11月はクラブのアニバーサリーパーティーも各所で行われたりと多くのDJが来日してかなりアツい月になります!
なかでもMNNが注目したいのが、11月11日(金)にCamelot(キャメロット)で行われる「11th Anniversary Extra Day」というイベント。
MAKJ(マックジェイ)が最近出した新曲“Party Till We Die”はMNNのオススメ曲コーナーでも紹介したほか、“DERP”や“READY!” , “Encore”などEDMが好きなら誰しも一度は聴いたことがあるような名曲を数多く生み出した今最も勢いのあるDJのひとりです!
本日はMAKJについて紹介するとともに、「11th Anniversary Extra Day」というイベントにスポットを当てたいと思います!
MAKJのおさらい
現在26歳でエレクトロハウス系のサウンドを得意とするアメリカ出身のDJ、MAKJ(マックジェイ)。
日本でも人気の高いDJのひとりなので、ご存知の方も多いかと思います!
以前MNNでMAKJについて紹介したことがあるので、まずはこちらを読んでみて下さい。
>>>次世代のEDMシーンを担うDJ、MAKJ(マックジェイ)のおすすめ曲!
前回の記事に新たな情報を足して、ざっとMAKJについてまとめてみると、
- ①元カーレーサーという異色の経歴の持ち主。
- ②HardwellとコラボしTomorrowlamdのテーマソングに!
- ③テーマソングに選ばれた翌年、自身もTomorrowlandに出演!
- ④Showtekともコラボを果たす!
- ⑤DJ AMにスクラッチの術を習う。
- ⑥はじめはヒップホップをプロデュース。
- ⑦自身のレーベル「KENZ Records」を設立!
- ⑧キリンがアイコン。
- ⑨彼女とピザが大好き!
(クリックしたらその項目にスクロールされます。)
①中国・広東省に住み渡り10歳の頃からプロのカーレーサーとして活躍していましたが、15歳のときにマカオのクラブに遊びに行った際、衝撃を受けDJをしたいと思い転身!
夢を現実に叶えるため、レーサーとしてのキャリアを終えアメリカに戻ってからはLAにある音楽のプロダクションスクール「ICON Collective」に入りEDMについて学びます。
この学校には過去にMark Knighty(マーク・ナイティ)やMorgan Page(モーガン・パージ), Jauz(ジョーズ)やAPEK(エイペック)なども通っていたそうですよ。
12時間もパソコンと向き合ってトラックを制作するなどかなりの努力家で、学校でプロデュースのいろはを教わっては練習に励み著しいスピードで成長しました。
②オランダ出身の人気DJ、Hardwell(ハードウェル)とコラボした“Countdown”は、なんと2013年のTomorrowlamdのアンセムソングにも選ばれました!
それだけでなくこの曲は、リリースして3日でBeatport(ビートポート)のチャートで1位を獲得するほど大ヒットしています。
またその年のTomorrowWorldではHardwellとステージで共演し、この曲をプレイしました!
③EDMを作り始めるにあたって最終目標にしていたのが人気フェスティバルであるCoachella(コーチェラ)とTomorrowland(トゥモローランド)でプレイすること。
しかしすでに2014年の時点でどちらも達成してしまったのです!
④MAKJの代表曲のひとつでもあるM35とコラボした“GO”という楽曲。
まず2013年にアメリカ出身のDJ、M35とともに“Revolution”という曲を作ったことがあり、この曲は多くのDJにもサポートされヒットしました!
それから数ヶ月経ってMAKJが再びM35に声を掛け、また“Revolution”のようなヒット曲を作ろうと持ちかけて曲を作ったところ偶然Showtekがその曲を耳にし気に入ってくれ、その曲にShowtek要素が加わり“GO (Showtek Edit)”が出来上がりました!
⑤MAKJは、アメリカ出身の伝説的DJ、DJ AMにスクラッチの技術をはじめ多くを学んだだけに、セットでふんだんにスクラッチをいれてきます!
