以降毎年のように出演していますが、今年2018年のTomorrowlandではAxtoneステージに出演することが決定しています!
Axtone Family can’t wait to see you all again @ TOMORROWLAND! _❤️_ pic.twitter.com/mVRFB3Wyow
— NEW_ID ▲ (@officialnewid) 2018年4月25日
NEW_IDのオススメ曲
こちらも最近のNEW_IDのセットリストからよくかける自身のナンバーや代表曲、最近リリースした新曲を幾つかピックアップしてみたので聴いてみて下さい!
NEW_ID & SOVTH – Step Inside
イタリア出身のトリオ、SOVTHとのコラボ・ナンバー。
NEW_IDはこの曲に「#TrainHouse」とタグ付けしており、このディープでセクシーな音が病み付きになります!
Axwellのレーベル AxtoneRecordsからのリリースされました。
NEW_ID & Years ft. Moses York – Fly Forever
ノルウェー出身のプロデューサー、Yearsとのコラボで、オーストラリア出身のプロデューサー、Moses Yorkをフィーチャーしたナンバー。
Yearsによるプログレッシブなタッチが入った爽やかなビーチナンバーに仕上がっています!
NEW_ID & Tom Staar – Disappear
イギリス出身のDJ、Tom Staarとのコラボ・ナンバー。
躍動するビートとピアノのコードが特徴的なグルーヴィなサウンドが心地よいです!
NEW_ID & First Day – Lovestruck
イタリア出身のプロデューサー、First Dayとのコラボ・ナンバー。
2016年のTomorrowlandでも披露して以降、去年東京と大阪で行った「Axtone Night」でもかけたりとNEW_IDのセットで外せない1曲ですが、まだ正式にリリースはされていない人気の高い未発表曲です!
NEW_ID & Jesse Kiis ft. Anabel – Aftermath
フィンランド出身のプロデューサー、Jesse Kiisとのコラボで、シンガーのAnabelをフィーチャーしたナンバー。
キャッチーなピアノのリフが特徴的な夏にピッタリなダンスナンバーとなっています!
この曲はFedde le Grandらのレーベル Flamingo Recordingsからリリースされました。
Marcus Schossow & NEW_ID – Ada
スウェーデン出身のDJ、Marcus Schossowとのコラボ・ナンバー。
BPM126のビッグルーム/プログレッシブハウスとなっていて、それぞれのアーティストのサウンドがバランス良く現れています!
Pauls Paris feat. Moses York – Make Your Mind Up (Axwell & NEW_ID Extended Remode)
オーストラリア出身のプロデューサー、Pauls ParisのナンバーをAxwellとともにアレンジしたバージョン。
AxwellとNEW_IDはまだコラボ曲を出したことはありませんが、このリミックスのほかにも2014年にイギリス出身のデュオ、Mutiny UKらの“Feel The Pressure”を一緒にリミックスしたこともあります!
NEW_ID ft. Josha – Stay With Me Now
NEW_IDが去年のTomorrowlandなどでもかけた未発表曲。
“Stay”というタイトルの可能性もありますが、ラスト周辺でかけることが多いのでもしかしたら今回の「Axtone Night」で生で聴けるかもしれません!
6月30日(土)、ageHaで「Axtone Night」が開催!
ShapovとNEW_IDが世界を舞台に大活躍していることが分かったかと思いますが、そんな「Axtone Records」の注目株が2人揃って、6月30日(土)にageHaに出演します!
日本勢もKSUKEやSONE, SHOTAなど豪華なメンツが揃っているので、日本最大級のエンターテイメント・スペース、ageHaが誇る音響・照明システムで最高の一夜を体感して下さい!
またageHaでは6月8日(金)には、ageHaの人気ベースミュージックパーティー“WORLD CLASS”に、KING OF TRAPの異名を持つRL Grimeが登場!
Clockworkという名義でも有名で、各国のULTRAでヘッドライナーとして出演するRL Grimeの紹介記事を書いたので、こちらもチェックしてみて下さい。
さらに6月23日(土)には、Turned Onがお届けする、とびっきり風変りな世界でたった一つの“LUMBERJACK”パーティが開催され、オランダからSteff Da Campoが登場!
Steff Da Campoは今月はじめに、上でも名前を挙げたMagnificenceとコラボした“Out Of My Mind”を、「Axtone Records」から出したことでも有名です!
【ageHa Summer 2018 Opening Party feat. Axtone Night】
- Shapov
- NEW_ID
- KSUKE
- MITOMI TOKOTO
- CYBERJAPAN DANCERS
DOOR / 当日 : ¥3,500
U-25 (25歳以下) :¥2,500
ageHa MEMBER :¥2,500
INTERNATIONAL COUPON : ¥3,000
(ALL INTERNATIONAL I.D HOLDERS)
20TH PASS : ¥1,000 (20歳の方のみ)
BIKINI着用の女性:入場無料
ADVANCE TICKET / 前売 (FAST LINE/優先入場)
EARLY BIRD TICKET : ¥2,200
iFLYER [ご購入はこちらから/Ticket Available]
おわりに
いかがでしたか。
「Axtone Records」は世界のフェスで自身のステージを構えるほどかなり人気の高いレーベルのひとつで、「Axtone Night」はそんなレーベルパーティーを日本のクラブで味わえる贅沢なイベントです!
今回も6月29日(金)に大阪のjouleでも同じメンツで「Axtone Night」が開催されるので、ぜひ遊びに行ってみて下さい!
コメントを残す