本日も読者の方からリクエストいただいたアーティスト、3LAU(ブラウ)について紹介します!
今回もリクエストありがとうございした!
「マッシュアップ」とは2つ以上の曲を片方からヴォーカルを、もう片方からサウンドを取り出してリミックスし1つの曲にする手法のことで、「マッシュアップのキング」と書いているように彼はこの手法が天才的に上手く、その実力の高さが認められて有名になったと言えます。
もちろんマッシュアップだけでなく、オリジナル曲も素敵なんですよ!
それでは、3LAU(ブラウ)の紹介に入りたいと思います!
目次
- 1 3LAUとは
- 2 躍動感のあるライブパフォーマンス!
- 3 あのモデルと恋仲!?
- 4 慈善活動にも積極的!
- 5 3LAUのオススメ曲
- 5.1 3LAU – How You Love Me ft. Bright Lights
- 5.2 3LAU, Paris & Simo feat. Bright Lights – Escape
- 5.3 3LAU feat. Yeah Boy – Is It Love
- 5.4 Dash Berlin & 3LAU FT. Bright Lights – Somehow
- 5.5 3LAU & Nom de Strip feat. Estelle – The Night
- 5.6 3LAU & Lazer Lazer Lazer – HSTFU
- 5.7 3LAU feat. Emma Hewitt – Alive Again
- 5.8 3LAU – We Came To Bang feat. Luciana
- 5.9 3LAU – Bang (Tiësto Bootleg)
- 6 オススメのマッシュアップ&リミックス!
- 7 おわりに
3LAUとは
3LAU(ブラウ)とは、アメリカ・ラスベガスを拠点に活動するEDMプロデューサーです。
本名であるJustin David Blau(ジャスティン・デヴィッド・ブラウ)の“Blau”の“B”を文字って“3LAU”としています。
(最初、読み方がわかりませんでした。笑)
余談ですが1991年1月9日生まれ(現在25歳)ということで、私と同じ誕生日でもあるので勝手に親近感を持っています!笑
音楽のジャンルとしては美しいメロディが素敵な歌モノのプログレッシブ・ハウスのイメージが大きいですが、結構激しめなエレクトロ系の曲も出しています。
自分がしたいと思ったことはどんなことでもやるタイプで、今後もジャンルにとらわれず新しいことにどんどん挑戦していくみたいです。
ニューヨークに生まれた3LAUは、家が音楽家系ということもあって、ピアノやギター、歌を習って育ちました。
そんな3LAUがEDMと初めて出会ったのは20歳の頃、長期休暇でスウェーデンに旅行していたときだそうです!
スウェーデンといえば、Avicii(アヴィチー)やGalantis(ギャランティス)、Alesso(アレッソ)、Swedish House Mafia(スウィディッシュ・ハウス・マフィアなどなど多くのEDMスターを生み出した国でもありますね。
スウェーデンでの休暇を終え大学に戻ってからすぐ“3LAU”という名でプロデューサーとしてのキャリアをスタートさせ、同年に自作のマッシュアップをYouTubeに次々とアップしました。
そして彼の名が認識され始めるきかっけとなったのは、“Girls Who Save the World”と“All Night Long”の2つのブートレグでしょう。
これらの曲を聴けば、3LAUのマッシュアップのスキルの高さが分かるはずです!
どちらも4曲位からそれぞれの要素を取り出し、上手く組み合わせていて全くもって違和感がありません!
またTiesto(ティエスト)の“Work Hard, Play Hard”のリミックスコンテストでも優勝していて、マッシュアップだけなくリミックスのセンスの高さも証明しています。
ちなみに、このコンテストでは以前紹介したカナダ出身のEDMデュオ、Paris & Simo(パリス&サイモ)も賞を獲得しています。
ワシントン大学在学中は昼間は勉強に励み、夜はプロデュースやDJの練習に勤しむという生活を続けた努力家でもあります。
この業界で生き残るためにはマッシュアップだけでなくオリジナル曲を出していかないといけないと感じ、カナダ出身のEDMデュオ,Botnek(ボトネック)やLA出身のDJ,DallasK(ダラス・ケイ)、Paris & Simo、多くの友人たちからも曲の作り方を学び必死で吸収していったそうです。
ラスベガスで発行されている新聞「Las Vegas Review-Journal」からは、“one of America’s fastest-rising DJ-producers(DJ/プロデューサーのひとり)”として取り上られています!
