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言わずと知れたダンスミュージック界のスーパースター DiploがZEROTOKYOに初登場!Diploがこれまで成し遂げてきた数々の偉業と軌跡をたどります!

言わずと知れたダンスミュージック界のスーパースター DiploがZEROTOKYOに初登場!Diploがこれまで成し遂げてきた数々の偉業と軌跡をたどります!

2024 年 2月 24 日(土)、説明不要のダンスミュージックシーンのスーパースター Diplo が新宿歌舞伎町の ZEROTOKYO に降臨!

数々の偉業を成し遂げてきた Diplo をひとつの記事だけで説明するのは難しいですが、彼の経歴や功績を軽く交えながら来日前に今一度 Diplo という人物について掘り下げたいと思います!

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地道な努力の積み重ねで成功者となったDiplo

ソロキャリアに加えて、Major Lazer や Jack Ü, LSD, Silk City, Thomas Wesley といった複数のプロジェクトを展開し、世界のトップアーティストたちの楽曲提供まで手掛けるなど、とにかく働き者で真の音楽愛好家でもある Diplo こと Thomas Wesley Pentz 。

 

13 回もグラミー受賞歴のある DJ /プロデューサー Diplo は、数え切れない程のヒット曲を飛ばし、今や世界中を飛び回っていますが、成功までには長い道のりがありました。

1978 年 11 月 10 日にアメリカ・ミシシッピ州テューペロで生まれ、7 歳から 14 歳までフロリダ州フォート・ローダデールで過ごしました。

両親はカントリーレコードとクリスチャン・ミュージックしか持っておらず、音楽に全く興味がない家庭だったのですが、父が唯一持っていた CD がオーストラリア のポップデュオ Air Supply だったこともあり、Diplo 自身も Air Supply が大好きだったそうです。

8、9 歳の頃に両親にマイアミ水族館に連れて行ってもらい、そこでエレクトロ系のブレイクダンスの音楽を聴いて、ブレイクダンサーになりたいと思ったこともあったのだとか。

フォート・ローダデールにはスカとパンクの巨大な音楽シーンがあり、毎週行われるパンクショーに夢中になったり、ラジオで頻繁に流れていたマイアミ・ベースとエレクトロミュージックにも興味を持ったほか、ヒップホップを聴いて音楽そのものがどのように作られているかを様々なレコードを聴いて分析して学び始めました。

現在は、機能が充実した DAW やソフトシンセ が色々あって、 YouTube でチュートリアル動画も沢山アップされていて、Oculus Quest で使用できる VR 音楽ソフトウェアまであったりと、音楽を作る環境が揃っていますが、Diplo が音楽制作をスタートしたときはまずはその方法を自力で学んだり、作成ツールを見つけるところから始めなければならず、24 歳まで自分の曲を出したことがなく、遅咲きの部類だったのです。

学生時代は映画館でのチケット売りやサブウェイでバイトしていましたが、24 歳の頃にはフィラデルフィアでソーシャルワーカーとして働きながら、自分の楽曲やミックステープを必死に売っており、ある日、イギリスの女性ミュージシャン M.I.A. と出会い、それが Diplo にとっての真の音楽キャリアの始まりとなりました。

M.I.A が 2005 年に出したデビュー・アルバム『Arular』やセカンド・アルバム『Kala』においても楽曲制作を担当したほか、2 人はプライベートでも一時期付き合っていたのですが、M.I.A との仕事の関わりが後の Diplo の音楽スタイルの基盤を作り上げたと言っても過言ではありません。(『Kala』にも収録されていて、Diplo が作詞作曲も手掛けた “Paper Planes” はグラミー賞にもノミネートされました。)

M.I.A. – Paper Planes

 

常に限界を押し広げ偏見を打破!

ルールを設けることが最も愚かだと考え、限界を押し広げるのが大好きだったため、ジャマイカに行って電子音楽を作ったり、メタルとサンバを組み合わせたり、ニューヨークにいたときにディスコ・ファンクとヒップホップを融合させた見たりと、型にハマらず自らルールを壊すスタイルを貫いています。

下で挙げている 3 作品はその代表例ですが、”Where Are Ü Now” は当時のメインストリームのポップサウンドを変え、”Lean On” ではダンスミュージックのサウンドに革命を起こしました。

Jack Ü, Justin Bieber – Where Are Ü Now

Skrillex and Diplo – "Where Are Ü Now" with Justin Bieber (Official Video)

 

Justin Bieber と一緒に出した最初のトラックが Jack Ü 名義で 2015 年に出した “Where Are Ü Now” なのですが、当時、Justin Bieber は世界で最も嫌われているアーティストのひとりだったものの、世間体は一切気にせず一緒に組んだところ、これが Diplo にとって最初のプラチナ・レコードとなったのです!

