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Steve Aokiが全幅の信頼を置く「Dim Mak」の看板DJ、Garmiani(ガーミアーニ)とは!

Steve Aokiが全幅の信頼を置く「Dim Mak」の看板DJ、Garmiani(ガーミアーニ)とは!

アジアツアーで11月4日(金)と5日(土)に日本(KITSUNE KYOTObijou)で初プレイするDJ、Garmiani(ガーミアーニ)。

TomorrowlandやULTRA JAPANでもめちゃくちゃかかった“Bomb A Drop”で有名なあのDJです!

MNNも彼の生パフォーマンスを見に行く予定ですので、予習も兼ねてGarmiani(ガーミアーニ)について紹介したいと思います!

Garmianiとは

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Garmiani(ガーミアーニ)とは、クルディスタン出身でスウェーデンを拠点に活動するDJ / プロデューサーです。

ちなみに1983年5月16日生まれの現在33歳。

スウェーデンのDJといえば、 Avicii(アヴィチー)やAlesso(アレッソ), Otto Knows(オット・ノウズ), Steerner(スターナー), Manse(マンス)といった美メロ系のサウンドを得意とするDJが多いイメージですが、Garmianiはエレクトロハウスやダンスホールなどを混ぜたハイブリッドなサウンドを持ち味としています。

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自分自身でもスウェーデンには自分のようなサウンドを作るアーティストはあまりいないと言っていますが、逆に才能豊かなアーティストが多いスウェーデンにいたおかげで常に良い刺激を受け今の自分があるとも語っています。

クルド人家系生まれのGarmianiは、イランとイラクの戦争のため6歳のときにスウェーデンに引っ越しました。

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父親が楽器をしていた影響もあって幼い頃から音楽に興味津々で、4,5歳のときの自分の宝物はカセットテープだったというからもどれだけ音楽が好きか分かりますね!

音楽に対する好奇心はどんどん膨らみ、6歳のときにはすでに「ダラブッカ」と呼ばれる太鼓を弾き、12歳のときに自分の貯めていたお小遣いで初めてDJミキサーを購入して独学で音楽を作り始めます。

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Swedish House Mafia(スウィディッシュ・ハウス・マフィア), Armand Van Helden(アーマンド・ヴァン・ヘルデン)だけでなく、2Pac(トゥーパック)やDr. Dre(ドクター・ドレー), The Prodigy(ザ・プロジディ)といったヒップホップアーティストの影響も受けたGarmianiは、13歳のときからラップもスタート。

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高校で音楽について学んだ後、世界初のオーディオエンジニアリング・カレッジ「SAEインスティテュー」に入学し専門的な知識も身につけ、16歳のころからレギュラーDJとして活躍するなどいよいよプロデューサー / DJとして本格的に始動していくのです!

過去に「Al Azif」としても活躍!

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2001-2007年はラップおよびアングラなヒップホップのプロデュースをした後、2007年から2011年までは「Al Azif」という名義でヒップホップ+ダンスホール+エレクトロを混ぜ合わせたサウンドのプロデュースへと転身。

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Crossfire(クロスファイア)の“Lady”をリミックスしたナンバーは2008年にスウェーデンのラジオチャートで1位を獲得!

Crossfire – "Lady (Al Azif Remix)" – Official Video

 

翌年2009年には同曲“Lady”リミックスのスペイン語バージョンを発表すると、こちらもチリのビルボード・シングルチャートで1位を獲得しました!

しかし“Sick In Head”を最後に、 現在はAl Azifとしてのプロジェクトを終了しています。

Al Azif feat Gnucci Banana & Crossfire – Sick In Head (Official)

 

現在の「Garmiani」が誕生!

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2012年からは自身の本名Jiar Garmianiのラストネームをとって「Garmiani」とし、新しいダンスミュージックプロジェクトをスタートさせます。

幼少時代からの友人でもあるスウェーデン出身のプロデューサー、 Salvatore Ganacci(サルヴァトーレ・ガナッチ)と一緒に初のコラボ曲“The City Is Mine”をTiesto(ティエスト)のレーベルからリリース。

Garmiani & Salvatore Ganacci – The City Is Mine

またこの曲ではGarmiani自身がヴォーカルも担当しています。

2014年にリリースしたシングル“Nomad”は音楽ストリーミングサービス「Spotify」で100万回以上の再生を記録したGarmiani初の曲でもあり、かつダンシングベイビーのビデオクリップにも使われたことで、VineやInstagram , Facebook等で爆発的に広がりました!

