本日ご紹介するアーティストは、毎回素晴らしいサウンドを聞かせてくれ今後更なる活躍が期待できるデュオ、Dropgun(ドロップガン)!
DVBBS(ダブズ)やTony Junior(トニー・ジュニア), Swanky Tunes(スワンキー・チューンズ)といったDJとコラボ曲を出しているので、名前を見たことあるという方は多いのではないでしょうか。
日に日に知名度を上げているDropgun(ドロップガン)について知っておいて損はないですよ!
Dropgunとは
Dropgun(ドロップガン)とは、Mike Martinov(マイク・写真右)とIlyas Kozhahanov(イリヤス・写真左)からなるロシア出身のEDMデュオです。
当初はMikeとIlyasともう一人、Kirill Chernov(キリル)のトリオで活動していましたが、現在はデュオという形になっています。
トリオ結成前の話になりますが、3人の出会いは意外にも音楽に関するインターネットフォーラム!
2010年当時すでにKirillとMikeはデュオを組んでいて、Ilyasはソロで活動していました。
そのフォーラムを通じて知り合った3人は何気なく会うことになったのですが、会ってすぐにコラボを作ることになり、“National”という曲を制作。
「Sick Slaughterhous Recordings」からリリースされたこの曲は、W&W(ダブル&ダブル)からもサポートされ、なによりプロデュースをする時間を3人で非常に楽しむことができ、音楽について真剣に考え次のステップに進むためトリオを結成しDJ / プロデューサーとしての道に進むことを決めました!
それぞれのEDMの世界に入り込むきっかけについて下のように語っています。
Ilyas(イリヤス):子供のときにProdigyのアルバム『Experience』を聴いたのがハマるきっかけで、 12歳のときに音楽作りに挑戦したこともあるんだ。
Kirill(キリル):忘れもしないよ、2007年にRoyksopp(ロイクソップ)の“What Else Is There’ (Trentemoller Remix)”を聴いて、EDMの全てに興味をもったのが始まりさ。
Mike(マイク):2010年ごろトランスミュージックにハマったのがきっかけで、曲のプロデュースにも興味を持ったんだ。
何の報告もなくいつの間にかデュオになってるので、Kirill Chernovの行方が気になって仕方ありません!!
Kirill Chernovのことは今は忘れて、Dropgunのキャリアについて軽く紹介します。
Dropgunと言えば、2014年にDVBBS(ダブズ)とコラボした“Pyramids”で有名かと思いますが、それ以外にも多数の良曲を生み出してます!
2013年にグループを結成した彼らは魅惑的なメロディと力強いドロップ、そしてユニークなサンプルを使用したサウンドで今まで何度となくBeatport等のチャートで首位を獲得!
オランダ出身のDJ、Ralvero(ラルベロ)とコラボしたエレクトロ・ハウスナンバー“Hayao”は、彼らのデビュー曲にして「Spinnin’ Records」および「Doorn Records」からもリリース。
この曲はTiesto(ティエスト), Nicky Romero(ニッキー・ロメロ), David Guetta(デヴィッド・ゲッタ), Sander van Doorn(サンダー・ヴァン・ドーン)といった名だたるトップDJたちからサポートされ、一気に知名度を上げ、BPチャートでも36位と良いスタートを切ります。
Tomorrowlandのメインステージでもかけられた“Amsterdam”は、各国のチャートを騒がせエレクトロ・ハウスチャートで17位を記録。
この“Amsterdam”は、NERVO(ナーヴォ), DVBBS(ダブズ), Dmitry Vegas & Like Mike(ディミトリ・ベガス&ライク・マイク), W&W(ダブル&ダブル), Blasterjaxx(ブラスタージャックス)らからも気に入られ、あらゆるステージでプレイされたことからも彼らのサウンドが多くのトップDJたちにもウケていることが分かると思います!
