以前、MNNで特集した『マスクやヘルメットを付けている一風変わったDJ10組を紹介！』という記事でMarshmello(マシュメロ)も紹介するべきだったのに取り挙げていなかったことを大変申し訳なく思っています。

Marshmelloはマシュマロをモチーフにしたマスクを付けているのですが、deadmau5(デッドマウス)やMike Candys(マイク･キャンディーズ)のように時折外したりすることはなく一切素性を明かしていません。

本日はそんなMarshmello(マシュメロ)について紹介したいと思います！

Marshmelloとは

Marshmello(マシュメロ)とは、謎に包まれた匿名プロジェクトで、既存のDJが別名義で活動しているのか新人アーティストなのかも公表しておらず、分かっているのはマシュマロのマスクを着けたDJということだけです。

とは言っても最近Marshmelloの正体が徐々に明らかになりつつあるので、それは後ほどお話します。

音楽のジャンルは「deep fluffy hybrid melodic sexy trap house」と本人が言っていますが、トラップやフューチャー･ベースなど色んなサウンドが混ざっていますがメロディックな一面もある、そんなユニークなサウンドとなっています！

彼の公式Facebookページで経歴を見てみると、

「I just want to make good music…that doesn’t require you knowing who I am(純粋に素晴らしい音楽を作りたいだけだから、私の正体が誰なのかなんて知る必要はないだろう)」

ちょ、セリフがカッコ良過ぎやしませんか！？

現在地も「the grocery store(食料品店)」としていたり、だいぶユーモアに富んだ人物です！笑

2015年に世界最大のダンスミュージック配信サイト、Beatport（ビートポート）が「Breakthrough Artist in 2015(2015年ブレイク間違いなしのEDMアーティスト)」としてMarshmelloを挙げました！

またリミックスのスキルも評価されており、DiploとSkrillexによる共同プロジェクト「Jack Ü」がJustin Bieberとコラボした“Where Are Ü Now”のリミックスは、多くの支持を獲得。

Adele(アデル)やAvicii(アヴィチー)、Zedd(ゼッド)、Ariana Grande(アリアナ・グランデ)など色んなジャンルの曲のリミックスも手掛け、独創性あふれるMarshmelloワールドを見せてくれました！

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=pDP3dpsUUVE

 

2016年に出したデビューアルバム『Joytime』は、iTunesのエレクトリック・アルバムチャートで1位、ビルボードチャートでもトップ5入りを果たす快挙！

同年、EDC(エレクトリック・デイジー･カーニバル)などのビッグフェスに出演したほか、世界中で単独イベントも行うなど今世界中が注目しているDJのひとりなのです！

Marshmello、ついに身バレか！？

Marshmelloの周辺人物の発言やファンによる写真解析などで、Marshmelloの正体がだいぶ明らかになってきました！

結論から言うとズバリ、アメリカ・フィラデルフィア出身のDJ、Dotcom(ドットコム)というDJで間違いないでしょう！

幾つか挙げる証拠とともに皆さんも判断してみて下さい。

ファーストネームが2人とも「クリス」！

Skrillexがインタビュー中に今自分の中で最もキテるアーティストとして挙げたMarshmelloと電話で会話したのですが、終わり際にMarshmelloのことを「Chris(クリス)」と呼びました。

ちなみにDotcomの本名は「Chris Comstock(クリス・カムストック)」。

さらにMarshmelloがTwitterで相互フォローしている親交が深いアーティストが3名(Jauz, Sikdope, Dotcom)いるのですが、その中で本名が「Chris」なのはDotcomだけなのです！

ファーストネームが一緒なこともあってインタビュー後、MarshmelloはDotcomではないかとファンの間で話題になりました！

誕生日も同じ！

Happy bday @marshmellomusic 🔨@getterofficial @jauzofficial @ookayx

SKRILLEXさん(@skrillex)が投稿した動画 – 2016 5月 20 5:45午後 PDT

Marshmelloの誕生日が5月19日。

Happy Birthday Mr. Binch. Gotta be classy on such a big day @iamDOTCOM @Ookayx @GetterOfficial pic.twitter.com/h6WC8NkI5q

— kayzo (@KayzoMusic) May 19, 2016

そしてDotcomの誕生日もまた5月19日なのです！

SNSでの繋がり強い！？

どういうことかというと、DotcomがFacebookで新しい曲の紹介や出演したイベントでのプレイ動画をアップしたとき、たいていMarshmelloが1番にコメントしています！

一度ならまだしも有名なアーティストとなると何度も1番のコメントをゲットするのって普通難しいですよね。

これには本人による自演自作なのではないかとの疑惑が強まりました！

マネージャーも同じ人物！

上の写真でMarshmelloの隣にいる人物はMoe Shaliziという方で、Marshmelloのマネージャーを担当しています。

このMoe Shaliziは、Marshmelloだけでなく、Dotcomのマネージャーでもあるのです。

他にもJauzやSikdope、Ookayなども担当しているのですが、全員MarshmelloおよびDotcomと仲が良いDJばかりですよね！

タトゥの位置が完全に一致！

https://twitter.com/TheFPIA/status/711762900537315328

これはさすがに動かぬ証拠！

2人とも右足の太ももという同じ位置に同じバラのタトゥを入れています！

Marshmelloよ、なぜそのダメージジーンズをチョイスした！？

まさかこれも計画のうち？(さすがにうっかりミスでしょうが。)

