本日はオランダ出身の注目プロデューサーで、今日本でも人気上昇中の「Strange Fruits」のレーべルオーナーでもあるSteve Voidについて紹介します!
目次
- 1 Steve Voidとは
- 2 自身のレーベル「Strange Fruits」は音もアートワークも可愛い!
- 3 Steve Voidのオススメ曲
- 3.1 Steve Void & TELYKast – Comfortable
- 3.2 Steve Void – Closure ft. Andy Marsh
- 3.3 Steve Void – Never Been Better
- 3.4 Steve Void – West LA
- 3.5 Steve Void & Louisa – Ain’t Got You
- 3.6 Steve Void, Austin – Without You
- 3.7 Steve Void & BEAUZ – Hide And Seek ft. Carly Paige
- 3.8 The Weeknd X Ember Island – Can’t Feel My Face (Steve Void Remix)
- 3.9 Ava Max – So Am I (Steve Void Remix)
- 4 おわりに
Steve Voidとは
Steve Voidとは、オランダ出身のプロデューサー。
本名はStef van Vugtで、ポップとEDMを掛け合わせたキャッチーなエレクトロポップなサウンドが多くのファンの心を掴んでいます。
幼い頃から音楽に強い興味を示したSteve Voidは、クラブで働いていた頃に毎晩DJがフロアを盛り上げている様子に魅了されてDJ/プロデューサーを目指すことを決意し、15歳の頃から自分で音楽を作り始めます。
大学1年生になるとマーケティング・コミュニケーションやイベント・マネジメントについて学びますが、その年の終わりに退学することを決め、2014年にMartin Garrixも卒業した音楽制作に力を入れているオランダの専門学校「Herman Brood Academy」に入学。
当時から誰か決まったアーティストに影響を受けたというわけではなく、旅先のカルチャーや風景だったり、普段からよく聴くというポップミュージックにインスピレーションを受けるのだそうです。
ちなみにSteve Voidは、サンプルパックのサブスクリプションサービス「Splice」やソフトシンセ「reFX Nexus」、「Serum」,「Sylenth」などのVSTを愛用しています。
2015年にThe Weekndの“Can’t Feel My Face”をリミックスすると、これがSoundCloudで1ヶ月以内に700万回以上も再生され注目を集めます。
その後、ブートレグを作ってSoundCloudにアップすいるとそれらの評価がとても良かったことから公式リミックスが決まるというケースで、“Shades of Grey”, “Can’t Feel My Face”, “False Alarm”といった楽曲のリミックスも手掛け、“Chemistry”や“Never Been Better”など多数のシングルをリリース。
また2016年にはMatomaのワールドツアーにサポートアクトとしてCheat CodesやSteve James, Baynkなどともに同行したほか、ヨーロッパやアメリカ、アジアなど世界各国でギグを行っています。
当時、APA Agencyというエージェント会社のFerry Raisと契約したのですが、Ferry Raisが同じくAPA Agencyと契約しているMatomaにSteve Voidのデモを幾つか送ったことで知り合い、ツアーに参加することも決まったそうです。
さらにSteve VoidはMatomaの“False Alarm”の公式リミックスも担当するなど、Matomaから絶大なサポートと信頼を置かれているのが分かります。
2017年には初日本版EP『Steve Void for Japan』をリリースしたことまでありますが、2019年9月現在まだ来日していないので近い将来、日本でもギグを行って欲しいですね!
自身のレーベル「Strange Fruits」は音もアートワークも可愛い!
Steve Voidが2018年に立ち上げた自身のレーベルが「Strange Fruits」。
Steve Voidは他のレーベルにない今の音楽シーンに欠けているものを凝縮して作ったレーベルだと語っており、価値のある音楽だと感じたものをリリースすることをモットーとしているため、本当にその曲が良いと思えばアーティストの知名度など関係なく契約しています。
また全てのリリースをより多くのリスナーに届けられるよう、アートワークやビデオなどのソーシャルパッケージやPRにも力を入れており、それが結果としてアーティスト、レーベルの成長にも繋がっているのです。
自身の楽曲もリリースしていますが、他のアーティストの楽曲を中心に毎週4、5つの新曲をリリースしており、2018年12月の時点ですでに100枚目のリリースを達成し、記念すべき100枚目の楽曲として自身の“Closure”をリリースしました。
https://www.youtube.com/watch?v=FTHgRCnL95o
「Strange Fruits」からは日本人プロデューサーの楽曲もリリースされており、MNNでもインタビュー記事を書いたPharienは2019年9月現時点で3曲をリリース。
さらに今後もFiftee WestやShunichi Komazuも同レーべルからのリリースが決まっています。
告知です!