Turn down for whuwhuwhuwhu WHUT @djsnake @LilJon pic.twitter.com/zD5rWzJMqm
— MAKJ (@MAKJ) April 23, 2016
DJ AMといえば、Jennifer Lopez(ジェニファー・ロペス)、Leonardo DiCaprio(レオナルド・ディカプリオ)など、セレブのプライベート・パーティーのDJを依頼されるほどその卓越したスキルは認められています。
DJ AMは常に兄のような手厚いサポートをしてくれ、技術面もそうですがそれ以上に悩みや相談なども聞いてくれ大きな心の支えとなっていたと語っています。
⑥プロデュースを始めるにあたって最初は昔から聴いていたジャンルであるヒップホップを作っていたMAKJ。
ヒップホップからインスピレーションを受けることが多く彼の曲をよく聴いてみればちょいちょいヒップホップのサンプルが使われているのが分かります!
Deorroとの“Ante Up”なんか、タイトルからしてM.O.P.の“Ante Up”をもろにサンプリングしています。
Macbook Proで容易に作業ができること、自分ひとりで音楽を最初から最後まで作り上げることができること、そして徐々に積み重ねていくという点で学生時代に専攻していた建築学と似ていることもあって、EDMを作ることに決めたそうです。
⑦2015年に自身のレーベル「KENZ Records」を設立し、自分のレーベルから初のシングルとなる“Get Whoa”もリリースしたMAKJ。
自分の曲をリリースするプラットフォームとしてだけでなく、才能があるのに埋もれているアーティストが自分の曲をアピールできる場を提供するために作りました。
自分のように音楽に対して情熱を抱き成功を夢見ているアーティストの手助けをし、シーン全体の活性を図るMAKJの想いを感じられます!
この「KENZ Records」は音楽のジャンルに境界線を一切ひかず、ジャンル関係なくフレッシュな曲を発掘していくことにも力を入れています。
ちなみに“Get Whoa”は、Jack U(ジャック・ユー)の“Beats Knockin”にも客演したニューオーリンズ出身のラッパー、Fly Boi Keno(フライ・ボーイ・ケーノ)をフィーチャーしており、エッジの効いたシンセとハードなベースによりアグレッシブでインパクトのある曲に仕上がっています。
⑧アメリカ出身のDJ、Jauz(ジョーズ)が自分のアイコンをサメにしているようにMAKJはキリンをアイコンにしています。
Hahaha @Jauzofficial pic.twitter.com/QbsnOLHMdx
— MAKJ (@MAKJ) August 19, 2016
なんでキリンなのかというと、首が長いからです。笑
キリンの変装をしたり、キリンのぬいぐるみをDJブースに置いたりとキリンと関連した画像もいっぱいアップしています!
⑨昔は結構チャラチャラした写真も多かったMAKJですが、彼女ができてからは彼女と一緒の写真をよく上げていて一途な感じが伝わってきます。
イベントにもよく彼女を呼んでいるのですが最も大事な役割であるピザの宅配を行っています!笑
というのもMAKJはピザが大好きで、DJブースで食べちゃうこともしばしば。
専用のピザケースもあったりしてその大役を一番信頼の置ける彼女に一任にしているのです。笑
とまあ補足情報が多くなってしまいましたが、MAKJがどんな人物か分かっていただけたでしょうか。
最後にMAKJのセットについてですが、
今年2016年のULTRAやEDCなんかでもそうですが、1曲目はDerorroとコラボした“Ready!”を1曲目にかけることが多いです。
“Ready!”の途中でHardwellとの“Contdown”も挿んでくるのも鉄板ですね!(カウントダウン部分が終了してまた“Ready!”に戻します。)
得意のスクラッチも必ずどこかで披露してくれます!