いずれにせよ、もうMarshmelloの正体はDotcomでほぼ決まりだと言えますね。

この間のEDCでMarshmelloがパフォーマンスの最後にマスクを外して、中からTiesto(ティエスト)が出てくるというサプライズもありましたが、声も違いますし、バックステージでTiestoとの打ち合わせ？画像が流出しているので、単なるパフォーマンスでしょう。

https://www.youtube.com/watch?v=6WuP0jY6LxM

 

胸板の厚さからも本人じゃないのは分かりましたが。笑

最終的に自ら正体を明かすのでしょうか。

フェスでプレイしている最中にマスクを外したりしたら盛り上がりそうですけど、そこらへんをどうするのかも楽しみです！笑

初来日 &「T2 SHIBUYA」でプレイ！

まだ来日を果たしていなかったMarshmelloですが、つい先日初来日し2016年6月24日(金)に東京を代表するクラブのひとつ「T2 SHIBUYA」にスペシャルゲストとして登場しました！

参加できなかったのが悔やまれるのですが、どんなプレイをかましてくれたんでしょうか。

フロアも1800人超えで、SNSを見る限りかなり盛り上がったみたいですね！

https://twitter.com/T2_SHIBUYA_MIXX/status/746398771823599616

自作のマスクを持参した熱狂的なファンもいたそうですけどクオリティの高さに脱帽です！

https://twitter.com/ryota_iwaida/status/746574297028657152

YouTubeにマスクの作り方の動画があったので載せておきますね。

 

彼の出演するフェスやイベントでは自作のマスクをよく見ますが、正直クオリティは様々。

でも出来栄えよりもその熱い想いが大事なんです！

皆さんも動画を参考にマスクを作って是非ULTRA JAPANで被って踊りましょう！

ULTRA JAPAN 2016に出演決定！

「T2 SHIBUYA」でのMarshmelloのパフォーマンスを見損ねた！と落胆している方に朗報！

もうご存知かと思いますが、今年2016年の9月17-19日に開催される「ULTRA JAPAN(ウルトラ・ジャパン)」に出演することが決定しました！

公式のフライヤーにも名前が挙がっています。

下で紹介するMarshmellの曲をULTRA JAPANまでに網羅して、本フェスに臨みましょう！

Marshmelloのオススメ曲

Marshmello – Keep it Mello ft. Omar LinX

Omar LinXをフィーチャリングしたEDM×HIP HOPなナンバー。

Omar LinXって、声は違いますがフロウがThe Game(ザ・ゲーム)に似ていますね！

Marshmello – Alone

メロディアスなフューチャー・ベース系のナンバー。

ゴリゴリのトラップの曲の合間にこれを挿まれたら痺れちゃいそうです！

Marshmello – CoLoUR

上の“Alone”とこの“CoLoUR”は個人的にビートの感じが好きです！

どちらもメロディックですが、こちらはスローテンポでラップが入っていても違和感なさそうです！

Marshmello – BoUnCE

ピアノの旋律が美しいメロディックだけどどこか切ないサウンドが心に刺さります。

しかしドロップは、下で紹介する“WroNg”のようにヘビーなサウンドが加わってくるので、この緩急があることでよりテンションを上げてくれます！

marshmello – FinD Me

「私を見つけて」というタイトルは正体を暴いてみなって感じの好戦的な意味なんでしょうか。

HIP HOP要素がありますね。Fetty Wap(フェティ・ワップ)のヴォーカルが合いそうなトラックに仕上がっています！

Marshmello – WroNg

ずっとスローテンポのメロディックサウンドが続くのかと思いきや、重低音も織り交ぜてきて、軽めのサウンドと可愛いヴォーカルサンプルとのギャップが面白いです！

Marshmello – Pr0

「Watch me popping like a pro」の永遠繰り返しのヴォーカルが印象的。

サウンドが常に変わっていき、色んなビートが次々と現れてきて聴いていてワクワクします！

MNNは個人的にお気に入りです！

marshmello- BLocKs

この曲を一言でいうと可愛い！笑

高音のエフェクトがかかったヴォーカルがキュートさを醸し出していて、曲の終盤に入ってくるシンセの音がこれまた気持ちいんです！

marshmello – ShOw YoU

幾重にも重なり合ったシンセの音が心地よくもあります！

marshmelloの曲のタイトルって、なんで小文字と大文字を組み合わせた読みにくい表記にしてるものが多いのでしょうか。

marshmello- TaKe IT BaCk

基本的に高い音で多く構成された曲で、Aviciiの”Waiting For Love”のドロップで入ってくるあの高音部分の音とメロディにちょっと似ていませんか。

 

marshmello – Summer

タイトルからある程度想像していたのですが、その想像をはるかに上回るアップリフティングで爽やかなチューンとなっていました！

聴いたら心が温かく幸せな気持ちになったのは私だけではないはず！

Duke Dumont- Need U (100%) (Jauz x Marshmello Remix)

イギリス出身のDJ、Duke Dumont(デューク・デュモント)の人気の爽やかナンバーもJauzとともにリミックスしました！

エフェクトのかかったヴォーカルのアレンジがクセになります！

おわりに

いかがでしたか。

Marshmello(マシュメロ)の曲は彼だけしか創り出すことのできない強いオリジナリティがありますよね！

先日のT2でのプレイで確実に認知度も上がったはずですし、Marshmello(マシュメロ)は近いうち日本でもブームがやって来そうです！

数ヵ月後のULTRA JAPANでまた日本に来てくれるので、それまでにMarshmelloのことをもっと知って参戦しましょう！