ちなみにNervoが“Amsterdam”をTomorrowlandでプレイしたとき、偶然家にいてYouTubeでライブストリームを見ていたそうですが突然の出来事でびっくりしたと語っています。
その後も彼らの人気はうなぎのぼりで、“ANGST”はBPエレクトロ・ハウスチャートで13位を記録!
こちらも Tiësto(ティエスト), Nicky Romero(ニッキー・ロメロ), DVBBS(ダブズ), DJ Bl3nd(DJ ブレンド), W&W(ダブル&ダブル)たちからサポートされ、あのHardwell(ハードウェル)によって初プレイされたことでも話題になりました!
“Angst”が出来上がるまでに結構な時間を費やしており、まず異なるドロップを5,6個作ったものの満足できず、当初から全く違ったサウンドに切り変えて初めて納得したものが今の“Angst”だそうです。
このように自分たちが100パーセント満足できるまで決してその曲の制作をやめないそうで、このプロデュースに対する情熱が彼らの完璧なサウンドを生み出す原動力だと感じます!
この曲もHardwell(ハードウェル), Tiesto(ティエスト), Nicky Romero(ニッキー・ロメロ), W&W(ダブル&ダブル)たちから支持されました!
その後、友人でもあるTony Junior(トニー・ジュニア)や同郷のEDMトリオ、Swanky Tunes(スワンキー・チューンズ)とのコラボ曲を発表。
Cobraaa! pic.twitter.com/HJYq881pkt
— Dropgun (@dropgunmusic) April 26, 2015
今後もソロナンバーはもちろん、色んなDJたちとのコラボ曲も積極的に制作していく意欲を見せています!
Dropgun x Arty #sochimusicweekend
DROPGUNさん(@dropgunmusic)が投稿した写真 –
DVBBSもコラボを希望!
カナダ出身の兄弟デュオ、DVBBS(ダブズ)との“Pyramids”は、ジャマイカテイストのエスニックな雰囲気とエレクトロビートが特徴のビッグルームに仕上がっています!
DVBBSが親友でもあるSanjinとスウェーデンのホテルにいたときに、一緒に曲を作ることになりその翌日からアムステルダムのスタジオ入りし、以前からレゲエとEDMをクロスオーバーしたサウンドを作りたいという願望からこの曲のイメージが沸いたとのこと。
この曲を作るにあたって他のDJともコラボしようと考えたとき、“Amsterdam”で魅せられたDVBBSは真っ先にDropgunの名前が浮かんだそうで彼らともタッグを組むことに決めました!
DVBBSから曲を送ってもらいDropgunがサウンドを加えて完成したのですが、DVBBSは「パズルで言ったらDropgunがこの曲の重要な最後のピースを完成させてくれた。」と語っています!
ちなみにリリース前にハリウッド映画からテーマ曲にさせて欲しいというリクエストまであったそうですよ!
新曲公開!さらに近々ビッグナンバーもリリース!
10月21日にオランダ出身のDJ、Don Diablo(ドン・ディアブロ)のレーベル「HEXAGON」からリリースされるEP『GENERATION HEX ADE SAMPLER』。
こちらにDropgunがカザフスタン出身のDJ、Farleon(ファレオン)とコラボした新曲“Fever”が収録されています!
12:37-16:11あたりがDropgun & Farleonの”Fever”です。
「HEXAGON」からのリリースなだけに、ソウルフルなヴォーカルにフューチャーハウス系の軽快で小洒落たサウンドとなっています。
すでにオランダ出身のDJ、Oliver Heldens(オリバー・ヘルデンス)のラジオショー「Heldeep Radio(#123)」やDon Diabloのラジオショー「Hexagon Radio(#087)」などでもプレイされました!
さらにDropgunは数日前、SNSで制作中の新曲がほぼほぼ完成したことを報告!
https://twitter.com/DropgunMusic/status/783609688311070720
この新曲はビッグナンバーになる!と本人たちは断言しており、恐らくトップDJとのコラボ曲ではないかと予想されています!
早く公開されるのが楽しみですね!
