タイトルに衝撃を受けた方もいると思いますが、私も同じでにわかに信じられませんでした。
どうしてこんなことになったのか事の成り行きを説明したいと思います。
「ULTRA SINGAPORE」の裏側で一体何が!?
マイアミ発祥で今や世界各国で開催されている人気音楽フェスティバルのひとつ「Ultra Music Festival」。
先週末の6月10(土)と11日(日)には「ULTRA SINGAPORE」と「ULTRA KOREA」が初めて同時開催されました。
2015年にRoad To Ultra Singaporeとして初開催され、2016年に続きUltra Music Festivalとしては今回で2回目の開催となるこの「ULTRA SINGAPORE」で問題が起こったのです。
ULTRAのライブストリームを見ていた人は、急遽Don Diabloのライブストリームが中止になり「えっ?」と思われた方も多いでしょう。
実際4:15 – 5:45 でプレイする予定でしたが、5:15 – 5:45の30分だけのプレイとなりました。
数時間前にDon Diablo自身がマネージャーとツアーマネージャーとともに謝罪と経緯を説明した動画をFacebookに投稿しています。
まず今回セットが短くなってしまったのは北京からシンガポール行きの飛行機が遅れたのが原因。
前日に北京のクラブに出演し、翌日シンガポールに向けて出発しようとしていましたが飛行機遅延のために自分の出演時間に間に合わないことが分かりました。
そのときTwitterにも遅れることを伝えています。
遅れはしたもののなんとかシンガポールの空港に到着、そのときULTRA SINGAPORE側からメッセージが届いたのですがその内容は自分のセットに対してもう報酬はないこと、そしてもうイベントに歓迎されていないことが伝わる不快な内容だったそうです。
しかし彼自身ファンに対して申し訳なく思っており、自分を待ってくれているファンのためにと30分だけではありましたが、短縮したセットを行いました。
ちなみに空いてしまった4:15 – 5:15は後半Pendulumがライブステージに出演することもあって、Knife Partyが代役で出演するなどして埋め合わせてました。
しかしビデオの最後の方で、今回の件もあり今後はULTRAのイベントには一切出ないことを宣言。
しかもすでにこの先出演が決まっているULTRAのイベントにも出ない可能性まで出てきました。
9月16日(土)・17日(日)・18日(月・祝)に開催される「ULTRA JAPAN」にも出演予定ですが、一体どうなってしまうのでしょうか。
このようにアーティストがイベントやフェスに対して物申すのは過去に何度かありましたが、私たちは表の華やかな面しか知りませんが、裏ではスケジュールやお金のことなど計り知れない大変さやドラマがあるのだと感じました。
今はULTRAからの正式なコメントを待つしかありませんが、Don DiabloとULTRAの関係が修復してくれることを願うばかりです。
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