日本でも多くのファンを持つトランス・シーンの最重要人物、Andrew Rayel(アンドリュー・レイエル)。
トランス界の巨匠にその実力を認められ、人気DJランキングでも常に上位に選ばれている大注目のアーティストです!
読者の方から彼の紹介をして欲しいというリクエストもいただきましたので、本日はAndrew Rayel(アンドリュー・レイエル)について紹介したいと思います!
目次
- 1 Andrew Rayelとは
- 2 DJの格付けランキングの常連!
- 3 ファンにもとっても優しいDJ☺
- 4 Hanz Zimmerの大ファン!
- 5 Andrew Rayelのオススメ曲
- 5.1 Andrew Rayel – EPIPHANY
- 5.2 Andrew Rayel feat. Kristina Atuna – Once In A Lifetime Love
- 5.3 Andrew Rayel feat. Jonathan Mendelsohn – One In A Million
- 5.4 Andrew Rayel – Dark Warrior
- 5.5 Andrew Rayel feat. Jonny Rose – Daylight
- 5.6 Andrew Rayel & Mark Sixma – Chased
- 5.7 Armin van Buuren & Andrew Rayel – EIFORYA
- 5.8 Andrew Rayel feat. Christian Burns – Miracles
- 5.9 Andrew Rayel feat. Cindy Alma – Hold On To Your Love
- 5.10 Andrew Rayel & Jwaydan – Until The End (MaRLo Radio Edit)
- 5.11 Andrew Rayel – Followed By The Light
- 6 おわりに
Andrew Rayelとは
Andrew Rayel(アンドリュー・レイエル)とは、東ヨーロッパにに位置するモルドバ共和国出身のDJ / プロデューサーです。
本名はAndrei Rațăといい、1992年7月21日生まれの現在23歳です。
音楽のジャンルは純粋なトランスではく、プログレッシブ・ハウスの要素が入ったプログレッシブ・トランスとなっているので、メロディアスなサウンドが多くの人に受けています!
彼のエレクトロニック・ミュージックのキャリアは2009年、彼が17歳のときから始まります。
7年間音楽学校に通いピアノを学んでいたAndrew Rayelは、モーツァルトなどのクラシック音楽が好きで聴いていたものの、当時からそういったすでに人が作った音楽を演奏することは嫌いで、ずっと自分自身の音楽を創りたいと思っていました。
しかし、今後音楽がどんな方向に向かっていき、どのジャンルの音楽を始めたらいいか悩んでたAndrew Rayel。
そんなとき、たまたまラジオで流れていたオランダ出身のDJ、Armin van Buuren(アーミン・ヴァン・ブーレン)やTiësto(ティエスト)の曲を聴き、EDMにハマり込むことになります。
自分が学んでいるピアノの作曲と彼らの作り出すEDMに大きな繋がりを見出し、その瞬間「自分が創りたい音楽はコレだ!」と感じたそうです。
そして2010年に初のシングル“Always In Your Dreams”をリリース。
こちらは、4 AM Dub Mixバージョンとなります。
2011年にはArmin van Buurenがホストを務めるラジオ番組『A State of Trance』の名物コーナー“Tune of the Week(その週のナンバーワンの曲)”で、Andrew Rayelの“Aether”がピックアップされたことで、人気に火が付きました!
そして音楽を始めるきっかけで憧れでもあったArmin van Buurenのレーベル『Armada Music』と契約!
何度も「A State of Trance」のイベントに出演したりArmin van Buurenと一緒にパフォーマンスしていることからも、Armin van Buurenに気に入られていることが分かりますね!
2013年に行われた「A State of Trance 600 Expedition」のワールドツアーでは、Zedd(ゼッド)の“Clarity”のリミックスを披露オしたことで、その高度なリミックスセンスもまた話題になりました!
彼の曲はArmin van Buurenをはじめ、TiëstoやMarkus Schulz, Dash Berlin, Bobina, Roger Shahなど数多くのトップDJたちが色んなフェスでかけているので聴いたことがあるという方も多いはずでしょう。
さらにEDC VegasやTomorrowland, Tomorrowworld, Creamfieldsといった大型フェスへの出演を果たし、UshuaiaやAmnesiaなどイビサ島の人気クラブでのプレイも数多くこなしています!