Dropgunのオススメ曲
Tony Junior & Dropgun – Cobra
オランダ出身のDJ、Tony Junior(トニー・ジュニア)とのコラボ・ナンバー。
中東っぽいサウンドが組み込まれたエレクトロ・チューンで、ソフトなヴォーカルも雰囲気を出しています!
しかしドロップ部分は、Tony Juniorらしくパワフルで音も面白いです!
Swanky Tunes & Dropgun feat Raign – One World
ロシア出身のEDMトリオ、Swanky Tunes(スワンキー・チューンズ)とのコラボで、LAを拠点に活動するシンガーソングライター、Raign(レイン)をフィーチャーしたナンバー。
ドロップ部分がこれまたユニークで斬新なサウンドとなっているので聴いていただきたい!
流れるようビートも爽快感がありRaignの力強いヴォーカルも曲に勢いを増進させています!
スウァンキー・チューンズ & Dropgun
価格: 250円
posted with sticky on 2016.10.12
Dropgun – Ninja
ファンキーなエレクトロ・メロディとダークなサウンドが独特の雰囲気を醸し出している1曲!
ヴォーカルはF.O.O.Lの“Keep On Rocking”でも使用されているヴォーカルをサンプリングしています。
この曲が好きな人は、オランダ出身のDJ、Brooks(ブルックス)の“Pinball”もオススメです!
Avicii(アヴィチー)がイビサ島の人気クラブ「Ushuaia(ウシュアイア)」のオープニングでプレイするなど、この曲も多くのDJにかけられました!
下の動画は「Spring Awakening 2015」でHeadhunterz(ヘッドハンターズ)がかけた際の動画です!
Dropgun, Lenx & Denx – A Better Love
ブラジル出身のEDMデュオ、Lenx & Denxとのコラボ・ナンバー。
ドロップのサウンドは上の“One World”にテイストが似ているので、恐らくDropgunが担当したのでしょう!
全体的にリズミカルでヴォーカルも爽やかで聴いていて気持ち良いですね!
Dropgun – Together As One
今までのハードなエレクトロサウンドとは全く違ったサウンドに挑戦していますね!
スチールドラム響くトロピカルなメロディが夏にピッタリの1曲です!
Oliver Heldens(オリバー・ヘルデンス)が自身のラジオショー「Heldeep Radio」で初めてプレイしたほか、Martin Garrix(マーティン・ギャリックス)はじめ多くのDJも自分のセットでかけました!
JAGGS & Dropgun – Chronos
JoepとGlennから成るEDMデュオ、JAGGS(ジャッグス)とのコラボ・ナンバー。
ビッグルームとベースハウスの中間といった感じのサウンドでキャッチーだけどエネルギッシュなのが魅力!
この曲は、Hardwell(ハードウェル)のレーベル「Revealed Recordings」所属のホットなアーティストの楽曲を収録したEP『Revealed Festival EP Vol. 3』に収録されています!
Dropgun – Shout
こちらもDropgunらしいユニークなナンバーとなっています!
ダークな雰囲気漂うメロディも中毒性がありますが、なにより珍しいドロップの音がたまりません!
Major Lazer – Aerosol Can ft. Pharrell Williams (Dropgun Bootleg)
Diplo(ディプロ)率いる音楽ユニット、Major Lazer(メジャー・レイザー)のナンバーをリミックスしています。
オリジナルにさらに色んな音を加えていますが、こちらも斬新なサウンドに思わず聴き入っちゃいます!
SoundCloudのページで“Buy”をクリックして無料でダウンロードすることができます!
おわりに
いかがでしたか。
Dropgun(ドロップガン)はトロピカル系の曲からハードなエレクトロやビッグルームなど幅広いサウンドを展開しており毎回楽しませてくれます!
ただやはりなぜデュオになったのか気がかりです!笑
もしDropgun(ドロップガンがトリオからデュオになった理由を知っている方がいたら是非教えて下さい!!
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