Garmiani – "Nomad" (Audio) | Dim Mak Records

また同年に出した“Zaza”はビルボードのNext Big Soundチャートで1位を獲得し、アメリカのSFドラマ「Stitchers」にも起用。

Garmiani – "Zaza" (Audio) | Dim Mak Records

2015年にリリースした“Jump & Sweat”はエレクトロとダンスホールを融合した新しいサウンドで、高校時代からの友人であるSanjin(サンジン)がヴォーカルを担当しています。

Garmiani – Jump & Sweat (feat. Sanjin) (Audio) I Dim Mak Records

この曲は大ヒットし、Beatportのエレクトロ・ハウスチャートで3ヶ月間にも渡ってランクインし、Beatportのビッグルームのチャートでは1位を獲得!

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2016年に入ってからも勢いは止まらず、Lil Jon(リル・ジョン)の“Get Loose”のリミックスを手掛けた後、自身最大のヒット曲となる“Bomb A Drop”を発表!

Lil Jon – Get Loose (Garmiani Remix) [Audio] I Dim Mak Records

“Bomb A Drop”は「Dim Mak Records」で最も好セールスを記録した曲となったほか、「most played track of Tomorrowland 2016(2016年のTomorrowlandで最もかけられたトラック)」でもあるだけに、とにかく色んなクラブやフェスでプレイされたモンスタートラックでもあるのです!

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ULTRA JAPAN 2016でも何回もプレイされたので曲を聴いたらピンとくるはずです!

ちなみにULTRA JAPANで“Bomb A Drop”がかかったときの動画をファンがアップしたものがあるのですが、Garmiani本人も「気に入った!」と賞賛しています!笑

現在、イビサ島の人気クラブ、PachaやTomorrowlandなど世界の人気クラブやフェスから多くのオファーが殺到するなど人気DJの仲間入りを果たしたといっても過言ではありません!

「Dim Mak」の看板DJ!

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2013年にSteve Aoki(スティーヴ・アオキ)のレーベル「Dim Mak Records」と契約したGarmianiは、今や「Dim Mak Records」の看板DJとも言えます!

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そのためDim Mak主宰のイベントやパーティーに多く出演しており、レーベルオーナーのSteve Aokiとは数多くのステージで共演するほど、Steve Aokも全幅の信頼を置いています。

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「Dim Mak Records」からEP『Rumble』も発表しており、タイトルトラックでもある“Rumble”はBeatportのチャートでトップ10に入っただけでなく、人気カーアクションゲーム「Need for Speed Rivals」のサウンドトラックにも起用されたので聴いたことがある方もいるのではないでしょうか。

Garmiani – "Rumble" (Audio) | Dim Mak Records

“Rumble”はDeorro(デオロ), Afrojack(アフロジャック), Steve Aoki(スティーヴ・アオキ)といったDJにサポートされたほか、TomorrowlandでDimitri Vegas & Like Mike(ディミトリ・ベガス&ライク・マイク)がプレイしたことでも話題になりました!

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「Dim Mak」は自分のしたいことができて尚且つレーベルもバックアップしてくれるという自由な気質が自分に合っており、所属するアーティストが自由に活動できるよう素晴らしいプラットフォームを提供してくれるのが魅力的とのことで、レーベルと契約する前から「Dim Mak」のファンだったとそうです。

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2016年のMiami Music Week期間中には、ついにSteve Aokiと初のコラボ曲も出しました!

この曲はSteve Aokiが人気ラッパーのSnoop Dogg(スヌープ・ドッグ)とコラボした“Youth Dem”をリミックスしたものなのですが、再度Steve Aokiとともにアレンジを加えています!

Steve Aoki – Youth Dem (Feat Snoop Lion) (Steve Aoki x Garmiani Remix)

もちろんSteve Aokiだけでなく、David Guetta(デイヴィッド・ゲッタ)やTiesto(ティエスト), Hardwell(ハードウェル), Afrojack(アフロジャック), Avicii(アヴィチー), Major Lazer(メジャー・レイザー), Nicky Romero(ニッキー・ロメロ)など多くのトップDJたちともステージで共演しています!

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Garmianiのアジアツアーが決定!

Garmiani初のアジアツアーということで中国と日本にやって来るのですが、気になるその場所は、、、

11月4日(金)に京都のナンバーワンクラブKITSUNE KYOTOに11月5日(土)に先日MNNでも紹介した福岡に新しくできたクラブbijouに登場します!!

https://twitter.com/DJ_JUN_zihad/status/791250054572937216

Garmianiを見るために「KITSUNE KYOTO」行きを真剣に考えていたのですが、まさかの福岡にも来てくれるということでMNNは地元福岡にて参加してきます!

>>>豪華ゲスト多数!福岡に国内最大級のクラブ「bijou(美獣)」がオープン!

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当日「KITSUNE KYOTO」あるいは「bijou」に行かれる方は、生“Bomb A Drop”でみんなで踊り狂いましょう!

Garmianiは『Positive Vibes』という自身のポッドキャストもしているのでジャパンツアー前に予習として聴いてみるのもいいかもしれません。

Garmianiのオススメ曲

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Garmiani – Bomb A Drop

Garmiani – Bomb A Drop (Official Music Video) l Dim Mak Records

Garmianiの説明不要の代表曲!