Ultra Music Festival Miami 2016
自身のデビュー・アルバムのタイトルでもある『Find Your Harmony』というラジオ番組のホストも務めているので、こちらもチェックしてみて下さい!
DJの格付けランキングの常連!
世界の人気DJランキング『DJ Mag TOP 100 DJs』で、2012年に77位で初ランクインしたAndrew Rayel。
2013年はいきなり49も順位を上げて28位にランクインし、“highest climber(最も急上昇したDJ)”のタイトルまで獲りました!
その後も2014年は24位、2015年は40位と4年連続で選出されています!
トランスというジャンルは縮小していくのでは、という声がありますが彼の活躍を見れば、今後トランスは進化を遂げ更に発展していくことが予想できます!
ファンにもとっても優しいDJ☺
Lady Gaga(レディ・ガガ)が自分のファンのことを「Little Monster(リトル・モンスター)」と呼ぶように、Andrew Rayelはファンのことを「Rayel Family(レイエル・ファミリー)」と呼んでいます。
ファンを自分の家族のように想っており、写真撮影やサイン、握手などファンの要望にできる限り応えてくれる優しい人物としても有名です!
彼の曲は全て自分の人生の経験を表現したものであり、それはツアーで世界を廻ったときに感じたことであったりしますが、大部分はファンの方々からもらう愛だそうです。
そういった背景を知った上で再度彼の曲を聴いてみると、また一段と愛おしいサウンドに聴こえてくるのではないでしょうか!
Hanz Zimmerの大ファン!
Andrew Rayelは、映画音楽の制作で有名なドイツ出身の作曲家、Hanz Zimmer(ハンス・ジマー)の大ファンだと公言しています。
Hanz Zimmerといえば、誰でも一度は聴いたことのあるあの『ザ・ロック』や『パイレーツ・オブ・カリビアン』の音楽を作った人物でもあります!
映画のサウンド・トラックが好きなAndrew Rayelは、シンセサイザーとオーケストラをミックスさせた、壮大で耳当たりの良いメロディアスな楽曲が特徴の彼のメロディやハーモニーから多くのインスピレーションを受けているとのこと。
いつか自分も歳を取ってDJを引退したとき、彼のように映画音楽の制作に携わりたいそうです!
そうなると『ザ・ロック』や『パイレーツ・オブ・カリビアン』を超える名曲が生まれそうですね!
Andrew Rayelのオススメ曲
Andrew Rayel – EPIPHANY
新曲であるこの“EPIPHANY”がMNNのなかでキテいるので、1曲目に紹介させてもらいます!
タイトルとなっている「エピファニー」とは、イエス・キリストの顕現を記念する祝日(公現祭)という意味があるのですが、そんなタイトルに見合った神々しさが宿った美しいナンバーとなっております!
Andrew Rayel feat. Kristina Atuna – Once In A Lifetime Love
LA出身の女性シンガー、Kristina Atunaをゲストに迎えたナンバー。
甘いブレイクダウンとパワフルなドロップを兼ね備えたメロディアスなチューン。
Kristina Atunaの透き通るようなヴォーカルに癒されます!
Andrew Rayel
価格: 250円
posted with sticky on 2016.5.19
Andrew Rayel feat. Jonathan Mendelsohn – One In A Million
NY出身のインガー、Jonathan Mendelsohn(ジョナサン・メンデルゾーン)をゲストに迎えたナンバー。
MNNのお気に入りでもあるダンス・ミュージックでもお馴染みになってきたJonathan Mendelsohnのヴォーカルがピアノとシンセの混じったサウンドとマッチしています!
Andrew Rayel – Dark Warrior
Andrew Rayelといったら、この曲は外せないでしょう!
ビッグルームとトランスを合わせたようなサウンドが高揚感を生み出してくれます!
Dannic(ダニック)によるリミックスもオススメなんで聴いてみて下さい!
Andrew Rayel feat. Jonny Rose – Daylight
LA出身のシンガー、Jonny Rose(ジョニー・ローズ)をフィーチャリングしたナンバー。
ビッグルームとプログレッシブ、トランスと3つの要素が含まれたパワフルな曲となっています!
Jonny Roseの情熱的なヴォーカルもさることながら、ブレイクダウン時のオーケストラ調のヴァイオリンの音色も素晴らしいです!