2013年には世界の人気DJにも選出されているLA出身のDJ、Carnage(カーネイジ)とともに「The Night Riot Tour」というツアーを敢行。
2014年、2015年はニューヨークで行われたElectric Zoo(エレクトリック・ズー)やラスベガスのEDC(エレクトリック・デイジー・カーニバル)、TomorrowWorld(トゥモローワールド)、Ultra Music Festival(ウルトラ・ミュージック・フェスティバル)など数々のビッグフェスへの出演も果たしました!
今年2016年の誕生日は自分のホームタウンであるラスベガスにある世界的にも有名なクラブ「Hakkasan(ハッカサン)」でプレイし、Steve Aoki(スティーヴ・アオキ)からバースデイケーキを顔に浴びていました。
ちょうど3年前は「Hakkasan」に客として遊びに来ていてTiesto(ティエスト)のプレイを見ながら、「いつか自分もここで回したい!」と思っていたのが、実際に実現させ今ではTiestoとも一緒にパフォーマンスしているのですから凄いですよね!!
躍動感のあるライブパフォーマンス!
3LAUって、“How You Love Me”の印象が強いので、フェスなどでもしっとりした雰囲気で会場を包むのかと思いがちですがそうではないんです。
バンバン激しい曲だってかけますし、だいたい毎回シャンパンを振って観客席にぶっかけています。笑
下の動画を見ていただいたら、どんな感じのパフォーマンスを行っているのか、またライブの雰囲気が分かるかと思います!
https://twitter.com/3LAU/status/727649400416174081
https://twitter.com/3LAU/status/675140581144809474
上の1つ目の動画なんて、躍動感ありすぎでしょ!
DJセットの台からも大ジャンプを決めたりと、そのエネルギッシュなパフォーマンスも3LAUの魅力のひとつでもあります。
2015年の「MUSIC CIRCUS(ミュージック・サーカス)」ですでに来日も果たしていますが、次の来日が待ち遠しいです!
あのモデルと恋仲!?
MNN調べなんですが、3LAUはアメリカ出身のモデル、Emily Rudd(エミリー・ラッド)と付き合っているのではないかと推測しています。
というのも彼らのSNSを見ると、ときどきですが一緒に写った写真がアップされているからです。
https://twitter.com/emilysteaparty/status/623189226226479104
Emily Ruddといえば、3LAUの“We Came To Bang”のPVでチアリーダー役としても登場しています。
恐らくこのPVでの共演で仲良くなったのではないでしょうか。
2人は「仲の良い友達」や「お気に入りの人物」などと言葉を濁していますが、舌の写真を見て下さい!
https://twitter.com/emilysteaparty/status/618071677037969408
この手のつなぎ方は、カップルしかしないでしょう!
https://twitter.com/3LAU/status/702669588685717504
https://twitter.com/3LAU/status/698948804125421568
結構スキンシップ高めですし、2015年の「MUSIC CIRCUS(ミュージック・サーカス)」で来日したときは、一緒に原宿を観光していますし間違いなくこれは黒です。
https://twitter.com/emilysteaparty/status/652750649898102784
写真からも伝わってくるように、2人とも本当に仲が良さそうでお似合いですよね!
https://twitter.com/emilysteaparty/status/613443073024983040
慈善活動にも積極的!
