タイトルの通り「Protocol Recordings」や「STMPD RCRDS」からリリースを重ねているDJ/プロデューサー、Blindersについて紹介します。
2014年に初来日を果たしたことがあり、つい先日Martin Garrixとのコラボ曲もリリースされ、さらに人気急上昇中なので紹介記事にしてみました!
目次
- 1 STMPD RCRDSファミリーとしても地位を確立!
- 2 Blindersのオススメ曲
- 2.1 Martin Garrix & Blinders – Breach (Walk Alone)
- 2.2 Blinders – Sirene
- 2.3 Blinders – Hero
- 2.4 Blinders – Okami
- 2.5 Blinders – Leaving
- 2.6 Blinders – You Don’t Know
- 2.7 Blinders – Molly ft. Cardiknox
- 2.8 Raiden X YURI (Girls’ Generation) – Always Find You (Blinders Remix)
- 2.9 Showtek – Satisfied feat. VASSY (Blinders Remix)
- 2.10 Blinders ft. Charles – Always (3LAU Mix)
- 3 おわりに
Blindersとは
Blindersとは、ポーランド出身のDJ/プロデューサー。
本名はMateusz Owsiakといい現在25歳で、音楽のスタイルは、ヒップホップやダブステップなど様々な要素を加えたグルーヴ・ハウスとなっています。
16歳くらいのときに友人からソフトを貰い弟と一緒に音楽のプロデュースをスタートしたのですが、そのときはまだ趣味として行っていました。
ただ家のスタジオで作業している時間がとても楽しくて、趣味だけでなく本格的に取り組むことを決心。
音楽学校を出たわけでも楽器を習っていたわけでもないですが、プロデュースする上で常に新しい事に挑戦することを目標に、ひたすら作業を続けてきた結果が現在だと語っています。(独学で学習したキーボードは弾けます。)
ファンクやヒップホップ、ロックやドラムンベースなど色んな音楽を聞くそうですが、好きなエレクトロニックミュージックのアンセムとして、Daft Punkの“Around The World”、Chemical Brothers の”Block Rockin Beats”、Fatboy Slimの“Rockafeller Skank”の3曲を挙げています。
Blindersは2011年にDirty SouthとThomas Goldのコラボ曲“Alive”のリミックスを手掛けると、これがBeatportのチャートでトップにランクインし注目を浴びます。
ダーティー・サウス & Thomas Gold
価格: 150円posted with sticky on 2018.10.16
2013年から勢いがのってきたBlindersはGoodwillの“Golden Times”など数々のリミックスを手掛けた後、Sander van Doornのレーベル、DOORN Recordsからオリジナル曲“Riffter”をリリース。
アップリフティング且つプログレッシブな“Riffter”は瞬く間にクラブバンガーになり、DMC World MagazineのBuzzチャートで1位を獲得したほか、Martin GarrixやDavid Guetta, BBC Radio 1のDJ、Pete Tongなどからサポートされました。
また2014年にリリースした“Sirene”もまたSpotifyで数百万回以上再生されるほどヒットし、Axwellの“Centre of the Universe”を自発的にリミックスしてAxwellに送ったところ、本人が自身のセットで度々かけるほど気に入られ、Axtone Recordsからリリースされるまでに至ったのです。
アメリカの大手レコードレーベル、Universal Music PublishingやAviciiと同じ北米のブッキングエージャンシー、Spinと契約した後、Nicky Romeroからもその才能を認められ、Protocol Recordingsと契約。
Tom Tygerとコラボした“Luminate”やファンキーなエレクトロハウスに仕上げた“You Don’t Know”などをリリースしました。
2015年のAmsterdam Dace Event(ADE)では、Protocol Recordingsのイベントに出演し、Florian PicassoとB2Bセットを披露しました。
Blindersは学生時代グラフィックデザインについて勉強しており、現在も曲を作る上でイメージをアートとして膨らませて音に落とし込む上で活かされているそうです。
特に黒と白のミニマル・アートやストリートやポップカルチャーをベースにしたモダン・グラフィックが好きとのこと。
2018年8月のインタビューで「今まで一番DJして楽しかったクラブはどこか?」と聞かれたとき、ギリシャのCavo ParadisoかクロアチアのPapaya Club、そして凄く観客が盛り上がってくれた東京・新木場ageHaでプレイしたときだと回答。
ちなみに好きな料理はベトナムのフォーと日本の寿司とのことで、また近く来日して欲しいですね!
オススメのアーティストとして、KvmoとLoud About Us!の2名を挙げているので、彼らの楽曲も聴いてみて下さい!
STMPD RCRDSファミリーとしても地位を確立!