Major Lazer, DJ Snake, MØ – Lean On

Major Lazer & DJ Snake – Lean On (feat. MØ) (Official Music Video)

 

今や Spotifyで 19 億回再生という大快挙を成し遂げたダンスミュージックシーンに残る大ヒット曲を 2015 年に Major Lazer としてリリース。

この曲は、アラビアン要素を取り入れたエレクトロニックプロダクションのポップソングという斬新な試みが世界中でウケて、その年を代表するダンスレコードとなりました!

4th Album『Diplo』

2022 年に発表したセルフタイトルのアルバム『DIPLO』では、Miguel, Leon Bridges, Lil Yachty など、各音楽シーンのビッグネームをフィーチャーしたダンス・アルバムの最高傑作となっており、Diplo スタイルの集大成と言えます。

普段あまり接点のないようなアンダーグラウンドなテクノプロデューサーだったり、Coachella にも出演する次世代スターの TSHA, ソウル/ゴスペル・シンガーの Leon Bridges など、シーンを揺るがすために可能な限りベストな人材を投入。テック・ハウスの曲に人気ラッパーの Lil Yachty が参加したりと、ダンスミュージックにはルールがないことを示しました。

Diplo & Lil Yachty – Humble (Official Full Stream)

 

また、いつも人々をいい意味で混乱させるためにできる限りのことをしようと努力しており、常に目まぐるしく動き回り、飽くなく探求心を燃やしながら、新しいことへのチャレンジを止めることはありません!

音楽分野に精通した博学者的存在

やんちゃが過ぎて学校を何度も転校し、軍事学校にさえいた時期もある Diplo。

しかし、父親より本当に成功したいなら、必ず規律を設け物事を成し遂げるまで努力するべきだという教えは守り、音楽キャリアはじめの頃に自分自身をしっかりと管理したのです。

Dilo について、どのアーティストも口を揃えて言うのが “他の誰よりも一生懸命働く” ということ。

音楽などひとつのことに夢中になると、その背景や文化まで研究するのが好きで、まだインターネットが普及する前はレコード店に通い詰めて、レコードの購入と自分が理解するまで学習することに全ての時間を費やしてきました。

自分の生きる理由でもあるそうで、今尚、常に探求しており、学ぶことは辞めないと語っているのですが、これは Diplo が大学時代に人類学を学んでいたのも似たような理由でしょう。

唯一学びたかった人類学のプログラムを受けるために、フィラデルフィアへ引っ越して人類学で有名なテンプル大学に通ったのですが、ジャンルやシーンについても文化的背景など全てを理解しないと気が済まない性格で、ブラジルに行って自分の音楽にファンキ音楽を持ち込んだり、ジャマイカに行ってダンスホールを発見して取り込んだりと、音楽分野においても文化人類学者と言えます。

Major Lazer – Cold Water (feat. Justin Bieber & MØ) (Official Lyric Video)

 

ただ、ダンスホールを取り入れたときもそうでしたが、文化の流用だとして非難されることも少なくなく、公の場で口論に発展することもしばしばあります。

Diplo の言い分は、音楽に魅了され、その音楽について勉強し、学ぶことで成長してきたため、自分のスキルや知識などは全てリスペクトと愛に起因しており、その特異性をしっかりと理解した上だとしており、キング・オブ・ダンスホールの異名を持つジャマイカの Vybz Kartel とは 20 年近く現地でも一緒に仕事をしたりと、実際にその地を訪ね、学び、そこの人々と一緒に曲を作ることにエネルギーを費やしているのです。

複数レーベルを運営し新時代を切り拓く!

Mad Decent を 2006 年に設立、2019 年には Higher Ground をローンチし、両方のレーベルから自身及び、気鋭アーティストのトラック含め、あらゆるジャンルのサウンドを発信しています。

ブラジルの貧困街ファベーラの音楽シーンを調査するために M.I.A. らと共にブラジルへと足を運んだ際には、バイレ・ファンキ・ユニット Bonde do Rolê を見い出し、Mad Decent の第 1 弾アーティストとして送り出し、2007 年にはデビュー・アルバム『With Lasers』もリリースしましたが、バイレ・ファンキ(ファンキ・カリオカ)やエレクトロ、マイアミ・ベース、ヘヴィメタルなどあらゆるサウンドをごちゃ混ぜにした作品は世間に衝撃を与えました。