世界中の子供たちが教育を受けられるようその環境を整えるための寄付を募る「Pencils of Promise」に93,800ドル以上寄付しています。
また2013年には非営利の学校を設立し、現在2つ目以降の学校の立ち上げに取り組んでいます。
曲の収益も寄付金に充てており、目標の額200,000ドルに達したら、いくつかの学校を建てて自分自身も時々学校を訪れて色んなことを子供たちに教えたいとのこと。
2016年半ばまでに実現させるつもりで準備しているそうですが、人気も出てプロデュースやイベントでただでさえ毎日忙しいのに、本当に心が優しい人じゃないとこんなことできませんよね!
ますます3LAUのことが好きになりました!
3LAUのオススメ曲
3LAU – How You Love Me ft. Bright Lights
色んなEDMソングでもお馴染みの女性シンガーソングライター、Bright Lights(ブライト・ライツ)をフィーチャーしたナンバー。
Bright Lightsとのコラボでは、下でも紹介しますが2013年にリリースした“Escape”や2014年のDash Berlin(ダッシュ・ベルリン)との“Somehow”ぶりとなりますね。
3LAU, Paris & Simo feat. Bright Lights – Escape
カナダ出身のEDMデュオ、Paris & Simo(パリス&サイモ)とのコラボで、Bright Lightsをゲストに迎えたナンバー。
アップロフティングなフェスティバル・アンセムとなっています!
ビッグルームとプログレッシブ・ハウスを融合させたようなサウンドにBright Lightsの透き通ったヴォーカルが非常に映えます!
この曲はBeatport(ビートポート)のTop 100で3位にまで上り詰めました!
3LAU feat. Yeah Boy – Is It Love
オーストラリア出身のしんがー、Yeah Boy(イエア・ボーイ)をフィーチャリングしたナンバー。
この曲に合わせて軽快なステップ踏む動画が色々アップされていますが、MNNはそのときに登場する光る靴が気になります!
この曲による収益は、3LAUが行っている慈善キャンペーン「Pencils of Promise」に寄付するとのことです。
Dash Berlin & 3LAU FT. Bright Lights – Somehow
オランダ出身のDJ、Dash Berlin(ダッシュ・ベルリン)とのコラボで、Bright Lightsがヴォーカルを務めています。
ドロップはDash Berlinメロディは3LAUの要素が現れた歌モノEDMに仕上がっています!
それにしてもBright LightsがフィーチャーされているEDMソングって外さないですよね!
3LAU & Nom de Strip feat. Estelle – The Night
ラスベガス出身のDJ、Nom de Strip(ノム・デストリップ)とのコラボで、イギリスのR&Bシンガー、Estelle (エステル)をフィーチャーしたナンバー。
Corona(コロナ)の1993年のヒット・ナンバー“Rhythm of the Night”をサンプリングしていますが、メロディックなサウンドと力強いドロップによってモダン・テイストにアレンジされています!
3LAU & Lazer Lazer Lazer – HSTFU
Lazer Lazer Lazer(レザー・レザー・レザー)とのコラボ・ナンバー。
「Hoe, Shut The Fuck Up」という掛け声からの鋭いエレクトロ・サウンドがカッコイイ躍動感たっぷりのキラー・チューンとなっています!
リミックス/コンピレーションアルバム『Dance Floor Filth 5』に収録されています。
3LAU feat. Emma Hewitt – Alive Again
オーストラリア出身のシンガーソングライター、Emma Hewitt(エマ・ヒューイット)をフィーチャーしたナンバー。
Armin Van Buuren(アーイン・ヴァン・ブーレン)のラジオ番組「State Of Trance」と最初に流れたことで一気に火が付きました!
Emma Hewittの天使のような歌声が優しいメロディと相まって心が癒されます!
3LAU – We Came To Bang feat. Luciana
イギリス出身のシンガーソングライター、Luciana(ルチアナ)をゲストに迎えたナンバー。
攻撃的なエレクトロ・サウンドに魅惑的なLucianaのヴォーカルが上手くマッチしています!
当時、コミカルでバイオレンスなPVでも話題となりました!