Jonny Roseといえば、Borgeous(ボーシャス)とZaedenのコラボ曲“Yesterday”でもヴォーカルを務めていました!
Andrew Rayel & Mark Sixma – Chased
オランダ出身のDJ、Mark Sixma(マーク・シックマ)とのコラボ・ナンバー。
Andrew Rayelは2015年の『DJ Mag』のインタビューで自分の中でキテるDJとしてMark Sixmaの名前を挙げていましたね。
そんなトランス・シーンを牽引する2人がタッグを組んだ、良い意味でクレイジーな1曲!
曲の感じと合った面白いPVも必見です!
Armin van Buuren & Andrew Rayel – EIFORYA
ダッチ・トランスを代表するArmin van Buuren(アーミン・ヴァン・ブーレン)とのコラボ・ナンバー。
2人のそれぞれの要素であるビッグルーム×トランスのサウンドがバランス良く融合されており、中盤で入ってくる神秘的な女性の声も雰囲気を醸し出しています!
ロールプレイングゲームのBGMで流れてそうな壮大感すらあります!
Andrew Rayel feat. Christian Burns – Miracles
60年代のロックバンド、The SignsのメンバーであるTony Burns(トニー・バーンス)の息子で、イギリス出身のシンガー、Christian Burns(クリスチャン・バーンズ)をフィーチャリングしたナンバーで、デビュー・アルバム『Find Your Harmony』からのシングル・カット曲。
アルゼンチン出身のEDMデュオ、Heatbeat(ハートビート)によるリミックスも原曲と全く違った雰囲気があって面白いです!
Andrew Rayel
価格: 250円
posted with sticky on 2016.5.19
Andrew Rayel feat. Cindy Alma – Hold On To Your Love
フランス出身のシンガーソングライター、Cindy Alma(シンディ・アルマ)をフィーチャリングしたナンバー。
Andrew RayelのダイナミックなサウンドとCindy Almaのセンセーショナルなヴォーカルに誰もが心を揺さぶられるはずです!
Andrew Rayel
価格: 250円
posted with sticky on 2016.5.19
Andrew Rayel & Jwaydan – Until The End (MaRLo Radio Edit)
イギリスを拠点に活動するアーティスト、Jwaydanとのコラボで、オーストラリア出身のDJ、MaRLoのエディットが加わったナンバー。
原曲も十分素晴らしいのですが、MNNはこっちのアップリフティング感の強いリミックス・バージョン の方が好みです!
Andrew Rayel – Followed By The Light
アルバム『Find Your Harmony』収録の壮大なトランス・ナンバー。
マルタ共和国出身のEDMデュオ、Tenishia(テニシア)によるリミックスも要チェックです!
おわりに
いかがでしたか。
Andrew Rayel(アンドリュー・レイエル)って意外にもまだ来日したことがないので、今年こそ来て欲しいです!
あと言い忘れてましたが、Andrew Rayelは日本でも大人気のキャラクター、ミニオンが好きなの知っていましたか?
最後に彼のミニオンのコスプレ写真でお別れしましょう!
「音楽のジャンルは純粋なトランスではく、プログレッシブ・ハウスの要素が入ったプログレッシブ・トランスとなっているので 」
上分ですが、
Pハウス要素が入ってる Pトランスと言ってますが、始まりはtranceから枝分かれしたような気がします、彼のTracは独自の要素であって影響としてはヨーロッパ圏 ダッヂtrance クラシックの融合、、、
私なりに感じました。 間違えてたらすみません。
先進的な器械音楽と位置づけされる正にプログレッシブでは、個人が作り上げた楽演を部類分けされるのを好ましく感じない、EDM も 総称 然り エレクトロニックなダンスミュージックですし 各プロダクターは何時も発展的な音楽を追求してると感じます。
別の方もおっしゃってますが、プログレッシブトランスからというよりは純トランスからだと思います。ここでは紹介されていないようですが彼のトランスの有名曲「Aeon of Revenge」がまさしくそうです。
彼がEDM要素をとりいれるようになったのはむしろ(ここでも取り上げられている)「Dark Warrior」からかと。
あとはプログレッシブトランスではなくどちらかというと彼はNWYRやHusmanと同じビッグルームトランスだと思いました。