2020年2月29日、Steve AokiやCheat Codes, Deorro, Joachim Garraudなどのマネージャーを務めたMichael Theanneがこの世を去りました。まだ45歳という若さでした。
Michael Theanneはハイキングから帰宅している途中、ロサンゼルスの自宅の近くで倒れたそうですが、検死報告はまだ発表されていません。
Michael Theanneと言えば、2008年からSteve Aokiのマネージャーを務めてきたことでも有名で、Tomorrowlandへの出演やイビサのAmnesiaでのレジデント契約といったヨーロッパ各国のクラブやフェスへの出演を獲得するなど、Steve Aokiをトップアーティストへと導いた人物のひとりでもあり、2016年に公開されたSteve Aokiのドキュメンタリー『I’ll Sleep When I’m Dead』では、グラミー賞にノミネートされたこともあります。
上でも伝えたように、Steve Aokiだけでなく、Cheat CodesやDeorro, Joachim Garraudのマネージャーも務めましたが、それ以前は2000年から約8年間に渡って、DJ Magのセールスマネージャーを担当していたこともあります。
DJ MagのコマーシャルディレクターであるHeath Holmesによると、Michael TheanneがDJ Magの一員として働いていたときは、スペイン語を話せるという特技からシーズン中のイビサの雑誌も担当しており、夏の間は多くの時間をイビサで過ごしていたそうです。
また、雑誌関連やDJ Magのライセンス契約等で世界中を駆け回り、2007年には初めてブラジルでDJ Mag Brasilを出版させた実績まであり、シーンのことを本当に考えていたMichael Theanneを失ったことの悲しみを表しました。
2008年にDJ Magを退職した後は、自身のマネジメント会社「Seminal Music」を設立し、当時まだあまり名が知られていなかったSteve Aokiの才能を見い出し、マネジメントする最初のアーティストのひとりとして選んだのです。
彼がマネジメントしたSteve AokiやDeorro, Joachim GarraudはSNSで、Michael Theanneとの思い出や感謝の気持ち、哀悼の意が込められた写真付きの投稿をアップています。
妻と若い子どもを残してこの世を去ってしまったMichael Theanne。
そんなMichael Theanneの家族は本人の人生を称え、以下のような声明を出しています。
Michaelのとても温かく、愛情のこもった、寛大な精神は周りの人々に影響を与えたと思います。Michaelはこれからもずっと私たち、そして多くの関わってくれた人々の心と共にあります。ただ今は、私たち家族は愛する人の突然の死に向き合う時間が必要で、葬儀や告別式に関する情報については近日中にお知らせします。
Michael Theanneの安らかなるご冥福を心よりお祈りいたします。
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