もうサウンドからしてもフェスでアガるためにあるような曲ですね!

Garmiani自身による「Bomb Bomb Bomb A Drop!」という掛け声からのドロップはテンションが最高潮に達すこと間違いなし!

Garmiani – Jump & Sweat feat. Sanjin

Garmiani – Jump & Sweat (feat. Sanjin) (Audio) I Dim Mak Records

ピアノによる軽やかなメロディとダンスホールを織り交ぜたユニークな1曲。

フィーチャリングしているダンスホールのシンガーのSanjin(サンジン)はGarmianiと高校からの同級生でもあります!

下の動画でドロップに入った時の人工ウェーブが最高です!!

https://www.youtube.com/watch?v=dVhjVLSQ5B4

Garmiani – Zaza

Garmiani – "Zaza" (Audio) | Dim Mak Records

メロディックかつバウンシーなナンバー、“Zaza”

ピアノを弾いていたときにこのメロディを思い付いたそうで、当時ハマっていた80年代のテイストを入れつつシンセとドラムで肉付けして出来上がったそうです!

また昔のTimbaland(ティンバランド)のビートにインスパイアされて作ったこともあってヒップホップ要素も持っています。

Garmiani – Dance Motherfucker

Garmiani – "Dance Motherfucker" (Music Video) | Dim Mak Records

ブラジルの舞踊的なファンキーなサウンドを取り入れたというナンバー。

サックスによるクセになるメロディとヘビーな重低音サウンドというギャップが面白いですね!

EP『Rumble』に収録されています。

Swedish House Mafia – One (Garmiani Remix)

Swedish House Mafia – One (Garmiani Remix)

憧れでもあったSwedish House Mafia(スウィディッシュ・ハウス・マフィア)のナンバーをリミックスしています!

Hardwell(ハードウェル)やAxwel /\ Ingrosso(アックスウェル /\ イングロッソ), The Chainsmokers(ザ・チェーンスモーカーズ), Tujamo(トゥジャモ)など多くのDJがかける人気のリミックス・バージョンです!

Steve Aoki & Rune RK feat. Ras – Bring You To Life (Garmiani Remix)

Steve Aoki & Rune RK feat. Ras – Bring You To Life (Garmiani Remix)

Steve Aoki(スティーヴ・アオキ)のナンバーのリミックスは“Youth Dem”だけでなく人気の高い“Bring You To Life”も手掛けています!

このリミックスはなんと言ってもユニークなドロップの音が魅力です!

Arash Feat Sean Paul – She Makes Me Go (Garmiani Remix)

Arash Feat Sean Paul – She Makes Me Go (Garmiani Remix) (Official)

イラン出身のミュージシャン、Arash(アーラシュ)とレゲエシンガー、Sean Paul(ショーンポール)のコラボ曲のリミックスも手掛けています!

Garmianiはダンスホールにも精通しているだけあって、こういったサウンドのアレンジの仕方も分かっています!

Deorro & Zoofunktion – Hype (Garmiani Remix)

Deorro & Zoofunktion – Hype (Garmiani Remix)

アメリカ出身のDJ、Deorro(デオロ)と同じくアメリカ出身のDJ、Zoofunktion(ズーファンクション)のコラボ曲をリミックスしています。

Garmianiの手に掛かればどんな曲もインパクトあるドロップへと様変わりしますね!

Dimitri Vegas & Like Mike Vs. DVBBS & Borgeous – Stampede (Salvatore Ganacci & Garmiani Remix)

Dimitri Vegas & Like Mike Vs. DVBBS & Borgeous – Stampede (Salvatore Ganacci & Garmiani Remix)

ベルギー出身のEDMデュオ、Dimitri Vegas & Like Mike(ディミトリ・ベガス&ライク・マイク)とカナダ出身のEDMデュオ、DVBBS(ダブズ), アメリカ出身のDJ、Borgeous(ボージャス)によるコラボ曲をSalvatore Ganacciとともにリミックスしています。

Salvatore Ganacciとは“The City Is Mine”以来の共同作業で、Garmianiファンの中でも評価の高いリミックスのひとつです!

ダークな雰囲気漂うオリジナルとは違って、ジャズ風な部分もあったりして斬新な構成となっています!

おわりに

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いかがでしたか。

アジアツアー前にGarmiani(ガーミアーニ)の予習に少しはなったでしょうか。

後は直接彼のプレイを目の当りにすれば、魅力がすぐに分かるはずです!

11月4日(金)と5日(土)は東京や大阪もDannic(ダニック)やZedd(ゼッド), KURA(クーラ)などの大物DJが来日してアツイと思いますが、福岡、京都でもGarmiani(ガーミアーニ)で盛大に盛り上がりましょう!

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