本日はまだキャリアが浅いにも関わらず、瞬く間にベースミュージックシーンで確固たる地位を築いたWooliについて紹介します。
目次
- 1 Wooliとは
- 2 Wooliのオススメ曲
- 2.1 Seven Lions, Wooli, & Trivecta – Island ft. Nevve
- 2.2 Seven Lions, Excision, & Wooli – Another Me ft. Dylan Matthew
- 2.3 Trivecta & Wooli – Falling
- 2.4 Wooli & Kompany – The Cave
- 2.5 Snails & Wooli – Snailephant
- 2.6 Wooli – Psyclone
- 2.7 TYNAN & Wooli – Harbinger
- 2.8 Wooli & Mastadon – Elephant March ft Travis Richter
- 2.9 Gammer – The Drop (Wooli Remix)
- 2.10 Excision & Wooli & Trivecta – Oxygen
- 3 おわりに
Wooliとは
Wooliとは、アメリカ出身のDJ/プロデューサー。
自身のサウンドをBrostepとRiddim Dubstepを混ぜた「Briddim」と呼んでいますが、ダブステップを中心にヘビーなベースミュージックを得意としており、マンモス(woolly mammoth)が足を踏み鳴らすようなパワフルなサウンドを象徴するかのようにゾウ/マンモスが彼のトレードマークとなっています。
友人であるアメリカ出身のデュオ、Dusty BitsのRyanとJakeが音楽制作をしていたこともあって音楽のプロデュースに興味をそそられ、2015年の12月にAbletonを購入して勉強をスタート。
もともと地元のクラブでDJをしており、当時は主にドラムンベースやハウスをかけていたのですが、次第に自分で作った曲をかけて自分自身をもっと表現したいと思うようになったそうです。
ちなみに今から15年位前の話になりますが、Wooliは兄によくドライブに連れて行ってもらっており、その車の中で兄がかけていたAndy Cのミックスがカッコよく、それがきっかけでドラムンベースにハマり、2010年頃からBassnectarなどのショーを見に行ってダブステップの魅力に浸かるようになったそうです。
音楽のプロデュースをスタートしてからは毎晩5、6時間YouTubeのチュートリアルを見ては練習しての繰り返しで、現在のスタイルを確立させました。
最も影響を受けたアーティストとしてKill the Noiseの名前を挙げていますが、WooliもKill the Noiseもアメリカ・ニューヨーク州北西部の都市 ロチェスターで生まれ育ち、Kill the Noiseの常に進化し続けるサウンドや色んなジャンルの曲も作れて成功もしており、ファンからサポートされている姿に憧れを持っていました。
他にもSkism, Skrillex, Bear Grillz, Ray Volpe, Porter Robinsonといったアーティストたちからもインスピレーションを受けたそうで、Skismの影響で4デッキに挑戦してDJを上手くなりたいと思い、Bear GrillzとRay Volpeは音楽面に関して良き指導者でブラザーのような存在でもあり、SkrillexやPorter Robinsonの才能は自身に大きな影響を与えてくれたと語っています。
意外にもいつも音楽を作るときはダブステップとはかけ離れたトランスやメロディックなジャンルの音楽、映画などからインスピレーションを受けるとのこと。
Wooliのメロディックな要素も取り入れたダブステップも素敵ですが、なんでもメロディックな音楽はWooliにとっての日記のようなものだそうで、自分が曲を作っているときの感情をリスナーにも感じ取ってもらうことが1番の目的だそうです。
2016年にはNGHTMREの“Holdin’ On To Me”をリミックスすると、Skrillexのレーべル/メディアプラットフォーム NEST HQに注目され話題に。
https://soundcloud.com/woolimusic/nghtmre-holdin-on-wooli-remix-ft-danny-win
さらに同じ年の9月、Wooliが最も影響を受け、憧れの存在でもあったKill the NoiseとNYのクラブで共演を果たしました。
2017年にはBear Grillzがアメリカ各都市を回るThe Voidツアーにも同行したほか、同年、ダブステップシーンの重要人物とも言えるExcisionから直々に声を掛けられてクラブのショーでサポートとして出演し、さらにExcisio主催のフェス Lost Landsにも出演。
すでにSeven LionsやExcision, FuntCase, Snails, Kompany, Mastadon, TYNANといったアーティストたちともコラボしたほか、Never Say Die RecordsやMonstercat, Ophelia Records, Firepower Records, Welcome Recordsなどの人気レーベルからも曲をリリースしています。
Wooliのオススメ曲
Seven Lions, Wooli, & Trivecta – Island ft. Nevve
アメリカ出身のプロデューサー、Seven Lionsとアメリカ出身のプロデューサー、Trivectaとのコラボで、女性シンガーのNevveをフィーチャーしたナンバー。
Seven Lionsによる多幸感のあるリードとWooli, Trivectaによるヘビーなベースサウンドのギャップが面白いメロディックダブステップとなっています!
