今、SNS上で音楽プロデューサーたちが行っている「#PassTheBeat」というチャレンジをご存知でしょうか?
このチャレンジは、ひとりのプロデューサーがビートを作ったら、次のプロデューサーに渡して少しずつ音を加えていき、曲の一部を仕上げるというもので、プロデューサーだけでなく時にはシンガーたちも参加してヴォーカルを加える場合もあります。
今月、Marshmelloもこのチャレンジに参加しており、Benny BlancoやBoi-1da, Tainy, Tommy Brownらとともにハイクオリティな曲の一部を完成させて話題となりました。
https://twitter.com/marshmellomusic/status/1248787389712961537?s=21
先日、Skrillexもこのチャレンジに参加。
まずTommy Brownが滑らかなヴォーカルチョップで構成されたビート作った後、Charlie Puthがボコーダーを使ったヴォーカルの一部を追加。
その後、T-Pain特有のオートチューンを用いたヴォーカルを入れた後、Nick Miraも808でビートを追加しますが、最終的にSkrillexが加わったことで、トラップとムーンバートンを組み合わせたようなハイブリッドなサウンドに仕上がりました。
https://www.instagram.com/p/B_TOdiYHKtQ/?igshid=6v7oebtcij7r
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、アーティストたちもイベント等を自粛し、自宅にいることを余儀なくされていますが、そんな状況の中でもDJ配信を行ったり、バーチャルミュージックフェスティバルを開催したり、このようにリモートでコラボ曲を制作したりと、それぞれが自分たちにできることを探しています。
「#PassTheBeat」はエレクトロニックダンスミュージックシーンで活躍するアーティストだけでなく、R&Bやヒップホップシーンで活躍するアーティスト含め、色んなジャンルのプロデューサーたちが一丸となって取り組んでいるのが尚更素晴らしいですね。
このチャレンジはファンを楽しませるための企画だけに留まらず、是非実際にコラボ曲としてリリースされる日が来ることを願いたいです!
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