しかしこの曲、完璧主義者である3LAUからしたらもっと改良を加えたい点があったがリリースしてしまった曲らしく、この曲をきっかけに曲出すことにもっと注意深くなるようにしたそうです。
3LAU – Bang (Tiësto Bootleg)
Tiësto(ティエスト)によるブートレグ(個人的なリミックス)が入ったナンバー。
クラブでかかったら盛り上がりそうなエレクトロ・チューンに仕上がっています!
3LAUとTiëstoって結構イベントで一緒にプレイしたりすることが多いイメージで、仲も良さそうですね!
オススメのマッシュアップ&リミックス!
3LAUは現在オリジナル・ソングよりマッシュアップの方が沢山アップされています。
自分のことを完璧主義者だと語っており、他のアーティストたちがしていないことも全て自分ひとりで行いたいタイプらしく、ツアーのときは新曲のアイデアはあるもののなかなか取り組む時間がないため、シングルのリリースに時間がかかるそうです。
というわけで、数あるマッシュアップやリミックスのなかでMNNが好みのものを幾つかピックアップします!
The Chainsmokers – Don’t Let Me Down (3LAU Remix)
3LAUのリミックスのなかでもMNNが個人的に好きなのが、このThe Chainsmokers(ザ・チェインスモーカーズ)の“Don’t Let Me Down “のリミックスです!
原曲はドロップ部分がベースミュージックっぽい音なのですが、リミックス・バージョンはかなりチルな癒しサウンドとなっています!
Justin Bieber – Sorry (3LAU REMIX)
Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー)の大ヒットナンバーをリミックス!
テンポを上げたヴォーカルとメロディックなスタイルによって原曲を越えたとの声多数です!
Shawn Mendes – Stitches (3LAU Remix)
https://www.youtube.com/watch?v=3PROd2W32Ag
Shawn Mendes(ショーン・メンデス)のYouTube再生回数4億回超えの大ヒットナンバーもジャンルの垣根を越えたリミックスを手掛けてます!
この曲、結構切ない歌詞なんですが、リミックスの方がより感情が伝わってくるように感じます!
是非原曲と聴き比べてみて下さい。
3LAU vs Walk The Moon – Always Dance (3LAU Mashup)
Blindersの“Always (3LAU Mix)”とWALK THE MOONの“Shut Up and Dance”をマッシュアップしたナンバー。
個人的に好きな2曲だったので、それを上手く良いとこ取りで1曲にしてくれて嬉しいです!
3LAU x Galantis – How You Love U & I (3LAU Mashup)
3LAUの“How You Love”とGalantis(ギャランティス)の“U & I”という人気のナンバー2曲が上手く1つの曲に集約されています!
3LAUはこのようにリミックスだけでなく、マッシュアップのセンスも評価されています!
上で挙げてるマッシュアップは、3LAUがファンへ「バースデイギフトのお返し」として出した無料のコンピレーションアルバム『Dance Floor Filth 5』に収録されているので、彼の公式SoundCloudからゲットしちゃって下さい!
ここには挙げていないですが、全8曲収録でどれも完成度の高い仕上がりとなっています。
また『3LAU HAUS』という3LAUによるマッシュアップが凝縮された約30分間のポッドキャストも配信しているので、こちらも併せてチェックしてみて下さい!
おわりに
いかがでしたか。
『DJ Mag Top 100 DJs』で2014年に81位でエントリーし、2015年は126位の3LAU(ブラウ)。
今最も尊敬していアーティストはThe Chainsmokers(ザ・チェインスモーカーズ)だそうで、本当に面白い曲を作る彼らに負けないよう、みんなが驚くような曲を作っていきたいと意気込んでいます。
負けず嫌いで完璧主義者である3LAUの今後の曲が楽しみですね!
では最後に、3LAUが生涯で一番大好きなEDMソングだと語るスウェーデン出身の音楽デュオ、Max Eltoの“Shadow of the Sun (Mako Remix)”を聴いてお別れしましょう!
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