I suck at scratching pic.twitter.com/BYSvQNY7Mk
— MAKJ (@MAKJ) April 6, 2016
またFatman Scoop(ファットマン・スコープ)の“Be Faithful”やDJ Khaled(DJ キャレド)の“All I Do With Win”, 50CENTの“P.I.M.P”といったヒップホップもかければ、最近ではValentino Khan(ヴァレンティーノ・カーン)とWiwek(ウィーウェック)の“Tropicana”などジャングルテラーまでかけたりします!
このようにMAKJは自分のヒット曲も混ぜつつ色んなジャンルの曲をかけるので、BPM(曲の速さ)もコロコロ変わる斬新なスタイルとなっています。
最近出したオーストラリア出身のDJ、Timmy Trumpet(チミー・トランペット)とアメリカのミュージシャン、Andrew W.K.(アンドリューW.K.)とコラボした新曲、“Party Till We Die”は間違いなくかかるので必ずおさえておきましょう!
MAKJ & Timmy Trumpe
価格: 250円
posted with sticky on 2016.10.30
そのほか、MAKJが自分のセットでよくかける曲として下の4曲は必聴です!
- TIGHTTRAXX & ETC!ETC! – Jungla
- LOUDPVCK & NGHTMRE – Click Clack
- Jay Karama – Keep Calm
- GTA – Booty Bounce(WATARU Edit)
あとは前回のMAKJの記事のオススメ曲コーナーで紹介した曲は、全部一通り聴いておいて下さい!
>>>次世代のEDMシーンを担うDJ、MAKJ(マックジェイ)のおすすめ曲!
Camelotの11周年イベント延長戦にMAKJ出演!
今月はじめの10月7日(金)から9日(日)の3連休に、渋谷の人気クラブ「Camelot(キャメロット)」の11周年イベントが開催されました!
この3日間は国内外から多くの豪華ゲストが出演し、特に10月8日(土)にスイス出身のDJ, EDX、10月9日(日)にはオーストラリア出身のDJ、Throttle(スロットル)とフューチャーハウスの重要人物2人が初来日&プレイし多くの観客を沸かせました!
国内からもBABY-T(ベイビー・ティー)やMarc Panther(マーク・パンサー), ANARCHY(アナーキー), DJ Kaori(DJ カオリ), Zeebra(ジブラ)なども登場し、幅広い層が楽しめる3日間となったのではないでしょうか。
十分すぎるほど豪華なメンツでお送りしてくれたCamelotの11周年イベントですが、
まだ終わりじゃないんです!!
11周年イベントの延長戦として、11月11日(金)に人気パーティーの「MOVE NIGHT」とコラボしたスペシャルイベント「11th Anniversary Extra Day」を開催することが決定!
さらにそんなスペシャルイベントにふさわしいゲストとして、上で紹介したMAKJ(マックジェイ)が出演します!
今年2016年の5月に「BLUE By Music Circus」で来日し多くの観客を魅了したMAKJがふたたび日本にやってきます。
11周年を迎えフロアも一新させたCamelotで、MAKJの迫力あるサウンドを思う存分体感してみてはいかがでしょうか!
“11th Anniversary Extra Day × MOVE NIGHT”
B3 スペシャルゲスト:MAKJ
B3 FLOOR ゲストDJ :Ando
B3 FLOOR DJ :Sixten / WORLD SKETCH / SASA / KOTANI /
B2 FLOOR DJ :TAKUMA / BANJO / IBUKI / Shigeki / SHO / MASA
営業時間: 21:00~midnight
システム:男性 3,500円/1D 女性 2,500円/2D
割引:男性 1,000円/1D(21:00-23:00) 女性は入場無料(21:00-24:00)
おわりに
いかがでしたか。
MAKJ(マックジェイ)がどんなDJなのかより詳しく分かっていただけたでしょうか。
Camelotの11周年延長戦イベント「11th Anniversary Extra Day」は11が並ぶ11/11(金)と非常に覚えやすい日にちとなっています!
すでにSNS等で話題となっており当日は入場規制もかかる場合もあるので、是非早めに入場してベストポジションでMAKJのプレイを味わってみて下さい!
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