この度、Strange Fruitsから曲がリリースされることが決まりました🍓🍊🍉
自分の目標だったレーベルにサインすることができてとても光栄です!
近々Strange FruitsからFuture Houseの曲がリリースされるのでお楽しみに👀 pic.twitter.com/Oi0hxKwgrl— Fiftee West (@FifteeWest) 2019年8月23日
次の次の曲で🍉Strange Fruitsというオランダのレーベルとも契約しました。今年、ヨーロッパ運強め🇳🇱 pic.twitter.com/D0TZEyasRQ
— Shunichi Komazu (@shunichikomazu) 2019年8月26日
Steve Voidのオススメ曲
Steve Void & TELYKast – Comfortable
LAを拠点に活動しているトリオ、TELYKastとのコラボ・ナンバー。
TELYKastとともにNatalie Majorの素晴らしい歌声を最大限に活かせられる方向を導き出したそうで、ギターの音がメインのダンスポップに仕上がっています!
Steve Void – Closure ft. Andy Marsh
Strange Fruitsからリリースされた100枚目のシングルで、シンガーのAndy Marshをフィーチャーしたナンバー。
ドリーミーなピアノのコードとAndy Marshによる上品なヴォーカルがマッチしたポップなナンバーとなっています!
Steve Void – Never Been Better
2017年にリリースした曲で、Steve Void本人が自信作と語っている1曲。
キュートで力強い女性ヴォーカルとドロップのヴォーカルチョップが特徴的なフューチャーベースよりのサウンドに仕上がっています!
Steve Void – West LA
この曲はSteve Voidが「Herman Brood Academy」に入学して2年目のときに作ったもので、Matomaが Coachellaでこの曲をかけたという知らせを受けたそうで、ブレイクするきっかけとなった曲のひとつでもあります!
Steve Void & Louisa – Ain’t Got You
女性シンガーのLouisaとのコラボ・ナンバー。
Louisaの魅惑的なヴォーカルとSteve Voidによる軽快でアップリフティングなフューチャーポップが抜群にマッチしています!
Steve Void, Austin – Without You
まだ10代の新進アーティストのAustinを迎えた新曲。
この曲を完成させるまでに何度も色んなバージョンを作たため発表するのに少し緊張したそうですが、それだけに想い入れの深い作品だとも言え、自身のStrange Fruitsからのリリースです!
Steve Void & BEAUZ – Hide And Seek ft. Carly Paige
アメリカ出身のデュオ、BEAUZとのコラボで、アメリカ出身の女性シンガー、Carly Paigeをフィーチャーしたナンバー。
和のエッセンスを取り込んだお洒落なダンスナンバーとなっています!
Steve Void, BEAUZ & Carly Paige
価格: 200円posted with sticky on 2019.9.13
The Weeknd X Ember Island – Can’t Feel My Face (Steve Void Remix)
カナダ出身のR&Bシンガー、The Weekndとスウェーデン出身のトリオ、Ember Islandのコラボ曲をリミックス。
「Steve Void」プロジェクトをスタートしてすぐに出したファーストシングルでもあります!
この曲は瞬く間に800万回以上再生されたのですが、この数字を見て自身の音楽の方向性は間違ってはいないことを理解できたそうです!
Ava Max – So Am I (Steve Void Remix)
アメリカ出身の女性シンガー、Ava Maxのナンバーを公式リミックス。
キャッチーなピアノのメロディも素敵な滑らかなダンスポップにアレンジしています!
おわりに
いかがでしたか。
Steve Voidがどんなアーティストか少しは分かっていただけましたでしょうか。
イギリス出身のバンド、The Vampsの楽曲の公式リミックスも手掛けるなどヨーロッパ全土で人気沸騰中のアーティストで、「Strange Fruits」からリリースされる曲はどれもオリティーの高いものばかりなので、今後の活躍に注目してみて下さい!
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