先週、2022年6月10日にThe Chainsmokersとのコラボ曲“The Fall”をリリースしたばかりの注目デュオ、Ship Wrek。
エレクトロニックミュージックシーンで今、最も急速に成長しているアーティストの1組と言っても過言ではないShip Wrekについて紹介したいと思います!
目次
- 1 Ship Wrekとは
- 2 念願のThe Chainsmokersとコラボが実現!
- 3 Ship Wrekの代表曲
- 3.1 Galantis, Ship Wrek, Pink Sweat$ – Only A Fool
- 3.2 Ship Wrek – Mirror Mirror
- 3.3 Loud Luxury, Ship Wrek, GASHI – Amnesia
- 3.4 Ship Wrek, Dillon Francis – It’s My House
- 3.5 Valentino Khan, Ship Wrek – Obsession
- 3.6 Ship Wrek, MKLA – Show Me A Sign
- 3.7 Ship Wrek – Stimulate
- 3.8 Ship Wrek – Danger
- 3.9 Ship Wrek – Wait For You
- 3.10 Ship Wrek – Energy
- 4 おわりに
Ship Wrekとは
Ship Wrekとは、Tripp ChurchillとCollin Maguireで構成されたアメリカ・ロサンゼルスに拠点を置くDJ/プロデューサー・デュオです。
ステージネームの「Ship Wrek」とは「難破船」という意味で、2人は船長という設定になっているため、マリンキャップをかぶっています。
先ほども挙げましたが、すでにThe Chainsmokersをはじめ、GalantisやDillon Francisといった名だたるアーティストたちとコラボしたり、Warner Music Group , Atlantic Records and Capitol Records, NCS, Spinnin’ Recordsといったメジャー・レーベルからリリースを重ねています。
ほかにも、DJ SnakeやRihanna, A R I Z O N Aからオフィシャルリミックスを依頼されたり、Skrillexが自身のDJセットでShip Wrekのブートレグをプレイしたり、SkrillexとBoys Noizeによるコラボ・プロジェクト、Dog Bloodによりミックス『Clap Back Vol 1』にもShip Wrekによる“Turn Off The Lights”リミックスを収録したりと、トッププロデューサーたちからもサポートされているのが分かります。
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ではまず、ひとりずつ過去の生い立ちから簡単に振り返ってみましょう!
フロリダ州ゲインズビルで生まれ育ったTripp Churchillは、学生の頃から音楽業界に興味を持っており、ある日、街で開催されたショーに出演していたお気に入りのアーティストを生で見たいが為に、16歳のときに友達と一緒にクラブの屋根に登って裏口へ侵入したこともあるそうです。
高校生のときにはバンドを組んでギターを担当していましたが、最終学年になるとハイブリッド・トラップやダブステップといったベースミュージック中心のプロジェクト「Part Native」をスタートさせました。
この「Part Native」は本人が予想していたよりも速いスピードで話題となり、各国でショーを開催するまでに人気を獲得し、名だたるDJやアーティストたちから熱烈サポートを受けるまでに成長しました。
一方、バージニア州リッチモンド出身のCollin Maguireは、12歳のときにはすでにダンスミュージックに夢中になっていたそうで、Skrillexの名曲“Scary Monsters And Nice Sprites”やFlumeの音楽全般が大好きだったとのこと。
ちなみに、Tripp Churchillもまた“Scary Monsters And Nice Sprites”に魅入られてダンスミュージックの沼にハマったというのですから、Skrillexがいかに多くのアーティストに影響を与えたのかが分かります。
Collin Maguireはもともとテクノが好きで、深夜のテクノパーティーに足繁く通っており、よく朝日を拝んでいたそうです。
高校卒業をきっかけにロサンゼルスへと引越し、そこでTripp Churchillと出会って友達になったのですが、それぞれソロで音楽活動をしていた2人はデュオを組む前に約半年間に渡って、自分たちがやりたいこと、自分たちが求めているサウンド、今後の戦略についてじっくり話し合った上で、2018年12月にShip Wrekプロジェクトを出航させたのです。
Tripp Churchillにとって、Part Nativeプロジェクトを辞めるのは苦渋の決断でしたが、音楽での表現に限界を感じていた部分もあり、もっとファンを違った種類の音楽で楽しませたい!という強い気持ちが後押ししたそうです。
過去の作品を見てみるとNCSからのリリースが多いですが、自分たちのレーベル GET WREKD RECORDSまで設立し、2018年には同レーベルを通じて“Party”をリリース。
2019年に生み出した大ヒット曲“Soul”や2021年にAstralwerksを介して“Stimulate”をリリースすると各方面から絶賛さ
2018年のインタビューでは、当時、Chris Lakeの音楽を心から愛しており、Disclosureとコラボすることが長年の夢だと語っていたので、これらのビッグコラボが実現する日が待ち遠しいですね!
Ship Wrekは音楽制作において、以前からThe ChainsmokersやSkrillex, Diplo, RÜFÜSDUSOLからインスピレーションを得ていると、色んなインタビューで語っていましたが、2022年6月についにThe Chainsmokersとの初コラボを果たしました!