今まではNicky Romeroのレーベル、Protocol Recordingsからのリリースが多かったBlindersですが、最近はMartin Garixのレーベル、STMPD RCRDSから立て続けにリリースしています。
2017年にはSTMPD RCRDSと契約し、その年の11月に同レーベルから“Snakecharmer”をリリース。
その後も“Okami”や“Melt (Tasty)”, “Leaving”と数ヶ月おきの高頻度で曲をリリースしています。
オリジナル曲だけでなくMartin GarrixとDavid Guettaのコラボ曲“So Far Away”のリミックスも手掛けました。
Martin Garrix & デヴィッド・ゲッタ
価格: 250円posted with sticky on 2018.10.16
また2015年のADEではProtocol Recordingsのイベントに出演しましたが、2018年のADEではSTMPD RCRDSのイベントに出演。
さらにMartin Garrixが2018年のADE直前に5日連続で新曲をリリースすることを発表し、まずその第1曲目としてBlindersとコラボした“Breach (Walk Alone)”がリリースされたことで、また一気に知名度が上がりそうですね!
Blindersのオススメ曲
Martin Garrix & Blinders – Breach (Walk Alone)
Martin Garrixが2018年のTomorrowlandでかけて、一時期BlindersとMartin Garrixの別名義「GRX」によるコラボだと噂されていた曲ですね!
Blinders – Sirene
Nicky Romeroのレーベ、Protocol Recordingsから初めてリリースしたナンバー。
上でも紹介しましたが、力強いビートが特徴的なBPM126のエレクトロハウスとなっており、当時Martin Garrixも自身のセットでプレイしていました!
posted with sticky on 2018.10.16
Blinders – Hero
MNNが個人的にBlindersの曲のなかで1番好きな曲でもあります。
アジアやヨーロッパを回る飛行機や電車の中でプロデュースし、「これだ!」と思うヴォーカルを探すのに約1年かけて5つのヴォーカルの中から決めたそうです!
Protocol Recordingが出したADEのコンピレーションEPにも収録されました!
posted with sticky on 2018.10.16
Blinders – Okami
タイトルは日本語の「狼」からきているのですが、アジアツアーで色んな国をまわったときにインスピレーションを受けてタイトルも決めたそうで、
壮大なパーカッションとトライバルなリズム、ヒップホップのヴォーカルサンプルなどがワイルドな雰囲気を演出しています!
posted with sticky on 2018.10.16
Blinders – Leaving
Martin Garrixが2018年のTomorrowlandで初披露した曲でもあり、BPM128のエレクトロハウスに仕上がっています!
こちらも上の“Okami”同様、Martin Garrixのレーベル、STMPD RCRDSからのリリースです。
posted with sticky on 2018.10.16
Blinders – You Don’t Know
もともとリミックス用のサウンドとして作っていましたが、自分でも気に入りオリジナル曲として出すことに決めたそうです。
グルーヴ要素を強めに入れることを意識して、プログレッシブ/エレクトロと掛け合わせて生まれた1曲となっています!
posted with sticky on 2018.10.16
Blinders – Molly ft. Cardiknox
アメリカ出身のインディー・ポップ・バンド、Cardiknoxをフィーチャーしたナンバー。
チルなベースラインとCardiknoxによる陽気なヴォーカルがマッチした心地よい1曲となっています!
posted with sticky on 2018.10.16
一方、この“Molly”が収録されているEP『Two Sides』に入っているもうひとつの曲”Broken”は、ギターのリフとエレクトロのベースラインが融合したレイ向けのサウンドに仕上がっています!
posted with sticky on 2018.10.16
Raiden X YURI (Girls’ Generation) – Always Find You (Blinders Remix)
韓国の女性アイドルグループ、少女時代のメンバー、YURIの歌声を存分に生かしたトラップ/フューチャーベースに仕上げています!
SunstarsやMaximals, Sam Voidによるリミックスもリリースされましたが、どれもProtocol Recordingsからのリリースです!
posted with sticky on 2018.10.16
Showtek – Satisfied feat. VASSY (Blinders Remix)
オランダ出身のデュオ、Showtekのナンバーをリミックス。
BPM126のエレクトロハウスにアレンジしており、特にメロディックでキャッチーなセカンドドロップが素敵です!
posted with sticky on 2018.10.16
Blinders ft. Charles – Always (3LAU Mix)
アメリカ出身のDJ、3LAUがミックスとして参加しており、シンガーのCharlesをフィーチャーしたナンバー。
Bpm128のビッグルーム/プログレッシブハウスに仕上がっています!
posted with sticky on 2018.10.16
おわりに
いかがでしたか。
Blindersがどんなアーティストか少しは分かっていただけたでしょうか。
ポーランド出身のDJといえば、BlindersだけでなくSikdopeやSkytech, Fafaq, Ak9 (Guy Arthur)など才能溢れるアーティストが多くいるので、今後もポーランド発のアーティストにも注目していきたいと思います!
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