Dillon Francis, Yellow Claw, Valentino Khan, Good Times Ahead, Baauer, NGHTMRE, Ghastly, Moksi, Boombox Cartel, Party Favor, Born Dirty, Cesqeaux, TroyBoi, Anna Lunoe, Aluna, Sak Noel, Ape Drums などの楽曲もリリースしてきた Mad Decent は、Diplo が世界各国で出会った無数のサウンドを紹介するプラットフォーム的な役割も果たし、レーベルの成長と共に Diplo のソロキャリアも同様に成長を遂げたのです。

Steve Aoki, Diplo & Deorro – Freak (feat. Steve Bays) [Official Music Video]

 

一方、ハウスに特化した自身のレーベル Higher Ground は毎回、細部までこだわりぬかれたサウンドを提供しており、リリースの度に世界中のハウスミュージックファンを唸らせています。

Higher Ground からの記念すべき第 1 弾アーティストは Walker & Royce でダブブル・シングル “Rave Grave / The Biznes” を発表。

Walker & Royce & VNSSA – Rave Grave (Official Full Stream)

 

2019 年に Diplo が現地の音楽シーンを知るためにフィールドトリップでメキシコ・トゥルムへ行った際、Damian Lazarus のパーティーで大きな衝撃を受けたことも影響して、Higher Ground から最初に出たアルバムも Damian Lazarus によるものでした。

レーべル名は Diplo が 2019 年に Mad Dexent からリリースした4トラック EP『Higher Ground』に由来しており、全てのはじまりとも言えるハウスミュージックの先人たちに敬意を払うとともに、世界中のアーティストとともにこのジャンルをもっと推進することを使命としており、ADE はじめ、ロンドンやストックホルム、マイアミ、ロサンゼルス、トゥルムなど各国でレーベルショーケースを開催しているほか、人気オンラインゲーム『フォートナイト』内でもレーベルパーティーを行いました!

Fortnite Party Royale Diplo Presents: Higher Ground Concert

 

歳を言い訳にせず自分の限界に挑戦

Diplo が自分に限界や制約を設けないのは音楽に対してのみではなく、運動についても同じことが言えます。

ツアー中であってもサーフィンやトレーナー付きのスパーリング、ヨガのクラスを組み合わせてアクティブに過ごすのが好きという体力化け物でも知られており、2023 年に自身 2 度目となるマリブ・トライアスロンに参加した際には、水泳と自転車、マラソンの 3 つのセクションを 1 時間 25 分で完走。

 

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Diplo は自分自身への挑戦を楽しんでおり、年齢を重ねるほどに目標を立てることに快感すら覚えているようで、 DJ のパフォーマンスからもそこはかとないエネルギーを感じ取ることができます。

ツアー等で世界中を飛び回る多忙な毎日を送っていますが、3 人の男の子を持つ誇り高い父親でもあり、子供たちと一緒に過ごせる時間を少しでも捻出して親子の時間を大切にしている優しいパパでもあるのが、SNS の投稿からもうかがえます。

 

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ZEROTOKYOに初登場!

2024 年 2月 24 日(土)、数々のトレンドを生み出すスーパープロデューサー、Diplo が ZEROTOKYO の人気イベントのひとつ SOUNDGATE に登場することが決定しました!

普段から Diplo 名義の曲はもちろん、Major Lazer, Jack Ü, Thomas Wesley 名義の曲や新旧問わず、ハウスからヒップホップ、R&B までジャンルレスなセットを繰り広げていますので、予測不可能な選曲と音楽に対する情熱を感じられるパフォーマンスにも注目です。

ダンスミュージックシーン全体を牽引し、世界中のビッグフェスのヘッドライナーとして大活躍する Diplo を箱で見られるかなり貴重な機会となりますので、ぜひご参加ください!


2024.2.24(土) SOUNDGATE
@ZEROTOKYO
OPEN 23:00
HP: https://zerotokyo.jp/event/soundgate0224/
DOOR:¥7,000- ADV:¥6,000-(優先入場付き)
整列開始:22:00

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B4 Z HALL
Diplo
VJ:REAKS

B2 BOX
〈Bass / House〉
-Beginning-
SAKO / Reiss x AGU / HiTOMi / ITSUKI / ATAMI / NNTNK / Rikk

B2 R BAR
〈HOUSE / DISCO〉
KiRK / Gohlem / yuukero / OJ3 & Tuyetmizuno / ERIx2 / Bubby is HONE$T / FOOMIN’(Ginza member)/ Ryuga Nomoto(Ginza member)/ Kotti

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