Ship Wrekは2019年にThe Chainsmokersの”Takeaway”リミックスを提供したことがあるだけでなく、過去にはThe ChainsmokersとのサプライズB2Bを披露したことまであります。
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そんな2組が初めてタッグを組んだ“The Fall”は、ボーカルチョップが特徴のキャッチーなイントロから心奪われる夏にピッタリのハウスバンガーと言えます。
この“The Fall”は、The Chainsmokersのの4枚目のアルバム『So Far So Good』のデラックス・バージョン(3曲追加される中の最初の1曲)に収録さ予定で、リリースと同時に「SKIO Music」にてリミックスコンペが開催されました。
📣@TheChainsmokers will drop the stems for “The Fall” on SKIO if we can get enough Saves on their latest album “So Far So Good” on Spotify.⁰⁰
Save the album and you will be entered to win @oeksound plugins also!
More info here:https://t.co/A1ykat5BA0
Let’s do this! pic.twitter.com/6jhGs6hmxa
— SKIO Music (@SKIOMusic) June 10, 2022
GENELECやArturia, Spitfire Audio, Sonarworks SoundID, XLN Audio, Oeksound, D16 Group, KALIAudioがパートナーとなっており、2022年7月26日までにリミックスを提出し、見事優勝すると賞金10,000ドルを獲得できるとのことなので、興味のある人は是非応募してみて下さい!
Ship Wrekの代表曲
Galantis, Ship Wrek, Pink Sweat$ – Only A Fool
スウェーデン出身のデュオ、Galantisとフィラデルフィア出身のシンガーソングライター、Pink Sweat$とコラボしたシングル。
Ship WrekとGalantisとPink Sweat$は同じレーベルメイトということもあって、すんなりコラボが実現したそうで、R&Bとハウスミュージックをブレンドさせた落ち着いたチルアウト・サウンドが心地良いです!
Ship Wrek – Mirror Mirror
2020年にリリースしたEP『Mirror Mirror』のタイトル・トラックにして彼らの人気曲のひとつ。
アメリカ出身の女性シンガーで友人でもあるPauline Herrと一緒にアイデア出し合って制作した1曲で、ボーカルフックに重きを置きつつ、それほど深刻ではなく楽しい雰囲気を持たせることを意識して制作されました!
Loud Luxury, Ship Wrek, GASHI – Amnesia
カナダ出身のデュオ、Loud Luxuryとアメリカ出身のラッパー、GASHIとコラボしたシングル。
Ship Wrekの大ファンだったLoud Luxury側からのアプローチでコラボが実現したそうで、パンク/オルタナティヴとエレクトロニックサウンドを融合させたハイブリッドな作品となっています!
Ship Wrek, Dillon Francis – It’s My House
アメリカ出身のプロデューサー、Dillon Francisとコラボしたシングル。
2019年にSpinnin’ Recordsからリリースした“Soul”の大ヒットがDillon Francisとのコンタクトに繋がったそうで、EP『Mirror Mirror』にも収録されました。
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Ship WewkはDillon Francisのショーにサポートアクトとして度々出演したり、Dillon FrancisのEPリリースパーティーにも呼ばれ、Alison WonderlandやValentino Khanと共演するな親しい関係なのが分かります!
Valentino Khan, Ship Wrek – Obsession
アメリカ出身のプロデューサー、Valentino Khanとのコラボ曲。
Valentino Khanのシグネチャーサウンドである強烈なパーカッションとShip Wrekによる中毒性のあるボーカルカットのバランスが上手く保たれたパワフルなベース・ハウスに仕上がっています!
Ship Wrek, MKLA – Show Me A Sign
AlokやKSHMRとも共演したことのあるトロント出身の女性シンガー、MKLAを迎えたナンバー。
Ship Wrekが今までのスタイルとは少し違ったディープで雰囲気のある側面を見せたテック・ハウス風のナンバーで、暗い雰囲気のリズムと高揚感のあるMKLAの魅惑的なボーカルのバランスが絶妙な1曲となっています!
Ship Wrek – Stimulate
響き渡るソウルフルなボーカルや催眠効果のあるベース、そしてファンキーなシンセを備えた中毒性抜群のフロア・アンセムで、コロナによるロックダウン中に制作した1曲で、クラブが再開したときにバンガーになるものを意識して完成させました。
ちなみに、カラフルな脳が爆発しているようなアートワークは、音楽が脳に与える刺激、真実に目を向けて欲しいというアイデアをイメージして作ったそうです!
Ship Wrek – Danger
2020年にリリースしたEP『Mirror Mirror』収録曲のひとつ。
EDMとクラシックハウスの要素を組み合わせた1曲で、深く脈打つシンセと推進力のあるベースラインは聴き応えがあります!
Ship Wrek – Wait For You
エネルギッシュなパーカッションやディープなベースライン、そしてキャッチーなボーカルが際立つハウス・アンセムに仕上がっており、夏の雰囲気を盛り上げてくれます!
夜明け近くのダンスフロアが似合う「Midnight Mix」バージョンも存在するので聴き比べてみて下さい!
Ship Wrek – Energy
Ship Wrekが2019年に出したナンバーで、グルーヴィーで落ち着いた雰囲気のエレクトロ・ポップとなっています。
生の楽器とボーカルチョップを混ぜ合わせた耳心地の良い1曲で、暑い夏の日に友達と一緒にビーチにいるような気分にさせてくれます!
おわりに
いかがでしたか。
数年ぶり?の久々となるアーティスト紹介記事でしたが、Ship Wrekがどんなアーティストか少しは知っていただけましたでしょうか?
2018年結成からわずか数年でこの出世ぶりは目を見張るものがあり、今後も私たちが想像する以上のスピードで成長していくはずです。今後のソロシングル、コラボ曲にも注目しつつ、近い将来、来日してくれることを願いましょう!
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