Seven Lions, Excision, & Wooli – Another Me ft. Dylan Matthew
アメリカ出身のプロデューサー、Seven Lionsとカナダ出身のプロデューサー、Excisionとのコラボで、シンガーのDylan Matthewをフィーチャーしたナンバー。
上の“Island”のパート2とも言えるような似た構成のメロディックダブステップとなっていますが、エモーショナルなドロップのサウンドやDylan Matthewの繊細なヴォーカルが胸に刺さります!
Seven Lions, Excision & Wooli
価格: 200円posted with sticky on 2019.9.3
Trivecta & Wooli – Falling
アメリカ出身のプロデューサー、Trivectaとのコラボ・ナンバー。
この曲はSeven Lionsが2018年のBeyond Wonderlandで初披露して話題となった曲で、Seven LionsとKill The Noiseのコラボ曲“Cold Hearted”を彷彿とさせるサウンドとなっており、Trivectaが新しいロゴに変えてから初めてMonstercatから出した曲でもあります!
Wooli & Kompany – The Cave
アメリカ出身のプロデューサー、Kompanyとのコラボ・ナンバー。
Wooliが2017年3月にFirepower Recordsから出したEP『The Cave』に収録されているタイトルトラックで、凶悪的なダブステップがカッコイイ1曲です!
WooliとKompanyは昔からよく一緒に音楽を作っていて、お互いのスタイルに多くの共通点があることからコラボ曲もすんなりと出来上がるそうです!
そのため、Wooliが2018年に出したEP『Mammoth』の中でも、“Thicc Boi”等でコラボしたり、一緒にリミックスを手掛けたりもしています。
SLANDER & YOOKIE
価格: 200円posted with sticky on 2019.9.3
Snails & Wooli – Snailephant
カナダ出身のプロデューサー、Snailsとのコラボ・ナンバー。
Snailsが自身のレーべル Slugz Musicから出したEP『Slimeageddon』にも収録された1曲で、お互いの名前を合体させたタイトルのように2人のスタイルが上手く融合されたヘッドバンギング不可避のダブステップとなっています!
Wooli – Psyclone
WooliがKayzoのレーベル Welcome Recordsから初めてリリースしたナンバー。
サイトランスとダブステップをミックスさせた今までのWooliになかったスタイルに仕上がっています!
TYNAN & Wooli – Harbinger
アメリカ出身のプロデューサー、TYNANとコラボしたナンバー。
TYNANが2018年に出したEP『Pandora’s Box』にも収録されており、TYNANのダークなトラップ要素もバランスよく表れた激しいダブステップとなっています!
Wooli & Mastadon – Elephant March ft Travis Richter
オーストラリア出身のプロデューサー、Mastadonとのコラボで、アメリカ出身のシンガー、Travis Richterをフィーチャーしたナンバー。
タイトルの通り、ゾウの力強い行進を彷彿とさせるパンチの効いたダブステップがカッコイイ1曲です!
Gammer – The Drop (Wooli Remix)
イングランド出身のプロデューサー、Gammerのナンバーを公式リミックス。
Gammerが2018年のEDC Las Vegasでも披露していましたが、当初Wooliはライブ用のエディットして作ったそうですが、Monstercat及びGammerからの要望で、リミックスEPに収録されることになりました!
Excision & Wooli & Trivecta – Oxygen
Out September 13! https://t.co/OqGM6T4Oyj
— Excision (@Excision) 2019年9月1日
カナダ出身のプロデューサー、Excisionとアメリカ出身のプロデューサー、Trivectaとコラボしたナンバー。
この記事を書いているのが2019年9月3日で、来週金曜日の9月13日にリリースされる新曲です!
ExcisionとWooliは今年コラボEPをリリースする予定とのことで、“Lockdown”などのIDも収録されるのではないかと予想されます!
おわりに
いかがでしたか。
Wooliがどんなアーティストか少しは分かっていただけたでしょうか。
音楽プロデュースを本格的にスタートしたのは2016年、2017年頃とキャリアは短いのにも関わらず、すでに数多くの功績を残しているWooliの今後の活躍からも目が離せません!
またWooliのグッズも可愛らしくて人気なので是非チェックしてみて下さい。
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